スノーボードのメンテナンスしてますか?
これから本格的なスノーボードのシーズンに入りますが、その前に毎回スノーボードのメンテナンスや整備をしていますか?素人だとなかなか自分でスノーボードの板の整備の方法がわからなずそのままにしてあることがあります。
しかし自分でスノーボードのメンテナンスをしておくことで、よりスノーボードの滑りがよくなったり、思わぬ事故を事前に防ぐことが期待出来ます。
そして、何よりもスノーボードの板の見た目も良くなり、スノーボードを楽しく滑ることが出来るのです。
まずは、基本的はチェックから
スノーボードのメンテナンスや整備と言うと難しく考えてしまいがちですが、最初は基本的なチェックから入るのが良いでしょう。汚れがないかや、錆びがないかどうかのチェックなどもとても大切です。
今回は、そんなスノーボードを自分でメンテナンスする方法を紹介して行くので、シーズン前にぜひチェックしてみて下さい。(この記事は2019年11月28日現在の情報を元に作成しています。)
スノーボードのメンテナンスの重要性
スノーボードのメンテナンスで特に重要なのがワックスです。ワックスをしっかり塗ってケアしてあげることで、スノーボードと雪の接着部分の滑りを良くし、快適に滑ることが出来るからです。
その他にもワックスを塗ってケアしてあげておくと、スノーボードの板を保護する役目もあります。
スノーボードの板は酸化に弱く、酸化が進むと板の部分にとげが出てしまったりします。それを防ぐ為に参加予防にワックスが役立つのです。
見た目や滑りやすさを重視してワックスを塗るのではなく、スノーボードの板の劣化を防ぐ意味でもワックスなどを使ってしっかり整備をしてみて下さい。
スノーボードのメンテナンスをする前のチェック
スノーボードのメンテナンスは、できえばシーズン終わりの片づける前にしておくのがおすすめです。しかし、まだメンテナンスをしていない人は、シーズン初めにしても大丈夫。
まず、自分のスノーボードの状態をチェックしましょう。その為にも、スノーボードが汚れていたら、まず水洗いをして汚れをしっかり取っておきます。
スノーボードは一見汚れが見えなくてもさまざまな汚れが付いています。例えば雪上の花粉や黄砂、油などがついている場合が多いです。
それを綺麗に水洗いをすることでスノーボードの板に傷があったり、錆びがあったりすることに気が付くことが出来ると思います。その為にもスノーボードを水洗いなどをして掃除してあげるのが大切です。
スノーボードのメンテナンスをする前に欲しい道具
スノーボードのメンテナンスを自分で始める前に揃えたい道具を紹介します。特に後から紹介するホットワックスをする際にはさまざまな道具を使う必要があるので、この機会にチェックしましょう。
また、どの程度スノーボードのメンテナンスをするかによって道具の種類なども変わってくるので、あくまでも参考にしてみて下さい。
まず、スノーボードの板の汚れを取る為のクリーニングワックスです。しっかり汚れをケアしてあげることで、ワックスなどの仕上がりも変わってくるので、必要になってくる手入れの1つです。
他の道具も見てみよう
ベースワックスはメンテナンスの最後に仕上げとして使用したい道具の1つです。またベースワックスを塗る前に汚れなどを掃除したりする必要があるのでいきなりベースワックスを使用するのはお勧めできません。
他にもナイロンブラシやボアブラシがあるとスノーボードの手入れをしてあげるのに良いでしょう。そして後程紹介する。
ホットワックスをしたい人はワクシングペーパーと呼ばれるアイロンの熱によるそーづの焼き付けを防止するペーパーやアイロンを用意するのがおすすめです。
メンテナンス方法や手入の仕方で道具は変わってくるので、やり方に合った道具選びをしてみて下さい。
スノーボードのバンディングのメンテナンス
スノーボードのメンテナンスをする前にビルディングやバインティングを整備しましょう。まず、ビルディングは動かないように紐やゴムで固定しておくのが良いでしょう。
そして、バインディングは固定されているネジを外してみましょう。そうすることで板がメンテナンスしやすくなります。
また、バンティングもネジやビスが錆びていないか整備してみて下さい。バンディングなどが汚れていたらこの機会にしっかり掃除してあげて下さい。掃除をすることで、今まで気が付かなかった傷や錆びを見つけることが出来ると思います。
