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オガワの最強テント「アポロン」を徹底解説!大きさや重さは?口コミもご紹介!

今回はキャンパルジャパン(小川テント)が発売する大型テントアポロンについて重さやサイズなどの基本情報を含め紹介します。アポロンはトンネル型のツールームテントで、設営が簡単なだけではなく公証で「全天候型」と呼ばれている非常に快適なテントですよ。
更新: 2022年4月20日
揚げ餅
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キャンパルジャパンのアポロンとは

2018年のテント「アポロン」

キャンパルジャパンが2018年に発売したツールームテントのことです。晴れた日だけではなく雨の日でも、暑い日でも、寒い日でも使える「全天候型テント」になります。

ドームテントの前室を拡張したタイプではなく、ペグダウンしないと設営できないトンネル型となり、背が高くリビングも寝室も広く、旧来のツールームテントと比べると設営が簡単な魅力がありキャンパルジャパンの中でも話題になっている人気テントです。

キャンパルジャパンの価格帯

Photo bynattanan23

キャンパルジャパン(小川テント)の公式サイトでの2020年4月末の価格は159,500円です。大きさのあるツールームテントとは言え、高く感じる方もおおいでしょう。

実際にキャンパルジャパンの価格帯は高めですが、しっかりメンテナンスすると末永く使える高品質なテントとなっているのでコスパは悪くありませんよ。つまり初期投資の価格は高いですが、数年で買い替えしなくてもいいので安いといえます。

ツールームテントとは

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タープを張らなくても、フライシートが大きく前位室部分がタープのように拡張されているテントのことです。

タープと一体化した作りのため、タープと連結したテントのように雨がタープとテントの間から振り込むことはなく非常に快適に過ごせて人気があります。通気性も大型テントのためメッシュ窓が豊富についている構造で換気ができ、熱がこもりにくいですよ。

大型テントのため設営は二人以上でしたほうがいいです。

人気テント「アポロン」のサイズ(大きさ)・形状

トンネル型

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アポロンはアーチ型とも言われるトンネル型です。前述したようにトンネル型は従来のドームテントを大きくしたタイプのツールームテントより設営しやすい形状です。

イモムシ型やカマボコ型などいろいろな呼び方がありますが、設営はどのトンネル型も似ていて、3~4本のポールをスリーブに通してアーチ状に張っていくだけで張れますよ。インナーは吊り下げ式なので着脱が簡単です。アポロンの詳しい設営方法は後述します。

左右対称

アーチ型としては非常に珍しい完全な左右対称の美しい形状をしています。見た目だけ左右対称というわけではなくインナーを固定する部分も左右対称となり、サイトレイアウトに合わせてインナーを右に付けたり、左に付けたりと自由に変更できますよ。

5人用サイズ

出典: https://shop.r10s.jp/auc-odyamakei/cabinet/000401/9999994957971_2.jpg

インナーサイズは210×300cmとなります。高さは188cmもあるので開放感ある大きさです。5人用サイズですが、300cmのためコットを使用したり幅広いマットを使う場合は4人用サイズとして考えたほうがいいでしょう。

ファミリーキャンプにおすすめのサイズ感となります。リビングを含めた大きさは435cm×320cm×高さ205cmです。ロープを張ることを考えるとサイズは非常に巨大になりますよ。

人気テント「アポロン」の重さ・収納サイズ

車がないと持っていけない重さ

アポロンはサイズが大きいので重たくなります。また生地が薄い生地ではなく厚めのしっかりした生地が使われているため、重たくなりますよ。気になる重さは総重量で、23kgとなり車がないと持ち運びできない重さです。

重さの内訳は、フライシートが10.7kgとなり、インナーが3.2kgです。ポールが7.9kgとなりルーフフライが1.2kgとなるため非常に重たいです。軽量な金属製ポールを使っていてもこれだけの重さがありますよ。

存在のある収納サイズ

収納サイズは80×45×35cmです。テント本体が大きいため、テントの収納袋としては非常に存在感のある大きさになります。長辺が80cmもあると軽いテントだとしてもバイクでは持ち運べないでしょう。アポロンを使うなら車を使うオートキャンプとなります。

