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香港の通貨はどこ?旅行の準備で気になるお金事情と現地の両替場所をご紹介!

美味しいものがいっぱいあって、お買い物天国で、夜景がきれいで眠らない街、香港。今回はそんな香港に観光に行く際に気になる現地の通貨情報、チップやどんな支払い方法があるのかなどのお金事情、また現地通貨へ両替する際のおすすめの両替所をご紹介します。
2020年8月28日
空乃かえる
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はじめに

makoto.hさん https://www.photo-ac.com/ 写真AC

美味しいものがいっぱいあって、お買い物天国で、夜景がきれいで眠らない街、香港。今回はそんな香港に観光に行く際に気になる現地でのお金事情と現地通貨へ両替する際のおすすめの両替所をご紹介します。

香港ってどんなところ?

香港の歴史

Photo bytee2tee

まずは簡単に香港の歴史をおさらいとして見てみましょう。
香港は、以前はイギリスの植民地でしたが、1997年にイギリスから中華人民共和国(中国)へ返還されました。今年で変換23年になります(2020年3月現在)。正式名称は「中華人民共和国香港特別行政区」です。

香港の公用語は?

acworksさんによる写真ACからの写真

             

以前イギリスの植民地だったこともあり英語と中国語の2種類が公用語です。また口語としては中国語のひとつである広東語が広く使用されています。若者の場合、学校で中国語の標準語(北京語)を学ぶため標準語、広東語、英語の3つの言語を操れる人が多いです。

香港の治安と時差は?

Photo bygeralt

香港の治安は比較的安全だと言えるでしょう。しかし旅に油断は禁物です。夜の外出には十分気をつけましょう。また昼間でも込み合った場所でのスリや置き引き等にも注意が必要です。時差は日本時間から-1時間です。

香港のお金事情

通貨は何?

筆者撮影

香港の通貨は、香港ドル(HK$)です。中国大陸の通貨は元(RMB)ですから、行政地区とは言え大陸とは別の通貨を使用しています。現在は1HKDあたり日本円で約13~14円ほどです(2020年3月現在)。ちなみに通貨の表記方法は1香港ドルの場合、英語では1HK$、中国語では1元あるいは1圓となります。1つの行政地区なのに多言語ゆえ通貨の表記の種類がいろいろあるのは面白いですね。

チップは必要?

筆者撮影

基本的にレストランや食堂などの食べるところは不要です。代わりにレストランなどは「サービス料」を取られる場合があります。その際には伝票に「サービス料」と記載がありますのでそれがチップ代わりになります。ホテルでもチップは義務ではありませんが、もし何か特別なことをお願いしたり気持ちよいサービスを受けた場合などには、自分の気持ちとしてチップを置いても良いでしょう。

クレジットカードは使用できる?

Photo byjarmoluk

香港は観光とお買い物の街。観光客も多いのでショッピングモールでのお買い物や、レストランでの食事の際の使用であれば大手のクレジットカード(VisaやMasterCard,Amexなど)はおおむね問題なく使えます。ただしJCBカードは使用できない場合が多いので注意が必要です。

クレジットカード使用のメリット

万が一スリにあった場合などでも現地通貨なら確実に泥棒されてしまいますが、クレジットカードの場合カードを止めれば未遂で防げる割合が高くなります。またクレジットカードは手数料が比較的低いので、手数料をなるべく低くしたい方にとってはおすすめの支払い方法です。

クレジットカード使用のデメリット

クレジットカードの場合でもカード情報を盗まれる(スキミングされる)とお金を取られてしまいます。お買い物や食事の際にカードを使用して支払いする際は、担当係員の手元をチェックすることをおすすめします。


現金はあった方が良い?

筆者撮影

結論から言いますと、現金は多少なりとも準備したほうが良いでしょう。先ほどクレジットカードは一般的なレストランやショッピングモールであれば使用可能だと言いました。しかし観光地であっても路上の屋台や市場で買い物する場合やバスなどの利用はクレジットカードが使用できない場合が多いため、現地通貨で小銭も準備した方が便利です。ちなみに公共機関はオクトパスカード(交通系ICカード)を持っていると便利です。

オクトパスカードとは?

