話題のバナナのカロリーとは
令和元年はタピオカが大流行しました。次のブームの候補のひとつとして、バナナジュースが予測されています。バナナジュースといいますと、昔からある定番メニューです。ご存じの通り、バナナは健康的であり、美容効果を期待できる果物です。バナナは甘味が強いので、バナナカロリーが気になります。糖質の高さも含めて、バナナカロリーについてご紹介します。
バナナカロリーはどれくらい?①
バナナカロリー1本あたりは?
話題のバナナですが、1本あたりのカロリーをご存じでしょうか?バナナは1本(100g)あたりのカロリーが86kcalです。バナナは1gあたりのカロリーは0.86kcal、1本の重さが約100gです。品種により異なりますが、本数あたりのバナナカロリーが計算できます。
バナナカロリー2本あたりは?
バナナは1本あたりのカロリーが86kcalです。本数ごとのバナナカロリーは、2本あたりは172kcal、3本あたりは258kcal、5本あたりは430kcalとなります。5本を食べても500kcal未満に抑えられます。バナナは1本あたりが86kcalと低いため、1日の標準摂取カロリーの範囲内に納まります。ちなみに活動量が少ない女性の摂取カロリーは1400kcal~2000kcal、男性は2200kcal前後が目安となります。
バナナカロリーの計算方法とは
下記の計算方法をご参考にしてください。
バナナの重さ(g)×0.86kcal=バナナカロリー(kcal)
バナナ2本の重さ(200g)×0.86kcal=172kcal
バナナ3本の重さ(300g)×0.86kcal=258kcal
バナナ5本の重さ(500g)×0.86kcal=430kcal
バナナカロリーはどれくらい?②
大きさ別のバナナカロリー
バナナのカロリーは重さにより増減します。おおまかの目安として、大きさと重さをお伝えします。中サイズは1本あたりが100g程度で86kcalです。小サイズは1本あたりは35g程度で30kcalです。大サイズは1本あたりは120g程度で103kcalです。中サイズのカロリーと比較すると、小サイズは半分未満となることがあります。
普通のバナナはフィリピン産
国内で1番消費されているバナナは、フィリピン産の「キャベンディッシュ」です。バナナの総輸入量はフィリピン産が9割を占め、エクアドル産や台湾産が続きます。バナナジュースの人気の影響もあり、国産バナナが注目されています。品種によってはバナナのカロリーに差が生じるので、糖度や大きさを確認しましょう。
大きいバナナのキャベンディッシュ
おなじみの大きめのバナナは「キャベンディッシュ」です。日本で1番食べられている品種であります。外皮が厚く日持ちがよいのが特徴です。さっぱりとした甘さです。同種の「高原バナナ」は昼夜の温度差のある高地で時間をかけて栽培することで、甘味が強くなります。1房は3本~5本くらいで販売されています。
国産バナナは1本500円!
国産バナナが注目されています。流通は1%も満たないので、スーパーでお目にかかることはほぼありません。無農薬のため、1本あたりの価格は500円前後と高くなります。品種の「グロス・ミッシェル」は、外皮は柔らかく皮ごと食べられるのが特徴です。普通のバナナより丸みがあり小さめです。糖度が高くて美味しいです。
モンキーバナナは半分のカロリー
「セニョリータバナナ」は、別名「モンキーバナナ」として親しまれています。食べやすいおやつ感覚のバナナで人気があります。酸味が少なくコクのある甘さです。普通のバナナの半分ほどの小サイズですが、1房5本以上で販売されています。甘味や食感の違いなどを比較しながら、バナナを食べ比べしてみませんか?
バナナカロリーはどれくらい?③
リンゴ1個はバナナ2本分?
今、バナナが需要が高まっています。2018年果物支出額でバナナが1位になりました。2位はリンゴ、3位はミカン、4位イチゴと続きます。おなじみである果物を比較してみましょう。バナナは1本あたりのカロリーは86kcalです。リンゴ1個162kcalと比較すると、バナナは2本分です。バナナの半分以下のカロリーの果物はあります。しかしバナナは腹持ちがよいので、2本3本で満足感がでるでしょう。
果物のカロリーを比較しよう
バナナ1本中サイズ | 100g | 86kcal |
リンゴ1個中サイズ | 300g | 162kcal |
メロン半分中サイズ | 250g | 105kcal |
洋ナシ1個中サイズ | 250g | 135kcal |
カキ1個中サイズ | 166g | 100kcal |
ミカン1個中サイズ | 75g | 34kcal |
イチゴ10個中サイズ | 122g | 42kcal |
バナナ3本中サイズ | 300g | 258kcal |
バナナ5本中サイズ | 500g | 430kcal |
バナナカロリーはどれくらい?④
バナナ1本はご飯の半分?
バナナは1本(100g)あたりのカロリーが86kcalです。バナナ3本は258kcalです。ご飯1膳250kcalと比較すると、バナナは3本分です。食パン1枚(6枚切り)158Kcalと比較すると、バナナは2本分です。バナナ1本なら、主食の半分程度のカロリーです。5本食べても430kcalのため、1食分のカロリーより低くなります。
バナナは朝食におすすめです
バナナは朝食に最適な果物です。バナナに含まれるデンプンは、ブドウ糖に変化されます。ブドウ糖はエネルギーとなり、脳が活性化します。学生や社会人の朝食にはもってこいです。
バナナの糖質は高いの?①
バナナ1本の糖質はどれくらい?
