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【連載】サーフ実釣で痛恨の2バラシ!春のサーフは海藻に注意!

連載第17回!今回もサーフ釣行記、痛恨の2バラシ釣行と春のベイトパターンについてご紹介します。気温、水温とも上がってベイトの気配があり、マゴチやヒラメも狙いやすいタイミング!失敗談も紹介しているので、早春のサーフにお出かけになる方はぜひ参考にしてみてください!
2020年8月28日
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目次

サーフゲーム実釣の模様をお届け!

今週はサーフゲーム!

サーフ

連載第17回!今回はサーフ実釣の釣行記をお届けします。5月もあともう少し、暗い時間は寒さがありますが、明るくなればナイロンウェーダーでもいいかな、という気温になってきました。本当は梅雨前にキス釣りでも、と考えていたのですが、釣行エリア内はまだまだ開放が進んでおらず、自信のあるポイントで釣るにはもう少し掛かりそうな気配。沖側の影響を受けやすいという懸念点があったものの、スムーズに入れるポイントでヒラメ、マゴチをやることにしました。内容としては2バラシと振るわない結果でしたが、サーフの調子自体は上昇傾向!そろそろどこかで釣りを、とお考えの方はぜひチェックしてみてください!

今週の遠州灘サーフ

季節の進行で調子はよさそう!

サーフ

ライトゲーム系のポイントには入れず、小鯖、アジカマスの動向がわかりませんが、気温の上昇でキスの釣果は上昇中。遠州灘をはじめ、静岡県の沿岸はとにかく横に長く、地域によって調子に大きな差がありますが、イワシや小型青物の気配が出てきているエリアもあるようです。キスが釣れてシラスについた小さな青物が釣れて、というのが初夏のパターンなので、季節は確実に進行しているようです。キスの接岸が期待できるだけでも、サーフゲームに出かける動機に!キス釣りをやってもよし、ヒラメマゴチをやってもよしで、遊びやすいシーズンがすぐそこまでやってきています!

うねりがあって釣りにくい


釣行当日はやや波高、翌日以降風が出るような予報で、うねりを感じる海模様でした。釣りは十分できる範囲ながら、引き気味に立って重めのルアーを入れて、という状況。また、今の時期は常に付きまとう問題ですが、千切れた海藻が頻繁にルアーに絡んできます。釣り始めは取るのが面倒だな、程度にしか考えていなかったんですが、この海藻とうねりが合わさって形成された、大きな海藻ボールが魚を掛けた後問題になる、ということに、この時は気が付いていませんでした。

ヒットルアーは「オフベイト」

ラフコンディションでも使いやすい!

サーフ

気が付いたらオフカラーに…

波があって釣りにくい状況だったので、ルアーは重めのシンペンや巻き系のジグからチョイス。当日は周りが少し明るくなり始めたあたりから「オフベイト」を使用していました。飛距離も十分出るし、操作感、適度な引き抵抗も確保できて使いやすい!釣り始める前はマイクロベイト対策にブレード、と考えていましたが、エリアでキスが釣れていればこのサイズのルアーも選びやすいです。よく飛ぶ、ゆっくり引ける、引き抵抗はそれなりと使いやすいのでおすすめですよ!

遠投+ボトムを意識!

やや荒れなら深いところをやりたい、と考えて、遠投+ボトムの釣りからスタート。まわりでは既にヒラメをあげている方がいて、気配は十分です。横に歩き続けながら釣るのは難しい状況だったので、サーフを歩いて入れそうな場所で少し投げて状況をチェック。少し引き抵抗が強いと感じる場所を見つけ、今回はその場所で粘ってみることにしました。

痛恨の2バラシ!

明るくなったあたりでヒット!

