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プライド・オブ・アメリカでハワイを航行しよう!クルーズの魅力や評判を解説!

2018年度の人気海外旅行先のランキング第一位であるハワイを周遊できる唯一の客船「プライド・オブ・アメリカ」。何度もハワイに行っている人でもなかなか見られない「海上からみたハワイ」を体験できる「プライド・オブ・アメリカ」による船旅を紹介します。
2020年8月27日
katojedic22
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プライド・オブ・アメリカはクルーズ船

プライド・オブ・アメリカはハワイ周遊に特化したアメリカ船籍の豪華客船

プライド・オブ・アメリカはハワイを周遊するためにアメリカに船籍を置いている船です。船の広さは80,000トンを越え、15のレストランと12のバー、3つのシアター。2つの屋外プールとジャグジー、スポーツジムも揃っている、客室数1,093室、乗客定員2,186人を誇る大変評判の高い豪華客船です。(当記事は2019年10月時点での情報をもとに作成されております。

ノルウェージャンクルーズライン(NLC)が運行しているクルーズ客船

ノルウェージャンクルーズライン(NLC)は米国のクルーズ会社の大手で、「フリースタイル」という食事の時間やドレスコードにこだわらないコンセプトで有名な世界シェア第三位の会社です。プライド・オブ・アメリカは同社の保有する客船の16隻の内の一隻です。

大きさは80,439トン。船の大きさ広さは「トン」で表現

15世紀の英国で酒樽を数えて課税しており、この樽の積載量が船の大きさ、広さの目安だったことに由来します。樽を叩いた「タン」という音が、現在の「トン」に変化したと言われています。そこから100立方フィートを1トンと換算して船の大きさ、広さを表現するのが慣習となっています。

80,439トンあっても中型客船に分類

80,439トンあるプライド・オブ・アメリカと他の船の大きさを比較してみると、かのタイタニック号が46,328トン、日本が世界に誇る豪華客船である飛鳥Ⅱが50,142トンです。プライド・オブ・アメリカも十分すぎるほどに巨大なのですが、現代では20万トンを超えるような広さを持つ船が建造されているため、8万トンの広さでは中型船に分類されてしまうのです。
 

NLC保有の船の中では小さい部類

<a href="https://pixabay.com/ja/users/Kanenori-4749850/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=2347783">かねのり 三浦</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=2347783">Pixabay</a>からの画像

ノルウェージャンクルーズライン(NLC)の保有する船は16隻。その中でこのプライド・オブ・アメリカの80,439トンというサイズは大きい方から数えて12番目で、同社の保有する船の中では小さい部類に入ります。

乗客定員2,186人 がどれ位凄いのか

2019年10月現在、日本には180程の村があります。その中でこのプライド・オブ・アメリカの定員より人口の少ない村は80にも上ります。日本の平均的な村の人口をまるごと乗船できてしまう程の大きさ、広さを持った船なのです。

乗客に対してクルー927人

<a href="https://pixabay.com/ja/users/Alexas_Fotos-686414/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=965333">Alexas_Fotos</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=965333">Pixabay</a>からの画像

2,000人を超える乗客をもてなすともなれば乗組員も当然人数が必要で、プライド・オブ・アメリカに乗船するクルーは927人体制での航行となっています。プライド・オブ・アメリカでは乗客乗員合わせて3,000人が船の上で生活をすることになり、東京都の小笠原村の人口と同じくらいの規模になります。

豪華客船によるクルージングは意外と身近に

豪華客船によるクルージングは、消費者の要望、評判に応える形で、その言葉から受ける印象よりも大分気軽に楽しめるものになってきているのです。現在クルーズマーケットは、大きく分けるとラグジュアリー、 プレミアム、カジュアルの3つのクラスに大別されます。

豪華絢爛なラグジュアリーツアー

かつてのタイタニック号で大西洋を渡るような、いわゆる「豪華絢爛」をイメージするクルーズツアーです。概ね10泊以上で、1泊$400~設定され、ターゲットは50代以上に設定されているケースが多いです。「豪華客船での船旅」から連想されるイメージの大半はこれに当たるのですが、マーケット全体から見ると5%にすぎません。

ちょっと優雅にブレミアムツアー

ツアー期間が7泊以上、1泊$200以上のツアーがこれに当たります。対象としている年齢は30代~となります。マーケットに占める割合は10%程度です。

意外とお手軽なカジュアルツアー


ワンナイトクルーズを含める7泊位までのクルーズがこれに当たります。ターゲットを20代からにしていることから比較的リーズナブルに利用でき、1泊$10(最低料金)から見つけることができます。マーケットの85%がこのカテゴリーに入ると言われています。そしてプライド・オブ・アメリカによるハワイクルーズは、その手軽さからカジュアル~プレミアムに分類することができます。