バナナの糖質量は100gあたりが22.5gです。バナナは他の果物と比較すると、糖質はやや高めになります。バナナに含まれる糖分は、果糖・ブドウ糖・ショ糖です。果物に多く含まれる果糖は、糖類の中で甘味が強く感じられます。果糖は血糖値を上昇しにくいとされています。バナナを取り入れることで糖質を制限ができます。
果物の糖質を比較しよう
バナナ1本中サイズ | 100g | 21.4g |
リンゴ1個サイズ | 300g | 39.3g |
メロン半分中サイズ | 250g | 25.0g |
洋ナシ1個中サイズ | 250g | 27.7g |
カキ1個中サイズ | 166g | 23.7g |
ミカン1個中サイズ | 75g | 8.3g |
イチゴ1個中サイズ | 122g | 10.7g |
バナナ3本中サイズ | 300g | 64.2g |
バナナ5本中サイズ | 500g | 107.0g |
バナナの糖質は高いの?②
バナナ1本できれいになれる
バナナは栄養価が高い果物です。有名なところでは「食物繊維」と「カリウム」です。バナナは食物繊維が多く含まれています。腸内環境を整える働があり、便秘解消や生活習慣病の予防につながります。バナナに豊富に含まれるカリウムには、塩分を調整して血圧を下げる作用があります。余分な水分を排出させてくれるため、むくみを予防します。
バナナ1本で幸せになれる?
バナナを食べると、精神の安定や幸福感につながります。バナナはセロトニンの分泌に影響がある「トリプトファン」を含みます。トリプトファンは幸せホルモンことセロトニンを増やし、快眠に導きます。また完熟したバナナは免疫力を上げる効果があります。シュガースポットと呼ばれる黒い斑点が出ると、さらに効果が高まります。
バナナの糖質は高いの?③
バナナカロリーのダイエット
朝ダイエットが流行したことは、記憶に新しいところです。朝バナナダイエットはインパクトから話題になりました。朝食はバナナとお水だけで簡単にできるダイエットです。ダイエット方法を確認してみましょう。
バナナと水だけのダイエット
朝バナナダイエットは、手軽にできるダイエットです。朝食はバナナだけを食べます。ポイントは満腹中枢を刺激するように、しっかりとバナナを噛んで味わってください。基本的にバナナは好きなだけ食べられます。中には2本3本までと本数制限する場合もあります。胃腸を休めるために水分補給は常温のお水を摂取してください。昼食や夕食は何でも食べられますが、夕食は早い時間に済ませましょう。
話題のバナナジュースレシピ①
タピオカの次はバナナジュース!?
バナナの低カロリーレシピといいますと、バナナジュースを思い浮かべるのではないでしょうか。バナナジュースは某テレビ番組で取り上げられて、じわじわと人気が出ています。タピオカの次にくる!と注目されているほどです。バナナの専門店に通わなくても、ご自宅にミキサーがあれば、簡単にできるジュースです。レシピをご参考にしてください。
バナナジュースは低カロリー
ご家庭でできることから、バナナジュースのレシピはさまざまです。ご紹介するのは、シンプルなレシピです。材料は、バナナ2本(200g)と牛乳200mlです。バナナは皮をむき、小口切りにして小さくします。すべての材料をミキサーに入れてかくはんします。生のバナナの代わりに、冷凍のバナナを使ってもおすすめです。バナナジュース(2本分)のカロリーは310kcalです。
話題のバナナジュースレシピ②
バナナ2本でアイスクリーム!
バナナジュースをアレンジして、バナナアイスクリームを作ってみませんか?バナナを冷凍するだけで、気軽にできるデザートです。材料はバナナ2本(200g)と豆乳50mlです。バナナは皮をむき、小口切りにして小さくします。ジップロックに入れて一晩冷凍しておきます。すべての材料をミキサーに入れてかくはんします。冷凍のバナナはミキサーの故障の原因になるため、注意してご使用ください。
バナナと甘酒は最強コンビ
牛乳の代わりに豆乳で作るバナナジュースは、女性に人気があります。話題になった甘酒もおすすめです。材料はバナナ2本(200g)と甘酒300mlです。作り方はバナナジュースと同じです。すべての材料を入れて、ミキサーをかけて出来上がりです。甘酒の濃度により量を調整してください。飲む点滴と呼ばれる甘酒は、美肌や美容によいでしょう。バナナと一緒に取ることで相乗効果が期待できます。
バナナジュースは砂糖不使用
冷たいバナナジュースにすると、砂糖不使用でも十分に甘く感じます。お好みで牛乳や豆乳に変えてみたり、量を調整したりすると楽しみが広がります。ココア、抹茶、きな粉、ゴマ、ショウガなどを入れることで味の変化があります。ビタミン類は空気にさらされただけで、栄養価が減っていきますので、お早めにご賞味しましょう。
バナナカロリーのまとめ
バナナは栄養価が高いだけではなく、免疫力を上げる果物です。バナナカロリーは低く、美容効果も期待できます。バナナは心と体を健康にしてくれますので、生活に取り入れてみませんか?
バナナが気になる方はこちらをチェック!
バナナについて詳しく書いてあります。バナナの保存方法を含めて、こちらでご紹介しています。ぜひチェックしてください。

バナナの保存方法は?美味しく長持ちさせる保存術をご紹介!
バナナは朝食代わりにもなる便利なフルーツですが、長持ちさせるというとどうやればいいのでしょうか?冷蔵庫で保存するほうがいいのか、冷凍したほう...

バナナは炭水化物が多くて太るって本当?栄養価含めて徹底調査!
バナナは炭水化物の消化が早いため、スポーツやダイエットのエネルギー補給に使われることが多いフルーツです。フルーツの中でも炭水化物が多いバナナ...

バショウとは?バナナなの?その実態や栽培方法・食べ方などの基本知識を解説!
バショウと呼ばれる植物をご存じでしょうか?バショウはバナナと同じ仲間の植物ですが、バナナのように果実を食べることはあまりありません。このペー...