SLが走る町!大井川鐵道を訪れてみた
ローカル線の中でも秘境の地を走っている大井川鐵道は、写真好き、鉄道好きにとって一度は訪れたい観光スポットです。今回は初夏の時期に大井川鐵道を訪れた際に出会った美しい絶景や人気のSLへの乗車方法などを紹介していきます。子供に人気の機関車トーマスも走行する大井川鐵道の魅力を紹介していきましょう。(料金・時間等は2020/5/13時点のものです)
静岡県でSLが走る大井川鐵道とは
静岡県の人気観光地とし知られる大井川鐵道は、子供に人気の機関車トーマスの車両が走行する鉄道としても有名で、年間を通して鉄道ファンはもちろん観光客が訪れます。
大井川鐵道の拠点金谷駅から鉄道の旅は始まる
大井川鐵道を訪れる際、金谷駅を目指してアクセスすると良いでしょう。金谷駅は大井川鐵道とJR東海道線が接続する駅であり、大井川鉄道の駅の中で最も大きな駅となっています。
絶景が楽しめる大井川鐵道基本情報
今週の金曜連載トラベル情報で紹介する大井川鐵道は金谷から千頭までの39.5 kmを結ぶ大井川本線と、千頭から井川までの25.5 kmを結ぶ井川線の2路線を持つ鉄道会社となっています。SLに乗車するのであれば金谷駅発のSLの旅がおすすめ。
静岡県でSLが走る大井川鐵道乗車体験
大井川鐵道に乗車する方法を紹介
SLに乗って絶景を楽しむ事ができる大井川鐵道観光の楽しみは、綺麗な景色の中をSLが走り抜ける迫力を感じると共に、実際SLに乗車して蒸気機関車の魅力を感じる2つの楽しみ方がおすすめです。大井川鐵道でSLに乗車する方法を紹介しておきましょう。
運行スケジュールや空席情報をチェック
大井川鐵道のSLは年間300回ほど運行されています。SLの停車駅は新金谷駅、家山駅、川根温泉、下泉、千頭となっています。個人でSL乗車する場合は、乗車の2日前までにホームページの予約フォームから予約を行う必要があります。乗車2日前以降の場合は直接電話で問い合わせと予約を行う事になっています。
予約の際の注意点
予約の変更や取り消しも2日前まではホームページから可能ですがそれ以降は電話で行います。SL乗車は1回の予約で片道のみの予約のみを受け付けているので、往復の予約を行う場合は、行き帰り2回分の乗車券をそれぞれ予約する必要があります。
大井川鐵道の魅力を紹介
静岡県を走る大井川鐵道は都市区間を走行する鉄道とは全く違った魅力を持っています。大井川鐵道周辺に広がる景色はもちろんですが、客車へ足を踏み入れるとレトロな雰囲気を味わう事ができます。客車の中ではSLおじさん、SLおばさん呼ばれ親しまれている乗務員がSLの紹介やハーモニカの演奏を披露し旅行者を楽しませてくれます。車内販売では大井川鐵道オリジナルのお土産を購入したり金谷駅で販売するお弁当を食べたりする事もできます。
SLが走る大井川鐵道絶景スポット①
大井川鐵道を代表する絶景スポット湖上駅
大井川鐵道沿線は景色の綺麗な絶景スポットが点在しており、春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉と季節ごとに変化する絶景を楽しむ事ができます。その中でも大井川鐵道といえば!のこちらのスポット「奥大井川湖上駅」です。接岨湖の真ん中にある無人駅となっている秘境駅です。
見所はエメラルドに染まった湖の絶景
大井川鐵道の湖上駅がある接岨湖の水の色は綺麗なエメラルゴグリーンなんです。湖に入浴材を入れたような美しい色をしており、周辺の景色や真っ赤な橋をきわ出させています。1番美しく見るので有れば天気の良い日を選んで訪れることをおすすめします。
湖上駅から陸橋を歩いてみる
湖上駅へと続く鉄橋は奥大井レインボーブリッジと呼ばれており、蒸気機関車だけでなく、観光客が歩いて渡ることもできる作りになっており、線路の横に歩道が整備されています。奥大井レインボーブリッジ脇の道を進むと接岨湖とレインボーブリッジを同時に眺める事ができるスポットを訪れることもできます。
湖上駅で一休み
奥大井レインボーブリッジを渡って湖上駅を訪れたのであれば、湖上駅に設置された休憩所で一休みするのもよし!休憩していると大井川鐵道井川線を走行する観光電車の通過を見る事ができます。まるでトロッコ列車のように開放感のある車両となっているので、空席が有れば乗車して見るのもおすすめです。
