今、マスクが必需品です
新型コロナウイルスの影響で、日常生活の中でのマスクが常識となってきました。なぜマスクが必要なのか。まずは、新型コロナウイルスの感染防止の3つの基本感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」の3つの基本をご紹介します。
身体的距離の確保
今では皆さんご存知かもしれませんが、人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空けてください。スーパーやお店では、会計のレジ並びのために、線などが引いてありますよね。また、遊びに行くなら、屋内より屋外を選びましょう。そして、会話をするときには、真正面をできるだけ避けましょう。
マスクを着けよう
外出するときには、必ずマスクを着用しましょう。屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用することが大切です。
手洗い
家に帰ったらまず、手や顔を洗いましょう。そして、できるだけすぐに部屋着に着替えることが大切です。できれば、シャワーを浴びるとより効果的です。手洗いは、30秒程度かけて、水と石けんで丁寧に洗ってください。アルコールなどの手指消毒薬を使用すれば安心ですね。
マスクは大きく分けて3種類
一概にマスクといっても、さまざまなマスクがあります。一般的にマスクには、私たちが日常的に使用している、家庭用マスク、医療従事者が使っている、医療用マスク、そして、産業用マスク(防塵マスク)の大きく分けて3種類あります。いつ、どこで、だれが使うかによって、使い分けています。
家庭用マスク
毎年インフルエンザや花粉の時期になると見かけるマスク。私たちが日常的に使っているマスクです。素材だけでなく、プリーツがあるなし、大人用や子供用など、種類が豊富です。長時間つける必要がある人にとっては、自分に合ったフィルター性能や通気性などを考えて選ぶことができます。
布製のマスク
主にガーゼや綿などの生地で作られたマスクで、今回ご紹介する自作の手ぬぐいマスクも、布製のマスクになります。洗濯できるので、何度も使用できることが最大の特徴です。生地の種類によっては、保湿や保温効果、逆に冷却効果のあるものもあります。ただ、ウイルスや菌が通過しやすいというデメリットがあります。
不織布(ふしょくふ)マスク
一般的に私たちがよく使用している、使い捨てマスクです。不織布(ふしょくふ)マスクは、ウイルスや菌が通過しにくいというメリットがあります。プリーツのあるなし、100均などで購入できるものなどさまざまな種類があります。コストや性能などで、自分好みのマスクを選べることが特徴です。
医療用マスク
医療従事者には必要不可欠なマスクです。主に医療現場で使用されている、感染防止用のマスクです。新型コロナウイルスの拡大により、医療用マスクが不足していることが大きな問題となりました。
産業用マスク(防塵マスク)
私たちが日常的に見かけることは少ないかも知れませんが、主に工場などで防塵対策として使用されているマスクです。
布製のマスクでも着けている意味がある
鼻やあごの周りにすきまがあるだけで、目に見えない微小な粒子(ウイルス)はマスク内に入ってしまいます。不織布(ふしょくふ)マスクも、着け方に注意をしないと効果がなくなってしまいます。布製のマスクなど、日常生活で馴染みがあるマスクのほとんどは、残念ながら正式な感染予防用に作られていません。
布製のマスクでも防ぐことができる、2つのこと
1つめは、手ぬぐいマスクなどの布製のマスクでも、くしゃみや唾などウイルスを含んだ大きな飛沫を直接吸い込むことを防げることです。そして2つめに、ウイルスが付着した物に触れた手で、鼻や口を触ることを防ぐことができるということです。
すきまのないマスクの着け方が重要
