クラフト社 8836
クラフト社 8633
RMTIME 菱きり
レザークラフト工具 菱目打ち 4本セット
クラフト社 8604
レザークラフト ロービキ糸
レザークラフト 用 サンドスティック 30本
クラフト社 8422-01
クラフト社 2002-24
クラフト社 8472-02
クロバー 25-053
革細工・レザークラフトとは
革を使った楽しむ手芸
レザークラフトとは革を使って楽しむ手芸です。手芸ですが革を使うのでできるものは本格的なものが多く、人気のある革の財布、定期券入れなどが自分で作れますよ。
ただし布ではなく硬い革を縫っていくので縫い方だけではなく必要な道具も専門的なものばかりとなり、初心者だけで道具を厳選するというのは大変です。布の縫い方と比べると、革細工の縫い方は特殊で裁縫が得意な方でも慣れるまで少し難しく感じるかもしれませんね。
縫い方に慣れると短時間でもできる
初心者に難しいかというと、そこまでハードルは高くないです。縫い方に慣れるとスピーディーに縫えるようになると言われて、プロになると手縫いのほうがミシンより早いと言われています。
レザークラフト特有の縫い方はいろいろな種類があるので基本となる「平縫い」を覚えると手縫いでもいろいろな小物が作れるようになりますよ。装飾を兼ねた縫い方もありますが、それは平縫いをある程度覚えてからにしたほうがいいでしょう。
皮細工・レザークラフトに必要な道具について
道具を選ぶ
これから縫い方だけではなく、いろいろな道具を紹介しますがポイントとなるのは低価格のもので大丈夫なものとできるだけ費用をかけたほうがいい道具というものがあります。初心者だと道具がないということで全部揃えると効果になり二の足を踏んでしまいがちです。
また種類が多いのですべて一気に揃える必要はなく最低限必要なものがあれば縫い方の練習もできるので何が必要科見極めてから道具を買うようにしたほうがいいでしょう。
ジャンル分けについて
これから道具を紹介していく前にジャンル分けについて紹介していきます。革を「裁断」するとき、「縫い方に関係なく縫う準備」のとき、「縫う」とき、「磨く」ときなどに分類できます。
裁断するだけでも複数種類があり、さまざな意見もあり値段も異なってきます。すべての道具がセットになったものもありますが、ピンからキリまであるので買うときは本当に必要かどうか確認し、精度などにも注意してください。
革細工・レザークラフトの基本的な道具紹介1
革を切るときに使うもの1
クロバー 25-053
定規類は必ず必要になり、裁断する大きさを測ったり線を書いたりするときに使います。これはあまりお金をかけなくてもメモリさえしっかりしていれば安い定規でも大丈夫です。大工などが使うL字型のものでも算数の授業で使ったまっすぐの定規でも大丈夫です。
革を切るときに使うもの2
OLFA 56B
革包丁は革を切るための包丁で、いかにも職人が使っていそうな見た目です。切れ味が落ちると研がないといけません。初心者の方には刃先の交換が可能な別たちがいいでしょう。切れ味が落ちると刃先を交換すれば大丈夫です。他にも革専用のハサミやただのカッターナイフなどで革を切り出せますよ。
革を切るときに使うもの3
クラフト社 8836
線を描くのは銀ペンを使用します。銀ペンは革に直接書いて、消せるペンとなっていますよ。定規で寸法を測り、銀ペンで印をつけて切っていくというわけです。また銀ペンだけが使えるというわけではなく、丸切りなどを使って革を軽く傷つけるようにして線を描く方法もあります。縫い方と同様にいろいろな方法があります。
革細工・レザークラフトの基本的な道具紹介2
縫い方に関係なく使うもの1
クラフト社 8633
ディバイダー、ステッチグルーバー、ネジ捻(ねじねん)のどれか一つは必要になります。これらは縫うときに必要な穴を開けるための目安となる線をつけるための道具となりますよ。
縫い方に関係なく使うもの2
RMTIME 菱きり
