ブッシュクラフト 焚き火フライパン
ブッシュクラフト 焚き火フライパン 深め
はじめに
みなさんは、キャンプで焚き火料理をする際に何を使っていますか?ダッチオーブンやスキレットなど、様々な道具がありますが、中でももっとも高く評価されているのが「焚き火フライパン」です!取っ手の付いていない少し変わったフライパンで、日本ではブッシュクラフト社(Bushcraft Inc.)から発売されています。今回は、そんな焚き火フライパンの魅力をご紹介していきます。
焚き火フライパンとは
焚き火フライパンはキャンプで使うのにぴったりな、軽くてコンパクトなフライパンです。取っ手は自作で、買ってすぐに使い始めることができる上に、見た目もおしゃれ。シンプルなソロ朝ごはんの目玉焼きから、豪快なステーキまで焼ける、万能なフライパンで、使い勝手も抜群です。
焚き火フライパンの魅力①
焚き火フライパンの最大の特徴は取っ手が付いていないことです。取っ手はあらかじめ作っていくことも、現地調達をすることも可能。料理に合わせて長さを変えたり、しまうときは取り外してコンパクトにしたり、自由自在です。
ブッシュクラフトとして楽しむ
焚き火フライパンの取っ手は、木の枝を削って差し込んで作ります。付属のネジでしっかり固定して完成です。自分で取っ手を作るので、世界に一つだけの自分専用のフライパンにできます。キャンプ初心者の方でも簡単にできますし、ブッシュクラフト上級者の方なら気に入った木の枝を削って磨いて、自分にぴったり合った取っ手を極めるのも楽しみ方の一つですね。
用途に合わせて変形
取っ手には好きな木の枝を選び、いつでも変えることもできるため、取っ手を短くしたり長くしたり使い方に合わせてサイズや形を変形可能です。炒め物や弱火でじっくり焼く料理なら取っ手を短めに、又は大きなキャンプファイヤーでワイルドに焼くなら火傷をしないように取っ手を長くできます。
コンパクトに収納
本体は薄い鉄でできているため軽く、片付けるときに取っ手を外せばコンパクトに収納が可能なサイズなところも、評価が高いポイントです。荷物を少なくしたいソロキャンプにも、焚き火フライパンならぴったりです。
焚き火フライパンの魅力②
通常ですと、鉄フライパンを購入すると最初に料理に使う前にしなくてはならないのが焼き入れ(ならし)です。焼き入れをすることで料理がフライパンにくっつきづらくなります。
焼き入れは不要!
ブッシュクラフト社から発売されている焚き火フライパンは、最初から焼き入れ(ならし)が済んだ状態で購入できるという点で評価が上がります。通常の鉄フライパンは油をひいてから焼きするという作業が必要ですが、焚き火フライパンはその手間をかけずに、買ってすぐに使い始めることができるのです。最初から焦げ付いたり料理がフライパンにくっつく心配がありません。
焚き火フライパンの魅力③
焚き火フライパンは軽い本体と調節可能な取っ手のおかげで、焚き火料理初心者の方にも使いやすいフライパンです。焚き火を囲んででワイルドに料理をするのは、最初は難しいですがキャンプの醍醐味でもあります。焚き火フライパンを使って、焚き火料理に挑戦してみましょう!
焚き火料理に挑戦!
当たり前ですが焚き火料理は、一般的なキッチンでの料理とはかなり違います。火加減が難しく、最初は料理を焦がしてしまったり上手くいかなかったりします。しかし、焚き火で料理をすればするほど火の扱いにも慣れ、料理上手になること間違いなしです。たまの失敗も、キャンプの醍醐味ではないでしょうか。薄い鉄でできた焚き火フライパンは熱伝導率も高く、直火で料理をすることでしか得られない美味しさも得られます。
鉄フライパンの魅力
焚き火フライパンの本体は鉄なので、使えば使うほど油が染み込み、食材が焦げ付きづらくなります。丁寧にお手入れをすれば長い間使えることもメリットの一つです。丈夫な作りで、多少荒い使い方をしても耐久性があり、テフロン(フッ素)加工が施されたフライパンと違い、フライパンの上で料理をそのまま切り分けることも可能なところも、評価すべき点ですね。
焚き火フライパンの魅力④
焚き火フライパンの最大の魅力は何と言ってもそのユニークな見た目です。本格キャンプを楽しみたいソロキャンプから、インスタ映えを狙うグランピングまで、様々なシチュエーションで活躍します。
本格ソロキャンプに
ブッシュクラフトやサバイバルスキルの向上に専念したい本格ソロキャンパーや、自然の中で一人の時間を楽しみたいソロキャンパーも、焚き火フライパンを使用して焚き火料理に挑戦してみましょう。
一つあるだけで料理の幅も広く、一人用の食事ならフライパンからそのまま食べることも可能。紙皿やプラスチックのお皿を使わず環境に優しいですし、水道がないキャンプサイトでも洗い物が減ります。ワンプレート料理のように綺麗に盛り付けて、ぜひ本格キャンプの雰囲気を楽しんでください!
