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賃貸にクッションフロアを貼っても大丈夫?貼り方や剥がしたその後もご紹介!

さっぱりと賃貸のお部屋を理想な印象に変身させるなら、床に新しいクッションフロアを貼る方法があります。賃貸物件のフローリングの上にも、簡単な貼り方を実現できるので人気です。賃貸の部屋でのクッションフロアの貼り方や、その後の剥がし方などもご紹介です。
更新: 2023年4月13日
はぐれ猫
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賃貸物件のリフォーム事情

勝手な内装リフォームが駄目な賃貸事情

なんだか内装が趣味に合わないとなっても、部屋のリフォームを勝手にできないのが賃貸物件です。実はこれ、日本のどんな土地でも当たり前な話。

しかし古びて傷だらけなフローリングでもDIYも許されないのは、ストレスが溜まる一方です。とはいえ、勝手に工事すれば弁償する羽目にもなりかねません。

床を傷つけないものならOK?

だとしても賃貸の空間では、床を決して傷つけない素材で模様替えをするなら、大丈夫な確率が高めです。この時にフローリングなどの床のリフォームで注目したいのが、工事の必要がないクッションフロア。このシートのアイテムは、特殊なテープを用いて敷くだけ的に設置ができる利点があります。

賃貸向きなクッションフロアの特徴

柔らかで衝撃を和らげる

誰でもDIYしやすいクッションフロアを使うことで、賃貸ルームの床がフローリングよりずっと柔らかくなります。その柔らかさは、硬いものを落としても衝撃を吸収するという役割を果たします。だから仮にうっかりとガラス製品をシート上に落としても割れずに大丈夫なほどです。

防音効果

ものを落としてしまうと多少は音が出るのはどんな床でも一緒で、賃貸の部屋ではとても気になってしまう要素になります。だからできるだけ音が出ないようにする場合にも、クッションフロアの採用です。床が柔らかい素材で覆われることで、防音の効果を高めてくれます。

様々なデザイン

一昔前にはまだ物足りなさのあったクッションフロアのデザインも、今では多様性を広げています。各種のフローリングにそっくりなものもあれば、単色、コルク調、タイル調、石材調など種類は千差万別です。賃貸の部屋の中に、自分の思い通りの床を実現できやすくなってきました。

簡単に剥がせて傷をつけないから大丈夫

まるでフローリングそのものな外観なのに、極めて簡単に剥がせることは大きな利点です。引っ越し前には時間をかけずに剥がせるので、クッションフロアの作業は疲労感もありません。

すぐに剥がせるとはいえ、意外とテープでしっかり固定できるので、普段のズレてしまう心配もほとんどなくて大丈夫です。

賃貸のクッションフロア敷きに必要なもの

マスキングテープ

難なく剥がせるタイプの楽々クッションフロアを希望するなら、マスキングテープの存在は欠かせません。賃貸の部屋の床に最初に貼って、両面テープを固定する目的で利用します。マスキングテープは床の面積に合わせたメートル分を買い求め、幅は両面テープより太いものを選ぶのが間違わないコツです。

両面テープ

下側のマスキングテープと、上側のシートをつなぎとめる役割を果たすのがこれ。両面テープは間違って賃貸の部屋の床に貼ると、塗装を剥がしてしまう恐れがあるので気をつけたいところです。両面テープも面積分の購入が必要ですが、マスキングテープより幅の狭いものにします。

定規・巻き尺


何より採寸は重要性が高い行動になるため、DIYの作業には定規と巻き尺を用意します。定規は直角を測れるL字型のものが好ましいです。巻き尺のほうは、賃貸の部屋のサイズを測って、クッションフロア全体の大きさをあわせるのに必要です。

クッションフロア用と普通のカッター

この作業でかなり重宝するアイテムといえば、クッションフロアを切断できる専用のカッターです。これはハンドルを持って押し出す形で切断が出来るタイプ。普通のカッターでは賃貸の部屋の床に傷を付けやすいので、これを使います。しかし普通のカッターも使うので、持っている必要があります。

