お香 チャンダン香 スティック
レイン・フォレスト hem
かゆらぎ 白檀 コーン12個入 香立付
お香りらく 沈香 15本入
室内香 薫風 伽羅
xiang フランクインセンス
そんなに昔から?実は深いお香の歴史。
お香の起源
お香はまずインドに広まり、仏教が開かれると焼香としての「お香」が布教と共に中国を始めとする各地に広まっていきました。日本へは595年に初めて伝来したと言われており、仏教と共に広まった初期のお香は、宗教的な意味合いの強い、祈りの香りとして親しまれていました。
祈りの香りから、楽しむ香りへ。
平安時代には香りを楽しむ、趣味としてのお香が発展し、貴族達は香の原料を調合し、オリジナルの香りを作り楽しみました。その匂いにより部屋に入ってきたのが誰かを識別できたと言われています。
鎌倉時代では、武家たちの間で戦前の緊張を鎮めるために沈香が広まり、お香は時間の流れと共に使う人によってその意味を変え、さまざまな形で親しまれ、受け継がれてきたのです。
お香を焚くことで得られる主な効果は?
お香の世界にはその昔、一休禅師によって日本に紹介された「香十徳」というお香の10の効果を説いた詩文があります。内容は下記の通りです。
①感格鬼神 | 感覚を研ぎすます |
②清浄心身 | 心身を清める |
③能除汚汚 | 穢れを取り除く |
④能覺睡眠 | 眠けを覚ます |
⑤静中成友 | 孤独を癒す |
⑥塵裏偸閑 | 忙しい時でも心を和ます |
⑦多而不厭 | 多くても邪魔にならない |
⑧寡而為足 | 少なくても充分に香る |
⑨久蔵不朽 | 長く保存できる |
⑩常用無障 | 常用しても害がない |
遥か昔に伝えられた詩文ですが、その効果が深く認知されていたことが伺えます。それではここから、そのお香の効果をわかり易く解説していきます。
お香の効果
お香の効果①リラックス効果
お香の効用の代表的な一つがリラックス効果です。静かに立上る煙は見ているだけで自然と心が落ち着き、優しくゆったりと広がる香りは、私たちに深い癒しの時間をもたらします。
種類も豊富で、鎮静効果のある物、防虫効果のある物、和の香り、自然の香りなどさまざま。日々の喧騒を忘れて、自分好みのお香でほっと息抜きする時間を1日の中にもうけてみては?
お香の効果②浄化作用
お香の浄化効果は、古来より世界各地で信じられてきました。浄化とは「身辺の穢れや邪気などマイナスの気を取り除き、浄化する」という意味です。スピリチュアル的な意味合いにおいての浄化だけでなく、除菌・殺菌効果のある成分が配合されている物もあるので、文字通り空気を浄化する効果もあります。
お香の効果③開運効果
中にはお香と開運の関係には、疑問を持つ人もいるかもしれません。少し感覚的な話になりますが、お香の浄化作用でその場に留まっているよくない気を清め、そこへよい気を呼び寄せるという意味合いにおいては開運にもつながると言えるでしょう。
例えば邪気が溜まり易いと言われているトイレで換気をし、空気を入れ替えてお香を焚くと不思議と空気が変わり、気分も少しさっぱりします。よい気は気持ちのよい空間にやってくるのです。
お香の効果④消臭効果
厳密に言うと、お香自体に消臭成分は含まれていないのですが、お香から出る煙がゆっくりと部屋の隅々まで広がり、その香りが生活臭を抑えてくれます。玄関やトイレなど嫌な臭いの溜まりやすい場所などで、換気をして空気を入れ替えながら焚くとより効果的です。
お香の効果⑤虫除け効果
お香によく使われる白壇、桂皮、丁子、龍脳大茴香には防虫効果があると言われています。夏場に蚊取り線香を使用する人も多いと思いますが、お線香っぽい香りが苦手な方は、これらの虫が嫌う匂いを含んだお香を、蚊取り線香代わりに使うこともできます。
煙の持つ効果
お香といえばゆっくりと立上るその煙が一つの醍醐味とも言えますが、中にはその煙が苦手だという人もいるかもしれません。しかし、その煙にこそ浄化や開運につながる効果があると言われているのです。
大きなお寺などに行った時、に人々が線香の煙を浴びている姿を見たことがありませんか?あの行為には、神様に会う前に線香の煙を浴びることで、身と心を清めるという意味が込められています。
そのお清め効果は日本のみならず、アメリカ先住民を初めとする世界の各地で信じられていました。そこで、ここからは煙が持つ”お清め”の効果について探っていきましょう。
聖なる儀式スマッシング
スマッシングとは?