革を手縫いするには穴を開けないといけません。というのも専用の針は裁縫用の針のように尖っておらず穴を開けておかないと縫えません。革に穴をあける道具は丸キリ、菱(ひし)キリなどがあります。菱キリは菱形の穴を開けますよ。裁縫のように針で穴を開けて同時に縫えないので注意してくださいね。
縫い方に関係なく使うもの3
レザークラフト工具 菱目打ち 4本セット
菱目打ちはフォークのような形状になっていて等間隔に菱キリが並んでいるものです。たくさん穴を開けないといけないときに便利ですが、菱目打ちは菱キリよりやや大きい穴が開いてしまいます。とりあえず初心者の方は1、2、4連の菱目打ちがあれば大丈夫です。種類によって幅異なり好きなものを選びましょう。
縫い方に関係なく使うもの4
SWA29030
ハンマー、ゴム板(コルク板)も手縫いには必要なものです。ハンマーは100均のものでもいいでしょう。また革を切るときにはカッターマットを用意しておいたほうがいいです。こちらも100均でも大丈夫です。
ハンマー、ゴム板(コルク板)は菱目打ちで穴をあける時に下に敷いて使います。ゴム板よりコルク板のほうが柔らかいので菱キリを保護できます。
革細工・レザークラフトの基本的な道具紹介3
縫うときに使うもの1
クラフト社 8604
手縫いでもミシンでも針がないと縫えませんよね。前述したように裁縫用の針ではなく専用に針を使用し専用の縫い方をするので必ず用意しないといけません。基本の道具ですが針は裁縫用の針と同じように大きさ(長さ)が違うものがたくさんあります。
縫うときに使うもの2
レザークラフト ロービキ糸
手縫いでもミシンでも糸は縫い物には必要不可欠なもので針と対になるアイテムです。基本の道具ですがいろいろな種類の糸があり初心者でも簡単に扱えるものはポリエステルの糸です。逆に初心者には簡単と言い難い糸が麻の糸です。麻の場合自分で蝋を付けて補強しないといけませんよ。中には自分で裂いて太さを調整する糸もあります。
革細工・レザークラフトの基本的な道具紹介4
磨く時つかうもの1
レザークラフト 用 サンドスティック 30本
裁縫ではない工程が革にはあります。それはどんな縫い方でも革は磨かないといけません。磨かないと手触りが悪いだけではなく繊維がほつれていくので大切な作業となりますよ。
必要となるアイテムがサンドスティック(棒状のやすり)です。切り口をコバといいますが、この部分をヤスリがけしていく作業が必須となり、この作業のことをコバ磨きといいます。
磨く時つかうもの2
クラフト社 8422-01
切り口を研磨していくとバリができるので最終的にはヘリ落としを使ってバリを取っていきますよ。革製品特有の作り方ですが道具がアレウト初心者でも簡単です。
また切り口だけではなく皮の裏面(床面といいます)も処理します。また磨く道具はサンドスティックの他に木でできたコーンスリッカーなどがあります。
磨く時つかうもの3
SWA31505
床処理剤と言われているとこフィニッシュなどを使って磨いていきます。水でも代用できるものですが、専用のアイテムを使ったほうが綺麗に処理できますよ。裏面を処理するときにも使います。
革細工・レザークラフトの基本的な道具紹介5
その他1
クラフト社 2002-24
初心者がつまづきやすいのは、使うものが多いからです。普通の裁縫ならボンドで接着することはあまりないですが、レザークラフトではボンドも使いますよ。用途に革が入っていれば大丈夫です。型紙を作る際にはゴムのりなどを使用します。
その他2
クラフト社 8472-02
ハトメを開けるにはハトメ抜きやスクリューポンチが必要になります。作りたいものによって不要になるので必要になると買い足すといいでしょう。他にもバネホックを使いたいなら専用の打具と台が必要になります。
初心者は手縫いでを作りたいか明確にして基本の道具に足りなければ買い足すようにしたほうがいいですよ。手縫いでもさまざな物ができます。
革細工・レザークラフトの作り方
基本的な作り方を紹介
