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家具の配置で部屋の印象は変わる!スペースを活かしたおしゃれにするコツを解説!

部屋に家具を配置するときスペースはあるのになんだかスッキリしないことはありませんか?リビングダイニングのような広い部屋は家具の配置によって印象が大きく変わります。部屋の中でも広く家具配置のバリエーションが豊富なリビングダイニングの家具配置を紹介します。
2020年8月27日
佐藤3
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はじめに

おしゃれな家具の配置は部屋のスペースの使いがコツ

部屋の家具の配置を決めるとき、どうしていますか?特にリビングダイニングなど置くべきものがある程度決まっている時には、その置き方を変えることで使いやすさやおしゃれ度が変わります。人によって置き方がちがい、訪れたお客さんから見てその人のセンスを問われることにも。友人や親戚を招いてくつろいでもらうリビングダイニング。家の中では広めのこのスペースの家具の配置バリエーションをご提案していきます。

スペースを把握して家具を配置しよう

人々が生活する家という空間は、いろいろな部屋で構成されています。自室や書斎・子供の部屋や家事室。どんな部屋のレイアウトを考える際にも使えるテクニックや考え方習得を広くていろいろと試せるリビングダイニングの模様替えからはじめてみませんか?

リビングダイニングの家具配置

リビング部分に置くものといえば、くつろげるソファ・テレビ・サイドボードや観葉植物などでしょうか。カフェテーブルをソファの前に置いたり、ソファの近くにはマガジンラックなどがあると便利ですね。どこのご家庭でも定番ともいえるこれらの家具。この置き方ひとつで動きやすさや見栄えが大きくことなります。

動線を踏まえておしゃれな家具の配置を考える

居住空間がひとつしかないワンルームマンションなどを除いて、広めの空間が取られている家人たちの共有スペースがリビングダイニング。そこからドアを通って別の部屋につながっているという間取りもあるでしょう。ドアから入って食事をしたりくつろいだりという人の動きを考えながら、なおかつおしゃれな配置を考えるのがインテリアレイアウトの楽しみです。

利用目的もレイアウトのヒントに

その家庭によって頻繁に人がよく訪れる家であったり、家族が多い少ないなどこのスペースの利用目的は微妙に変わってきます。自分たちがこの部屋を使うならどんなシーンが多いのか、人はどう動くのかということも家具の置き方のヒントにしていくのが使いやすくおしゃれな部屋づくりのヒントになるでしょう。

参考にしたい!家具の配置のコツ1

それでは、さっそくインテリアレイアウト例を12の項目にわけてひとつずつ画像を見ながらご説明していきましょう。まずき基本的な家具配置の例とそのコツからです。

スペースを活用した家具の置き方1

まずはリビング部分の定番家具であるソファの置き方から。基本の配置として紹介したいのが、縦長のリビングダイニングの横幅をフルにつかったリビングセットの配置です。テレビやサイドボードなどを片側の壁に付けるように。その反対側の壁につけてソファを置き、中央にテーブルなどを置くと使いやすいですね。ごくごく一般的なレイアウトですが、しっかりとした動線も確保できかつまとまった居間らしい空間を作り出すことができます。

ソファの基本的な家具配置

壁につけて大きめの家具を配置。空いた空間には棚をつけて装飾品を並べたり、床に余裕があるようなら背の高い観葉植物を配置するのも癒やし空間を作るにはおすすめ。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

この配置の方法は、家のモデルルームなどにも採用されていることが多い暮らしやすくおしゃれに感じるもの。難しいと感じるならできるだけ家具と家具の間にスペースをとってゆったりと動けるシンプルな配置を心がけてみてください。ものをたくさん置きそれらすべてをまとまっておしゃれな雰囲気に保つのは非常にハイレベルなセンスを必要とします。少しずつ慣れてきてから挑戦するのがおすすめ。