おしゃれなアクセントに
取っ手の木が他の木製の調理器具やキャンプ用品とマッチします。フライパンのワイルドな雰囲気を残しながら、おしゃれな料理と盛り付けでグランピングにも使えますね。取っ手のアレンジと広い料理のレパートリーで、どんなスタイルのキャンプや使い方にもぴったり合うフライパンです。
焚き火フライパンの取っ手の付け方
焚き火フライパンの最大の特徴は取っ手を自作する点だと述べました。ここでは、取っ手の付け方を具体的にご紹介していきます。
焚き火フライパンの取っ手の付け方①
最初に、フライパンの取っ手に使いたい木の枝を見つけます。少し大きめの枝を見つけて、好きなサイズまで削るのがおすすめです。ナイフを使って、丁寧にサイズの調節をしましょう。削った取っ手をたき火フライパンの本体に差し込みます。差し込み部分はテーパー状になっているため、枝をぴったりのサイズに削ることができなくても後からネジで微調整ができます
焚き火フライパンの取っ手の付け方②
最後に、付属のネジで取っ手を本体に固定して焚き火フライパンの完成です。ブッシュクラフト社から発売されている焚き火フライパンにはアンティーク調のネジが二本付いていますが、市販の釘やネジを使ったり、自分で木釘を作成してもっと頑丈に固定することも可能です。ここから、木釘の作り方をご紹介します。
焚き火フライパンの取っ手の付け方③
最初に、小枝をナイフで削り、クサビのような形を作ります。フライパン本体にあいているネジ用の穴のサイズにぴったり合った小枝を使うことがポイントです。フライパンの取っ手用に削った木材の差し込む方に深めの切り込みを入れます。切り込みが縦向きになるように取っ手をフライパン本体に差し込んでください。最後に、フライパン本体のネジ用の穴に木釘を差し込みます。石やナイフの柄で叩いて頑丈に固定し、完成です。
焚き火フライパンの取っ手の作り方まとめ
ブッシュクラフト社から、取っ手を上手に作るコツや木釘の作り方を詳しく紹介している動画が出ています。焚き火フライパンの取っ手を実際に作る際にはぜひ参考にしてみてください!
焚き火フライパンのお手入れ①
焚き火フライパンを使用した後はお手入れが必要です。入念なお手入れを重ねて大切に使えば、焚き火フライパンはとても長持ちする一生もののフライパンです。フライパン使用後は置きっ放しにせず、速やかに手入れをすることが大切です。
使用後のお手入れ
まず、料理に使用した後は速やかに汚れや油をテッシュやキッチンペーパーを使って拭き取り、スポンジなどでフライパンを水洗いします。水洗いの後は水気を拭きとり、火にかけて残った水気を完全に飛ばします。フライパンが完全に乾いたことを確認して、火からおろします。最後に油を塗ります。フライパンが十分に冷めたことを確認し、キッチンペーパーなどを使ってしっかりと油を塗り込んでください。
焚き火フライパンのお手入れ②
焚き火フライパンは、使用後のお手入れを怠ったり、誤った使い方をしたりすると錆びたり変形したりする恐れがあります。このような失敗のないよう、対処法と注意点をご紹介します。
焚き火フライパンのサビ
万が一焚き火フライパンが錆びてしまった場合、サビを取ってまた使用することが可能です。まず、金タワシなどでサビを削って落とします。水を入れて加熱すると、汚れが浮かんで取りやすくなります。サビを取った後は、錆びていた部分に油を塗り、再度加熱します。油が染み込み、煙が出るくらいまで加熱したら完了です。錆びていた部分には多少の変色がみられる場合がありますが、使用上問題はありません。
焚き火フライパンの変形
急な加熱や冷却は焚き火フライパン本体が変形したり、酷い場合は割れたりする原因となります。予熱をかける際にも、火力が強すぎるとフライパンの変形につながります。変形したフライパンはIHなどでは使えなくなってしまいますが、通常のガスコンロや焚き火で使う際には問題はありません。
