床のリフォームにかかる費用相場は?床材や工法で変わる相場や特徴を解説のイメージ

床のリフォームにかかる費用相場は?床材や工法で変わる相場や特徴を解説

床が傷んできたと思った時や、住む人のライフスタイルの変化に合わせて床のリフォームを検討しましょう。リフォームすると部屋の雰囲気や利便性が変わり、より快適に生活できます。工法、床材でリフォーム費用は大きく変わります。リフォームにかかる費用相場を解説します。

2020年01月24日更新

hanakosan
hanakosan
40代、一児の母。ガーデニングの記事を中心にアウトドアやDIYの記事も書いています。最近のマイブームは種から育てるガーデニングと畑です。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

  1. はじめに
  2. 床の張り替え工法①重ね張り工法
  3. 床の張り替え工法②張り替え工法
  4. リフォームする床材と費用①複合合板フローリング
  5. リフォームする床材と費用②無垢フローリング
  6. リフォームする床材と費用③クッションフロア
  7. リフォームする床材と費用④フロアタイル
  8. リフォームする床材と費用⑤カーペット
  9. リフォームする床材と費用⑥コルク
  10. リフォームする床材と費用⑦タイル
  11. リフォームする床材と費用⑧天然石
  12. リフォームする床材と費用⑨畳
  13. 床のリフォームで重視すること
  14. リフォームの見積もりをするときには
  15. まとめ

はじめに

床のリフォーム時期

Photo by sayo-ts

床は一般的に15年~20年経過するとリフォームが必要です。表面の加工が劣化し、ささくれてくるので放っておけば裸足で歩けなくなり、最悪の場合けがをしてしまいます。もちろん住む人の生活の仕方、メンテナンスの仕方でリフォーム時期は変わります。また、中古住宅の場合は前に住んでいた人とこれから住む人のライフスタイルが違えばリフォームが必要になります。

床リフォームの相場

Photo byBru-nO

床のリフォームをするに当たり気になるのは費用です。床の張り替え工法は2種類あり、それぞれかかる費用が違います。また、交換する床材によっても値段が大きく変わります。工法と床材にはどんな種類があるのか、床材の特徴や費用相場も含めて詳しく見て行きましょう。

床の張り替え工法①重ね張り工法

重ね張りの工法の特徴

Photo by leventali

床リフォームの施工方法の一つは重ね張り工法といって、今の床材の上にそのまま新しい床材を重ねて敷く工法です。古い床材を外さなくて良いので工事が簡単でDIYでも交換可能です。廃材が出ないのでその分値段を抑える事ができ、床が2重になるので頑丈になります。しかし、床鳴りやきしみがある場合には下地部分に問題があるので重ね張り工法では解決できません。また、重ねていない部分との段差ができてしまうのでつまずきやすいというデメリットがあります。

床の張り替え工法②張り替え工法

張り替え工法の特徴

Photo bySomor

もう一つの工法は張り替え工法といって、今の床材を取り外し新しい床材に交換する工法です。床材を取り外すので下地の状態を確認できることや、リフォーム後も床の高さが変わらない事がメリットです。一方で、床材を取り外す工事が必要になり廃材も出るので、値段が高く時間もかかるのがデメリットです。

リフォームする床材と費用①複合合板フローリング

複合合板フローリングの特徴

Photo bycbabel3

複合合板フローリングとは、複数の合板を接着剤で貼り合わせた表面に、天然木の薄板をつけたフローリングのことです。複合合板フローリングは傷や汚れに強く、キッチンや洗面所など水回りの床にも気にせずに使用できます。バリエーションも多く、様々なカラーや木目があるので部屋の雰囲気にも合わせやすいです。一方で無垢フローリングと比べると肌触りがやや劣り、寿命が短いのがデメリットです。

複合合板フローリングリフォームの費用相場

Photo by GEEK KAZU

複合合板フローリングは無垢フローリングよりも値段が安く、重ね張りする場合で1平方メートル当たりの単価が8000円~9000円。張り替える場合の単価は11000円~14000円です。
 