参考にしたい!家具の配置のコツ2

スペースを活用した家具の置き方2

リビング部分のソファの置き方で気をつけたいのが、来客などがあったとき入ってきたドアからすぐ見える位置にあるのか、少し奥まった遠い場所に人が座るところがあるのかに分けて考えられます。ふたつめのレイアウトとして紹介するのは、ドアからできるだけ離れた(できれば部屋の対角線上が好ましい)位置にソファを置く家人が落ち着ける置き方です。

ドアから直接見えないソファの配置

人がドアを開けて入ってきたとき、先に来訪者から見られるのと家の住人が先に気づきそれから対応できるのでは心の余裕が大きく違います。前者では住民が落ち着かないと感じるでしょうし、後者だとゲストが一瞬どうしたらいいのか迷うという一長一短なところがあります。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

ゲストの対応には近いであろうキッチンにいる人に出てもらって、リビングでは単純にのんびりと落ち着いていたい。そう考える人にとってはこの配置はベストです。他人を気にせず楽なスタイルでくつろぎたいという人にとっても良い目隠しになります。大きな家具が部屋の端にあることで、部屋を広く見せ奥行きを感じられる置き方になっているでしょう。

参考にしたい!家具の配置のコツ3

スペースを活用した家具の置き方3


多くの人がおこなうリビングセットの置き方に、ドアに背を向けたソファの配置があります。縦長な部屋の場合は自然と中央部分に大きなソファが置かれることになり、これが部屋のアクセントになるでしょう。

ドアに背を向けたソファの配置

こちらのお宅ではリビング部分から外の中庭でしょうか?そちらに向けて明るい色のソファが置かれています。その後ろにはダイニングテーブルなキッチン部分のカウンターなどがある配置。ドアから入ってきた人には、家人の後ろ姿が確認されるかまたはキッチンで作業している人を見つけることが可能なのでその人たちに挨拶をすれば良いということが一瞬で把握できるという安心感がある配置です。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

この置き方はリビングとダイニング(とキッチン)がひとつの部屋の中にあってもそれぞれ独立しているというところです。部屋の広さにもよりますが、とても広い場合は使用しない部分は照明なども落としてしまうことで生活感がでる部分を気にせずくつろぐことができ落ち着ける空間づくりができるでしょう。おしゃれな間接照明を使ったライティングがおすすめです。

参考にしたい!家具の配置のコツ4

スペースを活用した家具の置き方4

こちらはおしゃれという観点だけでなく、動きやすさも重視した家具の置き方。大きなものを壁に付けて配置せずその周りに動線を確保していくやり方です。

動線を作るソファの配置

この場合はソファ(とテーブルを含めたリビングセット)のまわりに人が移動できるスペースを確保しておくということです。最初の画像ではソファの後ろが大きな掃き出し窓になっているのでその出入りを考えて、少し離れた位置に配置されているのに気づくでしょう。一方壁際のソファはぴったりと付けられていて後ろには空間がありません。人が通ると想定できるところに空間を作り他の無駄なスペースは埋めていくというやり方。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

このように家具と家具の間に人が動けるスペースの余裕をもたせることで、広々とした部屋づくりができます。はじめにも申し上げたとおり、物がごちゃごちゃして動きにくい部屋はおしゃれな部屋と対極にあることが多いです。狙って物だらけの家具の置き方をするテクニックもありますが、一部映画の演出などに使われるくらいで実用には難しいところがあります。

参考にしたい!家具の配置のコツ5

スペースを活用した家具の置き方5

リビング部分のソファまわりの配置をみてきたところで、次はダイニング部分。食事をするテーブルと背の高い椅子の配置のアイデアとヒントを紹介しましょう。

ダイニングテーブルの基本的な配置

ダイニングテーブルの配置にこまったらまず試して欲しい基本的な置き方が部屋の中央にテーブルと椅子のセットを置いてみるやり方です。どの方向からでも使いやすいというのがポイント。ドアなどの出入り口・人の動線がどのようなパターンでも対応できるのでオールマイティーなレイアウトといえますね。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

ダイニングテーブルなどの大きな家具を中央に配置した際には、まわりにはそれなりのスペースの空きができているはずです。バーコーナーやサイドボードなどを置きたい場合は壁際のスペースが利用できます。あまりものを置かない主義であれば、グリーンや照明などを置くと部屋が上手におしゃれにまとまるでしょう。

