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ダニの駆除方法13選!気になる発生場所別に効果のあるやり方と対策術をご紹介!

そのサイズは極めて微小だけれど厄介なダニは、室内の何処にでも発生する生物です。ダニを放置しておけば、様々なリスクが発生するばかり。だからダニ駆除は定期的にするのがベストです。気になる場所で効果を発揮する、ダニ駆除の方法をお伝えします。
2020年8月27日
はぐれ猫
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家でダニ駆除が必要な理由とは?

ダニは危険な存在

いつも室内で確認しやすいダニと言えば、イエダニのことです。体長0.7mmと極小サイズで目立たないですが、知らない間に皮膚に張り付いて生き血を吸います。イエダニは様々な問題を引き起こす駆除対象ですが、ライム病や感染症を引き起こす、さらに危険なマダニが室内に入り込むこともあります。

ダニの被害1:ダニアレルギーを起こす

このダニに対する抵抗力がない場合、アレルギーを引き起こしてしまうのも、駆除の方法を入念にしたい理由です。家のダニが誘発するアレルギーとしては鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど花粉症的な症状があり、ひどい時にはぜんそくのように咳き込みが止まらないなど、重篤な状態にも陥ります。

ダニの被害2:アトピー性皮膚炎を起こす

さらに見た目に影響を及ぼして問題なのが、アトピー性皮膚炎の状態です。食べ物アレルギーの人のほか、ダニアレルギーが酷い人も、皮膚のかゆみが止まらず、カサカサ・ボロボロになってしまうアトピーになりがちです。駆除することは勿論、治すには薬や消毒、食事療法などでの対処が必要になります。

ダニが発生・増殖する条件とは?

湿気が多い

彼らダニにとって住心地の良い部屋は、適度に湿気があり、エサとなる人や動物がいる場所です。湿気がこもる部屋では、特にダニはよく繁殖を繰り返します。時期を問わずこまめに駆除をするのと同様に、家の換気や除湿をすることも、ダニ対策の効き目を向上させる方法です。

ずっと掃除やダニ除去をしてない

日頃からまるで掃除やダニ駆除を行わない家は、特に温床となってしまう傾向があります。古い家は勿論のこと、比較的に新しい家の部屋でも同様です。ダニ駆除には様々な方法が存在しますが、寝具や畳など場所ごとに、効き目のある方法を幾つも併用し、定期的に行うことで駆除が確実となります。

ペットがいる

もしも何かのペットを飼っているなら、部屋にダニが増殖している可能性が高めです。何故ならどんなにシャンプーをしてあげても、放し飼いの猫や散歩を好む犬は、地べたを歩いたり寝転がったりするからです。ダニが体毛の中に入り込んだ状態となり、部屋の中に持ち込まれるのは必然的です。

室内全般でダニが発生した場合の除去方法①

掃除機

ゴミを吸い込む掃除機は、フローリングや畳など場所を問わず、室内全般でのダニ駆除にも不可欠な道具です。近年はサイクロン式やロボット式などが登場していますが、ダニに効き目があるのは吸引力が高い種類。駆除剤で消毒する前に、確実に掃除機をかけたいところです。

掃除機がおすすめの理由

生きているダニだけでなく、空中に浮遊しやすい軽量な死骸もアレルギーの原因となります。他の駆除方法では家のダニの死骸まで回収することは不可能で、掃除機だけが生死を問わずダニを根こそぎ吸い込むアイテムです。掃除機がおすすめというのは、この理由がとても大きくなります。

ダニ駆除情報

【使う対象】室内全般
【頻度】毎日~1週間に数回
【利用条件】なし

室内全般でダニが発生した場合の除去方法②

バルサンなど燻煙型の駆除剤

いかなる場所でも関係なくダニを根こそぎ退治するとなれば、バルサンなどの駆除剤も効果的。バルサンは燻煙型の駆除剤といって、着火することで消毒液の入った煙が室内に拡散します。害虫の種類も関係なく根こそぎ殺虫効果があるので、定期的にバルサンを炊くのがおすすめです。

燻煙型の駆除剤がおすすめの理由

家中の窓をぴしゃりと閉め切り、あちこちの部屋のドアを開け放っておくことで、バルサンはダニ駆除の威力を発揮します。それは煙が家中に浸透して行くためで、ベッドやタンスなど、手の届かない家具の裏までも効き目があります。使用したあとは換気と掃除をすることで駆除の効果をあげます。

ダニ駆除情報

【使う対象】室内全般
【頻度】1~2ヶ月に1回程度
【利用条件】留守中の使用、換気が必須


室内全般でダニが発生した場合の除去方法③

ダニよけシート

手間いらずにダニ駆除を進めたいなら、シート状のアイテムがあります。ダニよけシートなどと呼ばれているこの商品は、ただ家の気になる場所に設置するだけで効果を見せ始めます。ダニよけシートは室内のあらゆる場所で使いやすい特徴を備えていて、ダニ駆除の補助として最適です。