密閉された空間など、感染リスクの高い場所に行くときは、より適したマスクを選ぶようにしましょう。重要なのは、マスクと皮膚との間にすきまができないように着用することです。それぞれのマスクの特徴を知って、使い分けることが大切ですよね。
手ぬぐいで簡単マスクの作り方講座
今回は、手ぬぐいで簡単マスクの作り方講座と題して、手縫いで簡単マスクを3種類ご紹介します。その中でも一番簡単なのは、折り方さえわかれば、縫わずに作れる、手ぬぐいマスクです。その他に、ミシンを使わず、手縫いで作れる、プリーツのあるマスクと、プリーツのないマスクをご紹介します。
歴史のある手ぬぐい
手ぬぐいの歴史は長く、江戸時代、木綿でできた手ぬぐいは丈夫で使いやすいと、庶民の生活必需品となりました。手ぬぐいは、江戸時代におしゃれアイテムとしても普及しました。手ぬぐいは、タオルやハンカチとしての役割だけでなく、緊急時には裂いて包帯に使うなど、江戸時代の生活には欠かせないものでした。
手ぬぐいのマスクは最適です
手ぬぐいは、保水力があり、薄くて通気性がよいというのが特徴です。そのため、ハンドメイドで自作の布製のマスクを作るには、もってこいの生地なのです。手ぬぐいは速乾性があります。そのため、手ぬぐいで作った布製のマスクは、洗ったあとも雑菌の繁殖を抑えることができ、衛生的に使えます。
大人&子供用:手ぬぐい1枚で簡単マスクの作り方
今回は、ハンドメイドの自作マスクの材料として、手ぬぐいを使います。手ぬぐいなどを使っている、布製のマスクは、ウイルスや細菌を透過させてしまうというデメリットがあるため、バリア性能をうたえないものがほとんどです。それでも布製のマスクには、一定の効果があるのです。
手ぬぐい1枚で作れます
折り方を知っていれば、手ぬぐい1枚で作れる、簡単マスクの作り方。型紙はいりません。ハンドメイドしたいけど、縫うのが苦手という方におすすめです。作り方は簡単です。耳にかけるヒモを作り、マスク本体を作ります。耳にかけるヒモとマスク本体を合わせて、ヒモを結べば完成です。
大人&子供用:手ぬぐいで簡単マスクの作り方
手ぬぐいなどで作った布製のマスクは、着けている効果があるのかと、不安になりますよね。布製のマスクには、せきやくしゃみなどの飛散を防ぐ効果があります。また、手指が口や鼻に触れるのを防ぐことができるため、感染拡大を防止する効果もあるのです。
折り方を変えると、サイズが変わります
折り方を変えるだけで、顔に合わせてサイズを調整できるのが特徴です。子供には、同じ手順で、小さいサイズの手ぬぐいやハンカチを使って作れます。作り方は簡単です。手ぬぐいを半分にたたみ、中心に向かって上下をたたみます。中心をつまんで少し折り上げて、輪にした平ゴムを通して左右をたためば完成です。
大人&子供用:手ぬぐいで簡単立体マスクの作り方
プリーツなしの手ぬぐいで簡単マスクを作るためには、型紙が必要になります。型紙は、1度作ってしまえば、そのあと何度も使えるので便利です。型紙には大人用と子ども用があります。今回は、手縫いで作る、プリーツなしの手ぬぐいで簡単マスクの作り方をご紹介します。
手縫いで簡単に作れます
まずは型紙作りです。大人用と子供用、必要なサイズの型紙を作ってください。作り方は簡単です。型紙を生地の上に置いて、裁断します。中表にして、縫い合わせ、マスクの中心をアイロンかけします。そして、表、裏を縫い合わせます。次に、マスクのカーブに切り込みをいれます。ひっくり返してアイロンをかけ、ゴム通箇所のまつり縫いをしたら、ゴムを通します。最後に結び目を隠せば完成です。
大人用:手ぬぐいで簡単立体マスクの作り方
不織布(ふしょくふ)マスクは使い捨てが多いため、ゴミが多く出てしまい、環境問題にもつながってしまいます。しかし、布製のマスクでは、感染予防などの効果が低いということもあり、心配ですよね。布製のマスクにもメリットがあります。布製のマスクは、喉や鼻などの呼吸器を湿潤させることができます。そのおかげで、今回ご紹介する、手ぬぐいで作る、手縫いの布製のマスクでも、風邪などにかかりにくくする効果があるのです。