参考にしたい!家具の配置のコツ6

スペースを活用した家具の置き方6

ソファの置き方でもご提案した部屋の中央に置いてメインの家具として見せるレイアウトのダイニングテーブル版がこちらの置き方。部屋の中央に大きめなものを配置して、テーブルクロスや小さめのグリーンを上に飾ったりして利用する人たちが気分よくなれる場所を作りましょう。

見せたいダイニングテーブルの置き方

基本的にリビングダイニングは区切らずひとつの部屋として使うことを推奨しますが、利用する人の使いやすいように間に衝立などを置きリビング部分と区切りダイニングテーブルを普段の生活の基準となる家具とするやり方も可能です。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

部屋の広さによってあまりおしゃれに感じないということもあるでしょう、その場合はテーブルの大きさの見直しをしたり、以下に紹介するデッドスペースをなくす方法を試してみてください。あくまでも家具の中心となり目立たせたいのはダイニングセットですので、他は引き立て役と考えインテリアを揃えていくとうまくいきます。

参考にしたい!家具の配置のコツ7


スペースを活用した家具の置き方7

キッチンカウンター前を歩いて欲しくなかったり、部屋を広く見せたいなどの場合はカウンターや壁にテーブルの一部を付けて配置してください。こうすることで部屋も広く使えます。

スペースがとれるダイニングテーブルの配置

まわりに空間を作るか、一部を壁などで隔てるのかはどちらがおしゃれかという判断は難しくあくまでも好みとなるでしょう。時々模様替えで位置を変えてみるときのアイデアとしてもおすすめです。使い勝手も飛躍的にあがるわけではありませんが、一部の人の中には狭い場所・隅っこの方が落ち着くという方もいてそんな方にはこちらがおすすめ。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

壁際などにテーブルを付けて配置する場合は、そばに棚などを置くことで使いやすさがあがります。実用だけでなくテーブルが小さい場合はそちらに装飾用のグリーンや置き物を飾り付けできるので便利に使えます。

参考にしたい!家具の配置のコツ8

スペースを活用した家具の置き方8

縦長のリビングダイニングでいつも家族がひとつの部屋に集まることが理想だと思うならば、ぜひ試して欲しいおすすめレイアウトがこちら。ポイントは椅子やソファに座った人の体の向きです。

キッチンとの会話がスムーズになる家具の配置

ダイニングテーブルセットに座る人が少し横を向いたり、ソファの位置をキッチンに向かって座るように置くことで、キッチンで作業する人が孤独な気持ちにならずに済みます。ドラマに出てくるようなアットホームな家庭の演出には最適。おしゃれな部屋つくりはその家の主婦となる方が要になって進めることも多いでしょう。その人がやる気がでるような家具配置にこだわるやり方があってもいいですね。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

2つめの画像のように、必ず一直線上に大きな家具が来なくてもできるのがこの配置のポイントです。最近はキッチン部分から見て横長となるようなリビングダイニングの間取りも増えているようですが、縦長な部屋でなくもできるので多くの人が試せるレイアウトでしょう。

参考にしたい!家具の配置のコツ9

スペースを活用した家具の置き方9

戸建てではなくマンションのような集合住宅では、リビングダイニングのスペースも限られる場合が多々あるでしょう。広くないとおしゃれな家具の配置ができないわけではありません。L字型のソファや椅子などを使って壁際を上手に使い、少しでも部屋を広々とスッキリ見せられる方法です。

部屋の中心で視線が合う家具の置き方

壁ぎわなどを利用したコーナー家具は部屋を広く使えるのでおすすめです。また壁に背を向ける形になるので自然と部屋のメインとなるべき部屋の中心に視線が集まり、ごちゃごちゃとした印象を避けることにも役立ちます。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