ダニよけシートがおすすめの理由

シートにはダニが好む誘引物質が含まれているので、ただそこに置くだけでどんどんダニが集まるという仕組みです。1枚あたりのサイズは小さめなので、あちこちの部屋に1枚配置するのみです。ダニが集まったシートは燃えるゴミとして出してしまえば、駆除は完了しています。

ダニ駆除情報

【使う対象】室内全般、家具の中
【頻度】3ヶ月に1回
【利用条件】シート交換が必須

室内全般でダニが発生した場合の除去方法④

ダニ駆除スプレー

徘徊するダニが気になったら、家のどこでも使っておきたいのがダニ駆除スプレーです。手軽に運べるサイズと重さで、安価に購入できるので常備しておくと安心感を高めます。ダニ駆除スプレーについても、部屋の掃除や除湿や消毒と併用することで駆除の効き目を向上させます。

ダニ駆除スプレーがおすすめの理由

床の表面に対して効果を発揮するタイプが一般的ですが、畳に針を刺して中から駆除を進める種類もあります。近年のダニ駆除スプレーは、駆除剤に人体に有害な物質を含まない種類も登場しています。そんなタイプなら、布団などの寝具や衣類に利用してみても安心感があります。

ダニ駆除情報

【使う対象】室内全般、寝具、家具の中
【頻度】気になった時
【利用条件】吸い込まないこと

室内全般でダニが発生した場合の除去方法⑤

パウダー駆除剤の屋外散布

部屋の中に各種のダニが確認された場合、屋外に駆除剤を散布するのも駆除の効き目を向上させます。それはダニが外から入ってくるケースが多々あるためで、屋外のダニ発生源を根こそぎ潰すことで問題を無くすことにつながります。玄関の外や基礎周りに、パウダー状の駆除剤を散布するのが基本です。

駆除剤の屋外散布がおすすめの理由

サラッとしたパウダー状の駆除剤を蒔けば、その場所のダニは完全に死滅しています。駆除剤は1度散布すると2週間から3ヶ月は効果を持続するため、その間は家周りでダニが増えたり、自宅に入り込む心配が減ります。多くの駆除剤は、アリやゴキブリなどの害虫にも効果を出すので一石二鳥です。

ダニ駆除情報

【使使う対象】屋外
【頻度】2周間~3ヶ月に1回程度(製品により異なる)
【利用条件】駆除剤が雨で流れない場所

畳にダニが発生した場合の除去方法①

クエン酸水で拭き掃除

和室空間に敷かれている畳の掃除は、雑巾がけが基本になります。しかしダニが発生している畳の場合、水拭きをするだけでは駆除の効き目は今ひとつ。だから畳のダニ駆除をする場合には、クエン酸水を使うことで消毒と掃除の威力を上げるのがおすすめです。

クエン酸水で拭き掃除がおすすめの理由

飲むと健康にも良いクエン酸は、掃除に使うことで除菌とダニ駆除を一気に成し遂げるアイテムです。何故なら雑菌とダニはクエン酸の成分に抵抗できないからです。畳のダニ駆除ではクエン酸水のスプレーを作り、吹きかけながら雑巾がけを行います。掃除の後は畳をよく乾燥させることも大切です。

ダニ駆除情報

【使う対象】和室の畳
【頻度】1~2ヶ月に1回程度
【利用条件】乾燥が必須

畳にダニが発生した場合の除去方法②

畳の天日干し


昔からの習慣を受け継いでいるお宅では、からりと晴れた日に畳の天日干しをする光景が見られます。この畳の天日干しは、畳を消毒してきれいな状態で保ち、長持ちさせるには不可欠です。そして部屋の手の届かない場所にいるダニの駆除の観点でも、効き目を高めてくれる方法です。

畳の天日干しがおすすめの理由

強烈な日光と自然風を畳に当てることによって、ダニが好む湿気を全て奪い去ります。畳の天日干しをするなら良く晴れた日に限定で、日光によるカビ防止、ダニの消毒の効果も得られる方法です。畳を上げた和室の床面の掃除ができることも、ダニ駆除の観点から重要です。

ダニ駆除情報

【使う対象】和室の畳
【頻度】2~3ヶ月に1回程度
【利用条件】晴れた日、乾燥している日

カーペットにダニが発生した場合の除去方法①

カーペットの丸洗い

いつも掃除機をかけていても、なかなかダニが絶滅しないのがカーペット。毛が長いものや分厚いタイプのカーペットは、特にダニの温床になりやすいものです。ダニ駆除をするなら駆除剤による消毒や掃除機だけでなく、カーペットの丸洗いをしてしまうのが一番手っ取り早く効き目を見せます。

カーペットの丸洗いがおすすめの理由

もし近所にコインランドリーがあれば、カーペットの丸洗いもらくらくです。大容量の洗濯機と乾燥機を使えるからで、洗剤と乾燥の効果によって、ダニは完全に駆除されます。丸洗いをする場合には、カーペットを敷いていたフローリングなどの床面と、周囲の掃除も不可欠です。