アイテムまとめ

【マスキングテープ】幅広
【両面テープ】マスキングテープより狭い幅
【定規・巻き尺】定規はL字
【刃物】クッションフロア用カッター、普通のカッター、はさみ
【へら】クッションフロアのしわ伸ばしに
【えんぴつ】線引きに

【クッションフロア】貼り方を解説

①掃除と仮置

部屋全体の掃除

敷く直前に、床面をきっちり掃除をしておくのが不可欠です。何故なら剥がせるクッションフロアを賃貸の部屋に貼るとき、ゴミやホコリがマスキングテープの接着を妨げるから。掃除機や雑巾などで掃除をするとマスキングテープテープの威力を高め、カビやダニなども一掃して過ごしやすい状態とします。

仮置きする

いったん手元のクッションフロアをくるくると広げてみて、賃貸の部屋に仮置きすることが必要です。これによって部屋に貼り付けるリフォームの後に、どんな状態になるかを把握できます。またDIYではどの部分を切断すれば良いかも、明確にわかるようになります。

②切断

クッションフロア用のカッターで切断

壁際にしっかり合わせたら、クッションフロアを慎重に切断します。専用のカッターを押し当てて切断しますが、賃貸の部屋の床に傷を付けないためには下敷きを入れるなどすると良いです。もしリビングでできるだけシートをぴったりに切断したいなら、採寸して線を引いてから切断する方法もあります。

鉛筆で裏側に設計図を描く

複雑な形状の狭い部屋の床面に、クッションフロアを配置する場合も出てきます。たとえば脱衣所やトイレの床などです。その場合には採寸を入念にして、クッションフロアの裏側に線を引くことで、切断の制度を高めます。設計図を裏側に描くと、表裏逆転するところが気をつけたいポイントです。

再度仮置きしてみる

ここでサイズが大丈夫を判断する目的で、切断したクッションフロアを仮置きしてみます。すると賃貸の部屋で幅が広すぎる場所、切りすぎた場所などが分かります。幅が広すぎればカッターで調整です。切りすぎた場合でも、端材を使って手直しする方法があるのでさほど問題はありません。

2枚以上のクッションフロアを使う場合

ちょっと面積のある部屋では、2枚以上のクッションフロアを敷き詰めます。その時にシートをぴったりとあわせるには、仮置き状態で位置の確認をします。切断するのは、2枚が重なった部分の下側のシートです。定規を使って余裕をもって切断したら、いったん全体を眺めて納得してみてください。

③テープを貼る

マスキングテープを貼る


いよいよ目的とする床に、マスキングテープをとことん貼る作業です。このテープは賃貸の部屋ですぐ剥がせる状態にし、床を傷つけない為に必須なので全体に使います。クッションフロアを貼る面積に合わせた貼り方では、概ね30cm間隔で縦・横方向に貼ることで、両面テープの貼り付きを強めます。

両面テープを貼る

粘着性の優れた両面テープは、マスキングテープの上に完全に重ねる形で貼るようにします。下側の接着面を先に剥がして貼り付け、上側の接着面はクッションフロアを貼り付ける直前に剥がします。両面テープがずれると賃貸の部屋の床を傷つけ、剥がすのが大変になるので慎重な貼り方が必要です。

④シートを貼る

テープ上にクッションフロアを置く

すでに切断済みのクッションフロアを、両面テープを貼った部屋の床に乗せます。この時に気をつけたいのは、両面テープの全てを一気に剥がさないことです。そんなことをしたら、貼りにくいことこの上ありません。剥がし始めるのは、シート全体を賃貸の部屋にフィットさせてからです。

奥の両面テープから順番に剥がして固定

奥の端っこの両面テープを剥がして、ずれないようにクッションフロアを固定させます。あとはクッションフロアを丸めて、両面テープを順番に剥がして固定して行きます。この時にヘラなどによって、歪みがなくなるようにすることが、賃貸の部屋のクッションフロアDIYの完成度を高めます。

