検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】久々のサーフ!釣りライターが今季選んだ釣り具のインプレをまとめてご紹介!

連載第15回!今回は今季投入の気になるリール、サーフルアーのファーストインプレッションをまとめてご紹介します。「20 ツインパワー」も実践投入!晩春に向けて準備万端!気になるサーフアイテムのインプレをまとめてチェックしましょう!
2020年8月28日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

サーフアイテムのインプレを一気にご紹介!

気になるサーフアイテムを一通りチェック!

ルアー

連載第15回!今週はシーズン真っただ中のメバルを我慢して、今期気になったサーフアイテムを一通り試してきました。昨年はこの時期マゴチの反応がよく、今回もあわよくばと考えていましたが、ベイトの気配は無く魚からの反応もほとんどなし。沖側では風が吹いていたようで、波もあり釣りにくい中での釣行となりました。なにか魚を掛けて、という内容でお伝えしたかったのですが、今回はほとんどキャスト練習!試し投げ程度のインプレですが、少しでも道具選びの参考になればと思います!

1.シマノ「20 ツインパワー」

期待していたスピニングリール!

20 ツインパワー

今年取材に行った釣りフェスティバルで気に入って、発売を楽しみにしていたリールです。番手は自分の釣りで出番多い4000XGで、標準装備のまま使用しています。今までのツインパワーからの大きく変更された点は、シマノ高剛性リールとしては大幅に軽くなったこと、メタルローター+ボディが半分樹脂という構成の2点。重さは260gで「モンスターサーフ MSS-1072-TR」と組み合わせはもう少し軽くても良いかな、という印象です。軽いロッドと組み合わせると特別感はあまり感じませんでしたが、巻き心地は剛性感のあるツインパワーらしい仕上がりで、ベールが戻る感覚はもちろん抜群!気持ちよく巻けて楽しく使えます!

リールの個性的な部分はまだまだこれから

今回は抵抗の大きなものから感じにくいものまで、敢えていろいろなルアーを投げてみましたが、サーフで使う範囲であればどのルアーを使ても問題ナシ。巻きがスムーズになったからか、潮の具合やルアーの抵抗感、感じる振動など、タックル全体の感度は少しよくなったように感じています。「20 ツインパワー」で最も気になるポイント、ボディ剛性と金属ローターのパワーについては、大きな魚を掛けてから!引き波にもまれているルアーを巻く程度ではわからない部分なので、フィーリングはじっくり使いながらお伝えしていければと思います。巻きに関しては巻きはじめが特別軽い、というものではなく、しっかりとした巻き味で一定速度系のリトリーブに強そうです!

2.バディワークス「オフベイト」

昨年からサーフで人気のオフベイトをチェック!


オフベイト

タダ巻き系の新しい選択肢として、センターウェイトを武器に登場直後から人気を集めているメタルジグです。定番化していたリアウェイト寄りを採用せず、敢えてセンターウェイトとしたことで、自然な姿勢をキープできるスイミングを実現。飛距離に関しては、構造的にはリアウェイトに分がありますが、飛行姿勢のよさもあって飛びは十分という印象です。

「オフベイト」のインプレ!

浮き上がり性能の高さは期待通りで、ルアーを手に取って感じる印象よりもゆっくり引けます。引き抵抗が強烈にあるタイプではなく、底を引きずり続ければロッドから伝わる感覚ですぐに分かるので、スピードのコントロールはこの部分を頼りに行えばOK。サーフルアーに慣れている方であればスムーズに遊べると思います。重いのにゆっくり引ける、というこの特性は荒れ気味だった当日の釣りで非常に頼りになった部分で、風が吹く秋冬は特に頼りになりそう!釣り場で手に取りやすいルアーとしておすすめです!

3.ブロビス「ブレードベイト ネクストスピン」

実釣で唯一アタリがあった期待のルアー

ブレードベイト ネクストスピン

こちらもフィッシングショーできっかけがあって、使ってみたいと楽しみにしていたルアーです。サーフ向けではなくシーバス向けのルアーで、ヘッドはメタル、ボディがワームでブレード付きという一風変わった構成。シルエットは抑え気味、ブレードの回転は小魚を演出とマイクロベイトに強いので、春の難しい釣り対策に投入していく予定です。実釣でアタリが合ったのはこのルアーのみ、ボトム付近をリトリーブ中にガツっと1回、波打ち際でフグが絡んできて1回、ワームに歯型も付かない状況だっただけに、期待感を継続させる内容でした!