バンディングが錆びていたら
もしバンディングが錆びていたらしっかり錆びとりをしてあげましょう。その際におすすめな道具がスプレータイプの浸透潤滑剤です。グロスなどを塗る方法もありますが、スプレータイプだと振りかけるだけで良いので、とても楽なのでおすすめです。
バンディングの錆びなどがそのままにしておくとさらにスノーボードの錆びを増やす原因にもなるので、シーズン終わりなどに整備してあげるのが良いでしょう。
スノーボードの板のメンテナンス
バンディングの整備が終わったら、板も手入れしておきましょう。まず板全体を水洗いします。水洗いの後は、タオルなどで水気や汚れをしっかり拭き取ります。
その際、深い傷などが見つかったら、専門のスノーボードショップなどに持ち込むのがおすすめです。気になる傷などは早めに専門店でメンテナンスしておくことで、スノーボードの劣化を防ぎ、長く使用できるようになるからです。
リムーバーを使う
水洗いをしたら、次はリムーバーを使用して行きます。リムーバーはスノーボード店などでも購入することが出来ます。リムーバーを使うことで水洗いでは落とし切れなかった汚れなどを綺麗に落とすことが出来ます。
水洗い後、最後にワックスを塗ればソールの整備の完了です。しっかり手入れしてあげることで、劣化を防ぎ長く愛用のスノーボードを使用できることでしょう。
スノーボードメンテナンスのワックスのやり方①
初心者におすすめのワックスの手入れ
手軽に行えるスノーボードのメンテナンスとして板の整備があります。基本的にビルディングの固定やバンディング外しをしてから行います。基本のケアとして板の部分は水洗いなどで汚れをしっかり落としておきましょう。
水洗いの水気を拭き取ったら板にリムーバーを塗ってさらにしっかり汚れを落として行きます。汚れ落とし用の専用のリムーバーを使えば、面白い程汚れを落とすことが出来ます。
リムーバーはボードの掃除に役立つので持っておくと良いでしょう。
初心者におすすめワックス
初心者でより手軽にワックスケアをしたい人には板の汚れ落としであるリムーバーとワックスが1つになった道具があります。
リムーバーとベースワックスが1本になったスプレーはとにかく掃除が手軽に行えるとあって人気があります。
時間をかけてまで自分で掃除をするのがめんどくさい人にはおすすめのお手入れ用品の1つではないでしょうか?
スノーボードメンテナンスのワックスのやり方②
固形ワックスの手入れ方法
ちょっと本格的にスノーボードのメンテナンスをしたい人には固形ワックスを使ったお手入れ方法がおすすめです。
固形ワックスを使用するケアではより綺麗に板の汚れを掃除し、板の保護と酸化防止の効果が期待出来ます。
固形ワックスを自分で塗る場合は、まず今付いているワックスをしっかり落とすことが必要になって来ます。
特にショップなどでホットワックスを塗ってある人は専用の道具でしっかりワックスを落としておきましょう。
専用道具を使えばしっかりワックスを落とせる
固形ワックスを塗る前にはしっかり元のワックスを掃除する必要があります。その際は、スクレイパーと呼ばれる板状の汚れ落としの道具を使って古いワックスを掃除します。
ワックスが取れたら通常と同じく水洗いやリムーバーを使って綺麗にケアして行きます。さらに取れなかったワックスなどの汚れはブラシを使ってこすってケアしてあげると良いでしょう。
ブラシの種類はナイロンやボアなどさまざまな種類がありますが、よりしっかり掃除したいならブロンズブラシがおすすめです。
さらにケバで汚れを取って固形ワックスを塗る
ワックスを塗る際は、古いワックスを落とすのが大事な手入れの1つになって来ます。ブラシを使用した後は板がケバだっていることあるので、その際は専用のケバを取る布で磨くと良いでしょう。
そしたら固形ワックスを塗って行きます。固形ワックスは直接塗るだけで板の酸化などを防ぎ滑りを良くしてくれるのでおすすめです。
スノーボードメンテナンスのワックスのやり方③
ホットワックスの手入れ方法
さらに上級のメンテナンスを行い人はホットワックスを使用するのが良いでしょう。ホットワックスを使用出来れば、自分でもショップのような本格的なメンテナンスが行えます。
ホットワックスをするには専用の道具など揃えなければいけない物も多くありますが、一度揃えておけばずっと使えるので、毎年スノーボードを楽しむ人にはおすすめです。
