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ファイントラックのシュラフの評判は?国産ブランドが作る魅力や機能性を解説!

ファイントラックが発売しているシュラフは化繊シュラフでも、ダウンシュラフとも違う第三のシュラフです。ファイントラックが開発した独自の素材ポリゴンネストを中綿に使った新しいシュラフの魅力や特徴をまとめてみました。登山が好きな方におすすめです。
2020年8月27日
揚げ餅
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ファイントラックとは

新進気鋭の新しいブランド

ファイントラックは2004年にできた新しいアウトドアブランドで兵庫県神戸市に本社を置いています。作っている製品はどれも特徴があるものばかりで、一番最初に作られた製品はテントやシュラフ(寝袋)ではなくカヌーやカヤックなどの濡れるアクティビティで大活躍する撥水性ウエアです。ファイントラックが発売したウエアは従来のものよりも体温を保ちながら陸上では気的な通気性を確保した全く新しいウエアを販売しました。

ファイントラックは生地や裁縫技術がすごい

2004年発売した世界でも類を見ない新しいウエアは高く評価されロングセラーとなりました。使われている素材は大手合繊メーカーと共同で作られた新しい素材が多くファイントラック以外では作れない物が多いです。そして2013年には全く新しいタイプのシュラフ(寝袋)を発売し、2016年には非常に軽量かつ耐久性の高いテントを発売し、2019年には新作のウエアを販売しています。現在も高い評価を受けているギアが多いです。

ファイントラックのシュラフは画期的

ファイントラック独自の素材使った寝袋

Photo byOpenClipart-Vectors

ファイントラックは独自の素材を使った2013年にスリーピングバッグを発売しています。スリーピングバッグとは寝袋のことでシュラフと同じ意味です。シュラフ(寝袋)といえば2種類の断熱材と2種類の形状がありますよね。扱いやすく安価で耐久性もある化繊シュラフ、暖かくて軽く、コンパクトになるダウン。形状は家族で使いやすく寝袋に馴染みがない方でも違和感がない封筒型、体を覆い保温するので暖かいマミー型の2種類です。

第三の中綿ポリゴンネスト

ファイントラックのシュラフは上記の2種類の中綿には全く当てはまらない新しい素材を使用しています。それがポリゴンネストです。形状は従来からあるマミー型になります。この新しい寝袋はベテランのクライマーや登山家から評判が分かれているようで耐久性に注意したほうがいいという方もいれば、問題なく使えるという方もいます。従来にはない素材を使用した寝袋なので意見がわかれることはしかたがありません。詳しくは後述しますね。

ファイントラックのシュラフはバリエーションが豊富

ポリゴンネストとはシート状の合成繊維をしわくちゃにしているものです。従来の化繊、ダウンとも違うのでたくさん魅力があります。さらにファイントラックはいつでも登山やキャンプで使えるように暖かさが違うシュラフが数点あるのでいろいろな選び方ができるようになっています。またファイントラックのシュラフの新しい素材のシュラフとはいえ基本的な選び方は従来と同じです。対応温度は-7~9度までの5種類です。

ファイントラックのシュラフの選び方1

使える温度による選び方

Photo byPublicDomainPictures

キャンプで使うシュラフも登山で使うシュラフも必ず必要になる選び方が、使える温度による選び方です。ファイントラックのシュラフはヨーロッパの規格を採用した信頼できる温度の測り方をしているのでわかりやすいと評価されています。ヨーロッパの規格ではエクストリーム温度では使わないようにし、リミット温度、コンフォート温度を参考にして選びましょう。エクストリームは使ってはいけない温度帯と覚えると大丈夫です。

コンフォートとリミットについて


コンフォート温度は筋肉量の少ない方や女性など寒さに弱い方が安心して眠れる温度の目安となります。そのため体温が高く筋肉量が多い方、新陳代謝がいい方だとコンフォート温度でシュラフを使用すると薄着でも快適に過ごせます。リミット温度はしっかり服装を整えると快適に寝られる温度になるので少なくともシュラフを選ぶ時はこの温度が目安となります。ファイントラックの新素材ポリゴンネストでも目安は同じです。