人気テント「アポロン」の付属品・オプション

ルーフフライが付属

個別に重さを紹介したときに「ルーフフライ」という言葉が出てきましたね。ルーフフライとはフライシートの上に取り付けるシートです。アポロンと同様に付属する製品もありますが、付属していないほうが多いです。

またオプションとしてないという場合もあり、タープを連結するなどの工夫が必要ですが、アポロンは付属しているので買い足さなくても大丈夫です。ペグも付属しますが、ペグは地面によって変えたほうがいいでしょう。

グランドマット(オプション1)

グランドマット (アポロン用)

出典:楽天

グランドシートではなくインナーの中に敷く専用マットです。クッション性があり冬キャンプなどにおすすめですよ。厚みは1cm、重さは2.6kgとなります。大きさはアポロンのインナーにピッタリ合います。材質は発泡ポリエチレンです。テント同様に価格帯が高いので、クッションは好きなものを用意してもいいでしょう。

PVCマルチシート300×210用(オプション2)


PVCマルチシート (アポロン用)

出典:楽天

グランドシートを守ってくれる多目的に使えるシートです。キャンパルジャパンではテントのボトム部分をグランドシートと呼んでいて、ボトムの下に敷くシートはグランドシートではなくマルチシートとなります。

使い方としては一般的なグランドシートと同じですよ。PVCをグランドシートとして使うと耐水圧が非常に高い(10000mm以上)ため、荷重が一点にかかっても水が染み出してこず安心ですよ。重さは2.6kgです。

別注モデルの特別なアポロンとは

ハイテク素材のポリコットン製

アポロンには特殊なモデルもあります。それがポリコットンでできたアポロンT/Cです。購入できる場所はアウドドア用品を取り扱うorange(オレンジ)だけです。

T/C版はorangeとキャンパルジャパンによる別注モデルとなり他社のストアには流通していない限定モデルですよ。orangeは和歌山県にあるアウトドアショップですがオンラインストアもあり全国から購入可能です。TCとはポリコットンの別名のテクニカルコットンの頭文字となります。

ポリコットンとは

Photo by titanium22

ポリコットンとは綿とポリコットンを一緒に紡いだ生地です。通気性がよく、火の粉で穴が開きにくく、手触りがいい素材となります。吸水性もあるため結露に対して強く、ポリエステルを使ったテントと比較すると結露が起きにくいため非常に人気があります。

火の粉で穴が開きにくいところも人気です。冬キャンプをするという方はポリコットンがおすすめです。雨が生地に染み込むことで繊維が太くなり、水が染みにくくなります。

通常のアポロンと別注アポロンの違い

価格

Photo by Japanexperterna.se

TCは高価な素材となるため価格が大きく変わっていきます。サイズや大きさに変更はありませんが、通常のモデルよりも25,000円以上の価格差がある185,900円です。

大きさは変わらず生地フライシートの生地が違うだけでと言えばそれだけですが、通気性がよく、火の粉に強い点を考えるとTC版のほうが快適に過ごせますよ。価格差が大きいので真夏や真冬にキャンプをしないという場合は通常モデルでも十分快適に過ごせます。

重さ

綿という天然繊維を使っているため重さも変わってきます。総重量は34.6kgと非常に重たいです。また綿は水を吸うので雨が降ると重たくなります。重量が増えたことにより一部のポールが通常モデルより太くなり強度が上がって重たいポリコットンでもしっかり支えてくれるようになっている違いがありますよ。

またポールの色も通常モデルと異なりシルバーからブラックになりコットン特有の色合いにマッチします。

orengeのロゴ入り

フライシート以外の材質に大きな違いはなく、グランドシート(ボトム)、ルーフフライ、ペグなどは同じです。

しかし細かな部分での違いとしてはフライシートのロゴ部分には「ogawa」ブランドのロゴだけではなくorengeのワッペンが付いています。収納袋にもワッペンが付いていますよ。プリントではなくワッペンというところがポイントです。

通常のアポロンと別注アポロンの共通する点

サイズ

サイズは5人用で全く同じです。寸法が変わらないということは、設営方法やペグダウンする箇所なども同じになります。左右対称というのも同じで、インナーを好きなようにレイアウト可能です。また大きさが変わらないので、グランドシートやマットなどのオプションをそのまま適用できます。

