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マスクをすると肌荒れするのはなぜ?その原因と予防・対策方法を解説!

マスクが原因で肌荒れを起こしてしまう人が増えています。マスクは私たちをウィルス・花粉・ホコリから守ってれる心強いアイテム。そんなマスクで肌荒れを起こしていては意味がありません。マスクの装着で起こる肌荒れの原因、その対策と予防法を知って、肌荒れを防ぎましょう。
2020年8月28日
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マスクで肌荒れしたことありませんか?

風邪、花粉症 、そしてここに来てコロナウィルスとマスクをする機会がとても増えています。みなさん、マスクで肌荒れしていませんか?

肌荒れの原因

一般的に肌荒れの原因と言われるのは、肌のターンオーバーの乱れ、バリア機能の低下、ホルモンバランスの乱れです。マスクで肌荒れを起こしてしまう原因にも深く関わっています。

マスクによる肌荒れの原因

マスクの装着からおこる肌荒れは、一般的な肌荒れ原因の他にも、マスクを装着しているからこその原因があります。

マスクでの肌荒れ原因①:摩擦

マスクを装着すると肌と摩擦は避けられません。お肌の弱い方はもちろんですが、風邪や花粉症で免疫力が低下している時は、いつもよりお肌が過敏に反応します。少しの摩擦で肌荒れが起きてしまいます。特に不織布は素材自体が固いため、敏感になっているお肌には摩擦の刺激が強い場合があります。特にマスクの端の厚みのある部分は、フェイスラインと摩擦を起こしてしまいやすく、ニキビや吹き出物の肌荒れの原因に。

マスクでの肌荒れ原因②:素材

ガーゼ素材でできたマスクのメインだったのは一昔前。最近はのマスクの素材は多種多様にあります。特に多いのは不織布を使用したマスク。不織布は大量生産ができ、比較的安価で作ることができるため、近年は不織布のマスクが主流です。そんな便利な不織布ですが、残念ながら製造過程で薬品処理をされているものお多く、薬品が原因でアレルギーを引き起こしてしまう場合があります。

マスクでの肌荒れ原因③:蒸れ

マスクを装着することで誰もが感じる蒸れ。マスク内はいわば密封状態。その密封状態がウィルスや花粉、ほこりから私たちを守ってくれる反面、蒸れて雑菌の繁殖を招いてしまうことがあります。くしゃみや会話によって飛散される唾液の中には少なからず雑菌が含まれており、蒸れた状態が雑菌を繁殖させてしまいます。その雑菌がニキビやふきでもの原因となる場合があります。

マスクでの肌荒れ原因④:アレルギー

抗菌剤が処理されているマスクは少なくありません。抗菌剤は私たちを細菌から守ってくれる一方で、残念ながら、アレルギーを引き起こしてしまうことがあります。肌荒れの原因になってしまう場合もあるので注意が必要です。

マスクによる肌荒れを予防

マスクが原因で肌荒れしてしまうことは残念ながらあります。根本的にはお肌のバアリア機能を高めることで、肌荒れを予防できます。バリア機能を高めるた具体的にできる以下の3つの予防法をぜひ実践してください。

予防法その①:毎日の正しいスキンケア

正しいスキンケアはお肌のバリア機能を高めてくれます。スキンケアと言ってもいろいろとありますが、特に大切なのは洗顔です。お肌に不要な皮脂(汚れ)を落とすことで清潔な肌になり、角質を落とすことでターンオーバーが正常になります。ただ、洗いすぎには注意が必要です。皮脂による保湿効果はお肌を乾燥から守ってくれます。皮脂を落としすぎるとお肌の水分量が少なくなり肌が乾燥してしまいます。お肌が乾燥することで肌は傷つきやすくなり、外部からの刺激で肌荒れを起こしてしまいます。

バリア機能が落ちたお肌にマスクを装着すると、摩擦で肌荒れを起こしてしまいます。毎日の正しいスキンケアを身につけることが効果的な予防法となります。

予防方法その②:紫外線をブロック


夏場は紫外線対策をしっかりしていても、それ以外の季節はあまり気にしていない……という方多くはないでしょうか。また、室内にいるからあまり関係ないと思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、紫外線は1年中、屋外・屋内に関係なく私たちに降り注がれています。紫外線を浴びることで、お肌のバリア機能は弱まってしまいます。夜間以外は日焼け止めクリーム等をしっかり塗って、紫外線からの外敵要因を予防してください。マスクを装着していても、紫外線対策をすることがマスクで肌荒れをおこさない予防になります。

