シャボン玉 洗濯槽クリーナー 500G
はじめに
洗濯槽掃除は酸素系漂白剤とクリーナーどっち?
掃除をしていない洗濯機の洗濯槽内部は適度な湿度とタンパク質汚れが餌となりカビの温床になっていることが多いというのは多くの人がご存知のところでしょう。そうは知っていても臭いや汚れが気にならないとなかなかやらない人も多い洗濯機掃除。逆をいえば臭いやカビの汚れ(通称わかめ汚れ)を取り除くには洗濯槽の掃除が効くということ。今回はクリーナーよりコスパの良い酸素系漂白剤でのカビ取りのやり方を解説していきます。
おすすめ!酸素系漂白剤で洗濯槽の掃除1
洗濯槽の掃除はやったことがない方は、いつやるのか。どうしてやるのか?という疑問もあるでしょう。はじめて洗濯槽掃除をするための目安となる例を紹介するとともに、定期的にするならいつがいいのかということにも触れていきます。
洗濯槽のカビ取り掃除をする目安1.臭い
洗濯機の掃除をしなければと思う目安のひとつは何といっても洗濯物に残るいやな臭い。タオルで顔をふくとプーンと臭いがしますね。そうなってしまうと不快な洗濯槽の臭い移り防止に、少しでも早く洗濯槽掃除をする必要があります。
洗濯槽のカビ取り掃除をする目安2.汚れ
もうひとつ、洗濯槽の汚れがわかる目安として同じく洗濯後のタオルなどに絡んでいる黒い汚れ。臭いとともに取りにくく不快な思いをするやっかいな洗濯機のカビ汚れの実害です。これも放置してきれいになることはないので、見つけたらすぐ洗濯槽掃除をしましょう。
洗濯槽のカビ取り掃除をする目安3.期間・時期
臭いや黒い汚れが付くようになってから洗濯槽の掃除をするよりも、おすすめは定期的な掃除です。最低でも年に1回。おすすめは雨の多い湿った時期(梅雨や台風シーズン後)にするようにすると、カビの繁殖を防ぐ効果があります。
おすすめ!酸素系漂白剤で洗濯槽の掃除2
ドラム式の洗濯機には使えない技ですが、近年洗濯槽の掃除用の洗剤として話題となっているものに酸素系漂白剤を使うやり方があります。今回のメインテーマである酸素系漂白剤での掃除のやり方。まずは酸素系漂白剤とは?というところから見ていきましょう。
酸素系漂白剤とは
漂白剤で昔からあり有名なのがハイターなどの塩素系のもの。液体の状態で売られていてクリーンな印象を受ける青いパッケージのものが多いですね。それと違い粉末を溶かして使うタイプとなります。
酸素系漂白剤の成分
酸素系漂白剤の漂白効果はその成分によるもの。含まれているのは過炭酸ナトリウムでこれが水と反応して溶けるときにでる発泡作用で汚れを分解するという働きがあります。またアルカリ性で塩素系とはちがって油汚れにも反応してくれるのもうれしいところ。もちろん漂白剤なので雑菌を除去する働きももっているところにも注目です。
酸素系漂白剤の使い方注意
よくいわれる塩素系と酸性系洗剤は混ぜるなというのはもう多くの人は常識的にご存知でしょう。非常に危険な有毒ガスが発生します。誤解されやすいのですが酸素系漂白剤は酸性洗剤ではありません。しかし混ぜると漂白効果がなくなるので要注意。その他に注意したいのが洗濯槽クリーナーとして使う場合の選び方。稀にある液体の酸素系漂白剤は漂白効果が弱く洗濯用のみのものなので洗濯槽のカビ取りをする効果は弱めです。使用するなら粉末の水と反応させるタイプがおすすめ。
おすすめ!酸素系漂白剤で洗濯槽の掃除3
酸素系漂白剤の成分や使い方を知ったところで早速洗濯槽の掃除のやり方をご説明していきます。簡単に説明するとその使い方はスリーステップ。その1はまず洗濯槽洗浄液の作り方からご覧いただきます。