クルーズツアーは意外と気軽に利用できる

市場のニーズに対応するため多様なサービスが提供されるようになった結果、カジュアルクラスのツアーがマーケットの85%を占めるようになってきました。豪華客船でのクルーズツアーという名称から受ける印象とは逆に、クルーズツアーは意外と気軽に(金銭的に)利用できるような環境となってきているのです。

プライド・オブ・アメリカ以外の豪華客船

世界最大のクルーズ客船シンフォニー・オブ・ザ・シーズ

その大きさ足るや228,081トン。乗客定員5,518人。客室2,759室。ロイヤルカリビアン所有、バハマに船籍を置いています。18階建てで水面からの高さが66mにもなること、船体の長さが362mという長さになることから、寄港できる港も限られてしまう大きさです。

世界一豪華なクルーズ客船セブン シーズ スプレンダー

世界一豪華な客船は2020年2月に就航予定のセブン シーズ スプレンダーです。船のサイズは50,125トンと、今では中型に分類されてしまう広さではあるのですが、この船の特徴は375室しか客室が無い点と、その客室全てが「スイートルーム&バルコニー付き」となることです。そのため50,000トン越えの船体でありながら、乗客定員はたったの750人です。
 

セブンシーズスプレンダーの1泊のお値段は

そしてこの船の最上級のスイートルーム「リージェントスイート」のお値段が、一泊€9,600(だいたい¥1,200,000位)となります。ちなみに一番安い客室でも一泊¥70,000位になります。前評判も高く2019年10月現在、処女航海の半分以上の客室がキャンセル待ちとなっています。

世界一有名なクルーズ客船クイーンエリザベス号

クイーンエリザベス号は90,900トン、乗客定員2,077名を誇り、2010年に就航した3代目となります。船を所有するキュナードライン社が、イギリスから大西洋を横断しての郵便事業を請け負ってきた歴史から、世界で唯一英国王室の名前を冠することを許されたクルーズラインです。船内には名付け親でもあるエリザベス女王の肖像画が飾られ、船内の内装はアールデコ様式を現代風にアレンジされており、英国の伝統を受け継ぐ上品なクルーズ客船です。
 

プライド・オブ・アメリカで巡るハワイ

出港、帰港はオアフ島一択

プライド・オブ・アメリカのクルージングはホノルル(オアフ島)発着のツアーのみになります。用意されているプランでは、クルーズツアーでよくある好きな島から参加することが出来るとか、途中の島でツアーを終了して下船するといった融通の効く構成にはなっていません。

クルーズ日程は1週間かけてのハワイ4島巡り

プライド・オブ・アメリカのクルージングツアーは、土曜日 19:00ホノルル(オアフ島)を出港し、4島を1週間かけて順に回り、土曜日7:00にまたホノルル(オアフ島)に帰港するルートです。

ホテルごと移動するクルージングという旅行

クルージング旅行のメリットとは

クルーズツアーのメリットは、例えるならホテルごと移動できるということです。一度チェックインしてしまえば、荷物を広げたままのんびりと観光地を巡ることができるのです。プライド・オブ・アメリカのクルージングルートを船以外の方法、例えば飛行機で巡ろうとしたら、観光地を移動する度に荷物を出したり片付けたり、とてつもなく慌ただしい日程になることでしょう。

5階カウンターで簡単に予約できるオプショナルツアー

プライド・オブ・アメリカ船内でのエンターテインメントに加え、各島では島それぞれの魅力満載なアクティビティやオプショナルツアー(別料金)も用意されています。船内5階にあるカウンターで予約すれば、ハワイの歴史や文化に触れることができます。


船旅でなければ見ることのできない絶景

何より素晴らしいエンターテインメントは、航海中にプライド・オブ・アメリカの甲板やバルコニーから見ることができる絶景でしょう。水平線から昇る朝日や、ハワイ諸島4島の手付かずの自然。海からでないと見られない街の風景。上手く行けばクジラやイルカの群れに会えるかもしれません。船での旅ならではの景色を楽しみましょう。

プライド・オブ・アメリカは船内設備も凄い

船内の設備とエンターテインメント

プライド・オブ・アメリカはその広い船内に、15のレストランと12のバー&ラウンジ、3つのシアターとラウンジ。2つの屋外プールとジャグジー、スポーツジムを揃えた豪華客船です。甲板にあるプールとジャグジーはもちろん、クルーズを充実したものにするための設備も充実しています。

