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パックロッドとは？
パックロッドの特徴
パックロッドとは、コンパクトに収納できる釣り竿の総称です。一般的なルアーロッドの場合は1ピースもしくは2ピース分割型が主流。しかし、パックロッドの場合は3本以上のパーツを1本の釣り竿に組み立てる形になります。細かい分割が可能なので、収納性だけでなく持ち運びも容易なのがパックロッドの利点の一つに挙げられます。
パックロッドの種類
パックロッドに分類される釣り竿は、分割型と振り出し型の2種類に分けられます。振り出し型の場合は、グリップ部に分節化されたパーツが収納されています。それらを釣り竿の先から引き延ばしていけば組み立て完了。一方、分割型は2ピース分割型をさらに細かく分けたイメージのもの。概ね3～6ピース程になり、手元から継ぎ足していく形で一本の釣り竿に組み上げます。
パックロッドの弱点とは？
パックロッドは基本的に継数が多くなるのが特徴です。そのため、しなやかな曲がり方がなく釣り竿として使用感が良くありませんでした。特に振り出し型にその傾向が強く、ルアーロッドの場合は性能を重視して分割タイプが主流となっていました。現在では進歩的な技術が投入され、振り出し型であっても１～２ピースロッドに追随するほどの曲がり調子を実現しています。
パックロッドのメインターゲットを紹介
パックロッドも細分化！専用の釣り竿が登場する時代に
技術的発展により使用感が向上したパックロッド。基本性能の向上の次は、特定魚種の専門化・細分化に向かいました。コンパクト性や持ち運び性が向上して使い勝手が良くなったものの、逆に初心者の方には選び辛くなったとの評もあります。今回のパックロッド紹介では持ち運び性を重視しつつ、より万能に使えるアイテム情報をお届けします。
ターゲットはシーバス
シーバスとはスズキ（鱸）を指します。海釣りの顔役的存在で、ルアーフィッシングの人気対象魚の魚です。他の海釣り対象魚と釣り方が共通する部分があるので、シーバスを対象とすれば他魚種にも応用が可能。シーバスのルアーフィッシングを押さえておけば、何本もの釣り竿を購入する必要性がありません。結果的にコスパも抑える事にも繋がります。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介①
B.B.B（トリプルビー）のご紹介
コンパクトな収納性と性能の両立が図られた釣り竿がDAIWAのB.B.B（トリプルビー）です。本アイテム10製品の中では、6106TMLSが最もシーバス向きの設計。ライトルアーやライトリグを遠投可能な性能の上に、仕舞寸法44cmと非常にコンパクトになっています。自転車やバイク釣行だけでなく、各車内でも場所を取らない点が人気です。
B.B.Bの使用感をチェック！
B.B.Bの注目ポイントとしてはルアーを扱える範囲が広めな点。6106TMLSのルアー適合範囲は2～14gと、軽量から中重量のハードルアーが投げられる設定です。しかし、釣り竿の扱いとルアーを的確に選べば25g程のメタルジグでも遠投が可能。十分以上の頑丈さは備えており、信頼性の高いパックロッドだと言えるでしょう。
B.B.Bの持ち運び・モバイル性をチェック！
B.B.Bで注目したいポイントはコンパクトな仕舞寸法と合わせて、専用のケースとバッグが付属する点です。専用ケースはリールと干渉しない設計になっており、リールを釣り竿本体に装着しながらでも持ち運び可能となっています。また特定の型番には専用バックも付属し、よりモバイル性が良くなります。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介②
モバイルパックの紹介
広範囲にマルチな活躍が期待できる釣り竿がモバイルパックです。シーバスなどのルアーフィッシングを始め、アジングやメバリングなどのライトルアーゲームを網羅。さらには船やボートでの海釣りまで適性のある万能ロッドです。しかもコスパも高く、釣り人のワガママを叶えたアイテムとなっています。
モバイルパックの使用感をチェック！
モバイルパック全10アイテムの中から、今回は806TMSをチョイス。シーバスを中心とした幅広いターゲット向きのモデルです。釣り竿の性能としては粘りがあり、大物の引きにも耐えられる設計。さらにSiCトップガイド搭載でPEラインにも対応していて、大物に負けない強さが獲得できます。
モバイルパックの持ち運び・モバイル性をチェック！