型紙を使って、簡単に作れます
今回の型紙は、自分で使用したいマスクをもとに、作っていきます。作り方は簡単です。型紙を切り、それに合わせて、手ぬぐいと、裏地にあたるガーゼの両方の布を切ります。今回はミシンを使っていますが、もちろん手縫いで作ることもできます。手縫いのときには、縫ったあとに縫い目をしごくことを忘れないでください。表地と裏地を重ねて、縫い合わせます。表に返したら、ゴムひもを通す部分を折り、縫って、ゴムひもを通したら、できあがりです。
大人&子供用:手ぬぐいで簡単立体マスクの作り方
布製のマスクは洗濯できるため、繰り返し使用できます。また、店頭でマスクが手に入らないときでも、ハンドメイドで自作の布製のマスクを作ることができます。医療機関や高齢者施設など、マスクの着用が不可欠な人たちには、必要な分だけ届けなければいけません。そのためにも、自作で布製のマスクを作るなど、自分たちでできることには、積極的に取り組みたいですよね。
マスクを作るのが初めての人におすすめ
ハンドメイドで作る、初心者向けの手縫いで簡単マスクの作り方をご紹介します。型紙も必要ありません。手ぬぐいを裁断する時に、大人用、子供用など、作りたい大きさに合わせて切ってください。作り方は簡単です。なんと、たった4ヶ所縫うだけで作ることができます。手ぬぐいをカットしたら、裏に合わせて、縫っていきます。縫えたら、裏返します。両端にゴム通しを作り、ゴムを通したら、できあがりです。
大人用:手ぬぐいで簡単プリーツマスクの作り方
ハンドメイドの手ぬぐいマスクの作り方の多くでは、ミシンを使っています。ミシンで作れるものは、もちろん手縫いでも作ることができます。自作の良さは、サイズを変更できることです。大人用でも子供用でも、作り方を覚えれば型紙を用意する必要がないので、簡単に作ることができます。今回はプリーツありの布製のマスクの作り方をご紹介します。
ミシンがなくても作れます
今回は、ミシンやアイロンを使うことなく、簡単に手縫いで作れるマスクをご紹介します。針と糸、手ぬぐいとゴムさえあれば、簡単に作ることができます。手ぬぐいをマスク本体分として、16㎝×19.5㎝を2枚、横パーツとして、6㎝×12㎝を2枚、裁断していきます。縫い合わせたあと、プリーツを作っていきます。このとき、洗濯ばさみを使いますが、プリーツの折り方に気をつけましょう。横パーツ布を合わせ、縫っていきます。ゴムひもを通せば、完成です。
大人&子供用:手ぬぐいで型紙不要マスクの作り方
手ぬぐいは、カラーや柄のバリエーションが豊富です。また、折り方さえわかれば、大人用や子供用のサイズに合わせて、手ぬぐい1つで、簡単にマスクを作ることができます。ハンドメイドで、自作のマスクを作りたい方には、手ぬぐいがおすすめです。100均で簡単に手に入ることも嬉しいですよね。
折り方が重要です
ポイントは、中表にひっくり返したとき、表生地がきちんと表面にくるよう、中布を重ねる順番に気を付けることです。作り方は簡単です。裏布同士を合わせ、縫っていきます。今回はミシンで塗っていますが、もちろん手縫いで作ることもできます。そして、プリーツを作ります。プリーツを作るとき、折る長さの違いに注意してください。プリーツを縫い終わったら、ゴムを置き、ゴム通し口を縫っていきます。大人用や子供用、それぞれのサイズに合わせてマスク用ゴムを結んだら、完成です。
大人&子供用:手ぬぐいで簡単マスク4つの作り方
手ぬぐいの形は長方形のため、マスクを作るために裁断しようとすると、無駄が出てしまうことがほとんどです。そこで、今回の手ぬぐいで作る布製のマスクの作り方では、手ぬぐいの大きさを最大限に利用し、大人用、子供用とサイズの異なるマスクを全部で4つ、作ることができます。
プリーツの折り方がポイント