シアタールーム

朝から晩まで、広い船内のどこかでカルチャースクールやダンスレッスンなどが開催され、のんびりする暇もない程のプログラムが無料で体験できます。そんな中でも、劇場「ハリウッド・シアター」では、本場ラスベガスのマジックショーやミュージカル、ポリネシアンショーを毎晩開催しています。

託児所

スプラッシュキッズアカデミーという施設が船内にあり、ここは託児所となっています。専門のスタッフが子供を預かってくれるので、その間に食事に行ったりシアターにショーを観に行ったり子育てをお休みすることができます。

プライド・オブ・アメリカにカジノはありません

ハワイの州法でギャンブルが禁止されているため、ハワイ周遊をするプライド・オブ・アメリカにカジノはありません。

プライド・オブ・アメリカの食事は時間も格好も気にしない

プライド・オブ・アメリカのレストランのドレスコードはリゾートクルーズに相応しい「カジュアル」で、畏まった格好をせずとも楽しめる15のレストランと12のバー&ラウンジで1週間の船旅を楽しませてくれます。

時間もドレスコードもお金も気にせず楽しめるレストラン

プライド・オブ・アメリカのツアー代金に食事代は含まれているため、船内での飲食は基本無料で楽しむことができます。更にプライド・オブ・アメリカのドレスコードは「カジュアル」です。リゾートクルーズらしく、ラフな格好のまま食事を楽しむことができます。

有料なのに混雑必死な人気レストラン

プライド・オブ・アメリカには無料で楽しめるレストランとは別に、有料サービスのレストランもあります。アジア料理が味わえる「イースト・ミーツ・ウエスト」は無料で食事を楽しむこともできますが、有料ブースに鉄板焼きのブースや寿司カウンターもあります。フランス料理のコースやアラカルトを楽しめる「ジェファーソンズ・ビストロ」は本格フレンチを船上で楽しむという贅沢を味わうことができます。

レストランの予約はフロントデスクで

有料のレストランの予約は、寄港先のアクティビティと同様に、5階にあるフロントデスクで事前にすることができます。混雑状況によっては予約なしで訪れても入店できる場合もあるかもしれませんが、ひと手間事前に行うことでストレスなく食事を楽しむことができるようになります。

11種類に分けられた客室

プライド・オブ・アメリカの客室は一番広いデラックスオーナーズスイートから一人部屋のストゥーディオまで合計11種類用意されています。1番広いスイートだと128.5㎡、一人部屋のストゥーディオだと9㎡。広さにして14倍以上の開きがありますが、船内設備などはどちらの部屋に泊まっても同じように利用することが出来ます。
 

日本語は?お金は?チップはどうすれば?


言葉の問題、お金の問題

プライド・オブ・アメリカではサービス係に日本語に対応できるクルーも常駐しています。船内での通貨は当然ドルになります。船内で両替もできますが、手数料などで割高となるため、事前に準備しておいた方がやりたいことにお金をまわせるようになります。

日本人には馴染みのない「チップ」

プライド・オブ・アメリカのツアーでは、チップを大人一人に付き1日$10、12歳までの子供には1日$5を自動的に料金に加算されます。そのため手渡しする必要はないのですが、例外的に一部のレストランやバーでは、別途チップが必要となる場合があります。

プライド・オブ・アメリカツアー料金の目安

プライド・オブ・アメリカのベースとなるツアー料金は

プライド・オブ・アメリカのツアーは1年先まで予約可能ですが、海の見えない部屋(インサイド)で料金はだいたい$1,400になります。時期的な料金のつり上げは無く、クリスマスやニューイヤーシーズンでも料金はこの辺りで推移しています。

プライド・オブ・アメリカのツアーを安く利用する方法

出港日が近づいても客室に空きがある場合、料金が順次下がります。上手く待てれば半額位にまで下がります。少しでも安く利用したいのであれば待つのも手です。上手く行けばスイートでもかなり割安で利用することも可能です。

プライド・オブ・アメリカハワイ周遊の評判

ハワイ4島を巡るクルージングの評判は良い

プライド・オブ・アメリカに関する評判は、ブログやインスタグラムで確認することができますが、そのどれもが要約すれば「良かった。また行きたい」という感想になっています。それらの評判は、航海の間に見られた絶景や、各島での体験や、船内でのアクティビティ全般に及びます。
 

プライド・オブ・アメリカで上手な旅を

ハワイ4島を豪華客船で巡るプライド・オブ・アメリカのクルージングは、リゾート地を巡るのに相応しいドレスコードの「リゾートカジュアル」で、リラックスしながら海からのハワイを満喫できる人気のクルージングです。普通のハワイに物足りなくなったハワイ通の旅行者でも、十分に満足できる旅を約束してくれるツアーと言えるでしょう。
 

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