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肉厚な葉が可愛らしい!カランコエの特徴や花言葉をご紹介!開花時期も!

可愛いらしい花が密集して咲くカランコエ。花言葉の多さと年間で花が咲く季節が多いので長く楽しめるのも特徴です。幸せにしたり守ったりときめいたりと花数のボリューム感に加えて花言葉でも賑やかなカランコエ。丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめの一鉢です。
2020年8月28日
mikezo0137krs
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カランコエその特徴と花言葉

カランコエはベンケイソウ科の多年草で多肉植物の1種です。花の開花時期は暑い季節を除いてほぼ通年。小さい花を沢山咲かせ長い期間楽しむことができます。花の色は寒色系の青や紫は無く、暖色系の赤・白・黄・オレンジ・ピンクが主で4弁の小さな花を咲かせます。但し、品種的にはクイーンローズ/プミラ/デザートローズなど多くの別品種があり、加えて八重咲き・ベル形と一言では済まないほどです。そんなカランコエの特徴や花言葉などご紹介していきますので最後までお付き合いください。

カランコエってどんな植物?

カランコエは、アフリカ南部・東部、アラビア半島、東南アジア、東アジアなどに生息するサボテンなどと同じ多肉植物で葉に水を蓄えているため乾燥に強いという性質を持っています。そのため育てるのに比較的手間がかからず初心者にも育てやすい人気の鉢花です。4弁の小さな花を密集させて咲かせるカランコエは、マダガスカル自生の原種から改良して作られたプロスフェルディアナという品種のグループです。八重咲きなどのボリューム感のある改良品種もあり、色は青系を除いて赤・白・オレンジ・黄色・ピンクと豊富で、季節を気にせずほぼ1年中楽しめる植物です。

カランコエは花の時期が長い

開花時期が夏の暑い季節以外なので、通年で育てる楽しみがあると同時に冬の季節の寂しい時期も花物としてお部屋を彩ってくれます。ボリューム感が欲しい方は八重咲きタイプもいいでしょう。またカランコエは多年草ですので、上手に育てれば1年と言わず、次の年も開花させることができます。小さく愛らしい花を鉢溢れんばかりに咲かせるカランコエは、きっと毎日の暮らしに潤いを与えてくれるでしょう。

カランコエは多肉植物

多肉植物とは肉厚の膨らんだような植物を指します。葉・根に水を蓄えているので乾燥した環境でも生息できる特徴をもっています。プヨプヨと膨らんで肉があるような見た目に由来しています。カランコエの葉も普通の花の葉より厚みがあります。これは、中に水が蓄えられているためで、多肉植物の特徴でありカランコエが乾燥した環境に強い由来なのです。

カランコエその名前と種類

ユニークな名前のカランコエは、中国での呼び名「加籃菜」の発音を日本語読みにしたという説に由来し、和名で「リュウキュウベンケイ」と呼ばれますが、「カランコエ・ブロスフェルディアナ」和名で「ベニベンケイ」という原種を改良した品種です。英語では「Kalanchoe」と表記します。但し、この植物には、原種が110種・改良品種は200種を越える種類があります。このベンケイの名はどうやら花言葉に由来してるようです。

花言葉の歴史

花の話になると、季節は?開花時期は?赤色?青色?など気になりますが、加えて「花言葉は何?」と気になる方は多いと思います。プレゼントでは特に気にするのではないでしょうか?カランコエにも花言葉は当然のように存在します。そのカランコエの花言葉の由来などを語る前に花言葉とは何か?どのように誕生したか?由来は?ということに触れていきましょう。

花言葉は貴族の遊び?

花言葉の発祥は17世紀のトルコ(オスマン帝国/イスタンブール)だとされています。その頃のトルコには、まだ文字や言葉が発達しておらず、相手に対する気持ちや感情を「花」に託して贈るという方法をとっていたのが由来とされています。例えば「愛」という意味の花と「永遠」という意味の花を贈れば「永遠に愛します」と言う表現に、「幸せ」という意味の花と「守る」という意味の花を贈れば「アナタを守り幸せにします」という表現になるといった具合です。その組み合わせ例を手書きで帳面に記し、貴族間で回覧することで共通概念として確立していったという歴史が由来です。

花言葉の開花

文字や言葉の発達によりその風習は薄れましたが、「花言葉」は現在でも使われています。その花言葉を社会的に開花させたのが最初の花言葉辞典とも言われている1819年頃に出版された『花言葉 (Le Langage des Fleurs)』です。著者は、 シャルロット・ド・ラトゥーユという女性で独特の命名手法と特徴的な表現が多くの人の心を捉えたのです。日本へは明治初期に入ってきた記録があります。当初は翻訳そのままで使われていましたが、その後日本独自の花言葉もどんどん誕生していきます。暮らしの中に花を取り入れることは、心の豊かさに繋がりますが、そこに隠された意味や由来があることを知ればますます楽しいものになること間違いなしです。

