検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ホテイアオイの育て方!夏や冬も枯れずに乗り切るコツとは?上手な増やし方もご紹介!

ホテイアオイは水辺に咲く花で、よくメダカを飼育する際の産卵床などにも使われます。繁殖しやすく水槽などで育てやすいホテイアオイの育て方について今回は紹介して行きます。正しい育て方を知ることで夏や冬でも枯れずに乗り切ることができるのです。
2020年8月28日
bambi
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ホテイアオイとは

ホテイアオイは、池や小川で見かけることの多い水草の一種で、穏やかな流れの場所に生息し、葉の付け根の部分をよく見ると浮袋のように膨らんでいるのが特徴です。また、ホテイアオイは他の水草と比べて繁殖力が強く、子株からたくさんの株分けを行うことも可能なのも特徴です。ホテイアオイはアメリカ原産なので、寒い冬は苦手ですが、暑い夏場には適しているので夏でも枯れることなく成長します。日当たりさえよい水辺なら多く成長することで増えすぎて困ってしまうこともあります。その為、初心者でも栽培しやすい水草と言えるでしょう。自宅でも簡単に株分けによる増やし方ができます。

ホテイアオイの名前の由来と花言葉

ホテイアオイの名前の由来

漢字でホテイアオイを書くと布袋葵と言う漢字を使います。それは浮袋のように膨らんだ茎の部分が七福神である布袋様に似ているからです。ホテイアオイの花は薄紫で可愛らしい花を咲かせます。基本的に朝開いて夕方になるとしぼんでいることが多く1日しか咲かない花と言われていますが、繁殖力が強いので次々と花が咲いていき、子株による増やし方を行うので初心者でも、肥料などの手間をかけずひ株分けを楽しめます。水草はいろいろな種類がありますが、その中でもホテイアオイは育てやすく、手軽に入手することも出来るので、よくホームセンターや園芸店でも販売されています。

花言葉

ホテイアオイの花言葉は「移ろいやすい恋」「恋の楽しみ」「恋の悲しみ」という花言葉の意味があります。ホテイアオイはもともと夏から秋にかけての7月かあ10月に青紫色の花を咲かせます。よくも悪くも変化を伴い恋心を意味しているのです。この花言葉はもともとギリシャの神話が元になっているともいわれています。水上に咲く花はゆらゆら浮かぶ姿が移ろいやすい恋心を表しているのかも知れません。そんな花言葉を持つホテイアオイの花をぜひ楽しんでみて下さい。

ホテイアオイの育て方に必要なもの

ホテイアオイは水草であるので、育てる際は、水槽など水を入れられる容器を用意するのが良いでしょう。ホテイアオイは水質にこだわらなくても、水槽だけあれば栽培することが出来ます。しかし水質をよりよく安定させるには水槽などの底に少量の土を入れるのもおすすめです。また、自宅に池などがある場合は外でも栽培可能です。水温は15度以上あると1年中楽しめます。屋外での栽培の場合は、冬に枯れてしまうこともありますが室内での栽培の場合は、1年中楽しめます。比較的初心者でも栽培しやすい水草になるので、水槽と一緒にインテリアとしても楽しめる植物でしょう。

ホテイアオイとめだかの関係

ホテイアオイはメダカを飼育している人にも人気があります。その理由はメダカと一緒に水槽で栽培することができるからです。また、メダカの水槽にホテイアオイを入れるとメダカの産卵床や隠れ家、水質浄化の効果が期待できるからです。特にメダカの産卵の場合には水草を入れると良いとされており、ホテイアオイは手軽に購入できることから使われることが多いです。メダカの販売をしている所ではホテイアオイが販売されていることもあります。ホテイアオイの場合は肥料もいらないので、安心してメダカと一緒でも栽培を楽しめるのです。

メダカの日除けにもなる

外の池や水槽などでメダカを飼育する場合は、ホテイアオイの葉がメダカを日光や外敵から守る効果が期待できるということもあります。ホテイアオイは剪定を行わない限り、どんどんと葉が大きくなります。また、水槽の中のメダカの水温が上昇してしまうのを防ぐ日よけ効果も期待できるので、メダカの飼育には欠かせない水草でもあります。メダカを飼育している人は、ぜひホテイアオイを合わせて栽培してみてはいかがでしょうか?最初は少ないホテイアオイでもだんだんに増えて行くので、株分けなどを楽しむことも出来ます。