リフォームする床材と費用②無垢フローリング

無垢フローリングの特徴

無垢フローリングとは、100%天然木で作られたフローリングのことです。調湿機能を持ち、年月と共に味のある床になるのが魅力です。明るく仕上げたい場合は、メープルやパイン、シックに仕上げたい場合はウォールナットというふうに色合いや模様は天然木の種類によって変わります。また、堅さも選択のポイントになります。堅い木は傷つきにくく、柔らかい木は傷つきやすいですが、足腰の負担が少ないという特徴があります。

無垢フローリングリフォームの費用相場

Photo by scarletgreen

無垢フローリングに交換する場合、重ね張り工法で1平方メートル当たりの単価が11000円~15000円。張り替え工法の単価が15000円~19000円です。天然木の種類によって更に値段が変わります。一般的に柔らかく加工がしやすい針葉樹よりも、堅くて丈夫な広葉樹の方が値段が高いです。針葉樹に代表されるのは杉(パイン)、ヒノキ、アカマツなど、広葉樹に代表されるのはオーク、ブナ、メイプル、チーク、ウォールナットなどの木材です。

リフォームする床材と費用③クッションフロア

クッションフロアとは

出典: https://item.rakuten.co.jp

クッションフロアとは、クッション性に優れたシート状の塩化ビニル系の床材です。表面は木目や石目などの模様がプリントされ、模様にあった凹凸がつけられています。裏面は不織布や衝撃吸収や防音機能のある薄いスポンジ状のものが貼り付けられています。

クッションフロアの特徴

Photo byPeggy_Marco

クッションフロアは水に強く、汚れてもサッと拭き取れるのでメンテナンスが簡単な床材で、キッチンや洗面所などの水回りに適しています。また、防音機能や傷に強いなど機能性に優れたものも多くあります。シート状になっているため、カッターやはさみで簡単にカットできるのでDIYでの張り替えもできます。ただし、柔らかい素材なので長時間重い物を置くとへこみができてしまうところがデメリットです。

クッションフロアリフォームの費用相場

Photo bynattanan23

クッションフロアの1平方メートル当たりの単価は重ね張りの場合で約3600円~4000円。張り替えの単価が4300円~6500円が相場となっています。

リフォームする床材と費用④フロアタイル

フロアタイルとは

出典: https://item.rakuten.co.jp

クッションフロアと同じ、塩化ビニル系の素材でタイル状になっている物をフロアタイルといいます。タイル状になっているため、デザインされている木目、石目がよりリアルに表現されています。またクッション性がないため傷に強いのが特徴です。

フロアタイルの特徴

Photo bytookapic

フロアタイルはクッションフロアと似ていますが、よりリアルな質感と耐久性を兼ね備えています。そしてクッション性がないので重い物を置いでもへこみができにくく、タイル状のため気軽にリフォームできるところ、メンテナンスのしやすさがメリットです。クッションフロアの場合は一部分が破れてしまうとシートごと交換しなければなりませんが、フロアタイルは破れた部分の一枚だけの交換で終わります。

フロアタイルリフォームの費用相場

出典: https://item.rakuten.co.jp

フロアタイルは重ね張りでリフォームすることもできますが、張り替えの場合と値段があまり変わらないので張り替え工法をおすすめします。1平方メートル当たりの単価、6300円~13000円が相場です。

リフォームする床材と費用⑤カーペット

カーペットの特徴

Photo bykaisender

カーペットは繊維素材でできた床材で、断熱効果・防音性に優れています。素足で歩いても温かく、寝転ぶこともできます。小さい子供が室内で走りまわっても階下への音漏れが少ないのも特徴です。しかし、掃除が大変で他の床材に比べてダニが発生しやすいです。車いすやキャスター付きの家具の移動も困難になります。張り替えのタイミングも他の床材よりも比較的早く5年~6年が目安です。