それぞれの国の花言葉

花言葉は、言語や民族、歴史的背景やその地の伝承・風習などにより作られるため、同じ花であってもその国や民族で意味付けが異なるようです。それに加えて開花時期や赤白青といった、色そのものでも国によって意味合いが違うことがあります。例えば、赤色は日本では「警告」なのに中国では「幸福」、白色はアメリカでは「純潔」に対してベトナムでは「死・葬式」、青色は「平和・清潔」の意味付けする国は多いものの「憂鬱・わいせつ」などの意味を持つ国もあるのです。つまり、物事に対する解釈や意味・由来や言い回しが違っていても当たり前なのです。日本での花言葉選定は、 財団法人日本花普及センターという団体が中心となり、決定・普及に努めていてます。

カランコエの花言葉

幸福を告げる


カランコエは八重咲きのタイプもありますが、代表的なのが4弁のタイプでしょう。その形が星形に例えられ、流れ星→願い事→幸せをなどと意味付けられたのかもしれません。青はありませんが、赤白黄のなど色とりどりの星達を暮らしに取り入れてはいかがでしょうか?

あなたを守る

カランコエの属名は「紅弁慶(ベニベンケイ)」です。義経に仕えた力強い相棒である弁慶の話は有名ですね。そんな弁慶の逞しさからこの花言葉「あなたを守る」ができたと言われています。愛する人に言葉に出来ない思いをカランコエに託して送るのもオススメです。

おおらかな心

カランコエは南国育ち。南国と言えば温暖な気候とそこに暮らすおおらかな人々でしょう。青こそ​​​​​ありませんが、赤白黄の他ピンクやオレンジと沢山の色や八重咲き・ベル形など種類が豊富なのもおおらかさを感じさせる要素かもしれません。

たくさんの小さな思い出

カランコエは沢山の小さな花が密集して咲くのが特徴です。一つ一つの開花時期が違い、それぞれが寄り添って咲く姿は、まるでみんなで徐々に思い出を作っているかのようです。青は無いものの赤白黄と色とりどりの花が咲く花だからこそ沢山の思い出に例えることができるのでしょう。

幸せを作る

カランコエには「八重咲き」という種類もありますが、元々密集して咲く様子は幸せの製造工場?のようです。開花時期に小さな花をいっぱい咲かせる姿は、小さい事でも沢山集まれば大きな幸せになることをカランコエは語っているかのようです。

ときめき

心踊るような気持ち、ときめきは汚れの無い純粋な心の内に芽生えるものです。そして、ときめきはほんの些細な瞬間にも訪れるものです。沢山の小さな花を咲かせる様子が頻繁に起こる胸のときめきに例えることができるのでしょう。八重咲きの場合は「弾ける」感じでしょうか?

長く続く愛

花の命は短いものと言われる中カランコエの花の寿命は永遠に続く愛に例えられるのでしょうか?赤白黄と色とりどりの小さい花を沢山付ける開花時期の季節、その姿はけなげで一途な印象があることからこの花言葉が付けられたのでしょう。

忍耐力

乾燥に強く長く咲く性質がそのような印象の由来でしょうか?八重咲きともなると「八重の~」などの例えが多いように耐え忍ぶことひとしおな表現でしょう。何かを乗り越えなければならない時にカランコエが傍らにあると心が落ち着くのかも知れませんね。

柔軟性

カランコエといえば、4弁の星形と八重咲きのタイプをイメージする方が多いと思いますが、実は100を超える原種があります。見た目も全く異なることから土地への順応性の高さが伺えます。人に例えたら臨機応変に対応できる人、周囲の人と上手に付き合っていける人でしょうか?

切磋琢磨

人は1人では成長できません。成長するためには仲間同士で向上していくというのが常です。青はありませんが、開花時期にカランコエが咲かせる赤白黄などの沢山の花は皆良きライバルなのかもしれません。八重咲きなら顕著に感じられそうです。

花の色と花言葉

「花」は、八重咲きやスプレー咲き・ベル咲きなどの姿形に加えて開花時期や赤白青など様々な色彩で私達を楽しませてくれます。そして、その「色」にもそれぞれ意味やイメージが決められています。一般的に「赤」は激しく「青」は静かなイメージがあるように「色」の数だけ表現があります。しかし、花言葉は色によって意味が変わることは無さそうです。ここでは、カランコエの花言葉と色との組み合わせを「貴族の遊び」に習って遊んでみようと思います。メッセージカードなど添える言葉の参考になればと思います。


赤色のカランコエと花言葉

赤色のポジティブなイメージとして「愛情」「情熱」「勇気」「積極的」などがあげられます。好きという気持ちや感謝・感激などの気持ちを隠さずに表現できる色です。逆にネガティブなイメージは、「危険」「紛争」「虚栄心」「緊張」「憤怒」と、穏やかでない状況に対する表現が多いです。

Words & colors

「忍耐力」+「愛情」=愛があれば耐えていける
「切磋琢磨」+「紛争」=お互い良きライバルでいよう!

