葛西臨海公園はどこにあるの?
葛西臨海公園は東京都江戸川区にある都立公園です。京葉線葛西臨海公園駅が最寄り駅で、駅の南口に公園が広がっており、公園への入場料金は無料です。805,861.13平方メートルの広大な公園で、公園の中に葛西臨海水族園・ダイヤと花の大観覧車・鳥類園「ウォッチングセンター」などがあり、各スポットとも人気お出かけスポットになっています。
6つの見どころエリア
葛西臨海公園には大きく分けて6つの種類の見どころとなるエリアがあるので、各々ご紹介します。子供連れのファミリーやデート、友達同士などどんなグループでも楽しめるスポットがたくさんあります。葛西臨海公園を攻略して、次回のお出かけの参考にしてみてください。
芝生広場ゾーン
芝生広場ゾーンは大観覧車がある場所になります。緩やかな勾配の芝生広場が広がっており、大観覧車の他、蓮池・散策路・宿泊施設がある場所です。
汐風の広場ゾーン
汐風の広場ゾーンには、芝生広場の中に東京湾を臨む展望レストハウス「クリスタルビュー」があり、休憩しながら東京湾を見渡せる施設になっています。臨海エリアの景観観察を存分にできる場所です。
水族園ゾーン
水族園ゾーンは葛西臨海公園の中心部にあり、メインスポットである葛西臨海水族園があります。入場には別途料金がかかります。ファミリーやデートでのお出かけの定番スポットで、海の生物と触れ合えます。
鳥類園ゾーン
水族園がメインスポットとなっているためあまり存在を知られていませんが、鳥類園ゾーンの中心にある鳥類園ウォッチングセンターでは、鳥に関する映像放映や展示をしています。料金は無料です。野鳥などの自然観察ができる場所もあります。
人工渚
東京湾の海上に、葛西渚橋で結ばれた人工渚があります。こちらに葛西海浜公園があり、潮干狩りを楽しめるスポットになっています。入場料金は無料です。春から夏にかけての時期は最も賑わう場所です。
わくわく広場
わくわく広場は芝生広場に隣接しており、7歳未満の幼児を対象とした遊び場になっています。料金は無料です。小さな子供連れのファミリーにはおすすめの場所です。
葛西臨海公園へのアクセス方法
葛西臨海公園へはJR京葉線の利用が便利です。葛西臨海公園駅下車徒歩1分で到着します。東京メトロ東西線葛西駅・西葛西駅からはバスでアクセスできます。都バス葛西臨海公園行きに乗車し、約20分で到着します。東京ならではのアクセス手段として、水上バスも利用可能です。お台場海浜公園から水上バスで約50分で到着します。
基本情報
【住所】東京都江戸川区臨海町6-2-1
【アクセス】JR京葉線「葛西臨海公園駅」から徒歩1分
【電話番号】03-5696-1331
【料金】無料。ただし公園内施設は有料あり。
【定休日】毎週水曜日
【駐車場】有
葛西臨海公園の潮干狩りはどこでできるの?
葛西臨海公園の潮干狩りは東京湾に浮かぶ人工渚にある葛西海浜公園でできます。東なぎさと西なぎさがあり、東なぎさは野鳥や魚が安心して暮らせるよう人間の出入りを禁止している自然保護地区になっており、西なぎさは水遊びや磯遊び、潮干狩りや釣りなど自然と触れ合える体験ができるようになっています。
葛西海浜公園について
葛西海浜公園は葛西臨海公園内を抜けていくため、葛西臨海公園駅からは徒歩11分ほどかかります。開園時間は9:00~17:00ですが、時期により閉園時間が延長されます。7/20~8/15の夏休みの期間は閉園時間が2時間延長されるため、ゆっくり滞在を楽しめます。
基本情報
【住所】東京都江戸川区臨海町6丁目地先
【アクセス】JR京葉線「葛西臨海公園駅」から徒歩11分
【電話番号】03-5696-4741
【料金】無料(一部有料施設あり)
【開園時間】9:00~17:00(時季により延長)
【定休日】無
【駐車場】有
葛西臨海公園で潮干狩りができる時期・期間
葛西海浜公園で潮干狩りが楽しめる時期は特に決められていません。潮干狩り場として営業しているわけではない天然の潮干狩り場なので、貝が採れる時期であればいつでも楽しめます。それでも潮干狩りなので、一番採れる時期は春から夏にかけての期間となり、ゴールデンウィーク期間はとても混み合います。ゴールデンウィーク期間は駐車場に並ぶことも考えられるので、なるべく公共交通機関を使って行った方が良いでしょう。
潮干狩りが楽しめる時間帯
潮干狩りが楽しめる時間帯としては、潮の満ち引きを確認する必要があります。インターネットなどで潮の満ち引きは事前にチェックできます。大潮と呼ばれる時間帯が潮干狩りに最も適しています。ゴールデンウィークの時期ですと、10:00~15:00くらいの時間帯に大潮となることが多いようです。
葛西臨海公園の潮干狩りは無料
葛西臨海公園の潮干狩りはなんと無料でできます。これは潮干狩り場として営業をしているわけではないためです。海浜公園として無料開放しているため、海遊び・磯遊びの一環として潮干狩りもできてしまうのです。お金を払って潮干狩りに行っていた方にはおすすめです。
有料のものはある?