フライシート以外の材質

フライシート以外の材質も同じです。ルーフフライはポリエステルとなりポリコットンではありません。グランドシートもポリエステルとなります。ルーフフライがポリエステルということで、TCモデルでも大雨に強いですよ。

付属品

付属品も変わらず、張り網、アイアンハンマー、スチールピン(ペグ)、収納袋です。つまりTCモデルはフライシートと強度を確保するために一部のポールが少し太くなっているだけです。価格差が大きいのでよく検討して選ぶといいでしょう。

人気テントアポロンの魅力1

通気性

公称で全天候型となっているぐらい、アポロンは通気性が高く暑い季節でも快適に過ごせる魅力があります。一般的にトンネル型テントの両サイドはメッシュになる事が多いです。その点はアポロンも同じです。

しかし、アポロンのメッシュ窓の面積は非常に大きく、両サイドだけではなく前後もメッシュにでき、どんな方向からの風が吹き抜けるようになっていますよ。TC版だと生地に通気性があるのでさらに快適です。

インナーも通気性がいい

出典: https://shop.r10s.jp/auc-odyamakei/cabinet/000401/9999994957971_4.jpg

他社の人気トンネル型も両サイドがメッシュですが、アポロンはインナー取り付け位置の両サイドまでメッシュになる構造をしていて非常に風通しがいい特徴があります。

またインナーも通気性がよく前後の出入り口、両サイド、正面の上部とメッシュになっている場所が非常に多彩です。他社のインナーだと前後しかないものが多く、風通しが大きく異なってきます。フルメッシュではなく開閉式です。

通気性に関する口コミ

価格は高いですが、通気性が高く過ごしやすいという口コミがあります。

設営時は29度まで上がったのですが そうは感じない程に風が涼しい!! 最高の通気性でした。 高かったけど本当に買ってよかった!

人気テントアポロンの魅力2

任意に巻き上げ可能

アポロンの両サイドの大型メッシュパネルはすべて巻き上げできるようになっているため真ん中を出入り口にするということも可能です。レイアウトによって好きな箇所を出入り口できますよ。

また全天候型テントとということで冬に使えるようにスカートが付いていますが、夏でも虫の侵入を防いでくれて便利です。通気性をかくほしたいならメッシュパネルにするだけで簡単です。

跳ね上げも可能

付属品に含まれていないため自分でポール、ロープ、ペグを用意しないといけませんが、メッシュパネルのある部分は跳ね上げてキャノピーとしても使えます。タープを連結しなくてもリビングを拡張でき大人数でもくつろげるようになりますよ。それぞれ張り出せるのでリビングは非常に大きくなります。

シェルターとして連結して使う

インナーを付けずにシェルターとして使えます。ひさし部分があるので高さが合うと他のテントやシェルターなどとも連結できますよ。大きいですが連結できるシェルターも多いです。

使い方に関する口コミ

ペグやポールが別途必要ですが、リビングを拡張したりインナーや出入り口の位置を変えたりできるてんとなのでレイアウトが楽しみという口コミがあります。

人数によっていろいろなレイアウトが出来そうなので、これからのキャンプが楽しみです。

人気テントアポロンの魅力3

冬でも使える

材質は210D(デニール)の分厚い生地となり、冬キャンプでもしっかり使えるようになっていますよ。スカートがあるため冷たい風が吹き込まなくなっていてメッシュパネルによって、必要最小限の換気ができます。

通気性、調湿性が期待できるポリコットンのアポロンはより冬キャンプで活躍します。湿度が多かったりテントの外側と内側の温度差があると結露が発生しやすいです。

ルーフが役立つ

ツールームテントは形状や大きさに関係なくリビング部分は生地が一枚しかないシングルウォールとなります。シングルウォールはテントの外側と内側の温度差が生地にダイレクトに伝わることから結露が発生しやすくなります。

ルーフフライがあるとリビング部分もダブルウォールとなり結露に強いです。ルーフフライの大きさは天井部分をすべて覆ってくれる巨大サイズとなり、結露防止以外に遮光率もよくなり濃い影ができます。

