畳をフローリングへ変えようと検討中の方へ
現代の生活スタイルでは、和室よりフローリングの人気が高く、リフォームを検討される方も多いです。畳かフローリングへ変えると、床の素材が変わるだけでなく。雰囲気など印象を変える効果もあり人気です。この記事では、賃貸でも人気の簡単にDIYで床を畳からフローリングへ張替える方法と業者に頼んで本格的に畳からフローリングへ張替える方法をご紹介します。
一言で畳からフローリングへ張替えるといっても方法や費用はさまざまですので、DIYと業者を比較してご紹介します。賃貸など今後和室へ変える必要がある場合は、お手軽にできるDIYがおすすめです。一方持ち家など今後変える必要がないのであれば、しっかりと施工してしっかりとしたフローリングへ張替えるのがおすすめです。
畳からフローリングへ変える前に知っておきたいこと
最短1日で張替え完成
畳から人気のフローリングへ変えるために必要な期間は、早くて約1日です。フローリングへ変える方法やお部屋の広さにもよりますが、フローリング張替え中に家具などを移動させなければならないことも頭に入れ事前に対策しておきましょう。また、DIYでフローリングへ変える方法の場合は、1日では完成しない可能性も。時間にゆとりを持った計画をおすすめします。
フローリングの種類
フローリングには大きく分けて2種類のフローリングがあります。1つは、無垢素材のフローリングです。自然の風合いが残りお部屋がナチュラルに仕上がります。2つ目は複合フローリングです。見た目がつるつるしているフローリングです。この2つのフローリングを比較すると、比較的安価なのが複合フローリングで、お手入れも簡単です。一方無垢フローリングは比較的高価な上、傷やシミなどがつきやすいです。自然派の方には無垢素材、お手軽重視の方には複合がおすすめです。
手軽に畳からフローリングへ変える方法
最初にご紹介するのは、1番お手軽にできる方法です。賃貸など一時的に畳からフローリングへ変える方におすすめの方法が「クッションフロア」を張ることです。クッションフロアは、ホームセンターや家具屋さんなどで販売しているフローリングの素材のマットです。クッションフロアを敷くだけで畳の和室がフローリングの部屋へ変わる優れものです。お手入れも簡単で小さなお子様がいる家庭にも人気です。クッションフロアは、色や耐久性などの効果もさまざまでお部屋にあった機能を選べるのもおすすめポイントです。
しかし、一方でビニール素材のフローリングマットのため実際のフローリングと比較すると少々安っぽい印書を与えがちです。メインとなるリビングなどにはあまりおすすめできません。ですが、リフォームするお部屋以外にタイルやクッションフロアがあるおうちにおすすめです。クッションフロア畳以外でも簡単に敷けるものが多いので、タイルやもともとクッションフロアの部屋と柄を合わせてフローリングへ変えられるのでおうちの一体感が生まれるのもメリットです。
手軽に畳からフローリングへ変える費用
素材や機能によって価格が大きく変わりますので、具体的な費用は避けますが、これからご紹介する2つの方法と費用の比較をすれば一番安く仕上がるでしょう。6畳分あまとまったマットタイプのものやタイルカーペットのようにつなぎ合わせる方法も。四角い部屋ですとマットタイプでも簡単ですが、切るのに労力が必要なので角が多い場合には、タイルカーペットタイプをおすすめします。
また、自分で張替える場合、湿気対策をすることをおすすめします。業者施工の場合であれば、料金に含まれていますが、自分で行う場合は注意が必要です。化学物質でできているマットを畳に直に敷くと湿気がこもりカビが生える場合もあります。湿気対策として、除湿マットを敷くなど対策をしましょう。除湿マットは1000円~購入できますのでフローリングと合わせて購入しておきましょう。
下地を張って畳からフローリングへ変える方法
続いてご紹介するのは、畳からフローリングへ本格的な工事をしながら張替える方法です。1つ目にご紹介した手軽な方法と比較すると時間も労力もお金もかかりますが仕上がりは格別です。他のフローリングのお部屋のような仕上がりを目指すのであればクッションフロアよりこちら。床をはがす工程があるので、賃貸の場合は事前に確認しておく必要があります。
まず、畳をはがします。畳は、マイナスドライバーなどを使えば簡単にはがせます。ほかりがすごいので、まどを開けて換気しまふしょう。続いて、敷居との段差を調節します。畳の厚みは約5.5㎜です。張替えるフローリングの厚さと比較して段差を調整します。づついて、下地となる合板と骨組みを張ります。ホームセンターなどで購入できます。そして、いよいよフローリングを張ります。
フローリングはパズルのように組み込んで張ります。ボンドだけでも張れるので、ボンドを使ってつなげていきます。心配な方は、ビス打ちをすればより頑丈に仕上がります。節やつなぎ目をずらして張ればより本格的な業者施工のような仕上がりになります。素人でも変えることは可能ですが、長い板を運んだりはめ込むのは、一人では難しいでしょう。また、失敗が許されないので、経験者がいると安心です。