カーペットリフォームの費用相場

Photo byJamesDeMers

カーペットはグレードによって値段が変わります。一般的なカーペットで1平方メートル当たりの単価は2000円~4500円が相場です。ただし、中級品のカーペットを使用すると5000円前後、高級品は10000円前後と値段に幅があるので事前に業者に見積もりを取っておくと良いでしょう。

リフォームする床材と費用⑥コルク

コルクとは

Photo byevondue

コルクはコルクガシの樹皮が原材料です。木材は木を伐採しますが、コルクは樹皮が年月をかけて再生するので伐採すること無く繰り返し採取できるのでエコな素材といえます。

コルクの特徴

Photo byweinstock

コルクは弾力性と断熱性、遮音性、防滑性を持った優れた床材です。ワインの栓としても使われる弾力性は足への直接の衝撃を抑えてくれ、足腰の負担を軽くしてくれます。小さな気泡がたくさんあるので空気をたくさん含んでおり保温性・断熱効果があります。また、防滑性のあるコルクは犬や猫などのペットを室内で飼っている方にもおすすめです。ただし、傷や水に弱く耐久性に劣るというデメリットがあるので表面を加工するなどして使用しましょう。

コルクリフォームの費用相場

コルクの床材にリフォームする場合、1平方メートル当たりの単価は約11000円が相場です。

リフォームする床材と費用⑦タイル

タイルの特徴

Photo bymidascode

タイルは掃除がしやすく、意匠性・耐久性が高い床材です。汚れが付きにくく、油汚れも落としやすいためキッチンの床や、紫外線による劣化を防ぐ効果を持っているため、窓際の床にはおすすめです。傷が付きにくいのでフローリングにくらべてメンテナンス費用を抑える事ができます。デメリットは、素材自体が硬く足腰に負担がかかり、夏以外の気候では素足での移動ができなくなるほど冷たくなってしまうため、床暖房が必要になるところです。

タイルリフォームの費用相場

Photo byTama66

タイル材へのリフォームは重ね張り工法で1平方メートル当たりの単価が6000円~10000円、張り替え工法で8000円~15000円が相場です。ただし、タイルを使用する場合は施工方法が複雑だったり、タイル1枚当たりのサイズが大きいと作業の手間がかかり費用が高くなることもあります。見積もりの段階でしっかり確認することが大切です。

リフォームする床材と費用⑧天然石

天然石の特徴

天然石の一番の特徴は高級感です。天然石は素材ならではの質感があり同じ模様はありません。色も石の種類で分けられ、大理石や石灰石は明るい色合い、御影石は暗い色合いとなるため使い分けが必要となります。強く、傷が付きにくいと思われがちな石材ですが、シミになりやすく傷が付くと白っぽくなってしまうこともあるので専門業者による磨き直しが必要になります。

天然石リフォームの費用相場

床材として石を加工するのは難しく、職人の数も少ないので他の床材と比較すると値段は高くなります。天然石の中でも人気のある大理石を使用する場合で、1平方メートル当たりの単価18000円~が相場となっています。

リフォームする床材と費用⑨畳

畳の特徴

畳は天然素材で素足の感触が気持ち良く、クッション性があり寝転ぶことも可能です。い草がもつ天然の浄化作用や抗菌作用も期待でき、和室には欠かせない床材となっています。反対に畳の表面が傷つきやすかったり、ダニが発生することもあり定期的なメンテナンスが必要です。最近ではモダンな雰囲気を持つ半畳仕上げの琉球畳や和紙を織り込んだ和紙畳もあり、純和風な家ではなくてもおしゃれに畳を取り入れられます。