のんびりSLを見るなら
せっかく大井川鐵道を訪れたのであれば、貴重な存在となった蒸気機関車を間近でゆっくり眺めたいものです。大井川鐵道新金谷駅では蒸気機関車が長時間停車する駅となっているのでゆっくりSLを見たり写真を撮ったりする事ができますよ。新金谷駅を訪れる際は有料駐車場が完備されているので駐車場に車を停め機関車に乗り換えると良いでしょう。
新金谷駅にはレトロな駅舎とSL乗車券販売所がある
金谷駅の魅力は蒸気機関車に乗車するだけではありません。SLが到着するまでの時間プラザロコと呼ばれるSLセンターで大井川鐵道の魅力を知ることができます。待合所となっているスペースやお土産販売所をはじめ、昭和40年代の歴史を感じさせてくれるレトロな駅舎やホームが再現された楽しい場所画あります。
子供に人気の機関車トーマスに乗車できる
子供だけでなく大人にもファンを持つ機関車トーマスがリアルに走行している場所が大井川鐵道です。期間限定でトーマス号の運行を行なっており、年間の走スケジュールは大井川鐵道のホームページで告知されています。トーマス号に乗車できる他トーマス号のツアーに参加したりトーマス号の整備工場の見学なども行われています。運行期間や本数が少ないので早めの予約が必須となっています。
SLが走る大井川鐵道絶景スポット②
大川に沿ってSLを追いかけると開放感のある河川敷が現れます。川根温泉笹間渡駅が近くにあり、天然温泉掛け流しの温泉施設もあります。
川根温泉ふれあいの泉はSLを眺められる温泉施設
川根温泉笹間渡駅側の川根温泉ふれあいの泉の露天風呂からは鉄橋を渡る蒸気機関車を見る事ができる鉄道ファン必見の人気温泉となっています。
陸橋の真下でSLを見る事をおすすめ
大井川に架かる陸橋の真下まで歩いてアクセスする事ができます。周辺が静かな事もあり、SLが近づいてくると蒸気機関車ならではの音がどんどん大きくなってきます。
田野口駅周辺で迫力のあるSLの走行シーンを見物
大井川鐵道の田野口駅は昭和30年代の雰囲気を現代に残す素敵な場所として旅行で訪れる観光客に人気となっています。周辺にはSLの大迫力の走行を間近で見る事ができ、鉄道ファンはもちろん、子供も大喜びする事間違いなしです。
吊り橋の真下を走行するSLは大迫力!
大井川に架った大きな吊り橋も旅行者に人気の観光スポットとなっています。大井川に架かる吊り橋の中でも塩郷駅側に架かる吊り橋塩郷の吊り橋は多くの旅行者が集まる場所となっており、吊り橋の長さ220メートル大井川で1番長い吊り橋となっています。こちらの吊り橋が旅行者に人気となっている理由は、吊り橋の真下を蒸気機関車が煙を出しながら通過するからです。
SLが足元を通過する迫力は味わうべき!
吊り橋は足元が丸見えとなっているので、真下を蒸気機関車が通過する時の迫力は度胸試しレベルです。蒸気機関車の通過時間に合わせて吊り橋をおとづれても吊り橋を渡る事ができる人数が決まっているので、待ち時間が発生します。足元を大きな音と煙を出しながら走る蒸気機関車を見るので有れば時間に余裕を持ってアクセスすることをおすすめします。
SLが走る大井川鐵道は迫力と絶景を楽しめるスポット
今週の金曜連載トラベル情報は、多くの旅行者が足を運ぶ静岡県大井川鐵道の旅を紹介してきました。東京や横浜からはプチ旅行感覚で訪れる事ができる距離となっています。今回は初夏の時期に大井川鐵道を訪れましたが、心地よい風と新緑の香りが旅行の楽しさを倍増させてくれました。
企画的な行動でおすすめスポットでSLの見学が可能
今回大井川鐵道を訪れた目的はSLの迫力ある写真の撮影!上り下り合わせても走行回数が少ないSLをおすすめのスポットで見るためには時刻表との睨めっこでした。せっかく大井川鐵道を訪れたので素敵なSLの姿を見たいですよね。スマートフォンで時刻の確認が可能なので時間と場所を計算しながらSLの迫力ある走行シーンを目に焼き付けてください。
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