スマッシングとはアメリカ原住民が古来より行っている儀式の一つです。儀式では彼らにとっては聖なる植物であるセージの葉が焚かれ、そこからたなびく煙によってその場や人の心が浄化され、病さえも体から追い出すと信じられていました。彼らにとってはスピリチュアル的な意味合いも強く、大切な儀式の一つでした。
科学的にも効果的?スマッシングの効果。
スピリチュアル的な意味合いもあるスマッシングですが、科学的にもその効果が認められています。煙には空気を綺麗にする効果があるとの研究結果があり、ハーブの煙が空気中に潜むバクテリアを減少させ、その後もバクテリアの発生を予防できたと言うのです。
スマッシングの注意点
日本ではあまり馴染みのないスマッシングですが、ホワイトセージは専門店やネットで手に入ります。スマッシングを行う前にはまずお部屋の掃除をして、回りに物がない状態で行うようにしましょう。
一度にたくさんの量に火をつけないように注意し、最後に部屋の換気も忘れずにしてください。お香タイプでホワイトセージを使った物もあるので、まずはお香でプチスマッシング体験をしてみるのもよいでしょう。
開運につながるお香の焚き方
開運につながるお香の焚き方①お香を焚く時間
お香を焚くタイミングに厳密な決まりはありません。ただ、より効果的によい気を呼びこみたいというのであれば、お香を焚くのは整理整頓・掃除を済ませた後がおすすめです。
お部屋の掃除を済ませた後は、部屋の換気をし空気を入れ替えます。お部屋が清潔で、すっきり片付けられた部屋であれば、より効果的によい気を呼び込むことができます。綺麗な場所はよい気が好み、悪い気は居心地が悪くなります。
開運につながるお香の焚き方②お香を焚く場所
より効果的に開運につなげるには、玄関、トイレ、リビングなど、部屋のどの場所でお香を焚くとよいかも知っておくとよいでしょう。また、しっかり部屋の換気も行いながらお香を焚くことで、より効果が発揮されます。
玄関
玄関は全ての気が通るとても重要な場所と言われています。外から入ってくる悪い気をお香の力で浄化してよい気を招き入れましょう。下駄箱なども定期的に開けて換気をし、常に清潔な状態に保ち、お部屋へよい気を招き入れる心持ちで場を整えましょう。
トイレ
邪気が溜まりやすいトイレは、健康運にも影響すると言われている重要な場所です。理由なしに気分が晴れないと思ったら、トイレの換気をし新鮮な空気を入れてから掃除をしてお香を焚いてみましょう。なんとなく空気がさっぱりとし、清々しい気分になりますよ。お香の消臭効果でトイレの気になる臭いも抑えられます。
リビングルーム
お部屋の中で一番人が集まるリビングルームは、集まる人によっては邪気が集まりやすい場所です。理由はわからないけど、なんだか家の中の雰囲気が悪く感じる時はありませんか?そんな時は窓を開けて換気をしてからお香に火をつけてみると、なぜだかすっと空気が変わる気がします。
代表的なお香の種類とその効果
お香の種類はバラエティー豊かで、その香りや効果はそれぞれです。香りと脳との間には密接な関係があり、特にお香を焚いてリラックス時間を過ごしたいという人には、自分が心地よいと感じる香りを見つけることがとても大切です。
最近では、いかにも線香という香りが苦手な人のために、フルーツ系やフラワー系など実にさまざまな種類のお香が作られています。ここではあえて、歴史が深く、昔から変わらずに親しまれてきたお香の代表格を4つ紹介します。どこか懐かしく、優しく広がる香りは、きっとあなたの心をほっと落ち着けてくれることでしょう。
白檀(びゃくだん)
かゆらぎ 白檀 コーン12個入 香立付
今も昔も世界各地で愛される香り白檀。日本ではお線香の原料として多く使用されています。インドのマイソール産の白檀は最高級品とされ、老山白檀として知られています。祈りの際に焚かれることが多かった白檀は、瞑想の時や寝る前などリラックスしたい時におすすめです。
沈香(じんこう)
お香りらく 沈香 15本入
人工的に作るのが難しく、できるまでに50年〜100年かかると言われている沈香。日本に伝来した初めてのお香とされており、主にお線香として宗教行事の際などに用いられていました。鎮静効果があり、武士も戦前に気持ちを鎮めるために焚いたと言われており、心を沈めたい時におすすめです。
伽羅(きゃら)
室内香 薫風 伽羅