まず、ホットワックスを塗る前にリムーバーやクリーニング用のワックスを使って行きます。クリーニングワックスはアイロンで柔らか買うしていた全体に塗って行きます。アイロンはスノーボード用の物を用意するのが良いでしょう。
ワックスをしっかり伸ばす
さらにワクシングペーパーでクリーニングワックスを伸ばして行きます。出来るだけ板に均一になるようにワックスを伸ばすのがポイントです。その作業をだいたい5回ぐらい行うと良いでしょう。
ワックスを塗ったら、スクレイパーと呼ばれる板状の道具でワックスを削って行きます。さらにクレイパーで落とし切れないワックスはブラシを使って取ってあげるのが良いです。
そしたら、最後にベースワックスをかけます。その際もアイロンを使用し、全体に均一に伸ばすように心がけて下さい。
少々手間のかかる作業ですが、このメンテナンスをしておけば、ワンシーズン安心してスノーボードを使用出来ます。
スノーボードのエッジのメンテナンス①
スノーボードの板をメンテナンスしていると、エッジの部分の錆びが気になることがあると思います。その際も市販の錆び止めを使うのが良いでしょう。
エッジの錆びは決してスノーボードを滑るうえで機能面で問題はありませんが、錆びがあると見た目の輝きが悪くなってしまいます。その為、専用のエッジの錆び取りでケアしてあげるのがおすすめです。
スノーボードショップなどでエッジの錆び落としと錆び止めが一緒になった便利な道具もも販売されているので、そのようなアイテムをメンテナンスの際に使ってケアしてあげると良いでしょう。
しっかりチューンナップすることでより長く綺麗に使うことが出来ると思います。
スノーボードのエッジのメンテナンス②
スノーボードのエッジのメンテナンスには専用の錆び止めを使ったケアをするほかにオイルストーンを使う方法があります。
オイルストーンとは、油を含ませて使う砥石のことで、よく包丁などを砥石で研ぐ際は水を使用しますが、このオイルストーンは油を使って研いで行くのです。オイルを使う方法は特に海外では主流になっているやり方です。
本格的にエッジの手入れをしたいと思っている人は、このオイルストーンを使った方法もおすすめです。
スノーボードのメンテナンス後の保管方法
スノーボードの自分でメンテナンスをした際に、保管する環境も注意することが大切です。せっかくしっかり整備しても保管方法が悪いとスノーボードを劣化させてしまうからです。
スノーボードのおすすめの保管場所は直射日光が当たらず、湿気が少ない場所が良いとされています。高温多湿の場所で保管してしまうと、せっかくメンテナンスしたのに板が傷んでしまいます。
特にスノーボードの板は湿気に弱いので、湿気取などを一緒に保管したり保管方法を注意してみるのが良いでしょう。
スノーボードに傷がついていたら
スノーボードの板に傷がついているとがっかりしてしまうこともあるかと思います。大きい傷の場合は専門のショップに持っていく必要がありますが、小さな傷なら自分で傷を修理することが出来ます。やり方は、ホワイトワックスを塗り込むという方法です。
ホワイトワックスは比較的安い値段で購入できるので、ちょっとしたスノーボードの板の傷などに使えるので便利な道具です。
小さな傷の場合はとりあえずホワイトワックスで自分でケアしてみるのも良いでしょう。メンテナンスの際に傷が気になったらぜひやってみて下さい。
まとめ
スノーボードのメンテナンスはいかがでしたか?毎年メンテナンスをすることでスノーボードをより楽しく安全に使うことが出来ると思います。
毎回整備やメンテナンスをするのがめんどくさいと思っていた人も、最近は便利なリムーバーなどの道具も販売されているので、自分で手軽にメンテナンスを行うことが出来ます。
スノーボードの板は、目に見えなくてもさまざま汚れなどがついているので、毎回しっかり水洗いや掃除をしてあげるのが大切です。
ぜひスノーボードを楽しむ人は、シーズンオフやシーズン初めにしっかり自分で板の整備をしてみてはいかがでしょうか?
スノーボードが気になる方はこちらもチェック!
スノーボードを楽しむ人はこちらの記事をチェックしてみてはいかがでしょうか?しっかりメンテナンスを行って快適なスノーボードシーズンを過ごしてみて下さい。
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