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しまなみ海道をサイクリング!初心者の方へコースや服装・持ち物など徹底ガイド!

しまなみ海道といえば広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ橋です。サイクリングの聖地としても知られるしまなみ海道は瀬戸内の綺麗な景色や美味しい食べ物などが集まる魅力が詰まった場所です。ここでは、しまなみ海道でサイクリングを楽しむ際の情報を紹介していきます。
更新: 2021年4月23日
クロタノブタカ
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はじめに

しまなみ海道といえばサイクリングの聖地とも言われるサイクリングの人気スポットです。瀬戸内の美しい景色と、全長70キロの橋が結ぶ島々の魅力を感じながらサイクリングが楽しめると言うことや、各所に作られたサイクリングステーションなどの初心者でも気軽にサイクリングを楽しむ事ができる設備が充実している点もしまなみ海道のサイクリングロードの魅力を高めています。ここでは、初心者も楽しめるサイクリングコースと合わせ注意点を交えながら持ち物や服装まで紹介していきます。(料金・時間等は2020,1,25時点のものです)

しまなみ海道愛媛県おすすめ情報

しまなみ海道今治側のサイクルの拠点となる施設が「サンライズ糸山」です。来島海峡大橋を見渡せる絶景スポットに位置しており、電動アシスト付き自転車などのレンタルも行なっています。施設内には、レストランや、ホテル、温泉施設などが併設され、サイクリングを楽しむ際便利な施設となっています。

サンライズ糸山詳細情報

【住所】愛媛県今治市砂場町2丁目8番1号
【連絡先】0898-41-3196
【営業時間】8:00〜20:00(夏)8:00〜17:00(冬)

今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山
サンライズ糸山はしまなみ海道サイクリングの四国側の拠点です。レンタサイクル、ご宿泊のサービスを提供しております。

しまなみ海道広島県おすすめ情報

しまなみ海道で自転車をレンタルしてサイクリングを楽しむと言う方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいスポットが、ジャイアントストア尾道です。複合施設「ONOMICHIU2」内に店を構え、ジャイアントの高品質な自転車のレンタルを行なっています。施設内にはレストランやホテルと言った施設も併設され、しまなみ海道サイクリングの拠点としての役割も果たしています。

ジャイアントストア尾道詳細情報!

【住所】広島県尾道市西御所町5-11
【連絡先】0848-21-0068
【営業時間】9:00~19:00

ジャイアントストア尾道|ジャイアントストアのレンタサイクル
しまなみ海道の出発地となる渡船桟橋とJR尾道駅にほど近い複合施設「ONOMICHI U2」。その一翼を担う当ストアは、瀬戸内サイクリングの発信地として国内外のお客様に上質なレンタサイクルをご提供。ホテル/ベーカリー/レストラン/カフェを併設するここを拠点に最高のサイクリングをスタート!

しまなみ海道島々のサイクルステーション情報

しまなみ海道沿いの島々には1島あたり1施設または2施設のサイクルステーションが設けられています。サイクリング情報を入手できたり、レンタルサイクルの利用ができたりする施設で、車で島を訪れた際にも短時間の自転車のレンタルを行うことも可能となっています。その為、島内を気軽にサイクリングしたい方に人気のとなっています。サイクルステーションのくわし場所や営業時間は下記リンクを参照してください。

ターミナル情報 | しまなみジャパン
しまなみレンタサイクルのターミナル情報のご案内です。住所や営業時間など各ターミナル情報を掲載していますので、レンタサイクル予約の際にご活用ください。

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース①

はじめにどこを回るか迷ったら!尾道から向島一周コース

サイクリング初心者がしまなみ海道でサイクリングを楽しむ上で最もビギナー向けのサイクリングコースが尾道を出発し、はじめに上陸する島、向島を一周し、来たルートを尾道まで戻るルートです。走行距離約18キロのコースとなっており、初心者でも約2時間のサイクリングを楽しむ事ができます。

向島一周ルートサイクリングを楽しむなら美味しいラムネを購入

向島へ到着したら島を一周しながら立ち寄りたいスポットがマツコがテレビで絶賛したラムネ工場「後藤鉱泉所」を訪れ、ラムネで喉の渇きを潤してみてはいかがでしょうか。販売するラムネの中でも、瓶に入ったマルゴサイダーがおすすめです。気さくな店主が瓶の蓋を開けてくれるので会話を楽しんでみるのもおすすめです。