モバイルパックは収納時の短さも人気の秘訣。仕舞寸法は52cmとなっていて、コンパクトに仕舞えるサイズ感が人気です。中には大物が多い海外の釣り場へ遠征する方もいる様子。スーツケースや手荷物に忍ばせても持ち運びが容易なのは、パックロッド最大の利点と言えます。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介③
リバティクラブの紹介
ダイワ(Daiwa) リバティクラブ ルアー 5105TLFS 01403290
コンパクトで持ち運びが簡単な入門者向けパックロッドがリバティクラブです。釣り竿としてはトラウトゲームやバスフィッシング、海釣りにおけるライトゲームが得意分野となっています。また、入門者向けの価格設定でコスパが良いもの利点。パックロッド選びに迷ったら、まず最初の一本におすすめします。
リバティクラブの使用感をチェック！
リバティクラブの全長は180cmを切るため、小型河川や港湾での釣りに向いています。また、ルアーの使用範囲は最大10gなので、ライトルアーを駆使しての釣りがメインです。大型シーバスにはやや不向きですが、セイゴサイズには十分活用できます。ただし、釣り竿自体は少し固めの設定となっているので、不意の大物にも対応は可能です。
リバティクラブの持ち運び・モバイル性をチェック！
全長が短いこともあり、リバティクラブの仕舞寸法は44cmとコンパクト。バイクや自転車、電車やバス内でも邪魔になりません。こっそり職場などに持ち込んでもバレにくいのも人気のポイントです。また自重は100gと軽量なので、リールを装着して持ち歩いても邪魔になりません。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介④
リバティクラブライトパックの紹介
初心者の方にも扱いやすいリバティクラブを発展、より汎用性を高めた釣り竿がライトパックです。全12アイテムがラインナップに並び、人気のある魚種などにに合わせた釣り竿選びも可能。ライトルアーからルアーのシーバス狙いは元より、あらゆる海釣りで活躍します。
リバティクラブライトパックの使用感をチェック！
ライトパックはグラスソリッド穂先を採用しています。そのため、アタリを取りやすく食い込みが良いのがポイント。またルアーフィッシング用の釣り竿として見ると、ルアーの使用範囲が広いことも押さえたい人気ポイントです。今回はライトパック20-240のモデルのチョイスですが、もう1段階上のモデルならライトジギングにも対応します。
リバティクラブライトパックの持ち運び・モバイル性をチェック！
ライトパックの仕舞寸法は20-240モデルなら45cmで、リバティクラブに迫るコンパクトさです。重量も154gで軽量と、釣り竿を伸ばした状態でも移動しやすい利点があります。また、価格も6.000円台で高コスパ。海釣り入門者にもおすすめです。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑤
ホリデーパックの紹介
シマノ発の高コスパ・万能パックロッドがホリデーパックです。特別にルアーフィッシング専門設計ではありませんが、その分あらゆる釣法に挑めるのが人気のポイント。堤防釣りから船での海釣りにも使えます。また、本モデルはスピニングリールとベイトリールとも共用。リールの専用モデルが不要という点では、本体価格以上のコスパだと言えます。
ホリデーパックの使用感をチェック！
ルアーフィッシングのみならず、海の船釣りなどにも適しているのはホリデーパックの素材が大本。グラスソリッド穂先が柔軟さとしなやかさを両立し、ルアーや仕掛けの操作感を向上させています。また、釣り竿全体にはしっかりと芯が通っていて大物相手にも負けることがありません。
ホリデーパックの持ち運び・モバイル性をチェック！
ホリデーパックのおすすめモデルが10-240Tです。全長2.4m、仕舞寸法44.5cmとコンパクト。このサイズなら中小河川から港湾まで広くカバーできます。また、コスパが良いので別サイズを2本揃えるといった扱い方も有効です。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑥
フリーゲームの紹介
2ピースロッドに迫る曲り調子を獲得した釣り竿がフリーゲームです。数々の名竿を作り上げてきたシマノが、振り出し竿技術をパックロッドに投入。しなやかなカーブを描く竿の曲がりは、既存の2ピースロッドと同等です。また、本製品はライトルアーから船の海釣りまでこなす9アイテムが揃います
フリーゲームの使用感をチェック！