ダニ駆除情報

【使う対象】カーペット
【頻度】1~2ヶ月に1回程度
【利用条件】非固定のカーペット

寝具・衣類にダニが発生した場合の除去方法①

布団干し

とても寝心地が良いと感じさせる布団は、乾燥してふわりとした肌触りが大切です。そんな状態を生み出すのなら、晴れた日に布団を天日干しするのが一番です。太陽の光の下で布団や寝具を干すことによって、厄介なダニを駆除する効果も得られます。

布団干しがおすすめの理由

身体が干からびてしまうので、ダニは強い太陽の光をとても嫌います。布団を干すならできるだけ時間を取り、裏返して干すことや、叩いてホコリやダニを追い払う作業も大切です。布団干しは他の方法に比べてもお金をかけず健康的に、ダニ駆除を進められる魅力もあります。

ダニ駆除情報

【使う対象】布団、寝具
【頻度】1週間に1~3回程度、晴れた日
【利用条件】晴れた日、乾燥した日

寝具・衣類にダニが発生した場合の除去方法②

洗濯

大切にしていた衣類にダニがいることが判明したなら、駆除剤を使うより健康的で確実なのが洗濯です。洗濯をする時には防ダニ洗剤を用いることで、ダニの発生を抑えられます。さらに衣類に発生した場合にはタンスにもダニがいるので、その適切な対策も必要になります。

洗濯がおすすめの理由

何より熱と乾燥を嫌うのがダニですが、水に長時間浸ることも不得手とします。それに加えて防ダニ洗剤も使ったり乾燥器や天日干しにかけられるものだから、ダニは衣類を洗濯すれば生きられません。駆除するには簡単な方法ですが、タンスを駆除剤で消毒したり、掃除することも忘れてはいけません。

ダニ駆除情報

【使う対象】布団、寝具、衣類
【頻度】毎日、あるいは気になった時
【利用条件】乾燥させる

寝具・衣類にダニが発生した場合の除去方法③

布団乾燥機

空模様が雨続きになれば、布団干しや洗濯にも多大な影響が出てきます。しかし雨の日の部屋で寝具や衣類の乾燥をしたいなら、布団乾燥機があれば大丈夫。近頃の布団乾燥機は小型ながらも気軽に使えるパワーのあるタイプが登場していますが、ダニ駆除モードも備わっているものがおすすめです。

布団乾燥機がおすすめの理由


かなりの熱風がノズルから放出される布団乾燥機を使えば、大人用の布団でも30分~1時間程度でダニ駆除が完了します。効き目を上げるポイントは、温風がまんべんなく布団に当たるよう、ノズルを移動させること。衣類の場合、袋に衣類を詰め込んで乾燥させることで、ダニ駆除の効率を高めます。

ダニ駆除情報

【使う対象】布団、寝具、衣類
【頻度】1週間に1~2度、あるいは気になった時
【利用条件】なし

寝具・衣類にダニが発生した場合の除去方法④

アイロンがけ

仮に洗濯してる時間もないなら、手早くできて効き目も強めなアイロンがけもおすすめな方法です。家庭用のアイロンの温度は100~200度に達するため、衣類や寝具についてのダニ駆除の効果は優れています。特に朝のお出かけ御の準備をする時、すぐ着る衣類のダニ駆除には重宝します。

アイロンがけがおすすめの理由

シューッと熱々なスチームを当てる方法が、アイロンを使うダニ駆除で威力を見せます。高温のスチームが衣類や寝具の中に行き渡って、厄介なダニを根こそぎ死滅させ、雑菌も消毒します。シャツ1枚だけのアイロンがけなら、表と裏からスチームを当てるのに1分とかけないのもメリットです。

ダニ駆除情報

【使う対象】衣類、寝具
【頻度】毎日、気になった時
【利用条件】スチームを当てる

寝具・衣類にダニが発生した場合の除去方法⑤

クリーニング屋

どれだけ対策を試みても一向にダニ被害が減らなかったり、寝具や衣類の量が多いなら、駆除をクリーニング屋にまかせてしまう手段もあります。プロの仕事は、ダニの居場所を無くす作業が複数も揃っているのが魅力です。料金はそれなりにかさみますが、クリーニング屋なら効き目の確実性が高めです。

クリーニング屋がおすすめの理由

まず一般家庭とクリーニング屋の設備や道具を比較しても、ダニ駆除の効き目の違いは明白です。それはクリーニング屋では消毒力やダニ駆除力のある洗剤、強力なスチームのアイロンや乾燥機などが揃っているから。部屋の気になるカーペットや布団など、大きな布製品も依頼できることもメリットです。

ダニ駆除情報

【使う対象】衣類、寝具、カーペットなど
【頻度】1~数ヶ月に1回、または気になった時
【利用条件】衣類や寝具を店舗に運べること、あるいは回収と配達が可能なエリアに居住していること

ダニ駆除で健康を目指そう

複数のダニ駆除方法の併用で

いつもお部屋の害虫として君臨するダニは、色んな方法で駆除できることが分かりました。場所によって駆除のやり方を使い分けるのも良いですが、掃除や消毒などの方法を併用することで一層効果を高めます。ダニ被害に合わないためにも、駆除作業は定期的にやっておきたいですね。

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