天候に合わせてルーフを着脱

ルーフは暑いとき、寒いとき、雨のときに使うといいでしょう。かならず毎回取り付けなくても大丈夫です。雨避けや日除け、結露対策に使いますよ。

人気テントアポロンの魅力4

設営が簡単

アポロンは大きなテントですが設営自体はトンネル型なので簡単な部類となります。グランドシートを引くときもインナーは着脱しやすいたいぷなので簡単に引けますよ。

なれないテントだと30分以上かかることが多く、大型テントだとなおさら時間がかかりますがアポロンは1人できるほど簡単と言われています。

撤収も簡単

設営だけではなく撤収もスピーディーにできると言われています。よく似たテントを使ったことがあるなど、テントの扱いに慣れている人なら15分程度で撤収できます。トンネル型はそれくらい設営と撤収が簡単になる構造です。

設営・撤収に関する口コミ

設営に関する口コミはたくさんあります。やはりどの口コミも想像よりも簡単という声が多いですよ。またタープを個別に設営し連結させなくてもいいので設営時間がかからないという声もありますよ。

初張りで、天気が良かったのでフライシートもつけませんでしたが、組み立ても二人で30分もしないで設営できました。5人家族ですが、中広々でとても気に入っています。

フライシートとはルーフフライのこと

人気テントアポロンの魅力5

抜群の強度

Photo by chrisliang82

一般的なトンネル型はアーチ状のポールを3本ほど使うだけとなり、ポールはドームテントのように交差しません。テントはポールが交差しているほど耐風性に優れていると言われています。

アポロンは4本しか使ってないように見えますが、縦に3本のポールが使われていて合計7本ポールがあるため風に強い設計です。通常のトンネル型と比べると少し設営が難しくなりますが、前述したように簡単に張れるという口コミも多く初心者でも大丈夫です。

強度に関する口コミ

シェルターやタープを連結しなくても快適に過ごせ、強度がきちんとあるところが口コミで高く評価されています。

春一番の吹く中、また最大10ミリ程度の雨の降る中でのキャンプに使用しました。風の強さが心配でしたが、一晩しっかり家族を守ってくれました。当然雨漏りなどもありませんでした。生地に厚みがあったり、ポールが太く丈夫だったりする分、重さはありますが、ドームシェルターラナ+アメニティードームMを2つ建てるよりも設営が楽でした。

人気テント「アポロン」の設営方法

ポールを連結していくだけ

スリーブにポールを通して黒いポールだけ本体と連結していきましょう。その後端をペグダウンします。トンネル型は非自立式となるのでペグダウンは必須です。端をペグダウンできたら引き起こすとほとんど設営できたような形状になりますよ。

引き起こした側もペグダウンし残りのポールを連結していきましょう。あとは各ポールを本体のフックでしっかり固定して、天井部分3箇所にポールを通して本体と連結していきます。

インナーは最後

必要に応じてルーフフライもベルクロなどで本体と連結し、ロープまで張れたらインナーとなります。インナーは広げて、フックとペグで固定していくだけです。グランドシートを敷く場合はあらかじめ敷いておきその上からインナーを取り付けるといいでしょう。

人気テント「アポロン」の注意点

重たい・大きい

Photo byOpenClipart-Vectors

前述したように収納サイズが非常に大きくそして重たいです。口コミやレビューでも重たいという声は多いですよ。また純正グランドシートも使う場合さらに荷物が増えるため軽自動車でのキャンプは大変です。

orenge限定のTCモデルだと収納サイズなどは変わりませんがさらに重たくなるので女性だけのキャンプでは運搬が大変になりやすいでしょう。

背が引く方は設営が大変

立ち上げた後に天井部分にポールを通すので背が160cm前後の低い方だとかなり大変です。とくに中央部分のポールは両サイド比べると高いです。

アポロンのまとめ

全天候型テント

出典: https://shop.r10s.jp/auc-odyamakei/cabinet/000401/9999994957971_1.jpg

キャンパルジャパンのアポロンは通気性がよく雨にも風にも強い全天候型の大型ツールームテントです。価格が高いですが非常に快適なキャンプができるテントです。特に別注モデルのTCは非常に重たいですが、より快適で使いやすいですよ。

グランドシートの耐水圧が1800mmなのでPEやPVCなどの耐水圧が高いグランドシートと併用してキャンプするといいでしょう。

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