ファイントラックのシュラフの選び方2

形状についての選び方

ファイントラックのポリゴンネストを使用したシュラフはすべてマミー型ですが、使える温度によって作りが多少違います。一番寒さに強いモデルだとファスナーから冷たい空気が入らないようになっていたり、足元から冷え込まないように足元が厚めになっていたりします。逆に夏に使うようなモデルだとファスナーまわりの工夫がないなどの違いがあるのでよく確認して選ぶようにしましょう。

大きさによる選び方

ファイントラックのポリゴンネストを使った寝袋は、185cmまでの通常サイズと女性や子ども向けのショートサイズがあります。マミー型はみの虫のように体をすっぽり覆うことで保温できるので自分の身長に合った大きさを選ぶということも大切です。登山だからといって軽いショートを選ぶというのは快適に寝られない原因になりますよ。

色で選ぶ

ファイントラックのシュラフは色で性能が違います。他社のシュラフのように色の好みで寝袋は選べないので注意しましょう。登山で便利なウルトラライトは暖かい時期のみとなります。

ブルーUL 9度(リミット温度)
グリーン 7度
イエロー 3度
オレンジ -2度
レッド -7度

ファイントラックのシュラフの魅力1

コンパクトで登山でも使いやすい

Photo by konitomo1027

ダウンには勝てませんが、従来からある化繊と比べるとファイントラックのポリゴンネストを使用した新しいシュラフは化繊よりコンパクトに収納できるところが魅力です。そのため徒歩でも持ち運びやすくなります。1枚のシートをしわくちゃにしてして、保温に役立つ空気の層を確保しているだけなので軽く一番軽量なブルーUL(ウルトラライト)では9度まで対応しØ11.5×17cmという小さな収納サイズになります。

ファイントラックのシュラフは軽い

Photo bySponchia

収納サイズが小さいだけで重たいとあまり意味はありませんが、ファイントラックのシュラフは登山でも持ち運びしやすい重さです。メーカーや使用快適温度などによって差はありますが、化繊シュラフより30~40%ほど軽くなっていています。コンパクトかつ軽量というところが従来の化繊にはない魅力です。薄いシートをしわくちゃにして使っているだけですが、保温力もあり革新的なシュラフとなっていて発売当初から評判になっています。

ファイントラックのシュラフの魅力2

水に強い

Photo byronymichaud

化繊シュラフは濡れてもまだ保温性はあるのですが、暖かいダウンシュラフは濡れてしまうと中綿が縮かみふわふわとした空気の層を維持できなくなるので一気に保温力が下がります。ファイントラックの新しい素材を使ったシュラフは、濡れても水があまり染み込まず保水することにないので空気の層を維持し寝汗や結露によって保温力が下がりにくいです。化繊も水濡れに強いですがポリゴンネストはそれ以上と言われています。

乾きやすい


濡れた状態でもあまり保温力の低下につながらないファイントラックのシュラフですが、ダウンや化繊といった従来の中綿よりも素早く乾く性質があるので、連泊する場合もトレッキングをたてて間にロープ張りシュラフを干すと短時間できれいに乾くという特徴がります。もともとファイントラックは撥水、速乾のウエアにたけている企業なので従来にはない素材もベストセラーとなったウエアと同様に水濡れに強く速乾性があります。

ファイントラックのシュラフの魅力3

縫い目が少なく冷たい場所がない

一般的なダウンシュラフでも化繊でも中綿の偏りを防ぐための縫い目が等間隔に入っています。それがシュラフ特有の凸凹とした模様にのように見える筋です。縫い目がある部分は、中綿がないのでコールドスポットと呼ばれる保温力がない場所になります。ファイントラックのシュラフは中綿が1枚のシート状になっているものなので、偏りを防ぐための縫い目が少なくなっていて結果的にコールドスポットも少ないので保温力があります。

