DYLON ダイロン マルチ 選べる22色 染料
アサヒペン木工用着色ニス300MLメープル
マイスト 鉄製取付金具 L字
[幅62cm] 木製ローチェア(ITT) ニトリ
はじめに
ニトリのローチェアの座り心地や改造方法を紹介
ニトリのローチェアは見た目はカーミットチェアのような木製の座面の低い椅子。ちょっとおしゃれなキャンプ用の木製椅子を探している方にひっぱりだこで売り切れも出ている年がある商品です。
アウトドア用や室内でも、このニトリのローチェアの座面の張り替えや肘掛けの位置調整など改造(カスタム)して自分なりの使いやすさを追求している人も多くいらっしゃいます。今回はニトリの木製椅子にはどのような改造方法があるのかご紹介しましょう。
ニトリというブランド
ニトリはコスパの良い家具が人気のメーカー
ニトリは日本だけでなく全世界に100店舗以上の店を展開し、家具や寝具だけでなく細々とした生活用品・キッチン用品を取り扱う会社です。本社は北海道札幌市北区で1967年に創業されました。
基本的には室内で使用する家具だが
ニトリで取り扱うのは日々の生活に密着した家具や雑貨類。しかし近年のアウトドアブームの影響かキャンプなどでも使えそうなアルミフレームチェアやテーブル・木製の折り畳みローチェアなども商品開発され売り切れが出るほど話題を呼んでいます。
ニトリの木製ローチェアについて
そんなニトリの木製ローチェア。アウトドア好きから買いだといわれている商品ですが、いったいどのようなサイズ感なのでしょうか。折りたたみ式とそうでないローチェアの違いについても軽く触れてみましょう。
ニトリのローチェアは2種類
売り切れになるくらい人気のニトリのローチェアは木製ローチェア(ITT)と木製ローチェアと2つの名前で低い座面の木製椅子が販売されています。古い型になると背もたれの横バーの位置に違いが確認できましたが、この2つの椅子の違いは大きくはカラー展開のみとなっています。
1.木製ローチェア(ITT)
[幅62cm] 木製ローチェア(ITT) ニトリ
サイズは幅62×奥行46×高さ62cm。カラーがとてもおしゃれで、人気がある商品です。色はアイボリー・ネイビー・ベージュ・ブラウン・ブラック・イエロー・グリーンそしてレッドの6色。こちらのローチェアも折り畳み椅子になります。
2.木製折りたたみローチェア
幅62×奥行45×高さ62cmとサイズは木製ローチェアとほぼ同じ。2022年2月4日の公式通販サイトで確認できる限りカラーがアイボリーが1色のみ。価格は若干高く重さも少しこちらの方が重いです。
ニトリのローチェアの座り心地は
低価格で人気のニトリのチェア。企業のキャッチコピーのようにお値段以上という評判かというと少し違うようです。ここではその座り心地についてズバリ解説します。
年で違うニトリのローチェアの座り心地
ニトリの木製椅子については、座り心地についてあまりよくない口コミも耳にすることがあるでしょう。古いタイプの売り切れ版をオークションで入手。その後新タイプを買った方の違いレビュー動画も参考になるでしょう。
その座り心地に関する問題点は大きく分けて背もたれ部分と肘掛け部分に分けられます。この座りごこちに関する部分も改良・改造ポイントとして着目してください。
18年版までは背もたれ木材で座り心地は低評価
古いタイプのニトリのローチェアは背もたれのバーの位置が2020年現在のものよりも上についていました。具体的には背もたれ布のすぐ下のあたりです。売り切れが出た人気タイプはこれなので、オークションなどで中古品を買うときは注意しましょう。
上の位置に木製のバーがあるともたれかかったときにちょうど背骨にグリグリとあたって痛いという意見が多かったです。これは2018年のローチェア(折り畳みは除く)まで続きました。
18-19年バージョンのニトリチェアで改善された
売り切れ状態もおさまってきた2018年の折り畳みローチェアで、まずこのバーの位置が見直されました。2019年版になると木製ローチェアの方もバーの位置が下がって背中にあたって痛いというのは改善されています。
肘掛け部分の使い心地について
あまり気にせずそのまま使用している人もいますが、何件かこの肘掛け部分の改造をされている木製椅子も見かけます。座り心地に関する気になる部分はひじかけよりも内側に足のパーツがあること。肘かけを使うと微妙にこの部分がうでにあたりますが、改造で修正することができます。
ニトリのローチェアの改造(カスタム)方法:1
気に入らないところがあれば自分らしくアレンジしてしまえば良いというDIY精神で、ニトリの木製ローチェアを改造していきましょう。まずは簡単にできる座面や背もたれの張り替えから。
ニトリのローチェアの座面背もたれを好みの生地で
持っているキャンプテントの生地にあわせてニトリのローチェアもデニム風な生地に張り替えたという改造をご覧いただきましょう。
木製椅子の布の張り替え
木製椅子の張り替えは手間がかかるし難しいと思われがちですが、ニトリのローチェアはタッカーで座面や背もたれの布が留めてあるので、取るのにペンチなどが必要ですが取り付けるのはとっても簡単。椅子本体もバラバラに解体できるので、張り替えしやすい方といえるでしょう。
ニトリ椅子の張り替え概要
六角レンチを使ってまずは本体をバラバラにします。布部分を留めている芯をペンチなどを買って抜き、その布に合わせて新しい布をカット。布はしを三つ折りにしたり裏布と袋縫いにするなど布地が薄ければ丈夫に補強してから元通りにまたタッカーと六角レンチを使って組み立てていくだけです。
ニトリのローチェアの改造(カスタム)方法:2
ニトリのローチェア生地をおしゃれな色に
