初心者におすすめのソロキャンプ場を紹介
複数で行う賑やかなキャンプも楽しいですが、1人で行うソロキャンプにもたくさんの魅力があり、非常に楽しいものです。ソロキャンプはほぼすべてのキャンプ場でできますが、初心者の中には周りの視線が気になってキャンプに集中できない、という人もいるでしょう。そういった人は場所を厳選する必要があります。そんな初心者の人に場所の選び方や注意点、人気のキャンプ場などを紹介します。
ソロキャンプを行う際の注意点
ソロキャンプの際の注意点について解説します。複数人で行う時と同様に、1人でのキャンプの際にも注意点があります。これらの注意点を守って楽しいキャンプを行いましょう。
荷物が多くなる
キャンプのスタイルにもよりますが、必要なもの全て用意すると荷物が非常に多くなってしまいます。特に初心者の人は、必要だと思われる物すべてを持って行った結果ほとんどの道具を使わなかった、ということもあります。そうなると荷物の準備に要した時間も労力も無駄になってしまいます。キャンプに行く前には一つ一つの荷物を何に使用するのか、それは必要なことなのかといった確認が重要です。
防犯対策
1人でのキャンプでは荷物番をする人がいません。そのため、お手洗いなどでテントを離れる場合には貴重品は必ず持ち歩く必要があります。キャンパーの中には人のものを盗るような人は少ないと思われますが、可能性はゼロではありません。実際に盗難被害も発生しているので貴重品の管理は徹底しましょう。
初心者におすすめの場所の選び方①
オートサイトの場所を選ぶ
キャンプ場の選び方にオートサイトを選ぶ、選び方があります。オートサイトとは車をサイトまで乗り入れることができるキャンプ場のことで、荷物が多くてもいちいち車まで取りに行く、という作業が短縮できるため、荷物が多くなりがちなデビューしたての人でも安心です。
避難場所として利用できる
キャンプ中に何らかのトラブルが発生したり、気温が低く寒くて眠れない日などは車の中に避難できます。もちろんサイト内で他の人が寝静まった時間帯に車のエンジンをかけてその中で休むのはマナー違反のため、絶対に行ってはいけません。しかし、車の中なら、雨風をしのげる上、周りの音も遮られるため静かな夜を迎えられます。
初心者におすすめの場所の選び方②
自宅からの近い場所
初めてのキャンプの際には、キャンプ場に到着してからもテントの設営などで時間がかかってしまうこともあります。そんな中、自宅から遠い場所を選んでしまうと、キャンプの楽しさよりも準備の大変さの方が印象に残ってしまいます。そうならないためにも、デビューしたての人は自宅からなるべく近いところを選びましょう。
移動手段に合わせた選び方
キャンプ場まで自家用車を利用したり、自宅から徒歩で行ける場合は移動手段に関して重要視する必要はありません。しかし、自家用車を保有していない人は公共交通機関を利用するなど移動方法も考慮する必要があります。公共交通機関を利用してキャンプ場まで行く場合は近くに駅がある場所やバス停がある場所など、移動手段に合った選び方も重要です。
初心者におすすめの場所の選び方③
設備の充実性
キャンプ場の選び方の一つに施設の充実性があります。トイレや炊事場など基本的な設備の他にお風呂やシャワー、ランドリーなどの施設が備わっているキャンプ場があります。デビューしたての人は初めてのキャンプで慣れないことが多く、テント泊に不快感がある人もいるかと思います。しかし、キャンプ場の施設が充実していれば、多少の不快感を払拭できるはずです。
レンタル品にも注目
キャンプ場選びでは施設の充実性とともにレンタル品の充実性にも気を付けましょう。レンタル品の中にはテントやタープなどのキャンプに必要な道具から、電源サイトで使える電気毛布などの便利道具などがレンタルできる場所もあります。万が一の忘れ物に備えてレンタル品が充実した場所を選びましょう。
関東のおすすめのソロキャンプ場①
内浦山県民の森
内浦山県民の森は関東地方でも人気が高い場所の1つです。キャンプ場をはじめ、体育館や遊歩道、お風呂やバーベキューなど様々な施設があります。テントサイトはオートサイトに加えて第一第二キャンプ場があり、いずれのサイトも自然に囲まれた静かな場所のためデビューにはお勧めの場所です。
