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テントの耐水圧が大事な訳は?防水におすすめのダブルウォールテント12選!

キャンプは屋外で楽しむため雨に対して強いテントが必要になります。雨に対して強いテントを見分けるには耐水圧を参考にするといいでしょう。耐水圧は日本工業規格により定められたテストによりどれくらい雨に強いかわかる数値です。おすすめテントと共に耐水圧を紹介します。
更新: 2022年3月28日
揚げ餅
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テントとはフィールドで「家」となる大切なギア

雨に強いテントが重要

Photo byFree-Photos

テントはフィールドで寝る場所になり、大型のテントだとリビングにもなることから雨に弱いと困ります。雨に弱いとは防水処理がなく水がすぐに染み込んで雨漏りする状態を意味しますが、テントの生地を見ただけでは雨に弱いか、強いかはあまりわかりません。ブルーシートのように全く水を通さない素材もあるのですが、キャンプ用のテントはポリエステルやナイロンとなり水に強いか確認して選びましょう。

雨に強いテントとは

Photo byBrett_Hondow

雨に強いテントなのか調べる方法は「耐水圧」を確認するとある程度わかりますよ。耐水圧とは防水に関する機能を数字化したもので、どのブランドも同じ条件のもと耐水圧を記載していることから分かりやすい目安になります。定義としては生地に染み込む水に対してどれくらい耐えるかを表していて、耐水圧が1000mmなら1cm四方の筒状の容器を生地の上に置き、水を入ても1000mmの高さまで染み出さないという意味になります。

耐水圧が高いほど防水能力が高い

耐水圧と防水能力は比例の関係にあり、高くなるほど生地に染み込もうとする水を防いでくれるので、防水能力が高くなりますよ。3000mmなら3m、4000mmなら4mまで水が溜まっても染み込まないということになるので、協力な止水能力を持つ信頼できる生地となります。なおレインジャケットには20000mmのものなどもあり、4000mmでは完全に水が染み込まないというわけではありません。

テントの耐水圧と通気性の関係

高ければいいというわけではない

Photo byanaterate

4000mmよりもレインジャケットのように20000mmのほうが防水能力は高く最強となりますが、耐水圧が高すぎてもあまりいいことはありません。耐水圧が高いとは水の分子が入り込みにくいということでもあるので高すぎると通気性が失われてくると言われていますよ。家のように天井が高くしっかり換気できている状態だと問題ありませんがテント内で通気性が悪すぎると熱がこもりやすかったり、結露が発生しやすくなり不快感が高まります。

雨と耐水圧関係性とは

雨の振り方によって必要な耐水圧が目安として決まっています。例えば傘は小雨から本降りの雨まで活躍しますが、実は耐水圧自体は低めで高いとはいえません。傘の耐水圧は500mm程度と言われていて骨組みできちんと張っているので染み込みにくいです。激しい雨となると10000mmほど必要とされるため4000mm以上の耐水圧が欲しくなるかもしれませんが、テントだと前述したように通気性に関する不具合が出てきてしまいます。

テントに求められる耐水圧の目安

1500mmが基準

Photo by zunsanzunsan

テントにおける耐水圧の目安とはだいたい1500~2000mmとなります。さらに高い防水能力のあるテントもありますが、強い雨が長時間続かない限り問題ありません。逆に基準より低いとなると少し雨が心配になってきて500mmの程度となると晴れた日だけ使うようにしたほうがいいでしょう。

フロア(床)の耐水圧

床の耐水圧とは、寝床となる床部分の耐水圧となります。立ったり、膝をついたりする場所となり、屋根となるフライシートよりも強い圧力が加わることから簡単に浸水しやすいいですよ。そのため屋根よりフロアの耐水圧が高い事が多いです。フロアの耐水圧は3000mmや4000mmの高いほうがよく、グランドシートを使うなどしてフロアに水が染み込まないようにしないと天井よりもフロアから水が染み出す傾向にあります。

最強のテントとは

注意してほしいのは耐水圧だけで防水能力が最強と決まるわけではないということです。耐水圧は大切ですが、縫い目から水が染み込まないようにシームテープで処理されているか、フライシートがあるダブルウォールテントなのか、雨に強いコーティングが施されているか総合的に見て対処されていると最強といえるでしょう。耐水圧が4000mmや3000mmでも水を弾かなくなると染み込みやすいです。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント1