「ブレードベイト ネクストスピン」のインプレ!

抵抗感はしっかりとあるタイプで、シャロー向けのフロントアイでもルアーが水を掴んでいる重みがロッドティップまで伝わります。何をやっているのかわかりにくいサーフでは頼りになる特性ですが、リアアイで波の中に入るとロッドが曲がる程度の抵抗があるので、シチュエーションによっては少し使いにくさを感じるかもしれません。穏やかな日、静かなポイントにおすすめです!

4.がまかつ「レンジスイマー ロングキャスト」

がまかつ製のサーフ向けジグヘッド!


レンジスイマー ロングキャスト

実釣インプレ記事でもお世話になっている、がまかつさんのサーフ向けジグヘッドです。砲弾型のヘッド形状と大型シングルフックの組み合わせが特徴で、サーフで定番となっているトレブルフック系の構造はナシ。タチウオやスピナーベイト向けのアシストフックであれば、ダブルの構成で運用することができます。ワームはフック根元のキーパーで固定、ヘッド内側はやや横広な形状なので、ワームによっては端が出るような形になります。

「レンジスイマー ロングキャスト」のインプレ!

タイトル通りのロングキャスト性能。ヘビーウェイトシリーズなので重さの影響もありますが、ワームの影響を感じさせない飛距離です。また、上の画像にあるように転がらず立つ形状も気に入ったポイントで、着底がわかりやすく、実釣時は扱いやすさを感じました。シングルフックのフッキング性能も気になるところ!困ることがあればアシストフックも検討しますが、何度か経験をするまでは標準の状態で使ってみようと思います!

5.バディワークス「フラッグシャッド&フラッグたぬき」

2種類のワームをご紹介!

フラッグシャッド

「レンジスイマー ロングキャスト」に合わせるワームとして選んだのは、バディワークスのフラッグシリーズ。専用ジグヘッドが展開されている製品ですが、両方を使ってみたい、ということで一気に解決できるセッティングで遊んでいます。ヘッドから少しはみ出しますが、自分としては十分対応できる範囲内と判断、懐かしさのある柔らかい素材で、アクションは非常に魅力的です!

①「フラッグシャッド」のインプレ!

今回実釣で使用したモデルはアクションがハイピッチな4インチ。5インチはテールが大きく、動きがややワイドになります。他のサーフ向けシャッドテール同様引き抵抗は大きく、ワームの分かりにくさを解消したい方には特におすすめ。テール際のスリット、流行のエラストマー系ではなく柔らかい素材の構成で、ワーム全体のアクションには特有の柔らかさがあります。ダメージには弱くなりますが、ワームは柔らかい方が釣れる、と考えている方は是非チェックしてみてください!

②「フラッグたぬき」のインプレ!

フラッグたぬき

こちらはテールが薄くストレートな形状、ピロピロと動くアクションを持ったモデルです。「フラッグシャッド」と比べると明らかに引き抵抗がなく、抵抗の弱いルアーを巻きたい時におすすめ。シャッドよりもアクションが静かで、弱い波動と見せる動きを両立したデザインになっています。春はワームの可動部分、テールを食わせるようなイメージを持って釣っているので、このワームも釣果が楽しみ!リフト&フォールのマゴチ狙いで使っていく予定です!

サーフはまだまだ楽しめる!

晩春初夏の釣りにも期待!

ルアー

ナイトゲームメインのシーズンから釣りに行けない日が続いて、気づけば明るくなるのは4:30という季節まで進んでいました。これからの地元サーフは稚鮎やシラス、キスと進んで、小型が数釣れるような時期に入ります。遠出ができない日々が続きますが、サーフはまだまだこれから!気持ちよく遊べるようになる日に備えて、調べ物や道具の準備は進めておきましょう!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!今回はお届けできなかった釣果、尺メバルをキャッチした第13回と、記事中でご紹介した「ブレードベイト ネクストスピン」の記事をご紹介します。こちらも是非合わせてチェックしてみてください!