大地農園/三又ソフト・100cm 約5本 白/52382-011
はじめに
北欧風スワッグの飾り方や作り方・アレンジを紹介!
花束を作るようにお好みのドライフラワーを束ねるだけで、初心者の方にも簡単に作れる素敵な飾りスワッグ。使用する材料を選ぶことでクリスマスらしさがあふれる作品を作ってみませんか?クリスマススワッグ向きの植物の種類から作り方・おしゃれなアレンジ方法・飾り方のコツまで解説します。
北欧風スワッグについて
スワッグは見たことがあるけれど、具体的に説明するほど詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。まずはスワッグについて知ることでこの素敵な飾りをより身近なアイテムとして感じることができるはずです。よく似ているリースとの違いとともに御覧ください。
スワッグとは
スワッグとはドライフラワーにした植物を束ねた装飾品のこと。壁に掛けたりテーブルに置いたりという目的で作られますので一方向からだけ眺めるようにそれぞれのパーツが構成されているのが特徴です。
リースとスワッグの違い
よく似ているボタニカルな飾りにリースがありますが、大きな違いがその形です。輪に作らなければいけないリースと比べてひとつの点でまとめれば良いので初心者にも簡単にはじめられるドライフラワーアレンジメントといえるのがスワッグになります。
北欧風なインテリアに似合うスワッグ
材料として常緑のグリーンを使ったりすることが多いので白を基調とした北欧インテリアによく合うといわれているスワッグ。北欧風な部屋といえば棚など壁面を使った壁収納や装飾も有名ですね。壁に吊るすのが基本的な飾り方のこのアレンジはまさに北欧風インテリア向きの飾りといえます。
おしゃれなクリスマススワッグ向き植物の種類①
スワッグは市販のものもありますが自分で作られる方がほとんど。フラワーショップやカルチャスクールで材料込みで講習会が開かれていたりしますが、人気の手習いなのでなかなか受講できない場合も。それほど難しい作業は必要としませんので独学でもスワッグづくりは可能です。まずはその材料となる植物の種類や選び方をクリスマスに合うものをチョイスしてご紹介します。
クリスマススワッグにしたい植物は
スワッグの作り方はクリスマス用通常の方法と違いはありません。上手に仕上げるには材料となる植物選びにコツがあります。まずは材料となるおすすめの植物の種類を見ていきましょう。
ドライフラワーになりやすい植物
スワッグ向きの植物の第一条件は、生花よりも長い期間飾ることができ美しさを保つためにドライフラワーになりやすいものであるということがあげられます。
クリスマスらしい雰囲気の植物
特にクリスマスと飾るシーズンを限定するならそれらしい雰囲気のあるものを選ぶのも大切で、その選び方としてカラーは重要になるでしょう。
種類1.バラ
リースなどにも使われることが多いバラの花。乾燥させやすいということと色が豊富であるという2つの利点があります。
バラの豊富な色でクリスマススワッグやリースを
クリスマス用として使えそうな色や大きさをチョイスしてスワッグに仕立てましょう。ドライフラワーにするのに少しコツがいりますが蕾やバラの実を使う方法も多くみうけられます。
おしゃれなクリスマススワッグ向き植物の種類②
一口にスワッグといっても華やかな花をメインに作られる方とより自然な里山の風景のような人の手の入っていないナチュラルさを求めて制作されるものとの2種類に分けられます。そのどちらにも合う便利な素材がこのよく見かける身近にある木の実です。
種類2.まつぼっくり
より自然に近い雰囲気の作品づくりをする人にとってクリスマスだけでなく通常からよく使われるのが、まつぼっくりです。よく乾燥しているものは笠が開いているので見分けるのも簡単です。中に虫やゴミが入っていることがありますので、一度煮沸して再度乾燥し直してから使うのがおすすめ。
まつぼっくりはクリスマスカラーに着色しても