下地を張って畳からフローリングへ変える費用
フローリングの素材やお部屋の広さにもよりますが、費用は5万円程度からです。先に紹介した手軽な方法と比較すると、費用がかかるのがデメリットではありますが、部屋の雰囲気は全く違いますので長く生活するのであればこちらがおすすめです。
また、忘れてはいけないのは、畳の処分や工具の費用です。畳の処分の方法は地域によってさまざまですが、1万円程度で回収してくれるようです。また、工具はすでに持っている場合はいいですが、購入するとなれば1万円~の費用もかかります。普段あまり使わない方はレンタル工具もおすすめで1日500円など比較的安く借りられます。
業者施工で畳からフローリングへ変える方法
一番安心な方法はやはり業者施工でしょう。確かな技術や知識をもったプロに頼むのが安心で楽な方法です。業者施工て畳からフローリングへ変える方法の流れは、数回の打ち合わせで、部屋の広さなフローリングの色や質感などの素材を決めます。また、部屋の内装の雰囲気が和室のままではフローリングの床をちぐはぐしてしまうので、多くの方は畳からフローリングへ変えるタイミングで壁紙なども張替えます。
フローリングの相談だけでなく、ドアや壁紙の相談も合わせてできるのは業者施工のメリットと言えます。また、当日はもちろんなにもしなくても1部屋であれば、約6時間程度で完成します。湿気対策の施工やメンテナンスなどもしてくれるので知識がない方でも安心です。また、使い終わった畳も回収してくれるので余計な心配がいりません。(ただし、業者によっては湿気対策や畳の処分などがない場合もありますので、事前にご確認ください。)
業者施工で畳からフローリングへ変える費用
業者やお部屋の広さによって違いますが、6畳~8畳で15万円程度の業者が多いようです。実際にフローリングの張替え見積りを取る際には、湿気対策や畳の処分の費用が含まれているのか確認しましょう。また対策にも種類があり、1万円程度でできる対策から数万円かかる対策もあります。お部屋の用途やフローリングの状況に合わせてお部屋にあった対策をお願いしましょう。
畳からフローリングへ変える際によくある疑問
一緒に考えておくことは?
畳からフローリングへ変える時に合わせて考えておきたいことは、2つあります。1つは床暖房です。フローリングへ変える上に床暖房をつけると費用が掛かる大がかりなリフォームにはなりますが、床を変える際に検討しておくとよいでしょう。費用は30万円と高いですが他の暖房器具の費用やメンテナンスがいらないのはメリットです。もう1つ、防音対策を念頭に入れておくとよいでしょう。特に2階やマンションなどの場合は下の階への配慮ができます。こちらは床暖房に比べ費用もかからないので畳を変えるのであれば変えてしまってもよいのではないでしょうか。快適な生活が待っています。
注意しておくことは?
最初にご紹介したDIYで畳からフローリングへ変える方法に特に言えることですが、方法と手順をしっかり確認しておきましょう。また、賃貸の場合はどの方法でも管理会社に確認し、許可を得てから行いましょう。クッションフロアの中には、畳の上にそのまま敷けないものもあります。畳を傷める原因にもなりますので素材の注意点などをしっかり確認しましょう。また、マンションなどの場合には近隣の住民にも声をかけておくと安心です。特に大きな音などはありませんが、声をかけておくと安心です。
どんな業者を選べばいい?
畳をフローリングへ変えるのに業者を選ぶ場合、どのような基準で比較すればよいのでしょうか。まずは、現地調査をしてくれる業者がおすすめです。写真や口頭の情報だけでは思わぬ誤差が生まれる場合があります。また、うまく伝わらなくて実際に施工してもらうタイミングで時間がかかったり、余計な費用がかかることも。安心して工事をしてもらいためにも事前に現場を確認してもらいましょう。
そして、1つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取るのもお忘れなく。1つの業者だけでは、相場がわかりません。最近では、大きな買い物をする場合は特に、比較するのが定番になっていますが畳からフローリングへ変えるリフォームの場合も例外ではありません。湿気対策の内容や畳の処理代金など細かい部分もしっかり確認して業者を選びましょう。
畳からフローリングへ張替えて快適ライフを!
いかがでしょうか。畳からフローリングへリフォームする方法はさまざまです。畳からフローリングへ変えるといってもそれぞれにメリットとデメリットがありますので、お部屋のニーズにあった対策をして快適な部屋を作りましょう。また、最近では和室の雰囲気を残しながらリフォームするモダンな部屋も人気です。畳と一緒に内装もかえるのが、和室のよさを生かすのか考えるだけでわくわくします。
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