切りすぎの箇所に端剤を貼る

誤ってクッションフロアを切りすぎて、絶望しそうな時の対処もあります。それは余った端材を、ぴったりに切りそろえてはめ込むことです。このときも固定はマスキングテープと両面テープを使います。或いはシートと全く同じ色合いのマスキングテープを床に貼ってみれば、隙間が目立ちません。

【クッションフロア】剥がし方を解説

クッションフロアの掃除をする

その後いまの賃貸物件から引っ越す予定になったり、クッションフロアを交換する時期もやってきます。そんな時にはいきなり剥がすのではなく、掃除が先決です。ゴミやホコリにまみれていたり、濡れていることで、剥がした時にオリジナルのフローリングまで汚して悪影響が拡大するためです。

手前からクッションフロアを持ち上げる

隅っこから順番にクッションフロアをぐいっと持ち上げていくことが、円滑な剥がし方を進める方法です。マイナスドライバーなどを隙間に入れて持ち上げたら、あとはマスキングテープごと剥がせるので重たくありません。その後は端っこまで、くるくると丸めてしまえばokです。

テープを全て剥がして掃除

床にはうっかりテープが残ってしまうことがあるので、それらの全てのチェックして、剥がし忘れがないようにします。クッションフロアを全て撤去したら、気になるその後は仕上げの掃除です。賃貸の部屋から引っ越す場合は原状回復を求められているため、掃除は入念にして置いたほうが良いです。

賃貸向きなフロアタイルの特徴

貼り付けないフロアタイル

ぺったり貼るクッションフロアのタイプとはまた違い、近年にリフォームで人気を見せているのがフロアタイルです。シートは柔らかな素材なのは同様で、フローリングなどの固い床の上に敷くだけという、かなり単純な貼り方ができます。賃貸物件でテープの手間を無くすことにも繋がります。

敷くだけのフロアタイルの特徴


1枚あたりのサイズを見ると、クッションフロアよりもずっと扱いやすくできています。商品により1セットの枚数は6畳用など、サイズと枚数が用意されているのが基本です。デザインはフローリング調やタイル調など多様に揃って、賃貸の部屋を別物に変えられることも魅力です。

若干外れやすい

一方でこちらのタイプを敷くだけ方式で導入した際には、どうしても若干外れやすいデメリットも出てきます。クッションフロアのほうがテープ2種で固定するのに対して、フロアタイルは重量だけで支える仕組みだからです。もし固定を求めるなら、シート同様にテープで固定するのも得策です。

【フロアタイル】敷き方・剥がし方を解説

ひたすら並べていく敷き方

一塊の大きなクッションフロアと違って、タイル状なので端っこから1枚づつ順番に敷いて行きます。基本が敷くだけのDIYですが、凹凸同士を連結させる部分の方向や裏表は間違ってはいけません。賃貸の部屋での作業時間は短時間さえあれば大丈夫です。

簡単に切断できる

隅っこから敷いて行けば、その後必ずサイズが中途半端な場所が現れます。ここはカッターやはさみで切断をする場面ですが、クッションフロアのリフォームより敷くだけタイルのほうが切るのは簡単です。切断してはめ込むDIY作業をすれば、どんな賃貸の部屋の床でもぴったり覆うことができます。

フロアタイルの剥がし方

施工されたフロアタイルで長らく過ごしたその後、撤去することになったとしても、剥がし方はとても簡単です。何しろDIYでは貼り付けていないので、タイルをどこからでも剥がせる利点があります。その後、別の場所でも敷くだけで再利用をしやすいというメリットも出てきます。

クッションフロアでお部屋をイメージチェンジ

見事な感じで賃貸のお部屋の模様替えを成し遂げられてしまう、クッションフロアの使い方が分かってきました。正しい貼り方をすれば、強度も意外と大丈夫なので選んでみたくなります。リフォームでは敷くだけタイプも選べますが、どちらにしてもお気に入りデザインを求めてみたいものですね。

リフォームが気になる方はこちらもチェック!」

当サイトでは賃貸で使ってみたいクッションフロア以外にも、リフォーム情報を掲載しています。これから賃貸で簡単なリフォームを目指す方もチェックしてみてください。