意図的に縫い目をずらしている

より保温力のある上位のモデルは縫い目が表と裏で重ならいように意図的にずらしコールドスポットの発生をより最小限にしています。たんに素材が新しいだけではなく小さな工夫があるので、中綿がぎっしり詰まっていなくてもしっかり保温できるシュラフに仕上がっています。またもともと1枚のシートなのでポリゴンネスト自体偏りにくいと言われているので扱いやすいです。

ファイントラックのシュラフの魅力4

現在発売されているものはリ・デザイン版

新素材の従来にはないシュラフということでいい評判、悪い評価などさまざまな評価がファイントラックに寄せられたことにより現行モデルは、従来のファイントラックのシュラフからより使いやすくなった新しいタイプになっています。構造の再設計やファイントラックの独自規定での使用温度範囲の算出からヨーロッパの規格に統一することでユーザーが、選びやすくなっていたりと小さな変化ですが全体的に使いやすくなっています。

他社のシュラフとの違い

ジッパーが勝手に開かないようにするためベルクロで止める方式が一般的ですがファイントラックのシュラフは磁石でくっつけるだけなので簡単と言われています。またシート状の中綿なので化繊より収納しやすく適当に押し込むだけでいいところも魅力の1つです。

ファイントラックのシュラフの注意点

耐久性について

画期的なシュラフですが、注意点もあります。シートをしわくちゃにしているものが中綿になっているのでしわが伸びてしまうと保温力が下がってしまいます。よって耐久性については意見が分かれるところになります。少しでもロフト(厚み)が下がったなと思う場合はファイントラックに相談したほうがいいでしょう。シュラフの耐久性は保温力に関係するので大切です。

シワが伸びても修復できる

ファイントラックに依頼するとシュラフも再びしわができるように再加工してくれます。耐久性がないと思う方もアフターフォローがしっかりしていると安心して使えますね。またファイントラックのシュラフは信頼できる日本製です。耐久性が気になる方は公式サイトですすめられている手入れを徹底しましょう。

ポリゴンネスト:registered:のお手入れ方法・取扱い説明書 | 国産アウトドアブランドのファイントラック
ポリゴンネスト:registered:のお手入れ方法・取扱説明書をご提供しています。長くお使いいただくために、ご参照ください。

ファイントラックのシュラフの評判・評価

軽さに関する評価・評判

出典: https://image.rakuten.co.jp/auc-odyamakei/cabinet/000616/9999995354032_1.jpg

ポリゴンネストを使用した寝袋の売りである軽さ、暖かさに対する評価、評判です。従来の化繊よりコンパクトになり軽くて暖かいということで非常に高く評価されています。サイズも女性の方が使いやすいショートサイズもあるので誰でも利用できるシュラフです。

軽い!すごく軽い:bangbang:︎そして暖かい(^-^)b サイズ感も素晴らしい。

機能に関する評価・評判

出典: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/kojitu/cabinet/finetrack01/4573406378609_5.jpg

新しいシュラフということで、いろいろな方が評価しています。軽くてコンパクトと思う方がいれば化繊より少し小さい程度と思う方もいます。新しい素材なので耐久性を気にする方もいてこれからどんどん発展していく可能性があるシュラフになっています。

ダウンと化繊の中間ぐらいと思い購入しました。ですが、収納の大きさはまだ化繊よりに感じます。機能は、期待どおりでした。あとは、耐久性が気になるところです。

ファイントラックのシュラフのまとめ

新素材で可能性がまだまだあるシュラフ

従来にはない新しい素材を使った新しいタイプのシュラフなのでこれからどのように発展していくか楽しみなシュラフです。軽くて収納サイズがコンパクトで保温力があり、水濡れに強い素材は登山では非常に使いやすいシュラフとなっています。また収納サイズが小さいのでバイクでキャンプをするという方にもおすすめです。色で性能が違うので間違えないように気をつけてくださいね。

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暮らし~のにはシュラフに関するいろいろな記事があります。よかったらチェックしてくだいね。