入園料金や潮干狩り料金は無料ですが、有料となるものはあるのでしょうか。海遊び・磯遊びをするために更衣室やシャワーを利用する際は有料になります。荷物や貴重品を預けるために利用するコインロッカーも有料です。有料なのはそのくらいなので、とても安く楽しめることに間違いはありません。
葛西臨海公園の潮干狩りの魅力
葛西臨海公園の潮干狩りは、他の潮干狩り場と比べてどのような魅力があるのでしょうか。魅力的なポイントをいくつかご紹介します。ゴールデンウィーク期間に潮干狩りを考えている方は、潮干狩り場選定の参考にしてみてください。
無料の天然潮干狩り場
無料で楽しめる天然潮干狩りという点が魅力の一つです。天然のため、有料の潮干狩り場のように貝を人工的に撒くことがないので、貝が採れた時の感動はひとしおです。さすがに有料の潮干狩り場ほど貝は取れませんが、天然ならではの小さなカニや小さな魚を発見することもあり、潮干狩りだけではなく自然に存分に触れ合えます。
ハマグリが採れたという情報も
葛西臨海公園の潮干狩り場でハマグリが採れたという情報があります。なかなかレアなケースですが、無料の潮干狩りでハマグリが取れたら嬉しいですよね。持ち帰って食べられるのが楽しみになります。思いがけない貝に出会えるのも、天然潮干狩り場の魅力の一つと言えるでしょう。
潮干狩りだけではなく葛西臨海公園でも遊べる
潮干狩り場は潮干狩りしか遊べるポイントがないことが多いですが、葛西臨海公園の場合、潮干狩りを終えたら、葛西臨海公園内の施設で遊んだり、バーベキューをしたりできるので、大人も子供も一日中飽きることなく過ごせます。
葛西臨海公園の潮干狩りでどんな種類の貝が取れる?