キャンプ初めての人でも安心の設備
内浦山県民の森にはお風呂や宿泊施設など様々な施設があります。そのため、初心者でも快適なキャンプを楽しめます。キャンプで使える便利道具のレンタルもでき、万が一忘れものをしても心配ありません。駅からも近いため自家用車を利用しなくても行くことができる魅力的なキャンプ場です。
キャンプ場の基本情報
【住所】千葉県鴨川市内浦3228
【連絡先】04-7095-2821
【アクセス】JR外房線安房小湊駅から徒歩で約1時間
関東のおすすめのソロキャンプ場②
大子広域公園オートキャンプ場
このキャンプ場は関東にあるソロキャンプのおすすめの場所です。関東地方の中でも人気が高いキャンプ場で、運動広場やアスレチックなどがあり、四季を通して遊べる温水プールもあるため、1人でも十分楽しめます。また、炊事棟やシャワー棟などの設備もあるため、デビューしたての初心者の人にもおすすめです。
電源が使える個別サイトと自由に使えるフリーサイト
サイトが個別サイトとフリーサイトに分かれており、個別サイトはAC電源サイトで、電気の使用が可能です。また、オートサイトなので車の乗り入れもでき、荷物が多くなる、という人でも安心です。フリーサイトは区画が区切られておらず芝生内に自由にテントを設営することができますが、他の人の迷惑にならないよう配慮が必要です。
キャンプ場の基本情報
【住所】茨城県久慈郡大子調矢田15-1
【連絡先】0295-79-0031
【アクセス】東北自動車道那須ICから車で約1時間
関東のおすすめのソロキャンプ場③
氷川キャンプ場
氷川キャンプ場は東京都心から近い場所にある関東の人気キャンプ場です。河原にフリーサイトがあり、テントを設営することができますが、先着50名なので事前に予約しておきましょう。駅から歩いて行ける場所にあるため、電車でのアクセスも容易です。自然も豊かで、大自然を満喫できるため、自然の力によって疲れを癒すことができる関東の人気キャンプ場です。
充実したレンタル品
氷川キャンプ場では様々なレンタル品があるため、手ぶらでもキャンプを楽しめます。駅からも非常に近く、自家用車を所有していない人でもアクセスが容易です。周辺に温泉やコンビニ、飲食店などの店舗もあり、買い出しも容易で、初心者でも快適にキャンプができるためおすすめです。
キャンプ場の基本情報
【住所】東京都西多摩郡奥多摩町氷川702
【連絡先】0428-83-2134
【アクセス】JR奥多摩駅から徒歩で約5分
関東のおすすめのソロキャンプ場④
芦ノ湖キャンプ村
神奈川県の芦ノ湖キャンプ村はソロキャンプに適した関東の人気キャンプ場です。芦ノ湖のすぐ目の前にあり、自然が豊かで静かな雰囲気に包まれています。おしゃれなケビンや別荘風のコテージなどの施設もあり、本格的なキャンパーからデビューしたての初心者の人まで幅広く人気がある関東の人気キャンプ場です。
初めてのソロキャンプでも安心の設備
芦ノ湖キャンプ村には森のレストランというレストラン、雨天でもバーベキューができるバーベキューハウス、シャンプーやボディーソープが備え付けられている浴場など初めての人でも安心の設備が数多くあります。また、売店もあり、買い忘れがあってもキャンプ場内で買い物ができます。そして最大の魅力である芦ノ湖をはじめとした大自然。自然を満喫することでストレス発散にもなるので是非訪れてみてください。
キャンプ場の基本情報
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
【連絡先】0460-84-8279
【アクセス】東名高速道路御電場ICから車で約30分
関西のおすすめのソロキャンプ場①
下北山スポーツ公園キャンプ場
下北山スポーツ公園キャンプ場は、奈良県のキャンプ場でアーチ式ダムである池原ダムの近くに位置する関西の人気キャンプ場です。キャンプ場の他にもスポーツができる体育館やグラウンド、テニスコートなどがある上、ロケーションが印象的なゴルフ場などがあります。都会の喧騒から離れて静かなキャンプができる関西の人気キャンプ場です。