ランチを楽しむならどこへいく?立花食堂がおすすめ

しまなみ街道を通り、向島一周ルートサイクリングを楽しんだら、尾道へ帰るまでに一休みしたいものです。そこでおすすめできるスポットが、立花食堂です。店に前には、椰子の木が植えられ、南国の雰囲気を感じながら店の中へ入ると、大きな窓が印象的な店内となっており、外からの光が店の中を明るく照らします。メニューは、ラーメン屋海鮮丼などお腹を空かせたサイクリストにぴったりなメニューを提供してくれます。

名所はどこにあるの?立花食堂の詳細

【住所】広島県尾道市向島町立花287-1
【連絡先】00848-36-5662
【営業時間】11:00~14:30
【アクセス】渡船で向島に渡り、自転車で30分程度

立花食堂

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース②

尾道から因島往復ルート


尾道から向島一周コースより少しレベルを上げてサイクリングを楽しみたいという方におすすめしたいコースが全長を少し伸ばし向島の先の島、因島までサイクリングを楽しみ、来た道を戻るコースです。尾道から向島まで渡った後、向島の西側を走行し、因島大橋を渡り、因島の西側のコースを走行し、生口橋のたもとまで走行し折り返します。帰りは因島内外周コースを走行するのも行きと違った景色が楽しめる為おすすめです。

体力に合わせたコース選びも可能

因島の最南端までサイクリングを楽しめたが来た道を戻る体力がなくなった、因島でのんびりしすぎて時間が無くなったと言うパターンも考えられます。その場合、尾道まで帰るおすすめのコースも紹介しておきましょう。因島には、北部と南部の2箇所に港があります。その中でも、北部に位置する因島重井東港から尾道までのフェリー航路がある為、帰路にフェリーを使う事も可能です。

自転車の神様として有名な大山神社を訪れる

サイクリングで因島を訪れたら際、足を運びたいスポットが、自転車の神様を祀る神社として知られる大山神社!自転車でアクセスする方が多く、境内には自転車置き場が設置され、サイクリングの安全祈願をお願いできます。例年5月には自転車神社祭りが行われるので、祭りに合わせてサイクリンへ出かけるのも面白いですね。

名所はどこにあるの?大山神社の詳細

【住所】尾道市因島土生町1424-2
【連絡先】0845-23-6000
【営業時間】09:00~17:00
【アクセス】因島大橋自転車道出入口から自転車で約25分

大山神社 | 瀬戸内では最も大きい建築の神様 (尾道市因島TEL0845-22-0827)
広島県尾道市因島の大山神社(しまなみ海道)。建築(地鎮祭等)・方位・厄除け、耳の神様、自転車神社。

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース③

尾道から生口島片道ルート

上記の2ルートからもう少しレベルを上げてサイクリングを楽しみたいと言うサイクリング初心者の方におすすめしたいサイクリングコースが、尾道からしまなみ海道で3つ目の島生口島までん片道サイクリングコースです。尾道から渡船で向島へ渡り、西側か東側ルートを走り、因島大橋を渡り、因島へ上陸したら生口橋を目指します。生口島へ上陸したら北側のルートを通り瀬戸田港を目指します。帰りは瀬戸田港からフェリーを利用して尾道まで戻る事が可能なので、初心者でも帰りの心配をする事なくサイクリングを楽しむ事ができますよ。

生口島を満喫したい方は周遊コースもおすすめ

生口島へ到着後、体力に余裕がある場合、生口島を一周して島の魅力を体感するのもおすすめです。生口橋を渡った後、左回り、右周りコースを選択し、サイクリングを楽しみましょう。どちらのコースも海岸線に沿って島を一周するので、瀬戸内海の絶景を眺めながらのサイクリングを楽しむ事ができますよ。

見応えのある建築が勢揃い!耕三寺

サイクリングで生口島を訪れたのであれば、立ち寄りたいスポット「耕三寺」は歴史を感じさせる美しい建物が数多く建ち並んでいる寺院です。その中でも、千仏洞地獄峡と呼ばれる洞窟は全長350メートルあり、石造の仏諸尊千体が奉安されており、幻想的な空間となっています。

名所はどこにあるの?耕三寺の詳細

【住所】広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
【連絡先】0845-27-0800
【営業時間】09:00~17:00
【アクセス】瀬戸田港から徒歩で10分

耕三寺

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース④

今治から大島一周ルート

しまなみ海道は、尾道側からサイクリングを始めるコースの他に四国、今治側からスタートするコースも存在します。そこで今治から最も近い島、大島を一周して今治へと戻るコースを紹介しておきましょう。今治をスタートすると来島海峡大橋を渡り、大島へ上陸します。大島中心を走行するサイクリングコースを北上すると伯方大島大橋の下を通過、島の西側を通り来た道を今治まで戻るコースが初心者におすすめです。