まつぼっくりの使い方テクニックの中にカラーで着色するという方法があります。自分の作りたい作品のイメージにまつぼっくりの茶色が合わないと思ったら思い切って色付けしてしまうのもひとつのやり方。いろいろと応用が効くのがポイントといえるでしょう。
おしゃれなクリスマススワッグ向き植物の種類③
クリスマスの歌としても歌われるもみの木は、季節のイベントを代表する植物といっても過言ではありません。寒い時期でも青々としたグリーンの枝はスワッグ作りにもよく利用されます。赤い実やまつぼっくりなどとの相性も良く、使いやすい素材であるというだけでなく飾っておいても日持ちする植物というメリットもあります。
種類3.もみの枝
クリスマスツリーにも使われるもみの枝はまさにぴったりの材料といえます。おしゃれなスワッグは基本的にグリーンをベースに花などを手前に乗せて作るのでそのベースとなるグリーンにもみの枝を使うことで簡単に季節感のある作品づくりができるところがポイント。
クリスマスの定番植物でスワッグやリース作り
シーズンになると入手しやすいというのももみの木をおすすめする理由のひとつです。しかしよいものはリースなどに使う方が大量に買っていってしまうので、残念な枝ぶりのものしか残っていないということも。残り物には福があるとはいいますが、これだけは早めに用意した方がよいでしょう。
おしゃれなクリスマススワッグ向き植物の種類④
大きな花に見える部分は実は葉で花はその中央の小さな部分だけ。ポインセチアのうんちくはこのくらいにして、別名をクリスマスフラワーとも呼ばれるこの植物は色も白と赤があり1つ添えるだけでも存在感のあるよいアクセントとなってくれるおすすめ材料のひとつです。
種類4.ポインセチア
ポインセチアも聖夜のイメージが強い植物ですね。スワッグの作り方のコツとして一番手前に大きなもの・目立つ花などを配置するとまとりやすくなります。まさにその材料として向いているのがこの植物をおすすめする理由のひとつ。
クリスマスカラーの鮮やかな赤を入れたスワッグを
もみの枝にポインセチア・ひいらぎとまさに冬やクリスマスをイメージさせるスワッグです。ポインセチアを使ったことがないという方は、こちらの作品をアレンジ例として参考にされてみてはいかがでしょうか。
おしゃれなクリスマススワッグ向き植物の種類⑤
この季節には赤い実をつける植物は意外と多いです。ナンテンなどが有名ですが、ローズヒップやバラの実なども小さな赤い実をたくさん付けるのでスワッグ作りに重宝します。濃い緑の葉を持つ常緑樹の枝と合わせて素敵な作品づくりができるでしょう。
種類5.サンキライなど(赤い実)
冬のスワッグ作りの材料として人気があるのが赤い実です。作られる方の好みにもよるけれど、あまり派手にしたくない・よりナチュラルさを求めるといった方に多く使われる傾向がある素材。
暖かさを感じる赤い実のクリスマススワッグ
ころんとした丸い形がかわいい赤い実を使うと優しい印象の作品づくりに活用できます。目立ちすぎず、それでいてしっかりと全体をまとめてくれる差し色的な使い方をするとうまくいくでしょう。
おしゃれなクリスマススワッグ向き植物の種類⑥
色を加えてくれる素材は花や実だけではありません。雪が積もったように白い枝は冬を、ひいてはクリスマスを連想させてくれるでしょう。
種類6.白い枝
差し色といえば白い枝もクリスマス感を出してくれるおすすめの材料です。天然の真っ白な枝というのは希少ですが漂白したりカラーリングされたものが多くでまわっています。フェイクの枝はドライフラワーよりも持ちがよく軽くて使いやすいのが特徴。作品のポイントとして上手に活用してください。
冬・雪・クリスマスをイメージさせるアイテム
大地農園/三又ソフト・100cm 約5本 白/52382-011
雪やクリスマスなどを連想させる真っ白な枝。ストレートなものやウェービーな枝もあり見ているだけでも楽しく、動きのある作品作りにも役立ちます。人工の白い枝は手で曲げることもできるタイプもありますので、よりバランスをとりやすくなるのでおすすめ。