抜群のロケーションと充実した設備
下北山スポーツ公園キャンプ場の最大の魅力は何といっても池原ダム湖とダム下から眺めるロケーションです。ダムの上にある平成の森から眺める池原ダム湖はまさに絶景です。ダムの下から見上げるのも、某アニメに登場する壁を彷彿とさせるような迫力を体感できます。また、設備が非常に充実しているため、初めての人でも安心したキャンプができる関西の人気キャンプ場です。
キャンプ場の基本情報
【住所】奈良県吉野郡下北山村上池原1026
【連絡先】07468-5-2177
【アクセス】紀勢自動車道 紀伊長島ICから車で約1時間半
関西のおすすめのソロキャンプ場②
つつじの里荒滝
つつじの里荒滝は三重県のキャンプ場で広大な敷地で大自然が満喫できる関西でも人気が高い場所です。キャンプだけでなく、ハイキングや釣り堀、バーベキューなども楽しめます。釣った魚をバーベキューで塩焼きにして食べることも可能です。夏には渓流での水遊びや小さい子供でも安心の浅めのプールが設置されます。
自然を満喫できる静かなキャンプ場
つつじの里荒滝は、大自然を満喫できるため、多くの人から高い人気を誇ります。透明度が高い渓流の水、迫力がある荒滝、3つに分かれたハイキングコースなど豊富な見どころがあります。ハイキングコースはそれぞれ散歩気分で歩ける荒滝不動尊コース、荒滝を回る荒滝コース、つつじの群生地を回る荒滝周辺コースです。スタッフもいるため初めての人でもテントの張り方など困ったことがあれば教えてくれますよ。
キャンプ場の基本情報
【住所】三重県松阪市飯高町赤桶1076-3
【連絡先】0598-46-0166
【アクセス】東名阪･伊勢自動車道 松坂ICから車で約45分
関西のおすすめのソロキャンプ場③
ハイマート佐仲オートキャンプ場
ハイマート佐仲オートキャンプ場は兵庫県にある広大なキャンプ場で、関西でも高い人気を誇ります。目の前の佐仲ダム湖は関西屈指のワカサギやヘラブナの釣り場でもあり、関西では大人気スポットです。キャンプ場内には民宿や食事処もあり、地鶏や猪肉などのご当地グルメを囲炉裏を囲んで食べます。この斬新な食事スタイルも人気の理由の1つです。
充実した設備で初めての人でも安心
テントサイトでは自由にテントを設営して各々が好きなようにキャンプが楽しめます。また、車を直近まで乗り入れられるため、荷物が多くなりがちなキャンプデビューしたての人でも安心です。Wi-Fiを使用できるのも魅力の1つ。レンタル品も充実しているため、初めての人でも安心してキャンプが楽しめます。
キャンプ場の基本情報
【住所】兵庫県丹波篠山市小坂459-3
【連絡先】079-593-0888
【アクセス】舞鶴若狭自動車道 丹南篠山口ICから車で約15分
関西のおすすめのソロキャンプ場④
ウッディパル余呉
滋賀県のウッディパル余呉には、子供が遊べるアスレチックや、グラウンドゴルフやパターゴルフ、ご当地グルメが楽しめるレストランなど様々な見どころがある関西の人気キャンプ場です。自然が豊かでテントサイトは車の乗り入れが可能なオートサイト、冬はゲレンデとして利用されるフリーサイト、高台にある樹間区間サイトの3サイトに分かれておりそれぞれに魅力があります。
3つのサイトにそれぞれの魅力
ウッディパル余呉にはオートサイト、樹間区間サイト、フリーサイトの3種類のサイトが存在します。オートサイトは車を傍まで乗り入れられるため、荷物が多いキャンプデビューしたての人でも安心です。樹間区間サイトは通行量が少なくプライベートが最も確保されている静かなサイトです。フリーサイトは最も安価で、初めての人からも高い人気を誇ります。
キャンプ場の基本情報
【住所】滋賀県長浜市余呉町中之郷260
【連絡先】0749-86-4145
【アクセス】北陸自動車道 木之本ICから車で約10分
キャンプデビューした人は野営もおすすめ
キャンプが初めての人は自宅の近くでの野営を行って練習してみましょう。野営とはキャンプ場以外の場所でキャンプを行うことで、キャンプ場にはないような魅力があります。一般的に野営は上級者がすることだと思われていますが、実は初心者の人の練習として行うこともできるのです。そんな野営の魅力について紹介します。