亀老山売店で塩アイスを味わう

サイクリングで大島までアクセスできたら体力を消耗している初心者の方も多いでしょう。そこで塩分補給ができるスポット亀老山売店を紹介しておきましょう。亀老山売店は塩アイスの名店となっており、サイクリストに人気のスポットです。人生で一番美味しい塩アイスと言う口コミもあるので、一度食べてみる事をおすすめします。

名所はどこにあるの?亀老山売店の詳細

【住所】愛媛県今治市吉海町名亀老山展望台入り口
【連絡先】0897-84-2504
【営業時間】09:00~16:00
【アクセス】亀老山展望台入り口

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース⑤

今治から大島片道ルート


上記で紹介した方法で大島へアクセスしたが、同じ道を自転車に乗って帰る自信がないと言う方も安心して大島までサイクリングを楽しむ事ができるコースがもう1つあります。それが、行きは自走帰りはフェリーを使うプランです。大島には、友浦港が東側にあり、今治港との航路が運行しています。

今治行きの最終便は

大島まで自走でアクセスし帰りフェリーを利用する場合、フェリーの時間帯を前もって把握しておく事が必要になります。友浦港から今治港へ向かうフェリーは、朝7:25が始発、最終便は19:35となっています。朝夕は1時間1便の運行ですが、日中は運行間隔が開くので注意が必要です。

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース⑥

今治から伯方島片道ルート

今治から大島の往復ルート、片道ルートから少しレベルを上げたサイクリングを楽しみたいと言う方におすすめしたいルートが、今治から大島を経由し、伯方島を目指すサイクリングコースです。伯方島を目指す際に最も最短ルートを走行するのであれば、来島海峡大橋を渡ったあと、大島中心ルートを走行し、伯方大島橋を渡り伯方島では東側ルートを走行すると良いでしょう。

帰りは伯方港からフェリーで今治を目指す

伯方島東側には、伯方港があるので、帰路はフェリーに乗って一気に今治まで戻るスケジュールがおすすめです。その場合フェリーの運行スケジュールを事前に確認しておく事をおすすめします。時間帯によっては運行間隔に開きがあるので、注意しましょう。

道の駅S・Cパークで伯方島を満喫

サイクリングで伯方島を訪れたら道の駅S・Cパーク周辺のエリアで観光を楽しむスケジュールを計画すると良いでしょう。ご当地ソフトを販売する店やイルカとの触れ合いを楽しめるスポット、特産品の直売所など見所が揃うと共に、しまなみ海道の美し景色を満喫する事ができます。

名所はどこにあるの?道の駅S・Cパークの詳細

【住所】愛媛県今治市伯方町叶浦甲1668-1
【連絡先】0897-72-3300
【営業時間】09:00~17:00
【アクセス】伯方島ICより約1分

重点道の駅 伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた
公園やテニスコート、ビーチ、レンタサイクルなどが整備されている道の駅。「伯方S・Cパーク」には特産品の販売所やレストランがあり、しまなみ海道を訪れた観光客の方々に親しまれています。

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース⑦

フェリーを使ってサイクリングを楽しむ

しまなみ海道は、瀬戸内に浮かぶ島々を結ぶ全長70キロの道路です。複数の島を結び尾道から今治を結んでいますが、島々を結ぶフェリーの運行も行われています。そこでフェリーをうまく利用してサイクリングを楽しむ方法も初心者に人気のサイクリングとなっいています。

フェリーを利用して瀬戸内に浮かぶ島をサイクリング

フェリーで島までアクセスし、島を一周サイクリングしながら1つの島の魅力を思う存分味わうのもしまなみ海道サイクリングの楽しみ方の1つと言えます。島々には多くの観光名所や美味しい食べ物が揃っているので、全長70キロのしまなみ海道走破意外にも、島の魅力を感じるサイクリングスケジュールもおすすめです。

しまなみ海道をサイクリング!初心者におすすめコース⑧

尾道今治片道ルート

ここで紹介する初心者向けしまなみ海道サイクリングコースの中で最もレベルが高いコースが、尾道から今治を走行するスケジュールプランです。しまなみ海道を尾道から今治まで走行すると全長70キロ走行することになります。初心者でも体力の自信のある方だと全長70キロを5時間から6時間のスケジュールで走破する事が可能です。コース上に位置する島へ立ち寄るスケジュールを考えると全長は70キロ以上になるので、さらに時間が伸びる事を覚えておきましょう。

全長70キロコースを走破したらどうする?

