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おしゃれなキャンプに欠かせない!焚き火ハンガー
キャンプ人口、急増中!
みなさんはアウトドア、好きですか?近年、アウトドアを楽しむ人が増えてきています。その中でもキャンプは老若男女問わず大人気。「第3次キャンプブーム」が到来していると言われているほどです。
最近ではインスタグラムにおしゃれなキャンプの写真を載せる「キャンプインスタグラマー」も登場しています。インスタグラムを利用している若い世代の人たちが、キャンプの新しい楽しみ方を追求しているのが伺えます。
焚き火ハンガーがあればもっと盛り上がる!
そんな人気の高いキャンプをさらに盛り上げるのが、「焚き火ハンガー」の存在なんです。焚き火ハンガーがあれば、手軽に焚き火を使った調理ができるので、バラエティに富んだ料理を作ることができます。楽しいひと時に美味しい料理はつきものですよね。
また、置き場所に困る調理器具を吊る下げて収納できるのも嬉しいポイント。買ったばかりのトングをどこかへなくしてしまった!なんて失敗もなくなります。今回は、そんな焚き火ハンガーを簡単に自作する方法をご紹介します。
焚き火ハンガーってなに?使い方は?
焚き火周りをすっきりさせる優秀なヤツ
そもそも焚き火ハンガー(ファイヤーハンガー)とは、キャンプで焚き火をするときに使う鉄製のハンガーです。キャンプではお湯を沸かしたり、調理をしたりするために、色々な道具が必要になってきますよね。そんなとき、焚き火ハンガーがあると重宝します。
トングやグローブ、ハンドアックス、網、スキレットなどの置き場所に困るツールを吊るしておけるので、どこになにがあるか一目瞭然。焚き火周りがすっきりしますし、「あれどこに置いたの?」なんて仲間内で揉めることもありません。
調理の幅も広がる!
焚き火ハンガーは、しっかりした作りのものであれば重いダッチオーブンを吊るしても安全なので、調理の幅が広がります。野菜をとろとろになるまで煮込んだスープや、シーフードたっぷりのパエリア、豪快なローストビーフなどのおしゃれな料理だって作れるんです。
せっかくキャンプで非日常感を味わうのなら、普段より少し豪華にいきたいですよね。焚き火ハンガーは1台あれば幅広い使い方ができる、優秀なキャンプの相棒です。
焚き火ハンガーは簡単に手作りできる
欲しいけど値段がちょっと…なら、自作しよう
そんな便利な焚き火ハンガーですが、アウトドアショップで買うとなると10,000円くらいするので、買い渋ってしまう方もいるのではないでしょうか。そんな方々に朗報です。実は焚き火ハンガーは手作りできるんです。
しかも材料はホームセンターやネットショップで揃えられるものばかり。すぐにでも挑戦できるのが嬉しいですよね。既製品よりも自作の方が費用も安く抑えられますし、オリジナリティを出すことで他のキャンパーと差をつけることができます。
分からないことだらけでも大丈夫!