酸素系漂白剤での洗濯槽掃除のやり方1.液作り
酸素系漂白剤での洗濯槽漬け込み液の濃さは使用する洗剤によります。パッケージに書かれた洗濯用の溶液の濃さを参考にお湯を使用して溶かして作ります。
酸素系漂白剤液の作り方
バケツなどに別に溶かしてから洗濯槽に張るという使い方でも良いですが、直接お湯を入れ酸素系漂白剤を入れてというステップでも十分きれいに溶けます。目安は花王のワイドハイター使用で水10Lに対し50g。多い分には良いですが節約しようと少なくすると効果が減るので50g以上は入れてください。
洗濯機の高水位に合わせた分量を作る
もうひとつ注意するのは酸素系漂白剤の液を作る量。水位は一番高い目盛りのところまで。(それ以上になると排水されてしまうため)こうすることでマックス洗濯槽を高い位置でカビ取りすることができるからです。
おすすめ!酸素系漂白剤で洗濯槽の掃除4
酸素系漂白剤での洗濯槽掃除のやり方2.漬け込み
使い方のその2は重要な液による洗濯槽汚れの漬け込みです。洗濯槽の裏側のカビ汚れはしつこく張り付いている汚れなので発泡作用と液の浸透による引き剥がしでより効果的な使い方ができます。
洗濯機に漬け込む時間目安
一般的におこなわれている漬け込み時間は3-5時間程度で良いという意見が多いです。こちらも液の濃さと同じで長い時間漬け込む分には良いですが短時間になると不足する場合も。夜漬け込んで朝最後の仕上げをするという感じにするのがおすすめの使い方。
おすすめ!酸素系漂白剤で洗濯槽の掃除5
酸素系漂白剤での洗濯槽掃除のやり方3.仕上げ
漬け込んだあとは仕上げの汚れの引き剥がしと洗濯槽内をクリーンにする作業です。これが一番重要とも言える部分で、体験的にこの作業をおろそかにするとそのあと数度洗濯物に黒いカビが落ちた汚れが付着することになりますので、丁寧にやってください。
浮いてきた洗濯機のわかめ汚れをネットで取り除く
溶剤を入れて数時間漬け込んだあとに1度洗濯機を洗濯モードにして回します。このとき浮いてきた汚れが剥がされて水に浮いてきます。この浮いた汚れがわかめといわれるもの。100均などで売られている浴槽の髪の毛ゴミ取りなどを使ってあらかた取り除きます。
仕上げに洗濯機の標準コースを1回まわす
1度回したあとに浮いてきた汚れを取り除いたら、もう1度今度は洗濯から脱水までのひと通りの洗濯コースを使用した溶剤をそのままおいた状態でまわします。このときすすぎで水が張ったときに一時停止。わかめ汚れをネットで丁寧に取り除いて水がなくなった状態で洗濯槽内をぞうきんなどで残ったカスをふきとり完成です。
より効果の高い洗濯槽のカビ取りをするなら
酸素系漂白剤で洗濯槽を洗ってみた人が最初にインスピレーションを受けたという商品も紹介しましょう。こちらは天然成分を使った洗剤や石鹸の製造販売をしているシャボン玉というブランドの商品です。専用クリーナーということだけでないこの商品の人気ポイントもあります。
口コミ人気が高いシャボン玉洗濯槽クリーナー
シャボン玉 洗濯槽クリーナー 500G
酸素系漂白剤で洗浄能力が足りないと感じたり、まだ臭いが残るようなら専用クリーナーで洗ってみてはいかがでしょうか。漂白剤には消毒効果もあり汚れを剥がす能力もありますがやはり専用の洗剤ともなるとそこにプラスアルファの効果があるためよりいっそう綺麗になった感が実感できるでしょう。
シャボン玉洗濯槽クリーナーの口コミ
安いものは使用しても効き目がなかったので、やはりこの商品が良い