白色のカランコエと花言葉

白色のポジティブなイメージとして「潔癖」「勝利」「平和」「祝福」などがあります。信頼感・清潔感と言った汚れの無さを意識させる表現です。逆にネガティブなイメージとして「薄情」「味気ない」「虚しさ」など、周りとの温度差を感じざるを得ない雰囲気が伝わってきます。

Words & colors

「柔軟性」+「勝利」=臨機応変で行こう
「長く続く愛」+「平和」=ずっと平和でありますように

黄色のカランコエと花言葉

黄色のポジティブなイメージとして「幸福」「活発」「太陽」などがあげられます。明るくアクティブな状況を思わせる色です。逆にネガティブなイメージでは、「軽率」「警告」「不安」「緊張」と進むに進めず躊躇してしまうような気持ちにさせられます。

Words & colors

「おおらかな心」+「太陽」=温かく広い心に癒されます
「沢山の小さな思い出」+「幸福」=些細な事にも幸せを感じる

オレンジ色のカランコエと花言葉

オレンジ色のポジティブなイメージは、「陽気」「元気」「賑やか」「家庭的」があります。赤色の情熱や黄色の太陽のような直接的な表現ではなく、それを助長するような色合いです。逆にネガティブなイメージでは、「傲慢」「わがまま」「八方美人」「下品」など謙虚さとは反した表現が目立ちます。

Words & colors

「ときめき」+「賑やか」=アナタの全てにときめいてる
「幸せを作る」+「家庭的」=幸せに溢れた家庭を作ろう

ピンク色のカランコエと花言葉

ピンク色のポジティブなイメージは、「優しさ」「若々しさ」「幸福感」「解放」などがあります。幸せな気分や美と健康にも繋がり、女性的なモノを連想させる色です。逆にネガティブなイメージでは、「幼稚」「繊細」「不安定」「猥褻」など曖昧ではっきりしない表現が多いです。

Words & colors

「忍耐力」+「解放」=今までご苦労さまでした
「切磋琢磨」+「幸福感」=共に成長し共に達する

カランコエの育て方

水やり過ぎ注意

開花時期のカランコエは乾燥に強いのが特徴ですが、そのかわり湿度には弱いので水をあげすぎないように注意が必要です。土が乾いた時にタップリあげてください。この時、鉢底から水が出てくる位の量を与えるのがいいです。

水気を管理


開花時期まではこの水やり方法を繰り返してください。開花時期のカランコエは水を良く吸う時期に入ってるので、水分が無くならないようにこまめにチェックして土が乾かないよう管理してください。

水溜まり注意

葉に溜まった水は放っておくと傷みの原因になるので水やりは根元に丁寧にやってください。もし、葉に水が溜まったらティッシュで吸い取るなどして取り除いてください。花が落ちた葉だけの状態で直射日光を浴びると葉焼けの原因になります。半日陰に移動させてください。

寒さを避ける

カランコエの開花時期は冬の季節ですが、夜間の最低気温が5度以下になる環境は避けてリビングなど暖かい室内に置くようにしてください。日中は窓辺などの陽当たりが良い場所に移動せてあげるのがいいでしょう。

こまめに摘むこと

開花時期からピークを過ぎて枯れた花は、こまめに摘んであげることで新しい花が咲き易くなります。肥料を2週間に1度位の頻度で与えてあげるのが、花や葉の色ツヤを保つコツです。

上手に管理

カランコエは、上手に管理してあげることであまり季節を気にせず年間を通して花を楽しむことができます。そして、花の時期が終わったら植え替えをしてあげましょう。

鉢を変える

植え替え用にひと回り大きい鉢を用意しておきましょう。現在の鉢から抜き、根などの古い土を落としてあげます。そして、根は特に触らずそのままの状態で新しい鉢に、新しい土で徐々に埋めていきます。これで次の季節も元気に咲いてくれるでしょう。

カランコエの特徴・花言葉 まとめ

いかがでしたか?店頭には赤・白・青と色とりどりの沢山の季節の花が、開花したモノしてないモノ、八重咲き・スプレー咲き、また季節の植物などが並べられていますが、やはり、知名度の高い品種や派手な花に人気が集まるようです。でも良く見てみると特徴的・個性的な花は沢山あります。カランコエもそんな個性的な一つと言えましょう。今回はカランコエの特徴・由来や開花時期など様々な角度から紐解いてきましたが、皆さんの中でもカランコエの事を再発見して頂けたら幸いです。

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