北欧風クリスマススワッグの作り方やアレンジ①
それではここからは具体的なクリスマススワッグの作り方やアレンジ方法にふれていきましょう。メインとなる材料や簡単な作り方と一緒にご紹介します。
クリスマスらしいカラーアレンジスワッグ
聖夜をイメージさせる素材を詰め込んだスワッグです。自然なものとフェイクを組み合わせてよりイメージに近いものに仕上げていきましょう。
簡単な作り方と材料
使用しているのはもみの枝・まつぼっくりといった天然素材から人工のボールや金のラインが入ったポインセチアの造花です。束ねるリボンも金の糸が入ったものを使っているのでよりゴージャス感がアップしていますね。太めのロープなどを土台としてワイヤーでくくりつけていきましょう。
北欧風クリスマススワッグの作り方やアレンジ②
少し変わった形に見えるので難しいと感じるかもしれないけれど、重ね方を工夫するだけで少し面白いスワッグを作ることができます。作る手間はかかるけれど、難しいことではないので材料がたくさんあるときにはこのようなデザインにも挑戦してみたいものですね。
綿の実で雪を表現したクリスマスアレンジスワッグ
2つのスワッグをクロスさせ中央に大きな赤いリボンを飾ったかわいらしい作品です。いつもの形に飽きたら、このように同じニュアンスのものを2つ作って組み合わせるアレンジも作ってみてください。
簡単な作り方と材料
材料としてもみの枝などの常緑樹の枝とまつぼっくりなど数種の乾燥させた木の実・綿の実を手でほぐしてふわふわにさせたものとまとめるためのワイヤーや輪ゴム・最後に止めた部分を隠す装飾用のリボンを用意してください。一番後ろにグリーンをその上に木の実や綿の実を置き、まつぼっくりをワイヤーで留め付けリボンで飾ります。
北欧風クリスマススワッグの作り方やアレンジ③
スワッグのまとめ方がよくわからないという方には、動画で作っているところを見ると理解しやすくなるでしょう。ここからは動画でクリスマススワッグを作っているものをご紹介します。輪にしなければいけないリースと違い、ブーケを作るようにまとめるだけという簡単な作りですが、きれいに作るにはコツがあります。
動画で見るクリスマススワッグの作り方
赤い実をメインとしたクリスマスを意識したスワッグの作り方動画です。作っている手順や手元が見えることで、今までリースなどを作ったことがない方でもやり方を理解できるでしょう。材料はあくまでも参考にして、お好みの葉や花・木の実や流木などを組み合わせてください。
簡単な作り方と材料
ここでももみの枝やコニファーなど常緑の枝が材料として使われています。その他にはバラの実や唐辛子などの赤とまつぼっくりといった実、それとまとめるためのワイヤーやリボンを用意してください。バランスを見ながら大きなものからまとめいてき、枝のない実は紐をくくりつけて一緒にまとめて仕上げます。
北欧風クリスマススワッグの作り方やアレンジ④
生の植物だけでなくフェイクの素材も使えばもっとアレンジの幅が広がります。クリスマスらしいカラーを選んでドライフラワーと組み合わせることで、冬らしさが出ているスワッグを作ってみましょう。
ゴールドテーマのクリスマススワッグ
銀色の花や木の実・枝などをまとめて作るホワイトクリスマスをイメージした作品の作り方となっています。クリスマスといえば赤・緑といったハッキリとした色を使ったものも多いですが、雪を連想させる白でまとめるのも雰囲気のある作品ができるのでおすすめ。
簡単な作り方と材料
使用するのはもみの枝や白いポインセチア。その他にもリボンやボール・布製の造花などもあしらっています。先程の作り方動画では紐でつなげてぶら下がるようにしていましたが、ここではグルーガンで直接のぞみの場所に貼り付けています。どちらの方法でもやりやすい仕上げ方で良いでしょう。
北欧風クリスマススワッグの作り方やアレンジ⑤