初心者でも上級者でも基本となる作り方は同じです。型紙を作り革を採寸、キリなどを使って線を描き革を切り出し、研磨などの下処理をしてから、縫い合わせていきますよ。
縫い目や切り出した革の重なり順などが複雑になるような場合はパーツ単位で作って最後に縫い合わすような流れになります。簡単に思えないかもしれませんが、慣れると手縫いも簡単にできるようになりますよ。コツは慣れるまで何度も繰り返すことです。
革細工・レザークラフトの縫い方について
縫い方を紹介していく前に前述したようにレザークラフトの縫い方は裁縫の縫い方と大きく異なります。針のつけ方から使用する本数まで異なるので、覚えることが多いです。また基本となる縫い方が悪いと縫い目がガタガタになりきれいに縫えません。
手縫いで革細工を作ってみたいとい方はなんども練習してくださいね。慣れると簡単です。
簡単な縫い方を見つけよう
基本の縫い方は平縫いと呼ばれる方法です。しかしこの縫い方にもそれぞれ少し異なる縫い方があるので難しい、わからないという方は自分に合った簡単な縫い方というのを見つけてくださいね。
コツなどのポイントは縫い方が異なっていても同じという場合が多いです。また縫い方だけではなく縫い始めのほうも裁縫とは異なるので注意してくださいね。
縫うまでの流れ
ガイドラインを描く
採寸が終わり革が切れたら縫うために菱目打ちなどを使って穴を開けないといけません。まずはネジ捻などでガイドラインを描きそれに沿って菱目打ちなどで穴を開けていきますよ。ネジ捻などの定規で幅をきっちり合わせて軽い力で引いていきましょう。
前述したよにネジ捻、ディバイダー、ステッチグルーバーと同じような役割をする道具が数種類あるのでわかりにくいですが、ステッチグルーバーは刃先を変えていろいろな使い方ができます。
菱目打ちで縫い穴を開ける
コツとしてはいきなり菱目打ちで穴を開けるのではなく、軽く押し当てて目安を作っておくと綺麗に開けられますよ。一通り目安をつけると、目安に菱目打ちをあててハンマーでたたき穴を開けましょう。
フォークのような菱目打ちはたくさん穴をあける時に便利です。次の穴を開けるときのコツは菱目打ちの一本の刃を最初に開かた穴にかけて縫い穴を作っていきます。こうすることで簡単にずれない縫い穴ができますよ。
革の基本の縫い方1
針は糸の両端につける
裁縫するときは糸に1本針を通して塗っていくのですが、革の場合は針を2本一組で使いそれぞれ糸の両端につけます。そのため糸の通し方もはじめのうちは困惑するかもしれませんが、やり方自体は簡単です。まずは針の穴に糸を通します。
次に穴を通した糸に針を突き刺し少し手繰り寄せてから、もう一度同じように糸を突き通しますよ。すると糸がS字のようになるので、後はそのまま手で針をつまみスライドさせ針穴から外します。
長い方を引っ張る
針穴を通して、二回突き刺した糸を針穴から外したら長い方の糸を引っ張るとくくれます。これで一本は完成です。反対側の糸の先端にも同じようにして、針穴を通してから二回糸を突き刺して取り付けましょう。
両端に糸がついて初めて縫えるようになります。この時準備する糸の長さは縫いたいものの4倍とするのがコツです。つまり10cm縫うのであれば40cm用意しておくといいでしょう。
4倍の長さを守る
4倍という手縫いのコツを守っていると糸が余ることもあります。もったいないということで短めにすると足りなくなってしまうこともあり、継ぎ足しは可能ですが慣れるまではコツを守りましょう。また後述する装飾的な縫い方のコツとしては4倍ではなく8倍など長めにしないと足りません。
革の基本の縫い方2
最初の縫い穴から縫わない
コツではありませんが、手縫いをするときは最初の縫い穴からは縫いません。3つ目の縫い穴から始めるというのが基本となります。そして縫い方としては3つ目の縫い穴から始まり一旦後ろに戻るという形になり2つ目の穴、1つ目の穴と縫い、再び2つ目の穴、3つ目の穴、4つ目の穴と縫いすすめる形になります。