全長70キロ走破するとサイクリング初心者は疲れが出るでしょう。その場合、フェリーで今治まで戻ろうと考える方もいると思いますが、今治と尾道直通のフェリーの運行はありません。その為、全長70キロのコースを走破する場合は、到着先で宿泊をするスケジュールを考えておく事をおすすめします。

しまなみ海道をサイクリング!季節別の服装&持ち物①

しまなみ海道でサイクリングを行う際のおすすめの服装を季節別に紹介いたします。

春・秋の季節のサイクリングの服装はこれ!

春と秋の季節は気温が15度から25度前後の日が多く、朝方と日中の気温差も大きくなります。半袖のベースレイヤーに半袖のジャージを組み合わせ下半身は半ズボンを組み合わせると良いでしょう。ただし、風が強い日は寒さも感じるので、アームウォーマーやグローブを装備すると良いでしょう。そして、コンパクトに折り畳めるウィンドジャケットを1枚持っておくと安心ですよ。


夏の季節のサイクリングの服装はこれ!

夏の季節のなると気温が25度から35度くらいまで気温が上がる日が多く、涼しい服装でサイクリングを楽しむ事が大切になってきます。春秋の季節同様に半袖ベースレイヤーを基本とし、その上に半袖ジャージを組み合わせると良いでしょう。下半身の服装は半ズボンを組み合わせ、フェルメットの下にキャップを加える事で汗を吸収してくれます。日差しが強い場合は日焼け止めやアームウォーマーをうまく利用する事をおすすめします。

冬の季節のサイクリングの服装はこれ!

冬の季節になると気温が10度から15度くらいになり、前方から風が当たると体感気温はさらに低くなります。その為、冬の季節の服装は、防寒対策も大切になります。ベースには長袖のベースレイヤーを用い、長袖ジャージを組み合わせます。下半身は半ズボンにレックウォーマーを組み合わせると良いでしょう。ヘルメットの下にキャップを組み合わせると寒さ対策に貢献します。冬の季節は寒さが厳しくなる事を前提にウィンドジャケットを用意しておくのもおすすめです。

しまなみ海道をサイクリング!季節別の服装&持ち物②

サイクリングに必須の持ち物&注意点【パンク修理キット】

サイクリングを楽しむ際の注意点として気をつけたいポイントにタイヤのパンクがあります。空気圧の低下等によりパンクする可能性もあるので、注意点として覚えておきましょう。万が一パンクした際に必須になるのが、パンク修理キットです。事前に使い方を把握し、どこに入れたか忘れない様に荷物の中に入れておきましょう。

サイクリングに必須の持ち物&注意点【補給食と飲み物】

サイクリングは想像以上に体力を消耗します。注意点として水分量の低下による脱水に気を付ける必要があります。喉の渇きを感じる前に積極的に水分を補給する必要があるので、カロリーの高い補給食や塩分の入った飲み物等を持ち物の中に入れておくと良いでしょう。

サイクリングに必須の持ち物&注意点【ファーストエイドキット】

サイクリングを楽しむ際の注意点として怪我をした時の素早い対応ができるか重要になります。どこで怪我をするか分からない状況を考え、持ち物の中に応急処置のできる救急セットを入れておくといざと言う時に安心ですよ。

サイクリングに必須の持ち物&注意点【ライト】

事前に立てたスケジュールが変更になった時の注意点が、辺りが暗くなってしまった際の対応です。自転車は車と同様に夜間はライトをつける事が義務付けられています。明るいうちサイクリングを終了するスケジュールでライトを用意していなかった、充電してしていなかったが、スケジュールがずれて夜間になったと言う事が無い様に持ち物の中に必ずライトは入れておきましょう。

まとめ

しまなみ海道でサイクリングを楽しめるコースや服装、持ち物を注意点を含めて紹介してきました。サイクリングを楽しむ際、どこまでを目的地に設定するか、どこに立ち寄るか、どこのルートを使うか、事前にスケジュールを考えておく事で、計画的にサイクリングを楽しむ事ができます。注意点も参考に全長70キロのしまなみ海道でサイクリングを楽しんでください。

サイクリングに関する情報が気になる方はこちらもチェック!

サイクリングを楽しむ前に人気自転車情報も把握しておくとサイクリングの楽しみも倍増するでしょう。下記リンクで自転車情報を入手してください。