マスキングテープでフレンチネイルができる
フレンチネイルは、ラインの描き方で見た目の印象が大きく変わってきます。自爪に施すセルフネイルでも、ラインがぐちゃぐちゃだとがっかりしてしまいます。
マスキングテープがあれば、サロンのようなクオリティの高いフレンチネイルを作れます。手軽な方法で苦手意識を克服できるのもポイントです。くわしいやり方を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
フレンチネイルとは?
フレンチネイルは爪の先だけに色を塗ります。基本は白ですが他の色でも応用できます。自爪を生かした上品なデザインは、清楚な印象に見えることから男性ウケがよくカジュアルからフォーマルまで幅広く活用できるネイルとして女性にも人気があります。
年齢を問わず取り入れられるのもフレンチネイルが好まれる理由です。フレンチネイルのやり方には少しコツがあり、初心者には難しく敷居が高いイメージがあります。
フレンチネイルといっても種類はさまざま
フレンチネイルにもいろいろな種類があり、マニキュアでもジェルでもできます。爪の先だけに白いマニキュアを塗るのが定番ですが、白以外にもいろいろなカラーでアレンジができます。アレンジやバリエーションを加えることで、エレガントな印象にもスタイリッシュな印象にも見せられます。
セルフネイルで失敗しないコツ
フレンチネイルは難しいデザインというイメージを持たれがちですが、マスキングテープという手頃なアイテムを使えば、フレンチネイルがぐっと身近になります。やり方も簡単ですし、マニキュアもジェルも塗り方は同じです。ネイルサロンに行けない人も、気軽にセルフフレンチネイルを楽しめます。
マスキングテープで作る簡単フレンチネイル
それでは実際に爪にマスキングテープを貼ってみましょう。自爪の先を少し残して、マスキングテープをしっかりと貼ります。マスキングテープを貼っていれば、はみ出るのを気にせず塗れます。やり方はたったこれだけです。
むずかしいイメージがありますが、意外に簡単なのでぜひ試してみてください。マスキングテープをはがすタイミングは、完全に乾いてからが安心です。
マスキングテープの貼り方にコツがある!
セルフでフレンチネイルをするとなると難しいように思えますが、マスキングテープの使い方さえ覚えてしまえば意外に簡単です。自爪はもちろんのこと、付け爪やネイルチップにも応用できます。コツをつかめばフットにもフレンチネイルを取り入れ可能です。
フレンチネイルをきれいに仕上げるポイント
少しでも隙間があると、ラインが歪んでしまいますので、隙間ができないよう密着させましょう。後で修正はできますが、マスキングテープをきちんと貼ってから塗れば修正せずに1回できれいなフレンチネイルになります。
マスキングテープはどれを選べばいい?
マスキングテープ
マニキュアでもジェルでも、自爪でもチップでも、フレンチネイルをするときはマスキングテープを使うのがおすすめです。ただしマスキングテープにも種類があり、基本的な塗り方は同じでもやり方は少し違ってきます。
まずは扱いやすいマスキングテープから試してみてください。マスキングテープの金額はあまり影響しないので、プチプラや100均のものでも使えます。
ガイドマスキングテープ
フレンチネイル用のガイドマスキングテープを使えば、サロンクオリティのフレンチを可能にしてくれます。ネイルグッズを売っているコーナーやネットショップからも購入できます。ガイドマスキングテープにはカーブが付いているので、貼るだけでスマイルラインをきれいに作れるのがメリットです。
補強シール
フレンチネイルを簡単にきれいに仕上げたい場合は、パンチ穴を補強する補強シールを使うのもおすすめです。スマイルラインを作りたいときは、マスキングテープを丸くカットしますが、補強シールならカットする手間を省けます。自爪の先だけが見えるようにシールを貼って、後は好きな色のマニキュアやジェルを塗るだけです。
補強シールを使うやり方は、自爪が短い人も基本的なポイントは同じです。簡単にきれいなスマイルラインを作れますので、ぜひ試してみてください。
その他
マスキングテープがない場合は、家にあるバンドエイドやセロハンテープ、サージカルテープなどでも代用可能です。ただし種類によっては粘着力が高く、ベースがよれたりはがれたりする可能性があります。マスキングテープがなく粘着力の強いテープで代用する場合は、一旦手の甲や指に貼ってからはがし粘着力を弱めてから使いましょう。