サーフ

5月末ともなれば日が出る時間は4:30前後、5時前の段階であたりが明るくなり始めます。このタイミングでフラッシングの効果が出てきたのか、魚がちょうど動き出したのか、巻き途中に違和感を感じてアワセると魚の手ごたえ!穂先がグングンと引き込まれる感覚、アワセた時の重みからこれはヒラメかなーと期待感に胸を膨らませましたが、回収途中でグっと巻きが停止。これが冒頭でご紹介した、海藻ボールへのスタックでした。薄暗く存在を確認しにくかった、というのはありますが、実はこの引っ掛かり方は初体験。こういうことが起きる、という意識が希薄で、警戒していなかったんです。沖側の波にもまれた海藻ボールが道糸に乗ってきた、というような引っ掛かり方で、おそらくヒラメは宙づり状態。ジワジワテンションを掛けたりしてみますが、なんともならず、ルアーは回収できたんですが、戻ってきたのは千切れた海藻だけでした。残念!余裕をもって海藻ボールを確認できれば、回収コースをずらすなど工夫で回避できた可能性もありました。連載のこともあってかなりがっくり、リーダーを触ったりしながら少し休憩です。

2発目はフックアウト・・・

2発目も同じ場所、同じルアー「オフベイト」でのヒットです。これもボトムをタダ巻き中にガッときてアワセ!今度はティップをガンガン叩くような感触、これはマゴチかな、と頭に浮かんだあたりでフッとテンションが抜けて、フックアウトしてしまいました。フックが掛かりにくい位置にバイトしたのか、フッキングパワーが足りなかったのか、これはときどき経験していたことですが、1回目のバラシがあっただけにこれもかなりがっくり。アワセは入れていたつもりでも、もっと思いっきりやればよかったと後悔だけが残ります。遠投するし釣れる魚は口が硬いしで、フッキングはワンテンポ遅れてもしっかりやる方がいい!ヒラメもマゴチもすぐ離すタイプの魚ではないので、後悔の無いようにアワセたい、と思っているんですが、分かっていても咄嗟にやって失敗する、というのが難しい。悔しさをバネに夏のサーフに再挑戦決定です!

本番は6月中旬!

シラスが入れば大チャンス

サーフ

今回出かけた釣り場は、昨年からときどき釣りに出かけているポイント。昨年はシラスを追いかけてきた小型の青物に交じって、いいサイズのアジを狙えるパターンがありました。ルアーはブレード系、サーフロッドでギリギリ投げられる範囲のマイクロジグを使用。シラスもアジもヒラメやマゴチのベイトになるので、このタイミングのサーフは非常に釣りやすいです。梅雨時期でどの程度できるかわかりませんが、今回のリベンジを兼ねて出かけてみたいと思います!

地域ごとのパターンは要チェック!

前項でご紹介したパターンは本州中部、サーフベイトパターンのごく一部です。年によって時期にずれがあるのはもちろん、地域によってもタイミング、接岸するベイトには違いがあります。イワシが打ち上げられているような状況はわかりやすいですが、海を目で見てシラスを確認するのはほぼ不可能で、釣ってあとから答え合わせとなるケースがほとんど。青物やアジ、小鯖、カマスなど、小型のフィッシュイーターがいればチャンスなので、小さなルアーも混ぜながら遊んでみるのがおすすめです。確認できれば戦略に幅が出て釣果アップ!知っていれば翌年からは確認せずに試せる点も大きいです。キスサイズのルアーとローテーションして、春のサーフを攻略しましょう!


釣りに出かけてリフレッシュ!

サーフで遊ぶと気分が晴れる!

サーフ

晴天で波も穏やか、という日は選べませんでしたが、サーフでロッドを振るだけでも気分は晴れやか。釣り場が選べず釣果も伴わずという内容でも、砂浜を歩いたり引き波を受けて、少し疲れた身体で帰るのは気分がいいです。釣りに行けない日々が続いてストレスが溜まっている方はぜひサーフへ!まだまだ入りにくいところが多いので、いくつかポイントを回って、気持ちよく遊べる場所で釣りを楽しんでください!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!今季おすすめのサーフ系アイテムインプレまとめ、春の釣りにおすすめのブレードルアー「ブレードベイト ネクストスピン」の記事をご紹介します。「ブレードベイト ネクストスピン」は引き抵抗が少々重め、ラフコンディション続きで出番がうまく作れていませんが、シラスが入れば活躍間違いナシ!小型青物、マゴチに対しても効果のあるルアーなので、こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!