沈香の中の最高級品と言われている伽羅。その香りは五味と共通すると言われ、人間の手では作りだすことのできない神が作った香りとされています。伽羅は古ければ古い程品質がよいとされているため、値段も高くなります。鎮静効果に優れているので、心を落ち着けたい時におすすめです。
乳香(にゅうこう)
xiang フランクインセンス
西洋名でいうフランキンセンス、乳香は日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、西洋では古来より宗教儀式とつながりの強い聖なる香りと言われてきました。その爽やかで清らかな香りは、不安を和らげ前向きな気持ちにしてくれると言われています。落ち込んだ気持ちを和らげたい時におすすめです。
雑貨屋さんで手に入る HEM社のおすすめお香3選
お香というと昔ながらのお線香の香りの印象があって苦手という人におすすめなのが、世界中で愛されているHEMです。お香に詳しくない人でもHEMなら知っているという人も多いのでは?その魅力は気軽に手に取れるその価格と、甘い香りから爽やかな香りまでが揃うバラエティー豊かな種類です。
HEMにはなんと200種近くものお香の種類があるそうです。ここではお線香の香りのイメージを変える、HEMのお香の中でも人気のある3商品をご紹介します。バラエティー豊かなHEMでいろいろな香りを試して、お気に入りのお香を見つけてみては?
チャンダン
お香 チャンダン香 スティック
HEMと言ったらチャンダンと言っても過言ではない程、有名な香り。この六角形のパッケージは雑貨屋さんなどで一度は目にしたことがあるのでは?日本でも人気の白檀の香りが元になっており、ほのかに甘く優しいその香りは幅広い層に支持されています。
ムーン
ムーン hem
こちらもチャンダンと並ぶHEMの代表格の一つムーン。ネーミングの通り、月をイメージして作られた香りです。石鹸のような清らかな香りに、微かな甘さが絶妙なバランスで香ります。日が沈んだ後にゆっくりリラックスタイムを過ごしたい時におすすめのお香です。
レイン・フォレスト
レイン・フォレスト hem
こちらもネーミングの通り熱帯雨林をイメージして作られた香りで、甘みのない爽やかなウッディ系の香りが特徴です。甘ったるい香りが苦手な方や、蒸し暑い夏の時期など、気持ちをすっきりとさせたい時などにおすすめのお香です。
お香の選び方
お香の選び方①香りで選ぶ
リラックス時間にお香を取り入れるのであれば、自分の好きな香りであることが絶対です。よく白檀のお香はリラックス効果が高いと言われますが、香りの好みは人それぞれです。白檀の香りが好きじゃないという人が、白檀のお香を焚いても心は休まらないでしょう。自分に合った香りを見つけるのが一番大切です。
お香の選び方②目的で選ぶ
お香には浄化作用の高い物、鎮静効果の高い物など、どんな効果を求めるかによって適した種類があります。例えば、何かを浄化したいのであればホワイトセージを選ぶのがよいでしょう。
また、気持ちを落ち着けたい時には沈香やヒノキなどがおすすめです。その時に求めている物によって数種類のお香を上手に使い分けると、よりディープなお香の世界を楽しめます。
お香の選び方③形で選ぶ
お香にはスティックタイプやコーンタイプ、コイルタイプなどさまざまな形があります。最も一般的なのはスティックタイプですが、灰が散らかるのが嫌という方にはコーンタイプがおすすめです。また、本格的に昔ながらの方法で楽しみたいという方は、香木を焚くという方法もおすすめです。
まとめ
現代社会に生きる私たちはテクノロジーの進化でどんどん便利になる生活とは裏腹に、仕事やプライベートなど日々の生活に追われ、ついつい自分とゆっくり向き合う時間を忘れてしまいがちです。
そんな私たちにお香は豊かな時間の過ごし方を思い出させてくれます。古くから親しまれてきたお香の世界は想像以上に奥が深く、その種類や効果もさまざまです。
静かにたゆたう煙を眺めリラックスした時間を過ごすもよし。玄関やトイレなどで焚いて生活臭を抑えるのもよし。お気に入りの香りで気分を上げるもよし。皆さんも思い思いにお香の世界を楽しんでみては?
リラックス方法が気になる方はこちらをチェック
今回はお香の魅力をお伝えしましたが、他のリラックス方法が気になる方は下記もチェックしてみてください。忙しい毎日の中でも自分のためにご褒美時間を作ってあげましょう。
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