ホテイアオイと仲間


ホテイアオイと同じ水草にはミズアオイやコナギなどの種類があります。ミズアオイはホテイアオイよりも青い色が濃い花を咲かせます。しかし国産種であるミズアオイは絶滅危惧種に指定されており、なかなか見かけることもありません。また、コナギはミズアオイと共に水田などで見かけることもあります。絶滅危惧種のミズアオイとは異なりコナギは繁殖力も強いです。その為、コナギが大量発生した水田などではやっかいものとされています。ホテイアオイはさまざまな水草の中でも手軽で育てやすいので、自宅で手軽に育てられる水草を探している人は、ホテイアオイを選んでみるのがおすすめです。

ホテイアオイの育て方①

適した環境

ホテイアオイは、日当たりのよい場所を好みます。特にホテイアオイの開花を楽しみたい場合は、日当たりが大きく関係します。室内での栽培の場合は、ホテイアオイを入れた水槽などを日当たりの良い窓際などに置いてあげると良いでしょう。また、ホテイアオイは寒さに弱いので、冬場など5度を下回ると枯れることがあります。そのため、枯れるのを防ぐ為にも冬などは室内に入れて温度に注意してみて下さい。冬場など室内に入れることで、枯れる心配も少なくなります。ホテイアオイを自宅で栽培する場合は、室外と室内をうまく調整してみるのもおすすめです。

ホテイアオイの育て方②

水やりと肥料

ホテイアオイは水草なので、植物を栽培する際に重要な水やりや肥料を与える必要はありません。しかし、ホテイアオイの根が常に水に浸かっている状態をキープする必要があるので、水量は時々チェックするようにしてみて下さい。水草であるホテイアオイは繁殖力の強さも魅力です。その為、特別は肥料は必要ありません。逆に肥料を与えるとどんどん繁殖して行き困ることもあります。ホテイアオイは繁殖しやすい水草でもあるので、増やし方を気にする必要もなく株分けなどができることがあります。そんな肥料がないなど手軽さもホテイアオイの魅力です。肥料など余計な費用や手間も省けるので初心者にもおすすめです。

ホテイアオイの育て方③

ホテイアオイの選び方

ホテイアオイはホームセンターや園芸店で見かけることが多いです。また、メダカを販売している場所でも購入可能な場合もあります。ホテイアオイを選ぶ際は、葉の色をチェックすると良いでしょう。葉の色が濃い緑色でつやのあるものが丈夫な証拠です。色が薄くなっているホテイアオイや乾燥しているようなホテイアオイは購入しないようにするのがおすすめです。また、根の状態もチェックしてみて根の張り具合が良いものがおすすめです。色つやの良いホテイアオイを選ぶことで、ぐんぐんと成長し株分けなどによる増やし方を楽しむことも出来ます。最初のホテイアオイをしっかりチェックしてみて下さい。

花の時期の育て方

ホテイアオイは7月から9月の夏場に花が咲きます。それまでは花は咲いていないので、購入する際も注意しましょう。春から夏にかけて見かけることが多く、夏を感じさせる花でもあります。夏場に咲く花であるホテイアオイは水草でもあるので、暑い夏場に涼しさをもたらしてくれる花ともいえることでしょう。暑さには強く、寒さは苦手な水草であるので1年中栽培を楽しみたい人は室内の暖かい場所での栽培など、栽培する場所をチェックしてみるのもおすすめです。

ホテイアオイの育て方④

植え付け


水草であるホテイアオイは肥料がいらないのと同じく特に植え付けの作業はありません。水槽など水に浮かべてあげるだけです。植え付けを行うのは5月から8月くらいが適しています。植え付けを行ったら、手入れなど特別なことをしなくても子株が増えて行きます。もし水槽を変えるなど植え替えを行う場合も植え付けと同じ時期に行います。基本的に夏に花を楽しむ植物なので、植え付けも植え替えも夏を目安に行うようにしてみて下さい。

ホテイアオイの育て方⑤

植え替えは必要か?

ホテイアオイはどんどん子株が増えるので、株の増やし方も楽です。増やし方をしなくてもある程度の大きさに成長すると剪定しなくともホテイアオイは分離して行きます。特別な植え替え作業がいらないのもホテイアオイの特徴です。水槽の中で分離し始めたら、数を調整したり他の水槽などに移すのが良いでしょう。初心者でも簡単な増やし方が出来るのもホテイアオイの魅力です。剪定をしなくても株分けも自然に行ってくれるので、手間もかからずいつの間にか増えていたなんてこともよくあります。増やし方も楽なので、ぜひホテイアオイの栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか?