フリーゲームで最も人気のある点が、2ピースロッド並の曲り。これによって、扱えるルアーの幅も広くなっています。フリーゲーム一本でもライトルアーからシーバスゲームまで可能です。また、SiCリングガイドをトップガイドに採用。近年では標準となったPEラインの使用にも不備はありません。
フリーゲームの持ち運び・モバイル性をチェック！
今回の推薦はS80MLモデル。フリーゲームのラインナップ中では汎用性が高く、扱いやすさが光ります。本アイテムは4本継のため調子が出しやすい反面、仕舞寸法はやや長め。しかし、2.44mで135gの本体重量は使用時の取り回しに優れます。軽量リールと相性は抜群、やや重めのリールでも総合的にカバーは可能です。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑦
ソルパラ・フリダシの紹介
高コスパ製品を送り出し続けるメジャークラフトより、2019年に発売の釣り竿がソルパラ・フリダシです。エントリーモデルとして人気のソルパラを振り出し竿モデルに改良。全9アイテムで、ライトルアーや重めのルアーに対応するモデルまで網羅。魚種に合わせたパックロッド選びが可能です。
ソルパラ・フリダシの使用感をチェック！
ソルパラ・フリダシの人気ポイントは、コスパと性能のバランスです。シリーズ9アイテムの中では、汎用性の高いSPTX-80MLモデルを推薦。5～28gのルアーが使用でき、中小河川や港湾部でのルアーフィッシングが得意分野です。ライトゲームにシーバスに、幅広い魚種がターゲットになります。
ソルパラ・フリダシの持ち運び・モバイル性能をチェック！
ソルパラ・フリダシSPTX-80MLモデルは釣り竿の全長が2.44m、仕舞寸法は70.5cmとやや長めとなっています。コンパクトさにはやや欠けるものの、自重135gと軽量なので持ち運び自体に不備はありません。実売価格10,000円を切るコスパの高さでセミハードケースも付属します。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑨
クロスフィールドの紹介
アブガルシアから、原点回帰目指した高性能釣り竿がクロスフィールドです。振り出し型ルアーロッドの原点とは、釣り竿が魚種によって細分化される前の時代を指します。何でも一本の釣り竿で狙っていた時代に回帰し、文字通りフィールドをクロスする汎用性を獲得しました。
クロスフィールドの使用感をチェック！
クロスフィールドの万能性は搭載技術にあります。特に注目ポイントはXカーボンテープによる捻れの防止、PEライン対応ガイド装備や軽量化など。一本の釣り竿をフル活用するための技術を満載し、誰がどの魚を狙っても最善が引き出せる設計です。
クロスフィールドの持ち運び・モバイル性をチェック
全5アイテムあるクロスフィールドの中からはXRFS-864ML-TLモデルに注目。本シリーズは4本継ぎを基本として、釣り竿の性能を維持したままパックロッドしました。そのため、仕舞寸法自体は74cmとやや長めです。バッグ等に忍ばせるには不向きですが、車内等に収納する分には問題はありません。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑩
ガルプスティックの紹介
評価の高いルアーを製造するガルプから発売の釣り竿がガルプスティックです。竿の全長や調子が異なる3種のバリエーションが販売されていたものの、現在は806MLの1種のみの販売です。港湾などのシーバスフィッシングに向いている全長とルアー適合範囲ですが、餌を使った海釣りなどでも万能に活躍します。
ガルプスティックの使用感をチェック！
ガルプスティックの注目ポイントはラインを通すガイドです。パックロッド特有の弱点を克服するアプローチとは異なり、ガルプスティックはガイドに着目して設計が為されました。ガイド見直しによって素材の厚みを維持し、張りを持たせることに成功。2ピースロッドのようなトルクと使用感を実現しています。
ガルプスティックの持ち運び・モバイル性をチェック！
コンパクトさやモバイル性に着目すると、ガルプスティックは2.43mの長さで仕舞寸法は55cmになります。さらに、重量は125gと軽め。自転車やバイクは元より、徒歩での移動にも邪魔になりません。また、本体にはセミハードケースも付属しているので持ち運びも容易です。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑪
マルチキャスターの紹介
【アルファタックル】マルチキャスター 15-270