壁際を利用するだけでなく家具や雑貨の色を揃えることでさらにスッキリと統一感のあるリビングダイニングのレイアウトが実現できるでしょう。

参考にしたい!家具の配置のコツ10

スペースを活用した家具の置き方10

引き続き壁際・L字ソファーなどを活用したインテリアレイアウトのご紹介です。ゲストなどが多くたくさんの人がひとつの部屋に集まるならたくさん座れるようなものを壁際に用意しましょう。中央が広く使えるので、思った以上の人数が集まっても決して過ごしにくいと感じることなく楽しい時間を過ごせます。

ダイニングテーブル+ソファでパーティ好き家具配置

壁を背にするので自然と人の顔の向きが部屋の中央に集まります。どの位置に座ったとしても部屋全体の人の動きも把握でき、動線確保できるのでゲストへのおもてなしもラクラク。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

パーティーなどの多人数のおもてなしを中心にインテリアレイアウトを試したいなら、部屋の中央はできるだけ家具や雑貨を置かずみんなの動線を確保するようにすると使いやすくなります。


参考にしたい!家具の配置のコツ11

スペースを活用した家具の置き方11

ダイニングテーブルをメインにする配置と同じなのですが、中央部分に周りにスペースをもうけて設置することがスッキリとしたレイアウトの基本です。ただより広く部屋を見せたいと思うなら、背の高さにも注目してください。意外と天井との圧迫感によっても部屋の広さを狭いと錯覚しがちです。

部屋が広く見えるダイニングテーブルの置き方

家具はたくさんあるのに広々とした印象を受ける家具配置をいくつか見ていくと、天井が高いことに気づくでしょう。天井の高さは家具で変わるわけではありませんが、家具の高さを少し低めにすることで似たような効果を感じられるでしょう。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

おしゃれにまとめつつ部屋を広く見せるコツは、中央にメインとなる家具を配置する。(この場合はダイニングテーブルですがソファでも可)腰掛けたとき天井が近くて圧迫感を感じるようならもっと低いものに交換するのがおすすめ。一人暮らしのワンルームなどの場合は思い切って床で生活するのもひとつの手でしょう。

参考にしたい!家具の配置のコツ12

スペースを活用した家具の置き方12

最後におしゃれで使いやすい部屋にするためにドアの位置にも気をつける置き方のおすすめです。今まではドアの位置を一方向と考えご説明してきましたが、そうでない場合も多々ありますね。複数の動線が絡むことが多いリビングダイニングは、この動線を意識することでおしゃれでかつ使いやすいインテリアレイアウトの成功率がアップするでしょう。

部屋のドアの数によりダイニングテーブルを考える

当たり前のことですがドアの近くの動線は必ず確保することと、できればあまり曲がらないよう直線の動線で移動できるような家具の配置を考えてみてください。複雑な動線が絡み合ったインテリアの置き方は使いにくいだけでなくごちゃごちゃとした印象を与えます。

おしゃれなインテリアレイアウトにするには

柱の都合でできた部屋のくぼみにはそこにすっぽり収まるような書物やドリンクコーナーなどにするとおしゃれに見えます。椅子を揃える・雑貨などのカラーを統一するなど、ここまでおすすめしてきたいろいろなテクニックも詰め込みつつ動線から家具配置を考えて置いてみましょう。

まとめ

おしゃれで使いやすい家具のレイアウトの参考に

リビングダイニングの家具の配置をテーマにしてスペースを活用していろいろなパターンに対応できるおしゃれなインテリアレイアウトの例を紹介してきましたがいかがでしたか?家具の置き方を考えるとき使いやすさや気に入ったデザインのものを置きたいなど、どこからはじめるかは人によって違いがあるでしょう。そんな自分のゆずれない部分もクリアしつついかにおしゃれに、便利な生活ができのかいろいろと工夫をしてみてはいかがでしょう。是非お気に入りの生活スペースを作ってみてくださいね。

家具の置き方が気になる方はこちらもチェック

一人暮らしの部屋のインテリアレイアウトやリビングの家具の配置など、あなたのニーズに合わせた家具の置き方についても解説しています。また荷物が重くて模様替えができないときに使えるサービスなども是非参考にしてみてはいかがでしょう。