オクトパスカード(八達通)は、交通系のICカードです。これがあれば現地通貨で小銭が無くても地下鉄、バス、船、コンビニなどが利用できます。香港国際空港のエアポートエクスプレス駅や市内の地下鉄の構内にあるカスタマーセンターで購入することができます。デポジットは50HK$ (2020年3月現在)です。

他にはどんな種類の支払い方法があるの?

Photo bygeralt

最近はずいぶん日本でもPayPayなどのクレジットカード以外でのキャッシュレス支払いが浸透してきましたが、香港でもSNSを使用して支払う方法やデビットカードで支払う種類の方法はおおむねどこでも使用できます。ただしこのような方法は香港に口座がないとできなかったり、特定のアプリケーションがないと使用できないので観光で行くにはクレジットカードや現地通貨での支払いの方がお手軽で便利です。

旅行の準備:日本で現地通貨に両替する方法①

日本国内の銀行

Green Planetさんによる写真ACからの写真

香港の通貨である香港ドルは、日本国内の大手銀行であれば大体どこでも両替できます。

日本国内の銀行で両替するメリット

銀行で現地通貨に両替するメリットは、まず旅行の出発までに現金を準備できるので後で慌てなくて良いことです。またレートも空港で現地通貨に両替するよりお得な場合があります。

日本国内の銀行で両替するデメリット

小さい支店などの場合、両替を行っていないこともありますのでご注意ください。また大金を両替する場合、銀行が香港ドルの現金をそれほどおいていない場合もありますので金額が大きい場合は、事前に銀行に確認したほうが良いでしょう。

旅行の準備:日本で現地通貨に両替する方法②

空港の通貨両替所

空港の両替所であれば、香港の通貨はメジャーなので通常は両替できます。

空港の通貨両替所のメリット

空港の通貨両替所のメリットは、土日関係なく開いておりかつ時間も遅くまで開いているところです。旅行の準備中に銀行に行けなかった人にとっては便利でしょう。ただし、夜中に出発する場合などは、通貨両替所が閉まっている可能性もありますのであらかじめ確認が必要です。もう一つのメリットは金額の小さいお札を交えて両替できる点です。

空港の通貨両替所のデメリット

一般的には空港のレートは良くない場合が多いので、少しでもお安く両替したい場合は事前にレートを確認しておくことをおすすめします。

香港での現地通貨への両替所

Photo bykschneider2991

旅に急な出費はつきものです。予定外の買い物や観光をしてしまい、思っていた以上にお金を使うことは旅行ではよくある事です。日本で現金を準備し、クレジットカードを持っていても、現金の手持ちが少なくなると不安になります。また市内でのちょっとした移動や、屋台などでの食事、市場で買い物をしたい場合は現金での通貨が活躍するでしょう。そういったときに現地の駆け込み寺としていくつか両替所の種類を紹介します。


香港での両替所:おすすめ①

香港国際空港の通貨両替所

メリット

空港に着いたら移動する前に空港内にある両替所で現地の通貨に両替してしまえば、街中で通貨に両替をしなくても良いですし、移動の際にも現金で支払えるので便利です。香港の空港は比較的レートが良い場合が多いのであらかじめレートを調べておき、それと同じぐらいであれば空港で両替してしまった方が便利です。空港内にはいくつか両替の会社がありますが同じ会社であれば手数料やレートはほぼ同じです。

デメリット

広い空港内で通貨両替所を探すのは大変です。また真夜中など到着時間によっては、通貨両替所が開いていない場合もありますので事前確認が必要です。

香港での両替所:おすすめ②

街の中にある銀行で両替する

メリット

銀行で両替するメリットは偽札などをつかまされないという信用があるというところです。また場所にもよりますがチムサーチョイ(尖沙咀)からモンコック(旺角)を結ぶネイザンロード(彌敦道)沿いなどの繁華街であれば日曜日も営業している場合がありますので便利です。香港で大きな銀行と言えば香港上海銀行(HSBC)やスタンダードチャータード銀行(Standard Chartered bank)などがあります。