マスキングテープで失敗したときの対処法
ラメでラインをなぞる
マニキュアが乾いていないとよれたり、ジェルを固めるときに隙間からもれているとラインが歪んだりします。マニキュアなら除光液で修正できますが、ベースから塗り直すのは大変です。ジェルは一度固めると、簡単には修正できません。こういうときは、上からラメラインを重ねるとデザインとしてきれいに見せられます。
ラメラインでは隠しきれないときの対処法
マスキングテープをはがすときに、マニキュアやジェルが歪んでしまいラメラインでは隠しきれないというようなときは、ネイルシールを使いましょう。隠す以外にも爪先だけに塗った色に重ねるようにライン状のシールを貼るのもおすすめです。失敗しても、それをデザインに見せるアレンジにすれば塗り直さずにセルフネイルを楽しめます。
マスキングテープ以外にあると便利なグッズ
ピンセット
塗り方は簡単でも、マスキングテープをはがすときに失敗することがあります。マスキングテープをはがすときは、先の細いピンセットがあると便利です。セルフネイルには何かと使えて便利なので、1本持っておくといいでしょう。
綿棒
マスキングテープを貼っていても、爪の横や指の先にマニキュアやジェルが流れてしまうことがあります。すぐに気付けば対処できますが、後になってから気づいたときは綿棒で対処しましょう。爪の間に入り込んだ場合は、片方の先だけ尖った綿棒が便利です。
オレンジスティック
オレンジスティックは、ウッドスティックとも呼ばれるネイルアートには欠かせないアイテムです。マニキュアやジェルがはみ出てしまったとき、すぐに気付けばオレンジスティックで拭うだけできれいになります。オレンジスティックに付いたマニキュアやジェルは消毒用エタノールを含ませたコットンで拭き取り清潔にしておきましょう。
ネイルリムーバー
自爪にフレンチネイルをする際、指や爪の間にマニキュアやジェルが流れてしまうことがあります。綿棒やオレンジスティックにコットンを巻いて拭き取るときはマニキュアなら除光液を、ジェルならアセトンを染み込ませて拭えば簡単に取れます。
フレンチネイルデザイン①王道フレンチ
年齢を問わず、どんなシーンにもあう王道と呼ばれる定番のフレンチネイルです。ポイントなるスマイルラインは、マスキングテープにカーブをつけたり、丸くカットしてから貼ったりしてもいいでしょう。パンチ穴を補強するシールなら、最初から丸い形をしているので、セルフでもサロンのような塗り方ができます。
王道フレンチのポイント
マスキングテープをはがすときラインがずれることがあります。マニキュアの場合は完全に乾いてからはがすといいでしょう。乾く前にはがしてずれたときは、爪楊枝やオレンジスティックの先が細い方でラインを拭うようにすれば修正できます。ジェルはライトで硬化させる前なら、何度でも修正可能ですのでゆっくり試してみてください。
フレンチネイルデザイン②まっすぐフレンチ
マスキングテープを使えばフレンチネイル初心者にも簡単にできるデザインです。先だけを少し残してもいいですし、少し広めにするなどアレンジもできますし塗り方も簡単です。初めてマスキングテープを使う場合や、ネイル初心者にも簡単でおすすめの方法です。
まっすぐフレンチのポイント
とても簡単で手軽なアレンジですが、テープを貼るときは曲がらないように注意が必要です。後は少しずつ塗っていけば簡単にまっすぐフレンチが作れます。爪にピッタリとテープを密着させてから塗ることを意識すればきれいなまっすぐラインのフレンチネイルになります。
フレンチネイルデザイン③斜めフレンチ
まっすぐフレンチの応用で、マスキングテープを斜めに貼るだけです。直線の斜めでもいいですし、少しカーブをつけるとフェミニンな印象のデザインになります。
斜めの応用として、左右両方から斜めにして、クロスさせるよう三角形に仕上げるのもおすすめです。斜めの角度を急にするほど爪が長く見えて、指がきれいに見えるという嬉しい効果も期待できます。
斜めフレンチのポイント
斜めフレンチはラインがまっすぐなものと、スマイルラインのようにカーブをつけるものでは印象が違ってきます。まっすぐな斜めフレンチは指を長く見せてくれるのがポイントです。カーブをつけるとフェミニンな印象になるので、ファッションにあわせて使い分けるといいでしょう。
フレンチネイルデザイン④バルーンフレンチ
