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【がまかつ】宵姫 コブラ #4-1.5
尺メバルの探し方をまとめてチェック!
釣り場や釣り方をチェックしよう!
連載第14回!今回はいいサイズのメバルが釣れる釣り場のイメージやタイミング、釣り方についてをまとめてご紹介します。
尺メバルが釣れる場所、と分かっていれば道具の準備だけでキャッチできる可能性がありますが、ランガンしながらポイントを探す時は、事前にイメージを持っておくのが重要!ご紹介している内容がすべての時期、エリアに当てはまるわけではありませんが、良型メバル狙いの参考に、是非チェックしてみてください!
尺メバル狙いは外向き磯場絡みを重視!
ロックエリアを見つけよう!
港内、岸壁際など、身近なストラクチャーに付いている小型のメバルに比べて、大型のメバルは回遊性が強く強い流れの中でも泳げる力があります。
小型は日中も浅場で過ごしているケースがほとんどですが、大型は沖の磯からシャローに入ってくるような動きをするので、アクセス先となるロックエリアを目安にポイントを選んでみましょう。崖や大岩が目立つ場所の港や堤防はチャンス。近くに岩質な根があると分かっていれば、サイズ狙いでポピュラーなゴロタや磯にエントリーしなくてもチャンスはあります!
釣るなら外側!
数釣りであれば、常夜灯まわりや船下、足元狙いがポピュラーなメバリングですが、大型を狙うなら堤防先端や外側を重視して釣るのがおすすめ。回遊魚を釣るようなイメージで、沖から入ってくる魚とコンタクトできる立ち位置を選んで探ってみてください。
強い流れを探してサーチするスタイルが有効なので、沖側から潮が当たる場所は特に有望です!
尺メバル狙いはナイトゲームを重視!
効率重視なら夜釣り!
港内のメバリング同様、尺メバル狙いもナイトゲームが非常に有効。メバルの活性が上がって、表層直下を意識するようなタイミングで狙うのが効率的です。
常夜灯や大型道路の光に集まる、という点も共通していますが、サイズにこだわるなら、港の奥で常夜灯を釣るよりも真っ暗な外側を釣るのがおすすめ。外側かつ光源がある、というポイントもありますが、個人的には磯場とのリンク、ベイトや強い流れが最優先で、常夜灯はあればやっておこうという程度の優先度でポイントを探しています。
デイゲームは磯狙い!
デイゲームで尺メバルを狙う場合は、沖のディープ+リアクション系の釣りという2つを組み合わせる必要があります。イワシが水面で追われているような状況以外は、ボトムを釣るのがセオリー。ボートで磯の沖側を釣るスタイルが一般的です。
地形を魚探で探りながら、変化のある所でリアクションバイトを狙いましょう。ポイントの絞り込みが難しいこと、ボートゲームが有利となることから、気軽に遊びたい方にはナイトゲームをおすすめします!
尺メバル狙いは凪を重視!
メバルと言えば凪を釣れ!
サイズに関わらず、メバリングは凪を釣るのがおすすめ。凪というのは風がなく海が穏やか、水面に波っけが無いような状態を表す言葉です。
表層系の釣りをする場合はこのタイミング選びが特に重要で、一晩の釣りの中で、風がやむ瞬間があればピンポイントで狙う価値があります。荒れた日の翌日よりも穏やかな日が続いたタイミングで釣行、ポイントAはこの時間風が無い、風が出たらポイントBに移動、といったプランニングができると効率アップです!
波立ちが気になったら下のレンジもチェック
ポイントについて風や波立ちがやや気になる程度であれば、港の内側へ移動するのではなく、まずは外側で深めのレンジを探ってみるのがおすすめ。巻きだけでなく、フォールを入れて中層、ボトムと魚の反応を探してみましょう。
大型狙いは回遊待ちとなるタイミングがあり、どこで切り上げるかが難しいところですが、表層オンリーとするよりも深めも探す方が釣果に繋がると思います。前日、当日と荒れ模様であれば、避難するベイトをイメージして港の内向き、奥側もチェックです!
尺メバル狙いの潮まわりについて
他の釣り同様、大潮はチャンス!
