ラブリコの耐荷重ってどれくらい?DIY前に気になる強度の実態と使い方を解説!のイメージ

ラブリコの耐荷重ってどれくらい?DIY前に気になる強度の実態と使い方を解説!

ホームセンターで入手できる2×4の木材で壁に傷を付けず、1人でも棚がDIYできる便利アイテム「ラブリコ」ですが、耐荷重がわからないと収納スペースを作りにくいですよね。今回はラブリコの使い方と合わせて収納スペースで大切な耐荷重について紹介します。

2019年11月07日更新

桜餅
桜餅
キャンプに関する記事が多いですが植物を育てることも好きです。ベーコン作ってみたり、スーパーで市販されているポップコーンを発芽させて栽培したりといろいろな事をしています。
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目次

  1. ラブリコとは
  2. ラブリコの種類一覧
  3. ラブリコの耐荷重について1
  4. ラブリコの耐荷重について2
  5. ラブリコの耐荷重とは2×4の強度のこと
  6. ラブリコの正しい使い方について
  7. ラブリコの強度の強化方法
  8. ラブリコを使った棚の作例集
  9. ディアウォール・ウォリストについて
  10. ラブリコと耐荷重・強度のまとめ

ラブリコとは

床から天井に支柱を立てるDIYのアイテム

もともと突っ張り棒を作っていた平安伸銅株式会社が発売するラブリコは、クローゼットや押し入れでスペースを有効活用するときに使う突っ張り棒を縦に使ったようなアイテムの総称(ブランド名)でいろいろな種類があります。2×4(ツーバイフォー)の木材を使ってジャッキの力で床から天井に伸びる柱をなんの知識も経験もないDIYが初めてという方でも、簡単にできる便利なアイテムということで発売以来TVで特集されるなど大人気です。

2×4(ツーバイフォー)とは

2×4(ツーバイフォー)とは規格で定められた、形状をしている角材のことです。厚さ2インチ、幅4インチなのでツーバイフォーです。1インチは25.4mmとなり、50.8×101.6mmとなりますが、市販されている木材は乾燥しているので製材した当初の寸法より少し縮かみ一回り小さくなり38×89mmがツーバイフォーの実際の厚みと幅です。ラブリコには1×6(ワンバイシックス)でも支柱を立てられる種類があります。

ラブリコの種類一覧

種類1:アジャスター

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床と天井部分で木材を挟み込んでジャッキの力で支えるラブリコの主要パーツです。ラブリコはブランド名であり製品名としては「ラブリコ2×4アジャスター」となります。アジャスターの種類には1×6を使う「ラブリコ1×6アジャスター」もあります。支柱を一つ立てただけでもカバン掛け、鍵掛けなどいろいろな使い方ができますよ。

種類2:棚受け・シェルフサポート

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アジャスターを2つ使い2本の支柱をつくったら横向きに建材をしようして棚を作るときに使うパーツです。大きく種類を分けると棚受けとシェルフサポートがります。棚受けには3本の柱で棚を作るときに便利なダブルもありますよ。シェルフサポートとはより簡単にDIYできる棚受けのことで新しいアイテムです。2×4以外にも1×4、1×6、1×8に対応した棚受けがあります。

種類3:ジョイント

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寸法が足りない木材を安全に継ぎ足せるラブリコのアイテムです。短い端材でも使えるようになるので、たくさん支柱を作ったときに便利なジョイントですが、1×4に対応するジョイントはありません。

種類4:ラブリコの別種

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アジャスターはゴムの滑り止めが付いより高い強度が期待できる「ラブリコSTAPLER FIX」と、屋外でも使用できるように本体の樹脂パーツが太陽光で劣化しにくい鉄になった「アイアン」があります。どちらも強度や耐久性がパワーアップしたモデルです。

ラブリコの耐荷重について1

ケース1:支柱の片側だけ使った場合の耐荷重

出典: https://www.amazon.co.jp

ラブリコで立てた2×4(ツーバイフォー)、1×4(ワンバイフォー)の支柱にフックをとりつけたり、L字型金具(ブラケット)やダボレールなどを使って、一定の方向ばかりに荷重がかかる使い方をした場合の耐荷重は20kgです。これは1本だけ支柱を使った場合でも、2本使った場合でも同じです。ラブリコは構造の関係で天井の硬さや凹凸などで多少耐荷重が変わってくる可能性があり、19kgなどのギリギリで使わないようしましょう。