予防方法その③:規則正しい生活習慣

最後に大切なのが規則正しい生活習慣です。バランスの取れた食事、湯船に使って全身を温める入浴、そして6時間以上の睡眠は肌荒れに限らず、私たちが生きていく上でとても大切になってきます。特に睡眠時間が少ないとホルモンバランスが崩れ、様々な症状を引き起こすと言われています。お肌のバリア機能が弱まってしまうのも例外ではありません。規則正しい生活習慣を身につけて、マスクの装着による肌荒れを起こさない予防をしっかりしましょう。

マスクで肌荒れしない正しいスキンケア

お肌のバリア機能が低くなると乾燥肌になり、お肌が傷つきやすくなります。お肌のバリア機能を高める正しいスキンケア方法で大事なのは、正しい方法で洗顔し、しっかり保湿することです。

正しいスキンケア①:洗顔方法

まずしっかりとメイクを落とします。ご自身のメイクに合わせて、きちんとメイクが落ちるクレンジング剤を使うようにしてください。その後、洗顔料をたっぷりと泡だてて、泡をお肌の上で滑らせるように優しく洗います。最後にぬるま湯または水でしっかりと泡を落とします。すすぎ残しは肌荒れの原因になってしまうので、生え際などもしっかりゆすぐことがポイントです。また、暑いお湯は皮脂を落としすぎるので気をつけてください。

よく、朝の洗顔は水での方もいらっしゃると思いますが、夜寝ている間にもかなりの皮脂が分泌されています。その皮脂に汚れがついているので、朝も必ず洗顔料を使って洗顔してください。ただし、ゴシゴシ洗うのではなく、あくまでも優しく洗うことが正しいスキンケアのポイントです。

正しいスキンケア②:しっかり保湿

洗顔後は必ずしっかり保湿をします。お肌に大切なのは水分です。水分が蒸発してしまうことで乾燥肌になります。乾燥肌になるとお肌が荒れて少しの摩擦で傷つきやすくなってしまいます。化粧水はお肌にたっぷりと染み込ませるようにハンドプッシュしながらスキンケアをします。スキンケアの最後には、入れ込んだ水分が逃げないようにクリームでしっかりと蓋をします。

マスクで肌荒れしない対策を

肌荒れ対策にはスキンケアが大切ということは大前提。そのほか具体的かつ効果的な対策法を3つお伝えします。

対策その①:マスクの素材を見直す

元々お肌が弱い人は、摩擦や素材で肌荒れを起こしている可能性が高いです。お肌が弱い方はマスクの素材を見直してみてください。おすすめ素材としては、ガーゼです。できればオーガニック素材で作られたガーゼを選んでください。肌触りが優しいため、摩擦も少なく素材によるアレルギーを起こす心配もありません。不織布マスクを使用している人はぜひお試しください。また、不織布はガーゼやコットンに比べてマスク内が蒸れやくなることにも注意をしてください。

対策その②:マスクは都度洗うor新しいもの変更する

1日装着したマスクは必ず洗ってください。ガーゼ素材でできたマスクは洗濯用洗剤で手洗いするのがおすすめです。その際に使う洗剤はできるだけ香りがついていない、オーガニック系の物を使うと良いでしょう。不織布マスクも洗うことはできますが、そもそも使い捨てように作られたマスクなので、洗っている時点で不織布が破けてしまうことが多くあります。その場合は、必ず新しいマスクに交換してください。

また汚れたマスクは水分が蒸発しにくく、蒸れた状態になりやすいため、洗えるマスクでも使用回数に限界があります。マスクを使用していて蒸れやすくなったと感じたら、新しいマスクへの交換サインです。蒸れによって肌荒れを起こさないためにも適切な状態で使用することが大切です。

対策その③:マスクの紐にも注意


マスクの紐によって耳の裏の皮膚が荒れてしまう場合もあります。長時間、細いゴムタイプの紐をしている場合に紐と皮膚の摩擦によって起きてしまいます。耳の後ろの皮膚が荒れてしまうという方は、紐のタイプを吟味して購入すると良いでしょう。最近は、耳が痛くなりにくいタイプゴム紐のマスクも多数販売されています。また、すでにマスクが大量にある場合は、細いゴム紐タイプのものであれば、少し太めのゴム紐に交換することで、耳の後ろの肌荒れを起こしづらくなる場合があります。

