【ジャクソン特集】名作の陰に隠れた逸品「アーティストFR55」の魅力に迫る!

【ジャクソン特集】名作の陰に隠れた逸品「アーティストFR55」の魅力に迫る!

シーバスのデイゲーム用に生まれたアーティストFRシリーズ。そのフラッシング能力とハイパワーなアクションは渓流のトラウトにも効果てきめん!渓流用にチューンされた、海外で圧倒的な支持を得るアーティストFRの魅力について語ってみたいと思います。

記事の目次

  1. 1.アーティストFRシリーズの特徴
  2. 2.アーティストFRがトラウトに効く理由
  3. 3.渓流でのアーティストFRの使い方
  4. 4.最後に

アーティストFRシリーズの特徴

元々シーバスのデイゲーム様に開発されたこのミノー。105・80・70 と、3つのサイズ展開に加えてトラウト用に55が存在します。シーバスは暗闇でもベイトを認識出来る様にとても視力に優れる魚です。そんな魚を日中釣ろうとしてもルアーを見切られてしまいます。

高速リトリーブに対応した超ストロングスタイル

そこで必要と成るのがルアーを見切らせない様にする為の高速リトリーブなのですが、通常のミノーだとレンジを外したり、リップが水を掴み切れなくなって水面から飛び出してしまいます。つまりアーティストFRシリーズは「高速リトリーブに対応し、流れに強く、レンジキープ能力に優れ、強いフラッシング能力を持ったミノー」という超ストロングスタイルミノーなのです。
 

アーティストFRがトラウトに効く理由

話をトラウトに戻しましょう。ご存知の通りトラウトは流水で生活し、上流を向いて流れてくるエサを狙っています。この為釣りをする際は上流に向かってルアーをキャストするアップストリームで釣りをしていく事を頭に置いておいて下さい。
 

リップ

上流から下流に向けてトレースするという事はミノーの様に小さなリップでは水を掴み難く、アクションを起こし難い状態にあります。しかし、アーティストFRは台形型のリップによって通常のミノーよりもより多くの面が水を捉える仕様となっているのです。また、チェイスが見えるとどうにか食わせようと力んでトゥイッチする事でレンジを外してしまいがちですが、このリップがレンジキープをサポートしてくれるので、レンジを外すこと無くバイトに導きます。

低重心

高速リトリーブや流水に耐えられる安定性を得るには低重心が欠かせません。また、トラウトの様にトゥイッチングアクションを多用する釣りでは、ルアーが平打ちした後直ぐに元の姿勢に戻る事が必要。この復元力で連続した平打ちアクションを出す事が出来るのです。また、極端な低重心はキャスト時にルアーがバタつく事無い為、飛距離アップにも一役買っています。

強波動

前述の台形型リップと低重心ボディによって発生するのが、強波動のワイドウォブンロールアクションです。トラウト用のミノーはロールアクション主体の大人しい波動を発生するものが殆どですが、アーティストFRは元々シーバス用アイテムという事も有り、広範囲への集魚効果とリアクションバイトさせる為の激しいアクション設定と成っています。人気フィールドでは先行者がミノーを撃った後でもアーティストFRでは違ったインパクトを与える事が出来るのです。
 

平面ボディー

ミノーはより小魚に似せたデザインにする為、丸みを帯びた形状にするのが良いとされています。しかし、ボディ側面が曲線に成る事でリアルさは再現出来るのですが、光の反射が柔らかくなってしまいます。より強いフラッシングでターゲットにリアクションバイトさせる為に、アーティストFRシリーズではリアルさを犠牲にしてまでもボディ側面を平面にして、フラッシング効果を優先させています。
 

渓流でのアーティストFRの使い方

小渓流

細い流れでピンスポットを狙う様なシチュエーションでは、アップやアップクロスにキャスしてトゥイッチングで誘いを掛けるのがセオリーです。この時ルアーの抵抗を感じる程度ロッドをあおると、左右に首を振る様なアクションが生まれます。これによってボディ側面で光を反射しリアクションバイトを誘発させます。
 

中規模河川

河原が広くポイントに対してクロスの位置に立ち位置を取れる場合はドリフト+トゥイッチングも有効です。アーティストFRはセンター重心の為フォール姿勢は水平フォールとなります。この水平フォール時に魚が流下する小魚と認識し追尾したところでトィウッチで誘い食わせるというイメージです。
 

大場所

淵や落ち込みの釜の様に広いポイントではトラウトがミノーを認識しなったり、気付いても反応しないケースがあります。そんな時でもアーティストFRは大きなアクションと強い波動でのアピール可能。また、大型トラウトは食性よりも威嚇の意を持ってルアーにバイトする事が殆どです。FR70やFR80の大袈裟なくらいのアクションに好反応する事もあるので、トラウトが居そうな雰囲気が有るのに反応が無い場合は試してみる価値は有ると思います。

最後に

渓流のトラウトフィッシングで欠かせない存在と成った「ミノー」ですが、その種類の豊富さからつい一括りにされてしまいがちで、名作の陰に隠れた物も存在します。見た目では解らなくても、良く使い込む事で外見では知り得無かったった個性が見えてきたりもします。日本国内ではマイナーな存在のアーティストFRですが海外ではアスリートを凌ぐ程の人気を博している様です。皆さんも是非アーティストFRシリーズの脅威の破壊力を体感してみては如何でしょうか!?

アーティストFRを使った実釣エピソード

過去にアーティストFR55とFR70を使って好釣課を得た釣行記をご紹介します。ご覧いただければ嬉しいです。

フカヅメ [渓流と湖の釣り/IN THE FIELD vol.39] | ルアーライフマガジン
大物と対峙した時、釣り人は時間の流れが変わった感覚に陥る事があります。 保護色でカモフラージュされた筈の魚でさえ目で捉える事が出来て、周囲の音が聞こえなく成り、視界は一点にロックされた様な…。

トラウトフィッシングが気になる方はこちらもチェック!

この他にも暮らし~のではトラウトフィッシングに関する記事を掲載しています。小魚ではなく虫パターンルアーでもトラウトを狙ってみたい方はこちらの記事もお勧めです。

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梅雨が明けるとミンミンと夏の本格到来を告げる声が聞こえてきます。そうなるとトラウト達の意識も「虫」に向けられる様に。ポトリと落ちた虫ルアーに向かって豪快に沫を上げて喰い付くトラウトの激しいバイトシーンはクセに成る事間違いなしです。
木下進二朗
ライター

木下進二朗

Jackson社フィールドスタッフ 静岡、山梨の渓流をメインフィールドに活動中。


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