キャンパーズコレクション:キャノピーテント

山善のアウトドアブランド「キャンパーズコレクション」から発売されている耐水圧が1000mmのテントです。キャンパーズコレクションは価格が安く初心者におすすめのブランドとなり耐水圧自体は低いですが、裁縫部分が内側になっていたり、撥水加工があります。また床は水が侵入しにくいバスタブ構造となっていてPEクロスです。

特徴

出典: https://image.rakuten.co.jp/e-kurashi/cabinet/pc_sub/033/xqd64-06t.jpg

耐水圧は1000mmと平均より少し低いですがキャノピーとしても使える広い前室、5人用サイズ、UVカット機能、キャノピー用のポールも付属していて低価格ということでキャンプ入門向けのテントとして非常に人気があります。1000mmという数値が気になるという方はタープで補う方法もありますよ。タープもテントと同じように1500~2000mmあると雨でも大丈夫ですが、雨避けなら3000mmや4000mmがいいでしょう。


ポリエチレン(PE)とは

Photo by haru__q

ポリエチレンは工事現場などで使われているブルーシート、ピクニックなどで使うレジャーシートと同じ材料となり水を通さず安価ですが、質感が悪かったり、たたむとかさばることから人気ブランドや有名ブランドほど採用されない材質です。PEクロスやPEシートと表記されることもあり質感や収納サイズに目をつむると最強と言える生地となります。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント2

キャプテンスタッグ:レニアスドーム

パール金属のアウトドアブランド「キャプテンスタッグ」もファミリー向けサイズで低価格な初心者向けテントを発売しています。耐水圧は800mmですが、縫い目に防水性のあるテープで覆い水が染み込みにくい加工が施されていて、そう簡単に雨漏りしないように作られていますよ。フロアもフライシートより耐水圧が高い1000mmです。雨漏りが気になるのであれば晴れた日に使うといいでしょう。

特徴

出典: https://shop.r10s.jp/naturum/cabinet/goods/00841/002_4.jpg

数値は低めですが通常の雨が半日ほど降るぐらいなら問題なく使えるテントとして評価されていますよ。耐水圧が低いですが、その分通気性がよくインナーの上部はメッシュになっていて快適です。雨が心配な場合タープを使ったり、防水スプレーを使うといいでしょう。お手頃価格のテントでもしっかり工夫すると雨でも安心できます。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント3

バンドック:ツーリングテント

耐水圧1000mmソロ用テントだとさらにお手頃な価格でありますよ。シングルウォールで1000mmというのは心配ですが、フライシートとインナーの二重構造で1000mmだと小雨が降っても半日以上は問題なく使えると言われています。小さくても耐水圧が平均より低めといことで通気性がよく入口部分をメッシュにすることができるので快適に過ごせます。フロアはPEクロスではなくフライシートと同等のポリエステルとなります。

特徴

出典: https://image.rakuten.co.jp/tuhan-ya/cabinet/t_simple5549/1223946-03.jpg

コンパクトなテントです。雨の日にはあまり向きませんが、グランドシートでカバーするとフライシート自体は多少の雨でも大丈夫です。またUVカット加工になっていて熱がこもらないようになっているコスパのいいテントとなりツーリングで人気です。ツーリング用のコンパクトなテントですが、フライシートとインナーの間に適度に隙間ができ荷物も置けてソロキャンプ用テントとしてもおすすめです。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント4

Soarmax:ワンタッチテント

Soarmax ワンタッチテントは、紫外線防止や通気性に優れています。ワンタッチで設営できるので、キャンプ初心者でも安心。海や花見、運動会や登山でも利用可能です。

また、Soarmax ワンタッチテントは折りたたみ式なので、コンパクトに持ち運べます。最大で4人まで並んで就寝できるサイズなので、ファミリーでの使用もおすすめです。

特徴

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Soarmax ワンタッチテントは、UVカット加工が施されています。99%の紫外線をカットするので、焼けたくないという人におすすめ。また、Soarmax ワンタッチテントはカラーバリエーションが豊富です。