ホテイアオイの育て方⑥

お手入れ方法

ホテイアオイは特別な増やし方を行う必要はありませんが、お手入れは行うのが良いでしょう。お手入れ方法は水槽など水の水質です。ホテイアオイを栽培している環境の水の水質が悪化した場合のみ、水替えを行ってあげましょう。水質が良いホテイアオイの方が自然に増やし方を行ってぐんぐん成長します。また、メダカなどを一緒に飼育する場合なども、メダカの管理と一緒に水質をお手入れしてあげると上手なホテイアオイの育て方ができると思います。ホテイアオイの場合は、肥料は必要ないですが、水質だけはチェックするように心がけて下さい。

ホテイアオイの育て方⑦

夏と冬の育て方

ホテイアオイは夏は特に管理を気にする必要はありません。特に夏はホテイアオイにとっては生育期にあたるのでそのままで大丈夫ですが、注意が必要なのが冬です。ホテイアオイは1年草なので、基本的には冬には枯れてしまいます。冬でも栽培を楽しむのなら室内に取り入れるのが良いでしょう。ホテイアオイの場合は5度以下になると枯れてしまうので、普段外で栽培している人は冬場は室内に入れてあげるのも良いでしょう。室内に入れることで、冬を越すことも出来ます。
 

ホテイアオイの育て方⑧

ホテイアオイの枯れる原因

ホテイアオイは冬には枯れると紹介しましたが、他にもホテイアオイが枯れる原因があります。それは霜に当たることです。寒い時期などホテイアオイに霜があたるとホテイアオイが黒ずんでいきます。最後にはホテイアオイがどろどろになって剪定できないぐらいになってしまうことがよくあるのです。そうすることで、水槽の水質は悪化し、メダカなどを一緒に飼育している場合はメダカが死んでしまう原因にもなってしまいます。それを防ぐ為にもホテイアオイが枯れる様子が見られたら、すぐに処分しましょう。

枯れる前に


ホテイアオイが枯れる前に花が咲いたら水槽などの容器を室内の一定の環境に入れてあげるのも良いでしょう。そうすることで、枯れる原因である霜などに当たることもありません。さらにホテイアオイが枯れそうになったら、他の株に害虫を呼び起こさないためにも早めの処分を行いましょう。枯れる前に室内に入れるなど対策をとってあげることで、長くホテイアオイを楽しめる上に一緒に育てている場合メダカなどに悪影響を与えずに済みます。

ホテイアオイの育て方⑨

剪定をしてみよう

ぐんぐんと成長するホテイアオイは次々と株分けしていきますが、その分根も大きくなっていきます。その為、定期的にホテイアオイの葉や根をチェックして剪定してあげるのが良いでしょう。剪定する際は枯れた葉を中心に行います。次々の新芽が出て来るホテイアオイは、葉も古くなって腐っていくので、剪定が必要になります。腐る前に古い葉を剪定しておくと常に青々とした葉を楽しむことができるでしょう。古い葉を剪定した後は根の部分を日当てをしてあげると良いでしょう。そうすることでまた新しい葉や根が成長して行きます。丈夫なホテイアオイを栽培する為にも剪定は大切な作業です。

葉だけが大きくなる理由

ホテイアオイの場合、葉だけが大きくなることがありますが、これは日当たりが悪いのが原因かも知れません。日当たりが悪い場所のホテイアオイは、根が白くなり葉だけが大きく成長します。逆に日当たりが良い場所のホテイアオイは、葉が太く短く、根は紫色をしています。このように日当たりの状態によって葉や根の状態がことなります。ホテイアオイな日光を好む植物なので、日当たり状態を調整してあげましょう。剪定などを行いながら環境を整えてみて下さい。

まとめ

ホテイアオイは自宅でも栽培しやすい水草の一種です。肥料などを与える必要もなく、水質だけ管理してあげることでどんどん株分けを行うことが出来ます。増やし方も楽なので、自宅でいろいろな株分けを楽しむことができる水草でしょう。冬場は室内に入れてあげることで、冬を越すことも出来ます。メダカなどの産卵床としても使用できることから、メダカの飼育と一緒にホテイアオイを栽培する人も多いです。ぜひ簡単な増やし方ができるホテイアオイを栽培して株分けなどにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?通常の植物と違い、肥料の心配もなく株分けをしやすいのも魅力です。

水草が気になる方はこちらもチェック!

ホテイアオイの他にもさまざまな水辺の植物があります。いろいろな種類の水草などをチェックして自宅で栽培してみてはいかがでしょうか?