洗濯槽クリーナーも100均でも売られていたりと安いのはとても安く買えますね。それらで試してみてクリーナーは効果がないと思われている方もいるようですが、こちらの口コミは安いものはダメだったけどこれは本当に汚れが落ちたという利用者の感想です。何よりおすすめのポイントは合成洗剤ではなく天然の素材だけを使っているところ。小さなお子さんや赤ちゃんのいるご家庭にはおすすめです。次項でその成分を詳しく紹介します。
シャボン玉洗濯槽クリーナーの成分
シャボン玉洗濯槽クリーナーの主成分
シャボン玉洗濯槽クリーナーは酸素系漂白剤の成分にプラスして他の成分も入っています。もっと詳しく見ていくと成分の配合量なども関係するのかも知れませんがとにかく口コミでは他メーカーの洗濯槽クリーナーよりも効果がすごい!と評判です。その成分は①過炭酸ナトリウム(酸素系)、②界面活性剤(純石けん分[脂肪酸ナトリウム])、③アルカリ剤(重曹)となっています。
酸素系漂白剤との成分の違い
ここで例として比べてみたのは同じくシャボン玉せっけんの酸素系漂白剤です。パッケージの成分表はとてもシンプルで過炭酸ナトリウム(酸素系)のみ。クリーナーの方にのみ含まれている界面活性剤は張り付いた汚れを引き剥がす効果がある成分。脂肪酸ナトリウムは天然石鹸の洗浄成分ですので、簡単に石鹸だと考えても良いでしょう。重曹は最近掃除に注目されている成分で発泡成分でもあります。この3つの成分が酸素系漂白剤よりも効果的に洗濯槽のカビ汚れを引き剥がしてくれるものと考えられます。
シャボン玉洗濯槽クリーナーの使い方
最後は実際このクリーナーの使い方のコツとともに気になるコストについても解説します。成分構成でただの酸素系漂白剤との違いは期待できますが、使い方が面倒だと伸ばした手もひっこんでしまいますね。使いやすさなどはどうなのでしょうか。
酸素系漂白剤との使い方の違い
使い方の比較はどちらも手順は変わりません。ベース成分が酸素系漂白剤なので溶剤を作るお湯の温度も同じですし、漬け込む時間も3-5時間とほぼ同じ。変わることはないので使い方を間違えるということはないでしょう。
シャボン玉洗濯槽クリーナーは1回使い切り量
シャボン玉洗濯槽クリーナーの使い方で大きくちがうのはパッケージ1つで1回使い切りであるというところ。少し割高に感じるかも知れませんが、洗剤が湿気て効果が落ちたりカップやスプーンで計るというわずらわしさはありません。
コスパ対効果で酸素系漂白剤と比べる
価格面でいうと洗濯槽クリーナーは500gで500-600円程度(2019年10月29日Amazonでの取り扱い価格調べ)。同じシャボン玉の酸素系漂白剤は750gで500円程度で買えることから1回あたりのコスパは断然漂白剤の方が良いです。どちらがより効果を感じるかは洗濯機の汚れのこびりつき具合などにもよります。
まとめ
洗濯槽は定期的に酸素系漂白剤でカビ取りしよう
気になる洗濯機の内側のカビ汚れ。臭いや洗ったあとの洗濯物に付着する汚れが気になる前に定期的に掃除をおこなうのが除菌や臭い防止にはおすすめ。コスパの良い酸素系漂白剤を使ったやり方を今回ご紹介しましたが、何年もやっておらずはじめてやるという方はより複数の汚れ落とし成分が入ったクリーナーから使ってみるのも良いでしょう。ごっそり汚れが落ちるのが楽しみで定期的におこなうという人も多い洗濯槽掃除。ぜひご自身の目でその汚れ具合と取れる気持ちよさを体験してみてくださいね。
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