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水槽台を安く簡単に自作する方法を解説!DIYで心配な設計図や強度は?

水槽台を購入しようと思ったけれど、高くて買うのに躊躇してしまったという方や、持っている水槽と、販売している水槽台が合わなかったという人もいるのでは?でも、その問題は水槽台を自作してしまえば解決します。安く自作するにはどうしたらいいのでしょうか?
更新: 2021年3月6日
大石ゆう
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水槽台を自作したい

アクアリウムが趣味だという人も最近は多いですね。水槽を買ったのはいいけれど、それを置く台に強度のあるものがないという人は、水槽台を用意しなければいけません。

水槽台を購入してもいいのですが、結構なお金がかかります。自作すれば安く済みますし、持っている水槽の規格に合った水槽台をDIYすることができます。今回は水槽台を作る方法をご紹介していきます。

水槽台を自作するメリット

家にある水槽と規格が合わない!

水槽台をDIYするより、購入したほうがいいのではないかと思う人もいるのではないでしょうか。ですが、調べて見ると家にある水槽の規格と合わない場合や、水槽を何個も持っている場合はそもそも販売されている水槽台に収まりきらないことも多いです。

水槽をたくさん並べておしゃれにアクアリウムを楽しみたいという方は、購入するよりも実際に作ってしまった方がいい場合も多いんです。

水槽台を自作すれば安く製作できる

持っている水槽台の規格に合ったものが作れる、という理由以外にも、水槽台を自作すれば安くDIYできるというメリットがあります。販売されている水槽台を見てみると、30cmのものでも五千円以上するものです。

ですが、ホームセンターで買ってきた材料で製作すれば五千円以下で作れますし、もう少し大きい水槽台の製作であっても、販売されているものよりも断然安く作ることができるんです。

水槽台を作る際の棚の強度について

水槽台は普通の棚のように作ってはいけない

棚を作っていく場合、家具の棚のように製作してしまうと強度が足りなくて壊れる可能性があります。家具の棚が壊れるのとは違い、水槽台が壊れてしまうと水槽も魚も台無しになりかねません。ですから、強度があるように作って行かなくてはいけませんし、作る場合もしっかりと設計図を書いたうえで製作したほうが間違いがありません。

水槽台の強度を増すには

水槽台の強度を増す方法は、キャビネットの柱を二重にしたり、枠の中にもう一本支えの木を入れることです。写真を見ても分かる通り、木で枠を作り、その外側に柱を付けてDIYしています。

また、四角い枠の中にもう一本木材をプラスすることで強度を上げています。水槽が大きくなれば、さらに重さがかかるので、キャビネットの横にもう一本木材をプラスするなど強度を増やしていきましょう。その際は設計図を書いて製作したほうが安心です。

水槽台を安く簡単に自作する方法をご紹介!

では、実際の作り方をご紹介していきます。水槽台を作るには、ホームセンターで売っている木材を購入すると思います。日頃からDIYを行っていて、木材をカットする道具などがある人はいいのですが、ない場合はホームセンターで切ってもらう手もあります。

その場合、設計図をしっかり作っておけばホームセンターで慌てる必要もありません。では、水槽の大きさに合わせた水槽台の作り方を見ていきましょう!

水槽台を安く簡単に自作する方法①30cm


30cmの水槽台を簡単な材料で自作!

これは30cmの水槽台をDIYした動画です。蝶番で扉も作り、中に物が入れられるようにしています。木材に塗装しているので、おしゃれなキャビネットに仕上がっています。

水槽台には塗装がいらないと考える方もいるかもしれませんが、塗装するだけでおしゃれなキャビネットにできますし、インテリアに合ったものが作れるので塗装も考えてみるといいですよ。

30cm水槽台の作り方

この作り方も、ツーバイフォー木材を使って水槽台を製作しています。木材をカットし、それを塗装していきます。全体に塗装ができたら乾かし、製作開始です。ドリルで下穴を開けてからビス止めをします。

枠の間に一本木材を入れ、強度を付けていますね。枠ができたら、外側の木材もビス止めしていきます。通常の棚は一本一本木材を組み合わせていきますが、水槽台は枠を作り、そこの枠の外側から木材を付けていきます。

水槽台を安く簡単に自作する方法②95cm

95cm水槽台を簡単DIY!

この方は、もともとカラーボックスを二つつなげて水槽台にしていたようですが地震などの時に強度が心配だったそうで、改めて自分で水槽台を作ることにしたそうです。材料費は6千円。

しっかりとパソコンで設計図を書き、強度を考えて作っています。やはり、自作であれば持っている水槽の規格や、水槽の数に合わせて作ったり、棚も取り付けられるのでいいですね。

95cm水槽台の作り方

使う材料はこちらも同じ、ツーバイフォー木材で95×33×75cmの棚を作っていきます。設計図ができたら、その設計図を持ってホームセンターへGO!そのサイズに合わせてホームセンターで木材を切ってもらいましょう。

この方はボンドで仮止めして安定させてから作っています。木枠を組み立て、ビス止めして設計図通りに作り、ニスを塗って完成。また、この方は壁にL字で固定して地震対策もしています。

水槽台を安く簡単に自作する方法③180cm

180cmキャビネットを製作する!