潮位の差が大きい大潮のタイミングは、回遊性の強い大型メバルを釣るチャンス!地域によって差がありますが、春のバチが絡みやすいというのもこの潮まわりの強みと言えます。
潮が大きく動いているタイミングであれば、流れが強い場所を見つけるのも簡単!エントリーするポイントによっては足元が濡れてしまうケースがあるので、長靴を準備しておくとスムーズです。夜の磯に向かう場合は、潮位の変化も考慮に入れて立ち位置、ルートをしっかり検討しておきましょう!
実釣時は小潮で連発!
前回の連載でご紹介した実釣時の潮まわりは小潮。スケジュール的にタイミングを選べなかった、というのが一番大きな理由ですが、自分が釣っているポイントでは小潮でも尺メバルが出ます。
他の潮まわりで見つけたバチは気配ナシ、小魚もそれほど目立たないという状況で、一時連発して前後は全く反応ナシという回遊魚のような釣れ方をしました。
潮が動いてメバルが入ってきたタイミングで釣れた、とイメージしています。おそらくメインベイトだったアミが潮まわりとそれほど関連性が無い、というのも大きかったかもしれません。
潮まわりが悪くても動く瞬間、ベイトが入る瞬間があればチャンスを得られるので、潮まわりが選べなくても、あきらめずに粘って尺メバルを引き出しましょう!
尺メバルの釣り方!
道具の準備と釣り方を3つに分けてご紹介!
最後は道具の準備と釣り方を簡単にご紹介。タックルはいいサイズのメバルとファイトできる、パワフルな構成が必要になりますが、釣り方は普通のメバリングと同じとイメージしておけばOK!流れを見つけて釣るのが尺メバルを見つけるポイントになります。
ゴロタ、磯は他の釣り場よりも流れが強く、フィールドに対する慣れが必要になるので、まずは堤防の釣りから始めてみるのがおすすめです!
①尺メバル用のタックルを準備しよう!
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タックルはしっかりしたものを準備することはメバリングで意識しておきたいポイント。重量感があって釣り味がいいメバルが30cmを超えれば、引き込む力と魚体の重さはかなりのものになります。
エリア的に季節が進むと海藻が生える、岩が海面から飛び出しているようなコースがある、というシチュエーションになりやすい釣りなので、数釣りにはちょっと強いな、という程度の道具立てで挑戦するのがおすすめです。
堤防であればPE0.4号にリーダー5lb程度、ランディングに苦労しそうな釣り場には0.6号に8lb程度をイメージして道具を揃えましょう。ジグ単、小型プラグで狙うなら、ロッドは操作性とパワーを両立したハイバランスな1本が必要になります!
②フックは強めが安心!
【がまかつ】宵姫 コブラ #4-1.5
数釣りに比べてラインの強度が高いので、フックも太軸のものが使えます。口が大きいメバルでサイズを狙うなら、ジグヘッドは#4程度でOK。プラグはバランスを崩さないように注意しながらフックを選びましょう。
ジグ単で1.5gを使う場合も、フロートやキャロで0.5gを使う場合も、少ないチャンスを任せることができる、信頼性の高い製品を使うべきです!
③釣り方自体は普通のメバリング!
ポイント選びと道具の強さ、この2点は小型を釣るメバリングとハッキリ分けて考えたいポイントですが、釣り方自体は尺を目指す時も普通のメバリングとほとんど同じ。
表層タダ巻き、ドリフト、リアクション系に遠投系と、普通のメバリングの延長で十分な釣果を得ることができます。操作やリグに関しては特別なものは必要ないので、数釣りの経験があればチャンスは十分です!
④回遊性と流れを意識して釣りを進めよう!
回遊性が強く流れの変化が好き、という点はサイズ狙いで意識しておきたいポイント。ストラクチャー狙いで付いている魚が釣れる、という事ももちろんありますが、出入りがあって時合いで釣れるというパターンも意識しながら釣りを進めましょう。
流れは仕掛けを巻いて抵抗感を感じる場所、真っすぐ戻ってこないような強い流れを狙うのがおすすめ!磯やゴロタで釣る時も、流れが出ているコースを通るようにアプローチできるとバッチリです!
尺メバルをゲットしよう!
満足度の高さは抜群!
25cm程度を境目に、高さや厚みが出てくるメバル。釣り味ももちろん抜群ですが、手にしたときの満足度は大型ならではのものがあります。回遊を意識して釣ってもサイズにはバラつきが出るので、尺越えを手にするためには粘りが必要!出れば25cm程度からという釣り場、釣り方をイメージしながら、尺メバルを狙ってみてください!
連載が気になる方はこちらもチェック!
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