マスクを手作りしてみる

新型コロナウィルスでマスクが品薄なこともあり、マスクを手作りする人が増えています。これを機会にぜひチャレンジしてみてください。

プリーツタイプのマスクを手作り

プリーツタイプのマスクは通気性がよく、蒸れづらいという利点があります。また、型紙いらずで作れるので手作り初心者の方にも作りやすいのがポイントです。素材はガーゼがおすすめです。最近は無地のガーゼ生地以外にも、花柄やチェックなどの可愛らしいガーゼもあるので、お子様にもぴったりです。

立体タイプのマスクを手作り

立体タイプのマスクは密着度が高いため、よりお顔にフィットするのでウィルスやほこりをより防いでくれます。立体タイプのマスクは型紙が必要となります。プリーツタイプのマスクに比べると少し手間はかかります。素材はしっかり目のコットンがおすすめです。ガーゼ素材に比べると若干蒸れが気になる場合もあると思いますが、口元に立体的な空間ができるので、息苦しさはありません。

無地タイプのマスクを手作り

特に男性やお仕事の関係で模様の入った生地のマスクはちょっと……とう方には無地タイプのマスクがおすすめです。お好きな色やシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。真っ白は汚れた時に目立つので薄いグレーなどが人気です。

プリーツタイプ、立体タイプ共に無地であれば場所を選ばずマスクをすることができます。

手作りマスクの素材にこだわる

マスクと肌が摩擦することで、肌荒れを起こしてしまう人は、オーガニック素材のガーゼやオーガニックコットンなどの優しい素材でマスクを手作りするのがおすすめです。不織布タイプのマスクよりも蒸れづらく肌荒れが軽減できます。

通気性の良いガーゼ

軽くて通気性の良いガーゼはプリーツタイプのマスクにおすすめです。通気性が良いため、蒸れが気になる方にはガーゼがぴったりです。洗濯した時の乾きも早いので気軽に扱うことができる布地の1つです。

お肌に優しいオーガニックコットン

ガーゼよりもしっかりとした布地のオーガニックコットンは立体マスクに最適です。色や柄が豊富にあるのはもちろん、肌に優しい素材なので布と肌の摩擦が軽減され、お肌が弱い方にもぴったりです。

ストレスのないゴム紐

プリーツタイプのマスクに使う耳にかけるは、耳が痛くならないためには細いゴム紐ではなく少し太目のゴム紐を使うのがおすすめです。手芸店にはマスク用の太めのゴム紐を扱っているお店もあるので、耳の裏の皮膚が荒れやすいとう方は要チェックです。


マスクを手作りする時の注意

マスクを作る際に注意しておきたいことがあります。これらを注意することで、手作りマスクの仕上がりが見違えるほど変わり、使いやすくなります。

水通しをし地直しをする

ガーゼをはじめとする布地は必ず水通しをし地直ししましょう。布地についている糊を落とす効果と、布縮みを防ぐためです。また地直しすることで、布目が揃うので縫いやすくなり、きれいに仕上がるという利点もあります。

縫い目は外側に

市販のマスクを見てみてください。縫い目が外側にあります。洋服などは縫い目が内側にきますが、マスクの場合は縫い目が内側にあると肌荒れの原因になる場合があるので、外側にくるように作ります。外側にすることで、縫い目がお肌にちくちくすることもないのでストレスも軽減されます。

マスク選びに困ったら

多種多様のマスク。種類がありすぎて自分にどれがぴったりなんだろう…と迷うこともあると思います。そんな時は、まずお肌に優しいものを試すのがおすすめです。ネットでは手作りマスクの販売も増えています。みなさんにぴったりなマスクが見つかりますように。

まとめ

いかがでしたか?今年はマスクをする機会が多くなっています。いつもはマスクをすることが少ない方は、慣れないことも多いと思います。マスクで肌荒れしないために、しっかりと予防と対策をし、お肌を守って快適なマスクライフをおくりましょう。

肌荒れしないマスク選びが気になる方はこちらもチェック!

暮らしーのでは、マスクによる肌荒れが気になる方におすすめの記事が多数あります。ガーゼと不織布の違いや、お肌に優しいマスク、マスクを手作りする方法など、「マスク選び」のぜひ参考にしてみてください。