180cmのものを作る場合、今までのキャビネット以上に強度を付けなくてはなりません。この方が作っているものは、キャビネットの左右の木枠を二重にし、さらに側面や上下の木枠にも一本木材を入れて強度を増しています。

水槽台を作る場合は、計算して作った方が失敗がないので、設計図を書いて寸法を把握したうえで材料を購入してください。

180cm水槽台の作り方

作り方の動画は、3分54秒から始まります。木材にペンでビス止めの印を付け、穴を開けていきます。ボンドを付けた木材を組み合わせてビス止めしていきます。

大きな水槽台なので、この方は横の木枠は二重にして強度を増しています。土台と上の木枠にも支えの木材が入っていますし、表側面と裏側面の真ん中にも一本木材を入れてしっかりと強度を考えた水槽台を製作しています。


水槽台を安く簡単に自作する方法④225cm

225cm水槽台を自作する!

225×61×90cmのキャビネットを作っています。この方は何度も作っているので設計図は書いていないそうなのですが、初心者の方はしっかり設計図を書いたうえで作っていきましょう。柱は、二重にして強度を増しています。

30cmや90cmなど、あまり大きいものでなければ一本でいいのですが、大きい水槽台を置く場合は木材を二重にして作っていきましょう。

225cm水槽台の作り方

ホームセンターでカットしてもらった木材で、作っていきます。木材に防腐剤を塗布。一気に塗るにはローラーを、細かい部分は刷毛があると便利なようです。広い場所で作業しましょう。下穴を開けてから止めていきます。

大きいので木材を二重にしてキャビネットの枠を作っています。大きいものになると、やはり木材一本では心もとないので、二重にして作るのがよさそうです。

自作水槽台の例をご紹介

棚の下に物を置けるキャビネット

この方は左右に二つと、真ん中に小さめの水槽台が置けるように工夫して作っています。やはり、自作すると持っている水槽の規格に合わせて作れるので良いですね。大工さんが作っているので、やはり仕上がりがとてもきれいです。

左右の水槽の下にはガラス戸が付いており、水槽に必要なものが棚の中に納まっています。強度もあり、収納可能なものが便利に使えます。

三台の水槽が置ける水槽台

販売されている水槽台だと、一台分のものしかない場合が多いのではないでしょうか。でも、自作であれば写真のように三台分の棚を規格に合わせて作ることができます。しかも自作なので安く済むのがいいですね。三台重ねて作る場合、やはり強度が必要になるので一気に棚を作るのではなく、一つ一つ作った上で重ねた方が安心です。

引き出しと引き戸のある収納力抜群の水槽台

販売されている水槽台には引き出しが付いたものは見かけませんが、自作するのであれば実例写真のように引き出しを付けたり、引き戸を付けることも可能です。取っ手などもおしゃれなものを選んだり、ペンキの色も自分で選べるので良いですね。

強度がしっかりあれば、引き出しを付けたり、扉を付けたりするのはいくらでもできるので、強度もあるし収納としても使える水槽台を作ってみてください。

おしゃれなキャビネットをDIY!

この方は、一番上に本棚やインテリア雑貨を飾り、真ん中に水槽を置いています。一番下の棚には有効ボードと小さい棚を付けて道具を配置しています。また、真ん中にはダボレールを付けているので、棚の高さがいつでも変更できるようになっています。

大きいキャビネットで、インテリアとしても存在感がありますね。おしゃれな水槽台は、棚をつけてインテリア雑貨や本棚を収納することもできます。ぜひ素敵な水槽台を作ってください。


ハートの扉がかわいい水槽台

作ったのは女性でしょうか。ハートが付いた扉のある水槽台を作っています。水槽台を作る場合は、水槽の上を隠したいという人も多いのではないでしょうか。この方は棚に蝶番で小さな扉を付け、水槽の上部が見えないようにしています。

棚のスペースも大きそうなので、アクアリウムに必要な道具や餌などがいっぱい入りそうです。水槽台を作る場合は、収納も考えた作りをして置くといいかもしれません。

収納力も抜群な水槽台

こちらも収納力抜群な水槽台を作っています。二つ分の水槽が載っていますが、やはり持っている水槽の規格に合わせて作れるのがDIYのメリットです。

安く作れますし、収納もしたいなら扉を付けたり、高さを変えて自分で設計することも可能です。もちろん強度を考えて柱を二重にするなど工夫すれば、大きい水槽を二つ載せても壊れない水槽台が作れます。

天板がおしゃれな水槽台

この方は木材ではなく、金属で水槽台を作っています。天板もただの木の板ではなく、おしゃれなデザインをしています。自作のものであれば、自由にペンキが塗れますし、アレンジも可能です。お家のインテリアに合ったインダストリアル風なものも作れます。作った棚にデザインを付けたい方は、リメイクシートを貼ってもいいですね。

自作水槽台のまとめ

今回は、水槽台の自作方法についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。強度を考えると、自分で作ってはいけないのではないか、と思っていた方も、木材を二重にするなど工夫をすれば強度のある水槽台が作れるというのが分かっていただけたのではないでしょうか。

DIYに慣れた人ならいいですが、初心者の方は特に、設計図を書いてから作っていった方が安心です。ぜひ納得のできる水槽台を作ってください。

アクアリウムの立ち上げや水槽レイアウトが気になる方はこちらもチェック!

今回は水槽台の自作方法をまとめてきましたが、アクアリウムの立ち上げ方法や始め方、水槽のレイアウトなどが気になる方はこの記事も合わせて読んでみてください。