1×4を横向きに使った場合の耐荷重

出典: https://www.amazon.co.jp

2×4(ツーバイフォー)のラブリコは横向きに使えませんが、1×4のラブリコは横向きに使えます。棚受けなどを使わなくてもそのままラブリコだけで棚ができるので便利です。ただし使い方が通常の方法と異なることから耐荷重が大きく異なり、1kgまでとなっています。こちらも壁面の凹凸や材質によって耐荷重が多少異なる可能性があるので、ギリギリの耐荷重では使わないほうがいいでしょう。

1×4アジャスターサポート使用時の耐荷重

直接横向きにして棚が作れるのは便利ですが耐荷重が1kgと強度が不安ですよね。そこでおすすめなのがラブリコのパーツである1×4アジャスターサポートです。石膏ボードに対してきっちり取り付けられるようになるので耐荷重が高くなりますよ。状況にもよりますが、耐荷重は倍以上はあると言われています。

ラブリコの耐荷重について2

ケース2:ラブリコで棚を作った場合の耐荷重

出典: https://www.amazon.co.jp

ラブリコで立てた複数の支柱の間に棚板を取り付けた場合の耐荷重はありません。前など片側に荷重がかかるのではなく間に通した場合、荷重は下向きにかかるからです。真下に荷重がかかる場合は50kgぐらいでも問題ないと見ていいでしょう。ただし耐荷重がないというのは決して好きにものを置いていいというわけではなく、ラブリコのアジャスター自体は耐荷重がなくても棚受けの耐荷重、強度、また木材の強度なども影響してきますよ。

棚受けの耐荷重

棚板として使っている木材にもよりますが、基本の2×4では棚受けの耐荷重は板1枚当たり30kgまでとなり、長さは120cm、段数は4段までと決まっています。また1×4や1×6など規格によって耐荷重がかわるので注意してくださいね。

1×4 長さ100cm 10kg
1×6 上記と同じ 15kg
1×8 上記と同じ 20kg

ラブリコの耐荷重とは2×4の強度のこと

仕組みを考えると強度と耐荷重がわかってくる

ラブリコは床と天井から木材を挟み込んで使用しています。つまりラブリコの耐荷重とは、挟み込んだ部分がずれてしまう事により支柱が倒れるまでの重さとなります。そのため真下に引っ張られる状態だと耐荷重の制限はありません。横に使った場合は前述したように、棚受けと木材そのものの強度が影響します。棚受けについては前述したようになっていますが、木材の強度とはどういうことなのか簡単にですが紹介しますね。

重いとたわんで木材が折れる

棚受け同士の間が広く、長い棚板を使用しているときに荷重がかかるとそのぶんたわんでしまいます。このたわみが大きいと棚受け自体は十分耐えられる耐荷重でも板が折れると崩れますよね。これが木材の強度と言われている部分です。

数式からたわみの量が導き出せる

y=W×(L^3)/(4E×b×h^3) という数式に値を入れるとたわむ量がわかります。たわみがyとなりLだけ離れた2つの棚受けで支えられている板の厚みh、幅b。中心にかかる荷重がWです。Eはヤング率で木の材質で多少異なりますが、よく使われるパイン(松)だと75000kgです。100cmの長さの2×4ならLが100、hが3.8、bが8.9です。重さが20kgとするとWは20です。数式の「^」はLの3乗、hの3乗を意味します。

ラブリコの正しい使い方について

ラブリコの強度は使い方による

壁や床、天井に直接ボルトで固定しないので傷つきにくく賃貸でも便利ですが、ラブリコは天井と床で挟み込んで使うのでラブリコで作った収納スペースが崩れないようにするには、正しい場所で、正しく使わないと強度や耐荷重が下がってしまいます。ラブリコを使うときは凸凹していない平らな場所、平らな天井がある場所で接地しましょう。定期的にジャッキのネジが緩んでいないか確認することも大切です。

ラブリコの使い方

使い方は非常にシンプルです。棚を作る場合予め棚受けをつかって棚板を固定していきます。あとは床から天井のまでの高さから-95mmの大きさの木材を通していきラブリコのアジャスターを両端にはめ込むだけでほぼ完成です。あとは作った棚を垂直になるように立ててから上部のジャッキをねじでしっかり止めれば棚の完成です。1人でもDIYができ傷をつけないので賃貸でも自由に収納スペースを増設できます。