どう作るのかと疑問も多いのが上下のないタイプのスワッグ。やり方がわかってしまえば難しいものでなく、誰でも簡単に作ることができるでしょう。リースとはまた違う弓なりになったスワッグに使う材料・作り方をご紹介します。
リースに近いデザインのクリスマススワッグ
リースとは少しちがう長いタイプのスワッグの作り方です。枝だけでは作りにくいので植物を固定するためのベースを用います。直線なら長めの枝。このようにカーブを描いたデザインであれば太めのロープが使われることが多いです。両端に紐やリボンをつけてつり下げて飾ってください。
簡単な作り方と材料
このスワッグでメインに使用するのは杉の枝など常緑のグリーン。アクセントとして実のついた枝なども使っています。土台に使うロープやまとめるためのワイヤー、それにリボンも用意してください。作り方はワイヤーを使って一方の端からくくりつけていきますが、中心部分にボリュームを出すときれいにまとまるでしょう。
おしゃれなクリスマススワッグの飾り方例
素敵なスワッグができたらおしゃれに飾り付けしたいもの。最後になりましたが、飾り方例を素敵な画像を見ながら考えていきましょう。自分の家や部屋に飾ることをイメージしながらご覧いただくとインスピレーションが湧きやすいですよ。
飾り方1.壁に掛ける
みんなが集まるリビングや殺風景になりがちな階段の壁、癒やしが欲しい寝室などお好みの場所にスワッグを吊るすのが最もベーシックな飾り方です。吊るす場所の選び方は人の視線が集まるところ。たとえばソファに腰掛けたときに目の前に当たる場所や、入り口を入ってきて自然と目線がいくような壁がそれにあたります。
飾り方2.ドアに吊るす
クリスマスシーズンになると玄関ドアにリースなどを飾るお宅も多いですが、リースよりも作り方が簡単なスワッグを作って飾り付けても素敵です。ときには変わった飾りでクリスマスの演出をしたいと考えている人におすすめ。自分で植物を選んで組み合わせたものなら満足度も高く、より自然でボタニカルな雰囲気が楽しめるでしょう。
飾り方3.棚などに置く
吊るす飾り方をすることが多いスワッグですが、基本の飾り方の中に"置く"というやり方もあります。無機質なオブジェでは癒やしが足りないと感じたら天然素材やそれに近いものでできているスワッグを、玄関のシューズボックスの上や棚などにさりげなくそっと添える感じで置いてください。賃貸物件などで壁にフックが掛けられないというお宅でもすぐに試せる方法です。
飾り方4.食卓に飾る
海外ではよくやる使い方ですが、スワッグをクリスマスディナーの食卓に花瓶の花の代わりに置く飾り方も試してみてはいかがですか?部屋のインテリアや食事のメニュー、キャンドルなども添えることでいつもとは少し違った特別でおごそかなクリスマスの食卓を演出してくれるでしょう。食べ物のそばに置くので使用する素材は香り付きのものは避けた方が無難です。
飾り方5.絵画のように飾る
いつもと同じ壁に吊るす飾り方をするとしても、そこにプラスアルファの装飾を加えることができます。クリスマスの雰囲気をより強調させる吊るし方のひとつとして、画像のようにフレームの中に吊るす方法もおすすめです。まるで額縁の中の絵画のように見える、おしゃれで素敵な空間が演出できるでしょう。
まとめ
スワッグで北欧風のクリスマス飾り
北欧風インテリアによくあう、ナチュラルな装飾品スワッグでクリスマスを彩る方法やその簡単な作り方をご紹介してきましたがいかがでしたか?歴史は古い飾りですがやり方のコツはあれど細かい決まりなどはなく輪であればリース、線状のものであればスワッグと大雑把に考えてしまって良いでしょう。自作するのであればドライフラワーになりやすい植物が向いていますが、それ以外でも造花などを使うことでお好みの花などに対応できます。今年のクリスマスにはぜひ手作りのスワッグでお祝いを華やかに演出してみてはどうでしょうか。
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