今回は大人用の布マスクの作り方です。 100均の手ぬぐいを使うと、大人用でも、4枚のマスクを作ることができます。そして、1枚当たり約50円(ゴム紐など含めて)で作ることができるのも嬉しいですよね。作り方は、簡単です。4枚に裁断した手ぬぐいを、裏布を合わせて縫っていきます。そのあと、表に返します。今回はワイヤー入りのマスクを作っていきます。上の真ん中部分に合わせて、ワイヤーを入れていきます。ワイヤーがずれないよう、縫っていきます。そして、真ん中にプリーツを作っていきます。プリーツをアイロンで整えながら作っていきます。ゴムを通す部分を両サイドとも縫い、ゴムを通して、サイズを合わせて結びます。結び目をマスクの中に納めたら、完成です。
子供用:手ぬぐいで簡単100均マスクの作り方
大人用だけではなく、子供用にもマスクが必要になってきている昨今、少しでも子供が喜んでつけてくれるものを自作したいですよね。そこで、材料は100均ですべて買うことができ、ハンドメイドで簡単に作れる、手縫いの簡単手ぬぐいマスクをご紹介します。
100均の材料で簡単にできる、子供用マスクの作り方
作り方は簡単です。手ぬぐいを型紙に合わせてカットします。今回はミシンを使っていますが、もちろん手縫いで作ることもできます。表布を縫い、その後、ガーゼを合わせて縫っていきます。そして、表に返します。ゴム通しの部分を直線縫いします。最後にゴムを通し、長さは自分に合うように調整しましょう。ゴムを輪に結んだら、結び目を隠して完成です。
子供用:手ぬぐいで簡単おすすめマスクの作り方
手ぬぐいは、薄手なので息苦しくないため、マスク嫌いの子供におすすめです。自作で作るときにおすすめの手ぬぐいは、100均で買うことができます。100均といっても、柄などのバリエーションが豊富なので、子供が好きな手ぬぐいを選ぶことができます。今回は、子供が喜んで着けてくれる、簡単手ぬぐいマスクの作り方をご紹介します。
マスク嫌いの子供におすすめです
作り方は簡単です。型紙に合わせて手ぬぐいをカットしていきます。今回はミシンを使っていますが、もちろん手縫いで作ることもできます。生地を4枚重ねて縫っていきます。そのあと、表に返していきます。両サイドにゴムを置き、布で巻くようにします。ゴムを通したまま、縫っていきます。両サイド縫い終わったら、ゴムを自分に合った長さに結び、できあがりです。
手ぬぐいで簡単マスクの作り方のまとめ
今回は、100均で簡単に手に入る、手ぬぐいを使った、簡単マスクの作り方をご紹介しました。折り方を知れば、縫わずにできるものや、手縫いで簡単に作れるマスク。折り方を変えるだけで、大人用、子供用といったサイズを簡単に変えることができるということも、手ぬぐいを使った、簡単マスクの大きな特徴でした。
100均で手に入る手ぬぐいが便利です
100均では、カラフルで、バリエーション豊かな手ぬぐいがたくさんあります。初めてハンドメイドで自作のマスクを作りたいと思っている人には、おすすめです。しかも、通気性がよく、速乾性が高いため、衛生的に使うことができます。今回は、手ぬぐいを使って簡単に作れるマスクをご紹介しました。
縫わない、型紙もなしで、マスクが作れます
手ぬぐいマスクは、折り方を知っていれば、縫わずに作れるものや型紙を使わずに作れるものがあります。大人用や子供用の型紙がありますが、折り方によって、サイズを変えることもできます。ハンドメイドの自作で布製のマスクを簡単に作りたいと思っている方には、手ぬぐいマスクがおすすめです。
手ぬぐいは一度洗ってから使うのがポイントです
手ぬぐいの素材はほとんどが綿です。100均で売られている手ぬぐいも同じです。綿の生地は縮みやすいので、マスクを作る前に一度洗うことがポイントです。一度水通しすることで、生地が傷むのも防いでくれます。
自作のマスクが気になる方はこちらもチェック!
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