出典:Amazon大型河川やサーフ、規模の大きい海釣りポイント等でおすすめしたい釣り竿がマルチキャスターです。ラインナップは全部で7アイテム。いずれもライトジギング向けと謳われており、先にご紹介したパックロッド群より重めのルアーが使用できます。シーバスや青物をコンパクトロッドで狙いたい場合におすすめします。
マルチキャスターの使用感をチェック！
マルチキャスターはライトジギング向けだけあり、釣り竿としてはやや固めの設定です。2ピースロッドで例えるとM～MHクラスの調子ですが、竿自体には十分な反発力があります。ライトジグ級の重さのルアーだけでなく、一般的なシーバス向けルアーの遠投も可能。サーフの他、中大型河川でも活躍します。
マルチキャスターを持ち運び・モバイル性をチェック
モバイルキャスターをラインナップ内では15-240（240cm）モデル、または15-270（270cm）モデルが実用性・持ち運び性のバランスがとれています。ルアーの遠投やアクションには240モデルの使用感が勝るものの、収納時の短さを求めるなら270モデルがおすすめです。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑫
TIPTOPのご紹介
【3月18日限定！エントリーでP最大19倍！】アルファタックル TRGR (トラギア) TIP・TOP S866ML (コンパクトロッド)
出典:Amazonパックロッド人気の火付け役となったトラギアの新型モデルがTIPTOPです。TIPTOPはトラギアシリーズから最新パーツ搭載、デザイン一新の新型モデルです。使用感の良さはそのままに、ヘビールアー対応モデルやベイトリール向けモデルも追加。1つのブランドで、様々な海釣り・ルアーフィッシングに対応しています。
TIPTOPを使用感からチェック！
TIPTOPの使用感には粘り強さが挙げられます。大型のシーバスであっても力負けしにくいので、大物が潜むポイントでも挑戦できるのが強みです。また実際に使用する場合、リールは少し重量があるものがおすすめ。竿先に重心が偏るのを避け、持ち重りしにくくなる効果があります。
TIPTOPの持ち運び・モバイル性をチェック！
ラインナップ中でモバイル性を求めるならTIPTOPのS866MLモデルがおすすめです。仕舞寸法が50cmに重量が111gとコンパクトかつ軽量。セミハードケース付きで、自転車やバイク電車内などでも携行しやくなっています。
持ち運び最強のおすすめパックロッド紹介⑬
ポケビッツのご紹介
アルファタックル(alpha tackle) トラギア ポケビッツ 509ML 69181
出典:Amazon今回ご紹介のパックロッドの中で持ち運び最強と言えるのが、トラギア・ポケビッツです。本アイテム最大の特徴は仕舞寸法24cmの超コンパクトなサイズ感。既存のパックロッドの半分以下のサイズなので、リールと合わせてもバッグ等に簡単に収納できてしまいます。
ポケビッツの使用感をチェック！
ポケビッツには2種類のアイテムがあります。中でもルアーフィッシングを中心に扱うなら、509MLモデルがおすすめ。ルアーの適合範囲に少し余裕があるので、扱えるルアーの選択肢が増えます。ただし、持ち運びを重視しているため大型シーバス狙いは避けた方が無難です。
トラギアポケビッツを持ち運び・モバイル性をチェック！
繰り返すことになりますが、ポケビッツは仕舞寸法24cm。非常にコンパクトなので持ち運びに困ることはまず無いでしょう。その上、ポケビッツには本体に加えて専用の携帯ケースが付属。ケースにはカラビナも付属するので、バッグだけでなくズボンにぶら下げて持ち運んでもOKです。
パックロッド紹介のまとめ
「持ち運び最強なパックロッドおすすめ13選！コンパクトなのはコレ！」は以上です。今回ご紹介したパックロッドを比較すれば、性能的な物足りなさは既に過去のもの。短く持ち運べるパックロッドを持てば、釣り場への道のりもより短く感じるでしょう。休日に、仕事終わりに、散歩の合間にetc…いつでもパックロッドを片手に出かけましょう！
クロスフィールドが気になる方はこちらもチェック！
今回ご紹介したロッドの中でも、特に開発エピソードが詰まっているのがクロスビートです。魚種細分化の時代に、コスパ良くオールマイティーなアイテムを作るのは職人魂の為せる技。アブガルシアの傑作リールと共に、淡水の釣りや海釣りなど場所を問わない活躍を見せることでしょう。
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