マスキングテープの使い方をマスターしたら、アレンジに挑戦してみましょう。風船のように丸みを帯びたフレンチということから、バルーンフレンチと呼ばれるデザインです。王道フレンチネイルとは逆向きにマスキングテープを貼って、爪先だけにマニキュアやジェルを塗れば完成です。
バルーンフレンチのポイント
バルーンフレンチは、丸く可愛らしいフォルムが印象的です。丸が大きいほど可愛らしい印象がアップするので、マスキングテープはできるだけ下の位置にするのがおすすめです。指によって色を変えカラフルにしたり、ラメラインを入れたりアレンジしてみてください。
フレンチネイルデザイン⑤逆フレンチ
逆フレンチも王道フレンチの応用です。王道フレンチでは爪先だけですが、逆フレンチは爪の生え際を少し残して上を多めにする塗り方です。5本とも同じデザインにしてもいいですし、中指と親指はベタ塗りにするなどアレンジしてもおしゃれです。
逆フレンチのポイント
逆フレンチは、大人可愛い印象に見せたいときにおすすめのデザインです。ショートネイルにも取り入れやすいので、爪を長く伸ばせない人にも取り入れやすいでしょう。デートやパーティーなど、ファッションに合わせてネイルもコーディネートしたいときに試してみてください。
フレンチネイルデザイン⑥ラメフレンチ
爪の先を白で塗る王道フレンチは、上級者にとってもむずかしいデザインです。白ではなくラメを使えば多少ラインが揃わなくてもあまり気になりません。ラメは華やかに見えるので、パーティーのようなシーンにもおすすめです。薬指だけラメフレンチで、残りは王道フレンチのようなアレンジも楽しめます。
ラメフレンチのポイント
ラメフレンチは、マニキュアでもジェルでもゴージャスな印象にしたいときにおすすめです。ラメの量によって粘度が変わるので、塗りにくいと感じた場合は、クリアのマニキュアやジェルを混ぜると塗りやすく簡単に伸ばせます。
フレンチネイルデザイン⑦ラインストーン
フレンチネイルだけでは物足りないとき、アクセントにラインストーンを使うと華やかさがアップします。ラインストーンは1本~2本の指だけというようにアクセントにしてもいいですし、全部の指につけてもいいでしょう。ラインに沿って並べたり、根本に大きさの違うラインストーンをあしらったりと自分好みのアレンジを楽しめます。
ラインストーンのポイント
ラインストーンを使ったアレンジは、ネイルサロンのような仕上がりに見えるのにとても簡単です。ラインストーンをつけるときは、マニキュアなら乾く前に、ジェルならライトで硬化させる前に爪に乗せましょう。ラインストーンピックを使えば、初心者にも簡単にアレンジできます。
フレンチネイルデザイン⑧ラメライン
マスキングテープをはがすときに、ラインがよれたのを隠す方法としてラメラインを紹介しましたが、アクセントとしてラメラインを使うのもフレンチネイルでは人気のデザインです。ラメラインの色はシルバーやゴールドを使うのが一般的ですが、アクセサリーにあわせるとバランスよくまとまります。
ラメラインのポイント
ラメラインを引くときは、先の細い筆をつかうのがおすすめです。ジェルネイルならアート用の筆を使いましょう、マニキュアでフレンチネイルをする場合は、爪楊枝の先にラメをつけ少しづつ乗せていくときれいなラインを描けます。
フレンチネイルデザイン⑨ホログラム
マスキングテープでフレンチネイルを作ったら、ライン上にホログラムを乗せるアレンジもあります。ホログラムは角度によって色が変わり美しい輝きをプラスしてくれます。量はお好みで調整できますし、数本の指にアクセントとして取り入れてもいいでしょう。控えめでも華やかさを出したいときにおすすめです。
ホログラムのポイント
ホログラムにもいろいろな大きさや形があります。輝き方やカラーも種類があるので、見せたい印象のホログラムを選んでください。ラインにするのがむずかしい場合は、アクセントに2~3個乗せるだけでもきれいな輝きをプラスできます。
まとめ
マスキングテープを使えばフレンチネイルが苦手な人も簡単できれいに仕上げられます。マスキングテープの貼り方や種類を変えれば、フレンチネイルのアレンジも楽しめるのでぜひ取り入れてみてください。マスキングテープは100均のものでも十分使えますので、プチプラでもおしゃれなネイルを可能にしてくれます。
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