とは言っても、「材料や工具はなにを使えばいいの?」「鉄筋の曲げ方ってどうやるの?」「せっかくならおしゃれな色にしたい」「打ち込みってなに?」など、いろいろな疑問・要望が湧いてきますよね。
これから6種類の材料・工具を使った、自作焚き火ハンガーの作り方の一例をご紹介します。工具の使い方、鉄筋の曲げ方も詳しく説明していきます。簡単なので、ぜひ家族や友人と一緒に手作りしてみてください。
自作焚き火ハンガーに必要なもの
必要なものその1-材料
焚き火ハンガーを手作りするために、まずは材料を準備しましょう。
今回は3段タイプのドライネットを吊るしても下につかないくらいの長さを想定していますので、必要なものは鉄筋メインポール用1本(全長130センチ・直径15ミリ)、ハンガー用・丸筋3本(全長1メートル・直径10ミリが2本、全長1メートル・直径13ミリが1本)、耐熱スプレー(ブラック、シルバー、アイボリー、ブラウンなど)、ガス管用パイプ2本(分厚いもの)の4種類。
耐熱スプレーはブラックが定番ですが、アイボリーやブラウンといったおしゃれな色を使うと女性受けがよさそうですよね。
工具
工具は手動ベンダー付き鉄筋カッターと電動ディスクグラインダー(刃は鉄切用・研磨用の2種類)の2種類があるとよいでしょう。手動ベンダー付き鉄筋カッターは太い鉄筋を簡単に切ったり曲げたりできる便利な工具です。
今回はメインポールの長さを調整するのに使います。電動ディスクグラインダーは、鉄切用・研磨用の2種類の刃を用意してください。危険ですので、取り扱いには十分注意しましょう。
その他
DIYをするときは必ずグローブ・ゴーグル・マスクなどの保護具を用意しましょう。手を傷つけないためにグローブを、目に破片が入らないようにゴーグルを、粉塵を吸い込んだりしないようにマスクを着用するのが安全です。
必ず一緒に作業する人数分を用意するようにしてください。「これくらいなら着けなくてもいいや」という油断が大きな怪我や危険のもとになります。
自作焚き火ハンガーの作り方その1-ハンガーの作成
ハンガー用の鉄筋を配置する
ハンガー用の鉄筋を、ハンガーになるように加工していきます。鉄筋の組み合わせ方、曲げ方、調整の仕方をご説明します。
まず、メインポール用の鉄筋を真っ直ぐ置きます。その下にハンガー用の鉄筋を入れて、斜めに傾けて置いてください。このとき、少し斜め上になるように角度をつけておくとあとで曲げやすくなります。物をかける方は長さを長めに、メインポールに巻き付ける方は短めになるように置きます。
ハンガー用の鉄筋にガス管パイプを通す
ハンガー用の鉄筋の左右から、ガス管パイプを通します。このとき、ガス管パイプがメインポールにくっつかないように、メインポールの手前で止めておきましょう。ぴったりくっつけてしまうと、あとで曲げにくくなります。
ハンガー用の鉄筋を曲げる
曲げ方は簡単です。メインポールを足で踏んで固定し、ハンガー用の鉄筋に通したガス管パイプの左右を持ち上げてクロスさせます。そのまましっかり下まで押し付けて曲げます。この作業はなかなか力がいるので、2人で分担するのがおすすめです。1人がメインポールを固定する役、もう1人が曲げる役だとよいでしょう。
メインポールに取り付けて長さを調整する
曲げ終わったら、実際にメインポールに取り付けてみて、長さを調整します。物をかける方の長さが長すぎると、重いものに耐えられません。実際に水を入れたダッチオーブンをかけてみて、耐えられるか確認しましょう。
長すぎた場合は手動ベンダー付き鉄筋カッターでカットします。そのあと、物をかける方の端をベンダーでフック状に曲げます。これでハンガー部分は完成です。
自作焚き火ハンガーの作り方その2-メインポールの作成
メインポールの長さを調整する(鉄筋が長くてカットしたい場合)
次にメインポールの作成に移ります。ちょうどよい長さであればそのまま使えますが、長すぎる場合はカットする必要があります。カット用のディスクグラインダーの使い方と注意点、調整するときのポイントをご説明します。
今回は3段のドライネットをかけても地面につかないくらいの長さを想定して、全長130センチの鉄筋にしています。そのため、カットする工程は不要です。しかし、それ以上の長さの鉄筋を用意していて、短くしたい場合はカットする必要があります。
カットするときの工具と注意点
カット作業に入る前に、保護具を着用しましょう。グローブ・ゴーグル・マスクなどです。身の安全を守るために必ず用意してください。カットをする道具は、鉄筋カッターとディスクグラインダーのどちらでも大丈夫です。
ただし、ディスクグラインダーを使用するときは十分に注意しましょう。しっかり押さえないと弾かれてしまい、思わぬ事故に繋がる可能性があります。また、切断が終わったら回転がしっかり止まってから地面に置きましょう。