サバイバルができる
サバイバル生活に興味がある人は是非野営を行ってみてください。キャンプ場では味わえないようなサバイバル環境でのキャンプができます。注意点もありますが、誰にも邪魔されずに静かな環境での野営もできます。キャンプ場デビューの前にサバイバルを味わってみてはいかがでしょうか。
1人で静かな時間を過ごせる
野営は基本的に1人で行います。そのため、1人で落ち着いた静かな時間を過ごせる、という魅力があるのです。日々の仕事の忙しさを一時忘れることができるのでストレス発散にもなります。また、野営を行う場所が森の中など自然に囲まれている場所の場合は大自然を満喫できる、という魅力もあります。
キャンプ初めての人がキャンプの練習ができる
初めてキャンプを行う人の中にはいきなりキャンプ場は行きにくい、という人もいるでしょう。そんな人は自宅から近い場所にテントを設営して一晩宿泊してみましょう。野営はキャンプ場デビューのための練習もできるのです。自宅から近い場所にテントを設営すれば、問題が発生しても中断して帰宅することもできます。
野営ができる場所とは？
自宅の近くであればキャンプデビューしたての人でも安心して野営ができます。しかし、野営は私有地ではできません。自分の私有地なら問題ありませんが、人の私有地で野営を行った場合、警察にお世話になってしまいます。そのため、野営を行う際には公共の場所で行う必要があるのです。ここからは野営ができる場所について紹介します。
野営におすすめの場所①公園
公園は比較的野営が行いやすい場所です。トイレや水道などの設備が整っている公園もあるため、比較的快適に過ごすこともできます。しかし公園によってはテントの設営が禁止されている公園もある上、人に遭遇する可能性も多いため警察に職務質問されることもあります。テントの設営が禁止されていない公園かつ人通りが少なくなる夜間に行うことをおすすめします。
野営におすすめの場所②河原
悪天候時は絶対にテントを設営してはいけませんが、天候が良い日が続いている日などは河原や河川敷でも野営ができます。場所によってはトイレなどの設備が整備されていることもあり、比較的快適に野営を行えます。しかし、夏場のシーズンを迎えると、人が多くなってくることが多いため、静かな野営が行えなくなることもあります。
野営におすすめの場所③道の駅
少数ではありますが、道の駅の中にはテントの設営ができる場所があります。しかし、道の駅は元々車の運転手の休憩所という扱いのため、テントの設営が許可されていない道の駅もあります。その場合は念のため、許可をもらっておきましょう。許可がもらえない場合は夜中のうちに設営撤収するか、場所を変えることをおすすめします。
野営におすすめの場所④海水浴場
夏の海水浴シーズンは多くの海水浴客でにぎわう海水浴場ですが、オフシーズンには場所によってはほとんど人が訪れない静かな雰囲気となります。そんなオフシーズンの海水浴場は野営場所に最適ともいえるでしょう。トイレなどの設備が設置されていることもあり、快適な野営ができます。しかし、中にはテントの設営が禁止されている場所もあるため注意が必要です。
ソロキャンプは場所選びが大切
ソロキャンプ場の選び方や関東と関西にあるソロキャンプにおすすめのキャンプ場を紹介しました。ソロキャンプは1人で静かな時間を過ごせる、大自然を満喫できる、といった魅力があります。複数人で盛り上がりながら行うキャンプも楽しいですが、落ち着いた時間を過ごしたい、という人はソロキャンプがおすすめです。ソロキャンプで自由で静かな時間を過ごしてストレスを発散させましょう。
ソロキャンプで使える便利道具が気になる人はこちらもチェック
ソロキャンプでは様々な便利道具があります。便利道具を使えばソロキャンプがより楽しくなります。そんなソロキャンプで使える便利道具について気になる人はこちらの記事もチェックしてみてください。ソロキャンプで使える便利道具の情報が詳細に掲載されています。是非参考にしてみてください。
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