防水性に優れた素材を採用しているため、万が一雨が降ってきてしまっても安心。ペグと張り鋼で固定するので安定感があります。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント5

コールマン:ツーリングドーム

コールマンの定番のツーリング向けテントは1500mmの平均的な耐水圧があります。梅雨のように高い頻度で長時間雨が降る場合少し耐水圧が心配になりますが、ただの雨天なら1500mmもあれば問題なく過ごせます。フロアはフライシートと同等のポリエステルとなり、耐水圧が1500mmです。縫い目から水が染み込まないようにシームテープ加工も施されていますよ。小型のテントですが、定番モデルで人気があります。

特徴

出典: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/sportsauthority/cabinet/img/1008/30602049_1.jpg

ツーリングテントですが広めの2~3人用です。雨が続くようであれば2000mmの耐水圧がほしいところですが、1500mmなら通気性と耐水性のバランスがとれていて過ごしやすいです。サブポールを使うので前室が広く雨の日でも簡単な調理ができる広さがありますよ。UVカット加工にもなっていて夏でも過ごしやすくツーリング、オートキャンプ共におすすめです。ツーリング用としては大きいですが1人で設営できる構造になっています。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント6


GEERTOP:テント 2人用

1万円程度で購入できる耐水圧のあるテントをお探しの方には、こち他のアイテムがおすすめです。耐水圧は約5000mmと高く、万が一雨が降ってきてしまっても安心。

また、軽量なのもおすすめポイントの1つとなります。持ち運びやすいため、ツーリング時にもピッタリです。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。

特徴

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こちらの耐水性のあるテントは、フォーシーズンで使用できるのが特徴的。メッシュ窓を2つ取り入れることで、空気を循環させられます。そのため、暑い日の利用にピッタリ。

また、引き裂きに強い高品質な生地を取り入れているため、長期的な愛用に適しています。フルクローズにすることも可能なので、状況に合わせて設営してみてください。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント7

スノーピーク:アメニティドーム

スノーピークはエントリーモデルの中では最強と言われている高品質な作りになっていますよ。その中でも同社の定番のドームテントといえばアメニティドームです。前述したように1500mmが多い中アメニティドームは1800mmもあり梅雨時のように雨が多い日での利用に向きますよ。また同社の耐水圧はミニマムとなっていて、フライシートのどの部分でも最低1800mmはあるという意味となり最強とも言える高い防水能力があります。

特徴

出典: https://shop.r10s.jp/auc-odyamakei/cabinet/000834/9999994961194_2.jpg

エントリー向け最強と言えるのはエントリー向けとは思えない性能という特徴があるからです。平均より高めの耐水圧だけではなく、色分けされているポールを差し込んでいくだけのだれでも簡単に設営できる点、アルミ合金の中でも強度の高いジュラルミンポールが使われている点、充実のサポート体制などが人気です。キャンプ場でもよく見かけるテントとなり雨の日でも信頼できる安定性がありますよ。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント8

DOD: ザ・テントM

ワンタッチテントやツールームテントが有名なDODのシンプルなドームテントです。耐水圧は梅雨時でも雨漏りの心配をしなくてもいいとされる2000mmとなります。フロアは5000mm高い耐水圧となっていて雨の日でも安心して使えて通気性もよく考えられている最強のドームテント言える仕様になっていますよ。2000mmの耐水圧はスノーピークのミニマム値と同じで最低でも2000mmの耐水圧があるということになっています。

特徴

出典: https://shop.r10s.jp/naturum/cabinet/goods/03000/936_6.jpg

シンプルなドームテントですが、近年発売された新しいドームテントです。入口部分はフルメッシュに変えられる仕様で通気性がよくインナーの上下には換気用の窓がありますよ。またフライシートにもベンチレーションがあり2000mmでも通気性がきちんと確保されています。外側にサブポールがありタープの連結がしやすく、サブポールで前室が広いデザインのため荷物がたくさん置けます。初めてのテントとしてもおすすめです。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント9