慣れると簡単ですが、ここがややこしいポイントの1つです。最初から縫わないのは2重に縫うことで補強する意味があります。
2つ目からすることも
縫い方には種類があるので3つ目の穴ではなく2つ目の縫い穴から始めるという場合もあります。最初の縫い穴から縫わないのは同じですね。2つ目の縫い穴から最初の縫い穴に戻ってから再び本来の方向に塗っていきますよ。
補強を兼ねているので作品によって始める縫い穴を変えるといいでしょう。練習するだけなら最初の縫い穴から始めて大丈夫です。
革の基本の縫い方3
基本の縫い方
両端の針を使って交互に塗っていくわけですが、前述してたようにいろいろな縫い方があり自分に合うものを探してみてくださいね。紹介するのは一例でしかありません。コツは必ず裏か表かどちらから針を入れるか決めて縫っていくことです。
表から通したら表からとすることで綺麗な縫い目にりますよ。まず縫い穴に針を通したら左右の糸が均等になるようにして、裏から出た針を隣の縫い穴に差し込んでいきましょう。
その都度確認していく
裏から出た針を隣の縫い穴にそのまま差し込んだら、表にから出ている糸を下にして交差させてから、現在表から出ている針を隣の縫い穴に通して、また裏から次の縫い穴に通していきます。
その都度糸を引っ張り引き締めていき再び交差させてと同じ動作を繰り返せば平縫いができます。色々な縫い方があるのですが、これは簡単な方法です。綺麗に見える縫い目は縫う方向に対して糸が斜めになっている状態となりますよ。
縫い始めについて
いろいろな縫い方があるのでたくさん紹介するとこんがらがる可能性がありますが、最初の縫い穴から縫わないというのがいまいちわからないという場合はこちらの動画を参考にしてください。
好きな縫い方でいいのですが、2つ目の縫い穴から1つ目の縫い穴に戻ってから縫い始めるというのはどんな感じか分かると思います。コツは慣れるまで練習あるのみです。
革の基本の縫い方4
麻糸の処理
麻糸を使った場合の糸の処理を紹介しますが糸の処理も種類があるので紹介する方法以外にもあります。終点まで縫えたら今度は最初のようにまた一つ前の縫い穴に戻るように2重に縫ってから余分な糸をカットしてボンドなどで接着していきます。
くくって、くくった部分を目打ちで穴を開けた中に隠すという方法もあるのでやりやすいものを探してみましょう。コツは特にないのですがボンドをべったり付けないようにしてくださいね。
化学繊維の糸の処理
化学繊維の糸は主にポリエステルでてきているのでライターなどで炙って、ライターの底などで押さえつけると簡単に固定できいます。革を炙らないように注意してくださいね。
また炙って糸をとめた場合汚くなる可能性もあるので簡単ですが、プレゼントなど大切なレザークラフトに使う場合は麻糸と同じようにボンドなどで丁寧に接着していったほうがいいです。化学繊維は溶けるのですが、麻は燃えるのでこの方法では処理できません。
革の違う縫い方
余談となりますが、平縫いは基本の縫い方となり装飾的な縫い方ではありません。レザークラフトにはいろいろな装飾的な縫い方もあり革を縫い合わせる時にはクロスステッチというやり方などがあるのでわかりやすい動画を紹介します。
どの縫い方もコツとしては平縫い同様にその都度確認していきながら縫うようにしたり何度も練習して縫うようにしましょう。
革細工の縫い方・道具のまとめ
コツは好きなやり方を見つけて練習する
手縫いのやり方はいろいろな種類があり、最も基本の縫い方平縫いでも解説する人によって
さまざまな違いがあります。そのため自分に合うやり方を見つけるというのもの大切になりますよ。うまくなるには縫い方を覚えるまで練習するしかありません。
革は10×10cmの大きさを1デシといい1デシが〇〇円っというふうに売られている場合もあり、1デシ価格が安いものは練習用におすすめです。
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