鉄筋の先端を尖らせる
カットをしたら、ディスクグラインダーの研磨用の刃を使って、メインポールの先端を尖らせましょう。尖らせることで地面に突き刺しやすくなります。あまり鋭くすると誤って触れたときに怪我をしたり、車に積み込んだときに車内を傷つけたりする可能性があります。なるべくソフトに削った方がよいでしょう。
自作焚き火ハンガーの作り方その3-ハンガーの仕上げ
ハンガーをスプレーで塗装する
ハンガー用の鉄筋の仕上げをします。いよいよあと少しで完成です。塗装の仕方、組み立て方をご説明します。
耐熱スプレーを使ってハンガーを塗装していきます。ハンガーから少し離し、何回も全体的に薄く吹きかけましょう。一気にやってしまうとムラになります。また、スプレーをするときは地面に塗料がつくのを防ぐために、下にいらない木材や新聞紙を敷きましょう。全体にまんべんなく塗装し終わったら乾くまで外に置いておきます。
ハンガーを組み立てる
塗料がしっかり乾いたら組み立てます。メインポールにハンガーを取り付けていきましょう。この段階では、ハンガーが下がってくる場合がありますが、物をかければ重さで固定されるため問題ありません。ハンガー同士の間隔を均等に空けてつけると見栄えがよくなります。
自作焚き火ハンガーの作り方その4-ハンガーの打ち込み
ハンマーを使って地面に打ち込みをする
あとは完成した焚き火ハンガーを設置するだけです。打ち込み方、打ち込みのポイントをご説明します。
メインポールを地面に刺し、ハンマーを使って打ち込みをします。重いもの(ダッチオーブンなど)を吊るす場合は、しっかりと打ち込んでください。刺さりにくいときはペグを使うと簡単にできるようになります。
長めのペグを地面に打ち込み、ぐりぐりと押し込んで下穴を作ってから、ハンガーを挿しこみましょう。これで焚き火ハンガーの完成です。
自作焚き火ハンガーの2つの注意点
焚き火ハンガーを作るときの注意点をあらためて挙げていきます。保護具をしっかり身に着けること、工具の正しい使い方を覚えることは、手作りをするうえでなによりも重要です。必ず以下のことを守って、安全に楽しく作りましょう。
保護具を用意・着用する
作業中は予期せぬ危険にあうことがあります。手や腕を傷つけないようにグローブをするのはもちろん、スプレーをするときは目に入る・吸い込むことを防ぐためにマスク・ゴーグルを着用してください。
また、複数人で作業する場合は念のため全員が着用するようにしましょう。一人一人が危険性と周りへの配慮を意識して行えば、結果的によいものが出来上がるでしょう。
ディスクグラインダーなどの電動工具は丁寧に扱う
ディスクグラインダーは便利な反面、使い方を間違えれば危険を伴う電動工具です。近年はディスクグラインダーを使用したときの不注意による事故が増えています。そのため、使用する際は必ずグローブを着けましょう。
使う前にはスイッチのオン・オフを確認すること、刃を交換する際は必ずコンセントを抜いてから付け替えることも忘れずに。取扱いに気を付けて丁寧に使用することが重要です。
自作焚き火ハンガーにおすすめの収納ケース2選
ポイントは「生地の厚さ」と「防水帆布」
焚き火ハンガーは重く、先端が尖っているので、収納ケースに入れることをおすすめします。収納ケースを探すときに大事なのが、「生地が分厚い」「防水帆布」であること。生地が分厚いと、車に積み込んだときに車内に傷がつくことを防げます。
防水加工された帆布であれば、火に近づけても燃えにくい、雨に濡れても使える、という利点があります。これらの機能性とおしゃれな見た目を兼ね備えた、おすすめの収納ケースをご紹介します。
スノーピーク パイルドライバーケース
スノーピーク snowpeak パイルドライバーケース LT-004B
しっかりした作りで、車内が汚れるのを防げます。190センチあるので、今回ご紹介した焚き火ハンガーがすっぽり納まるサイズなのもポイント。また、サイドにファスナーがついているため出し入れもしやすいです。フロントのベルトがワンポイントでおしゃれな見た目なのもテンションが上がりますよね。
asobito(アソビト) トライポッドケース
asobito(アソビト) トライポッドケース ランタンスタンド 約120cm ポール 収納ケース 防水 頑丈 9号綿帆布 キャンプ アウトドア ab-006OD
約120センチのため今回の焚き火ハンガーは頭がはみ出てしまいますが、持ち運びには支障ありません。防水加工で頑丈という機能性と、スタイリッシュなおしゃれさをあわせ持った収納ケースです。また、使い込むほど風合いが増してくる生地なので、長く使うほど愛着が湧いてきそうです。
自作焚き火ハンガーのまとめ
意外と簡単に作れそう!