クイックキャンプ:ダブルウォールキャビンテント

ワンタッチテントでも雨に強いタイプがありますよ。クイックキャンプのキャビンテントは耐水圧が2000mmと高く長雨でも雨漏りすることがないでしょう。またワンタッチ式なので大きくても設営が簡単です。フロアはPEクロスとなり耐水圧は3000mmや4000mmを遥かに超えますよ。縫い目はしっかりシームテープで保護されています。

特徴

出典: https://shop.r10s.jp/esports/cabinet/9500/9500310190020-4.jpg

5人用の大きなテントですが、ワンタッチ式で5分程度で設営できる構造になっています。2000mmと高めの耐水圧ですが、大きなメッシュ窓があり、通気性を確保しやすく、高さが1.9mもありテント内で立つこともできますよ。外部電源を引き込む見用の小窓などもついていて機能的です。サブポールを使うため一般的なドームテントよりも広大な前室があるところも魅力的で大人数でも使いやすくなっています。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント10

バンドック:ソロドーム

左右で交差する魚座型のコンパクトなテントで、耐水圧は3000mmと平均より高い数値です。材質はフライ、フロアともに一般的なポリエステルです。フロアの耐水圧記載がありませんが、一般的にフロアのほうが耐水圧が高い傾向にあり、ソロドームも3000mmかそれ以上になっている可能性が高いです。縫い目にはきちんとシームテープが貼られており、雨に強いソロ用のテントとしてはコスパ最強といわれています。

特徴


出典: https://www.rakuten.ne.jp/gold/livinglinks/image/promotion_img/bdk-08_6.jpg

3000mmでも通気性を確保しやすいフルメッシュ仕様のインナーとなっていてフライシートにはベンチレーションが付属しています。ツーリングでも使いやすく収納サイズは38xΦ15cm、約1.9kgと持ち運びやすいです。また魚座型という少し特殊な形状は、交差箇所がドームテントより多く風に対して強度が上がっていて堅牢さもありポールは耐久性のある金属製です。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント11

YACONE:ワンタッチテント 3~4人用

YACONE ワンタッチテント 3~4人用

出典:Amazon

1万円以下で購入できる耐水圧のあるテントをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。耐水圧は約3000mmほどで、防災用としてもピッタリ。

天井にはランタンフックを搭載しているため、夜キャンプも楽しめます。また、小物用の身にポケットが取り付けられているので、スマホなどの貴重品の収納に利用してみてください。

特徴

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こちらの耐水圧のあるテントは防水性が備わっているだけでなく、日差しからも守ってくれます。UV加工が備わった生地を採用しているため、日差しの強い夏でも問題なく使用可能。

また、こちらのテントはワンタッチで設営できるのが特徴的。初めてテントを設営する方でも安心して利用できます。ぜひこの機会に購入してみてください。

耐水圧があるおすすめダブルウォールテント12

ネイチャーハイク:1人用テント

最強とも言える4000mmの耐水圧がある1人用のテントです。材質はポリエステルではなくシリカゲル生地となり軽量ですよ。価格も安く高い防水能力のあるテントがほしいという方におすすめのテントとなります。フレームはA型で初心者でも設営しやすく、床からの浸水を防ぐグランドシート付きです。

特徴

出典: https://image.rakuten.co.jp/satex-j/cabinet/nh/imgrc0081775161.jpg

登山でも使いやすいコンパクトで軽量なテントです。耐水圧が高いだけではなく強度もありますよ。細かな点では雨が降って暗いときでも視認性を高めるリフレクターがガイロープ用のループにありよく目立ちます。インナーはオールメッシュで4000mmと耐水圧が高くても通気性がよくおすすめです。4000mmもあると長時間の大雨でも安心できます。

ダブルウォールテントのまとめ

床の耐水圧が重要

Photo bybhossfeld

屋根となるフライシートは1000mmでも一定の効果はあり雨が防げます。しかしフロアが1000mmは強い圧力が加わったりすると水が染み込みやすいですよ。フライシートは1000mmでもフロアはできるだけ3000mmや4000mmの高いテントが雨の日にはおすすめとなります。PEクロスだと水を通さないなので質感などを我慢すると安心して過ごせますよ。安いテントでも耐水圧は必ずチェックしておきましょう。

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