焚き火フライパンのおすすめ①
もともとはMUURIKKA(ムーリッカ)というブランドから発売されてた焚き火フライパン。日本では手に入れることができなかったのですが、日本のキャンパーたちの「使ってみたい!」という声を聞き入れ、ブッシュクラフト社が日本でも販売を始めました。
ブッシュクラフト 焚き火フライパン
こちらが、ブッシュクラフト社の焚き火フライパンです。焚き火フライパン本体の他に、収納用の麻袋と取っ手を留めるヒートンねじが二本ついています。本体の直径は約22.5cm、深さ約1.8cmとコンパクトでソロキャンプにも最適なサイズです。重さは約505gです。
焚き火フライパンの評価
スキレットよりも軽くて柄がないのでパッキングも良いです。木の枝を毎回探すのが大変ですが、売ってる薪でも作れるし、その辺も楽しんでます。結果キャンプがより楽しくなりました
やはり取っ手部分のDIYが最大の特徴で、取っ手づくりの工程を楽しむ口コミが多くあります。売っている薪を使うのもいいアイデアですね!取っ手を変えるだけでフライパンの雰囲気がガラッと変わります。
使ってみましたが、良いですね。ソロキャンの雰囲気がグッと上がります。大きさは思ったより小さい感じがしましたが、卵2個とベーコンが普通に焼けます。
持ち運びの際にもかさばらず、これ一つで充実した朝ごはんができそうです。ソロキャンプにはぴったりの大きさですね。
焚き火フライパンのおすすめ②
ブッシュクラフト 焚き火フライパン 深め
ブッシュクラフト社は焚き火フライパンを二種類発売しています。こちらは深めの焚き火フライパンになります。前途の焚き火フライパンと同じく、リネンの袋とアンティーク調のネジが二本付属しています。本体の直径は約24cm、深さは約5.5cmとサイズがひとまわり大きくなりました。重量は約705gです。深い作りのおかげで、焼くだけではなく、炒めたり煮たり、様々な使い方が可能になります。料理のレパートリーが一段と広がるところも評価の高いポイントです。
焚き火フライパン深めの評価
青みががかった色合いに惹かれます。 出荷時にシ-ズニングが済んでいる手間の要らないフライパンです。 このフライパンは現地で枝を見つけて柄に使うのが特徴ですが、コンロ用の短い柄と薪スト-ブ用の少し長い柄の2本をホムセンで売ってるφ24mm丸棒で作りました。
本体部分の絶妙な色合いがキャンプの雰囲気を一気におしゃれにしてくれます!シーズニングの手間がかからない点も魅力の一つですね。
お肉をギューっと焼いてる動画を見て、前から欲しかった「焚火フライパン」深型が出たと聞きまして、自分でもやってみたくて今回購入させて頂きました!お肉だけではなくて、焼きそばやチョットした汁物等もいけそうなので、キャンプの時に重宝しそうですネ。(^^♪
「焚き火フライパン 深め」が一つあるだけで、キャンプ料理のレパートリーが増えますね。ぜひこの商品を使って様々な焚き火料理に挑戦してください!
焚き火フライパンまとめ
浅い焚き火フライパンの方が軽くて携帯性もあるので、ソロキャンパーの方やキャンプ初心者の方は、最初は浅い方の焚き火フライパンで焚き火料理に慣れ、料理のレパートリーやキャンプ仲間が増えてから深めの方に挑戦するのも良い手です。ぜひ焚き火フライパンを取り入れ、充実したキャンプライフを送ってください!
焚き火が気になる方はこちらをチェック!
ここでご紹介した焚き火フライパン以外にも、暮らしーのでは他にもアウトドアやキャンプに関する情報を発信しています。
特におすすめな焚き火のやり方についての記事を載せるので気になる方はチェックしてみてください。
既に焚き火をやったことがある人も、これから焚き火にチャレンジしたい人にも役立つ方法がまとまっています。是非一度ご覧ください。
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