自作の焚き火ハンガーの材料や作り方・曲げ方・打ち込み方、注意点、おすすめの収納ケースについてご紹介してきました。材料はホームセンターやネットショップで手軽に揃えられますし、工程は複数あっても意外と簡単にできそうな気がしますよね。手作りだと、友人や家族と一緒にわいわいしながら作り上げていく楽しみもあります。
工夫次第でおしゃれな見た目になる!
耐熱スプレーの色は定番のブラック以外にも、シルバー、アイボリー、ブラウンなどおしゃれな色を出しているメーカーもあるので、気分や雰囲気によって変えてみるのもよさそうです。
また、ハンガー部分・フック部分は曲げ方の工夫次第でよりおしゃれな焚き火ハンガーになります。個性を出して、他のキャンパーとは一味違うところを見せつけてしまいましょう。
必ず保護具をつけよう
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焚き火ハンガーを手作りするときは、必ずマスク・ゴーグル・グローブなどの保護具を着用しましょう。特にディスクグラインダーなどの電動工具は、使い方を誤れば事故に繋がります。自分や周囲の人の身を守るためにも、正しく使用し、安全第一を心掛けてください。
収納ケースを使おう
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完成した焚き火ハンガーは、分厚くて防水加工のされているケースに収納するのがおすすめです。持ち運びがしやすいうえに、車内を傷つけない、うるさい音が出ない、などのメリットがあります。
また、生地は帆布を選ぶのがよいでしょう。火に燃えにくく頑丈という機能性もありますし、長く使うほど風合いが出て馴染んでくるので使い甲斐があります。
充実したキャンプライフを送ろう!
キャンプは、一人で、友人複数人で、家族で、と色んなシチュエーションでの楽しみ方があります。そのときによって必要なツールの数や種類、作りたい料理も変わってくるでしょう。
焚き火ハンガーがあれば、色んなニーズに応えられて、よりキャンプが盛り上がること間違いなしです。せっかく都会の喧騒から解放されて自然を味わうのですから、思い切り楽しめた方がよいですよね。ぜひ作り方を覚えて、充実したキャンプライフを送ってください。
焚き火が気になる方はこちらをチェック!
暮らしーのでは他にもアウトドアに関する情報を発信しています。
特におすすめな焚き火のやり方についての記事を載せるので気になる方はチェックしてみてください。
既に焚き火をやったことがある人も、これから焚き火にチャレンジしたい人にも役立つ方法がまとまっています。是非一度ご覧ください。
【焚き火完全ガイド】わかりやすい焚き火のやり方①準備編
焚き火はキャンプの醍醐味です。しかし、ギアをそろえたり、準備をしたりと楽しむにはポイントを覚えておかなければなりません。当記事では、焚き火を...