傷が全くつかないわけではない

注意点としてはジャッキのネジを閉めすぎて強く天井に押し当てる状態になっていると、天井に傷ができる可能性もあります。薄い天井だと突き抜けることも考えられるので注意してくださいね。ゴムパッド付きのSTAPLERFIXはゴムをビスで固定しても使えるので傷(穴)ができます。

ラブリコの強度の強化方法

平らな場所で使う

大前提として水平な場所で使う必要があり、少しでも斜めになっていると本来の強度は保てません。そして重たいものを上に持っていくのではなく重たいものは下に置きましょう。重心が高くなると不安定になるので本棚を作ったときも重たい本は下、軽い本は上になるようにすると地震の時も安定感があります。また本だけを直接置かずに小さな箱などに数冊まとめて入れるようにすると、棚の上で本が移動せずバランスが安定しやすいです。

動かないようになる工夫を

そのままの木材だと収納しているものが動くので、滑り止め防止のマットを敷いてからものをのせたり、ラブリコで柱を建てる際も敷くなど「動かなくなる」工夫をすると強度があがる可能性があります。ただし耐荷重は必ず守るようにしましょう。マットを敷くことで傷の防止にも役立ちます。

突っ張り棒のアイテムを応用

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突っ張り棒の構造を応用した作りなっているので、突っ張り棒が落下しないようにするアイテムを使って転倒防止、崩壊防止をする人もいます。前述したようにSTAPLERFIXなら通常のラブリコよりも強力に突っ張るのでずれて崩壊するということは少ないでしょう。いろいろな製品があるので見比べていくといいでしょう。ラブリコを発売している平安伸銅株式会社からもこのような上記の製品と同じようなものが発売されています。

ラブリコを使った棚の作例集

柱一本で活用すると

一本の角材が安定して立つことで何ができるかというと、これだけの収納スペースができるという作例です。20kgもあれば工夫次第で色々使えますよ。ジョイントで継ぎ足すと10kgと半減するので注意してくださいね。

いろいろなものを組み合わせて

下への耐荷重は特に決まっていないのでいろいろなものと組みあせて棚以外の収納スペースも確保できますよ。間仕切りにしたり学習机を作ることも可能と言われています。アイアンだとデザインがかっこいいのでガレージなどに向きます。

ディスプレイのような使い方も

DIYで気軽に収納スペースを作るアイテムですが、このようなディスプレイとして部屋の飾りとしてもラブリコは活躍します。クリスマスツリーのオーナメントは重たくないので片側に荷重かけても問題ありませんよ。

ディアウォール・ウォリストについて

ディアウォールとは

ラブリコとよく似たアイテムとして人気の製品にディアウォールがあります。ディアウォールの耐荷重は特に記載されていませんが、突っ張り棒の原理を使って傷をつけず柱を2×4(ツーバイフォー)などでDIYで立たせられるのは同じです。パーツの種類や丸みの有無などが違うので部屋の雰囲気に合わせて使うといいでしょう。下向きに対する荷重は高いですが、一定方向の荷重に弱いのもラブリコと同じです。写真はディアウォールの作例です。

ウォリストとは

ディアウォールとラブリコとも似ているようで違う、幅のある収納スペースが作れるアイテムがウォリストです。ラブリコ、ディアウォールだと木材に対して必ず一つのアジャスターが必要になりましたが、ウォリストは金属のパーツで複数の木材をまとめて使えるようになっています。ジャッキで突っ張るので傷をつけないのはラブリコ、ディアウォール同じで、DIYで簡単に奥行きがある収納スペースを作りたい人におすすめですよ。

ラブリコと耐荷重・強度のまとめ

収納スペースとして十分な耐荷重と強度

出典: https://www.amazon.co.jp

ラブリコはホームセンターなどで買いやすい2×4を壁や床、天井を傷つけず設置できる便利なDIYのアイテムです。ビスなどで固定しないので耐荷重や強度が心配になる方もいるかも知れませんね。しかし紹介してきたように柱一本でも子供用の自転車や一輪車を掛けることができます。これだけしっかりしていると収納スペースを作るアイテムとして十分と言えます。

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