デメリット

銀行で通貨に両替するデメリットは、手数料が比較的高い傾向にあるというところです。現地の銀行に口座がある場合とない場合では手数料が違う場合があるようですが、どちらにしても通常銀行の手数料は1回いくらというパターンが多いため、観光のために少額両替する場合は割高になってしまうことがあります。

香港での両替所:おすすめ③

街の中にある通貨両替所

メリット

メリットはレートと立地の良さでしょう。香港は観光地なので、街中の便利な場所に両替所が複数あります。中でもおすすめはネイザンロード沿いにある重慶大厦(チョンキンマンション)というビルの中にある両替所が集まっているところです。ここは両替所が複数集まっているのでその中から選ぶことができます。レートは両替所によってまちまちなのでよく確認して両替所を選びましょう。

デメリット

偽札をつかまされたり、レートをごまかされたりと信用面でのリスクがあります。両替をしたら必ずその場で金額が正しいか、別の国のお金が混じっていないかなど確認しましょう。またリスク回避のためにも通貨に両替したらすぐにお金をしまいましょう。

香港での両替所:おすすめ④

宿泊ホテルで両替する

メリット

空港で通貨に両替するよりも割安な場合があります。またわざわざ銀行や両替所に行かなくてもホテルに着いたらチェックイン時にすぐ現地の通貨が手に入る便利さも嬉しいですね。

デメリット

小さいホテルでは通貨両替を行っていない場合が多いです。またホテル側に現金が十分ない場合もありますので大口の場合は別のところで通貨両替したほうが良いかもしれません。


香港での両替所:おすすめ⑤

クレジットカードで現地通貨をATMから引き出す

メリット

香港にはいたるところに銀行のATMがありますので、そのATMから日本で使用しているクレジットカード(VisaやMasterCardなど大手カード会社)を利用してお手軽に引き出せます。ただしカードの種類によっては引き出せない場合もありますのでお手持ちのクレジットカードは対象かどうかあらかじめ確認しておくと安心でしょう。

デメリット

香港は治安がそれほど悪いわけではありませんが、やはり街中のATMでお金をおろしている際に強盗にあったり、怪しい人に付け狙われたり、とホテルや空港で両替するよりも安全面ではリスクを伴います。またカードによっては、香港のATMの銀行と日本側のカード会社の両方に手数料が発生する場合があるので手数料が高くつく可能性があります。

まとめ

現金派であってもクレジットカードは必ず持っていくべし!

Photo bystevepb

香港ではクレジットカードは、レストランやショッピングモールではおおむね使用できます。またクレジットカードによっては海外旅行保険が付帯されているものがありますので、現地通貨の現金メインでカードは使用するつもりがない場合でもお守りとして持っていくことをおすすめします。

通貨両替で重視したいのはレート?安全性?利便性?

Photo bygeralt

現地で通貨両替する場合は、いくつかの種類がありますので、自分の行動範囲や時間に余裕があるのかどうかなどを加味して自分にあった種類の両替方法で通貨両替しましょう。自分に合わない方法で通貨両替をしようとするとストレスが溜まってしまいます。せっかく海外に来ているにそうなってはもったいないですね。

現地の通貨両替所を使用する際は十分な注意が必要

Photo bygeralt

通貨の両替に限った事ではありませんが、海外に来ている以上日本とは習慣や常識などが違います。自分が気を付けているだけでも危険は案外回避できるものです。特にお金に関する場面では気を引き締めてトラブルを回避しましょう。

香港のお土産情報や観光地が気になる方はこちらもチェック

お金の準備が済んだ後は、香港土産の情報や観光地情報も気になりますよね。香港にはかわいいお土産もたくさんあります。あらかじめ調べておけば、現地に行ってから慌てなくて良いので安心ですね。また香港には観光地もたくさんありますのでこちらも参考にされてはいかがでしょうか。