葛西臨海公園の潮干狩りではどのような種類の食べられる貝が採れるのでしょうか。主にシオフキ貝・バカ貝・マテ貝・アサリなどの種類の貝が採れると言われていますが、貝を撒いてはいないので、残念ながら大量には採れません。マテ貝やアサリはかなり少なめのようです。ただしハマグリが採れるレアケースもあるので、根気よくチャレンジしてみましょう。
貝の種類の見分け方
貝はどれも同じように見えて、貝の種類はなかなか判別がつきませんが、実は貝の種類ごとに特徴があります。バカ貝は食べられる貝で、貝表面にはきれいなグラデーションが入っています。シオフキ貝は処理をきちんとすると食べられる貝で、バカ貝と比べてグラデーションが荒く、表面もざらざらしています。マテ貝は見た目が他の貝と全然違うのですぐ判別がつきます。食べられる貝で細長い形をしています。
潮干狩りのポイント
貝がたくさん採れるか採れないかで、潮干狩りの充実度が変わってきますよね。食べられる貝を持ち帰るのも夕食の楽しみになります。潮干狩りには狩り方のコツも必要になります。狩り方のポイントをご紹介しますので、次のゴールデンウィーク期間の潮干狩りでは、少しでも多く採れるよう頑張りましょう。
潮干狩りに持参すべき道具
潮干狩りのための道具の貸し出しは行っていないので、必ず道具を持参してください。熊手・採った貝を入れる網・持ち帰り用ビニール袋・軍手が基本道具です。水場に入るので、履物はビーチサンダルなど濡れてもいい履物を持っていきましょう。熊手の形はカーブが深いものがおすすめです。熊手の刃の部分に貝を引っ掛けるため、カーブが浅いと貝がこぼれてしまうことがあります。
貝のいる場所を見極める
貝は沖からの直接の波を避けられるポイントに多く集まっています。波を避けられる傾斜のあるポイントに小さな穴を見つけたら、その場所に集中して生息している可能性が高いです。やみくもに掘り進めるのではなく、ポイントを見極めて掘り進めることが大量収穫への近道です。
葛西臨海公園の潮干狩りの注意事項
葛西臨海公園の潮干狩りは無料開放されているとはいえ、注意事項があります。潮干狩りマナーを守って、自然を傷つけることなく、楽しい潮干狩りにしてください。葛西臨海公園の潮干狩りが注意事項として掲げているポイントをいくつかご紹介します。
じょれんの使用禁止
じょれんとは水を含んだ砂や泥の除去したり、その砂や泥の中に生息する魚介類を捕獲するための道具のことを言います。大きさにかかわらず、網やかごがついているじょれんでの潮干狩りは一切禁止になっています。禁止用具を持ち込むことのないよう注意しましょう。
採れる貝の体長制限がある
採ってもよい貝には大きさの制限があります。2.5センチメートル以下のアサリ・4センチメートル以下のハマグリは採ってはいけません。天然の潮干狩り場であるがゆえ、生き物の生態系への影響を考える必要もあります。自然を守るためにもマナーとして遵守しましょう。
葛西臨海公園の潮干狩り以外の楽しみ方
葛西臨海公園には潮干狩りだけではない楽しみ方がたくさんあることが魅力の一つです。潮干狩りだけをお出かけの目的とせず、いろいろ組み合わせて楽しめるので子供も飽きずに過ごせます。楽しみ方の一つとして、バーベキューを楽しめる施設があります。葛西臨海公園のバーベキューはどのようなものなのかご紹介します。
葛西臨海公園のバーベキューの特徴
葛西臨海公園では手ぶらで本格的なバーベキューが体験できます。海辺にある開放感も抜群で、大人数のバーベキューパーティーにも対応しています。ゴールデンウィーク期間や夏場のバーベキューシーズンはとても混み合うので、早めに予約をしましょう。食材・器材込みのパッケージプラン、器材のみレンタルできるツールレンタルプランがあるので、希望に応じて選択しましょう。おすすめは手ぶらで楽しめるパッケージプランです。
葛西臨海公園にはバーベキューエリアが複数ある
葛西臨海公園には複数のバーベキューエリアがあるため、混み合う時期にも予約が取りやすいです。葛西臨海公園バーベキュー広場の他に、公園中央奥のクリスタルビューの展望広場にソラミドバーベキューという施設があり、こちらも手ぶらで食べられるバーベキューです。また、潮干狩りができる葛西海浜公園西なぎさにもバーベキューエリアがあります。手ぶらでOKですが、予約制ではないため譲り合っての利用となります。
葛西臨海公園の潮干狩りを楽しもう
葛西臨海公園の潮干狩りの魅力は伝わったでしょうか。お手軽に無料で潮干狩り体験ができ、さらに葛西臨海公園のその他のエリアでもいろいろな種類の遊び方ができるため、ファミリーやグループでのお出かけに最適です。次のゴールデンウィーク期間のお出かけ計画の候補にしてみてはいかがでしょうか。食べられる貝をたくさん持って帰って夕食は貝パーティーにしましょう。
潮干狩りが気になる方はこちらもチェック!
潮干狩りができるスポットは葛西臨海公園以外にもたくさんあります。各々の潮干狩り場で特徴やポイントが異なるので、次のゴールデンウィークのお出かけに潮干狩りを考えている方はこちらもチェックしてみてくださいね。
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