裏返して使用する費用相場

Photo by mrhayata

畳は芯材料としての畳床、表面のい草部分の畳表、畳縁からできています。この中で畳表が最も傷つきやすく、定期的なメンテナンスが必要です。一般的に3年~5年経過すると畳表が日焼けし、擦り切れます。畳は両面が使用できるので畳表を裏返して使用し、畳縁のみ新しく交換します。この場合1畳3000円くらいで交換できます。ただし、5年以上経過した畳表は裏面も傷んでいることがあるため裏返して使用するのは困難です。

畳表と畳縁を新しくする場合の費用相場

Photo by ototadana

畳床はそのままで表面のい草と畳縁を新しくする方法もあります。これは表替えといって4年~8年くらいが目安です。裏返しをしていれば8年目、裏返しをしていなければ6年目で表替えになります。この場合1畳当たりの単価が7800円~8000円が相場となります。畳床は交換しないので、畳がへたってきたり、歩いた時にへこむような感覚がある時は有効ではありません。

畳そのものを取り替える場合の費用相場

畳がへたってきたら、畳そのものを交換する事をおすすめします。一畳当たりの単価は15000円~17000円が相場ですが、い草の産地・質・織り込み量などで値段に差が出てきます。

床のリフォームで重視すること

リフォームする場所に適した床材を使う

床のリフォームをする時にまず考えることは、リフォームする場所に適した床材かどうかということです。例えば、トイレや洗面所など水回りには水に強く滑りにくい床材、キッチンは油汚れが気になる場所なので、汚れが付きにくく掃除のしやすい床材が適しています。適していない床材を使用すると、メンテナンスが面倒だったり、またすぐに床が傷んでしまったりして費用もかかります。

ライフスタイルに合っているか

床のリフォームで何よりも大切なのは家に住む人のライフスタイルに合っているかということです。例えば、高齢者のいる家庭ではつまずき防止のためバリアフリーにしたり、滑りにくい床材を使うと生活がしやすくなります。また、ペットがいる家庭では清潔性を重視し、ペットが走り回っても滑りにくい床材にすると良いでしょう。住む人のライフスタイルや家族構成に目を向けるとスムーズに床材が決まります。

リフォームの見積もりをするときには

複数の業者に見積もり依頼をする

リフォームは一般的な商品と違い、値段がはっきりと決まっていません。そのため、リフォームの提案や見積もり費用は業者によって異なります。複数の業者に見積もりを取ることで大体の金額を把握でき、高すぎるリフォームを避ける事ができます。また、リフォームの提案内容が自分の求めているものかや、担当者との相性もあるので見積もりだけで決めずにトータルで自分に合っているかを考えて決めましょう。

見積もりの内訳をチェックする

業者が決まったら、正式な見積もりを出してもらいます。見積もりの内訳を良く見て、分からない部分は確認します。張り替え工法でリフォームする時は元の床材の廃棄処分料が見積もりに含まれているかどうかも確認しておきましょう。何度も見積もりを出してもらうときは訂正した箇所が正しい表示になっているかもチェックしましょう。

まとめ

床材のリフォームの費用相場とは

床リフォームの費用相場は床材・工法によって変わります。値段だけを見て床材や工法を決めるのではなく、まず自分のライフスタイルに合うかどうかを考えましょう。一度交換すると簡単には交換できない床材もあります。後悔のないリフォームをしてより快適な生活を手に入れてください。

床のリフォームについて気になる方はこちらもチェック

無垢フローリングの種類について詳しく知りたい方、本文では触れなかった床暖房のリフォームについて知りたい方はこちらもチェックしてみてください。

Thumb無垢フローリングの種類と特徴は?比較でわかる床材の選び方をご紹介! | 暮らし~の[クラシーノ]
フローリングの床材にはいくつかの種類があります。その中でも天然の木材を贅沢に使ったおしゃれで...
Thumb床暖房のリフォームにかかる費用はいくら?種類による工事費や期間の違いを解説! | 暮らし~の[クラシーノ]
冷たいフローリングをポカポカにしてくれる憧れの床暖房。戸建てにリフォームで後付けする場合の費...
関連するまとめ
おすすめの記事