売り切れになるくらい人気のニトリのローチェアだから、アウトドアキャンプで使おうとすると他の人とかぶっているということも心配になりますよね。自分だけのカスタムチェアにするのは意外と簡単。新しい布を買わずとも染め直すことでガラリとイメージチェンジが可能です。
好みの色で染めるだけの簡単改造(カスタム)
DYLON ダイロン マルチ 選べる22色 染料
元々ついている布を染め直すことでもガラリとイメージが変わります。アイボリーなら欲しい色が出やすいですし、元々のカラーに別の色を重ねて染めることで明るい発色が落ち着きのある色になることも。布の染色も手芸店に売られているダイロンという布用染料を使えば、定着剤で色落ちも抑えられ安心です。
ダイロンでの染め方概要
ニトリ公式サイトではこの椅子にはポリエステル生地を使っているとのことですが、ダイロンマルチで染められたという口コミがありますので、まずはこちらで試してみてください。染め方は熱湯に染料を溶かしそこに椅子に使われている生地をつけ込みしばらくおいてからすすいで干してしあげましょう。
ニトリのローチェアの改造(カスタム)方法:3
ニトリのローチェアの木製部分も着色
背もたれや座面の色を替えたら木製部分も着色ニスを塗ることで深みのある使い込んだ感じの色合いにすることができます。ニスには保護効果もありますので、キャンプなどアウトドアで使うのにも良いですね。
おすすめは木製ニス
アサヒペン木工用着色ニス300MLメープル
この着色ニスのよいところは、紙やすりなどで元々の塗料やニスを剥がさずに上塗りして色がつくところ。色もクリアからいろいろな色合いが揃っているので、お好みの色合いのものを使うとよいでしょう。
木製椅子の着色概要
ニトリチェアのこの改造方法は、まず椅子をできるだけパーツごとにバラバラにすることから。布も取り外してしまいましょう。風通しの良い場所で、1度ニスを塗り乾いたらもう1度。計2度塗りするときれいに色が乗るのでおすすめ。元通りに戻して完成です。
ニトリのローチェアの改造(カスタム)方法:4
ニトリのローチェアの座面も木製に
アウトドアに持ち歩くには少し重量は重くなってしまいますが、座面を木製にすればもう布のたるみなど気にしなくて済むでしょう。硬くなった分クッションや座布団を敷いて使うのがおすすめ。
布は定期的な張り替えが必要だが
布の椅子も良いのですがキャンプや自宅で何度も使っているうちにどうしても布が伸びて座り心地が悪くなってきます。そのたびに張り替えるのも見た目が変わって良いのですが、木製にしてしまえばその手間がかかりません。
木製座面改造の概要
座面だけのカスタムなので、バラバラにするのは座面部分の枠のみ。布は取り外してしまいます。枠の中央に1本板を足し補強してから、座面となる木材を必要枚数枠に木ネジで取り付けていきましょう。座りやすいように木材の角は丸みを付けておくとさらに使いやすくなります!
ニトリのローチェアの改造(カスタム)方法:5
ニトリのローチェア肘掛け部分の改造
ここで座面から少し離れて肘掛け部分の改造例をご紹介しましょう。肘掛けが体から離れている、足の部品が出ているのが手にあたって不快だという方にはピッタリのカスタムとなるでしょう。
肘掛けの内側に足部品があり腕に当たる
マイスト 鉄製取付金具 L字
ニトリの木製ローチェアは折り畳みできるのは良いのですが、コストを下げるためかデザインはほぼ直線でここが違っていたらと感じる部分が多々あると言われています。そんな中のひとつが肘掛け部分。
足パーツの外側についているものをL字金具を使って上部に取り付け直すことが可能。こうすることで自然と体に沿うように腕の位置が決まるでしょう。
肘掛け改造の概要
まずは肘掛け部分を外してそこにL字金具を取り付けます。足パーツと肘掛けをつなげていた穴にL字金具につなぐようにすると、肘掛け部分は上に乗る形になるでしょう。
ニトリのローチェアの改造(カスタム)方法:6
ニトリのローチェアを革張りに
ニトリチェア使ってる方います?
— かの地から (@kanochikara) July 4, 2018
安いのでこれをレザークラフトで革張りにしたらカッコいいんじゃないかなと考えてて(結果高くつくけど)、近々やろうかなと思ってるんですが耐久性とかどうなんだろ…?#ニトリチェア #キャンプ #椅子 pic.twitter.com/mYEPkHP3dr
ニトリの木製折り畳みチェアは安いので材料費の方が高くなってしまいますが、革に張り替え改造はかっこよさそうという意見もありました。アウトドアチェアでも革製の折り畳み椅子はありますね。
伸びてしまう布よりも耐久性は高そうです。ただし屋外で使用するのならば革用メンテナンスはこまめに必要となるでしょう。
他にはあまり見ない木製ローチェアに
こちらはベースはニトリの木製折り畳みチェアではないのですが、同じようなイメージになる参考動画として御覧ください。ここではロッキング改造(カスタム)については触れません。
作り方は布が革になるので同じ
ニトリの座面や背もたれの布はタッカーで固定しているので革製にしてもほぼ作り方は布と同様と考えてよいでしょう。革を縫い合わせる場合は工業用ミシンかまたは穴を開けて手縫いで縫い付ける形となります。
まとめ
ニトリのローチェア張り替えて座り心地アップ
売り切れも出るくらい人気の安くておしゃれなニトリの木製ローチェア。他の人とかぶらないようオリジナルの座面や背もたれのカラーに染め直したり、ボディの色も使い込んだような渋い色目に変える改造が話題です。
その他座り心地に満足いかない方は、座面の素材を換えてみたりパーツの位置調整をするなどいろいろなやり方がありました。自分の気になっていた部分の改造があったら是非試してみてはいかがでしょうか。
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