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関東の彼岸花の名所15選!東京や神奈川の人気スポットと見ごろの時期をご紹介!

秋がはじまる時期に見ごろを迎える彼岸花。曼殊沙華の別称を持つ赤い独特な彼岸花の姿は秋の風物詩のひとつです。今回は関東で有名な彼岸花の名所についてご紹介します。東京や神奈川といった都心の近くにある人気の観光スポットにある彼岸花の名所の畑を訪れてみませんか。
更新: 2023年8月29日
水木誠人
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関東の彼岸花の名所をご紹介

Photo byDeltaWorks

秋の到来を告げる深紅の花、彼岸花。曼珠沙華の異名を持ち、あたり一面を真っ赤に染める彼岸花の畑に行きたいと思ってらっしゃる方は多いのではないでしょうか。曼殊沙華の別名を持ち、独特な赤の花を咲かせる彼岸花は、東京や神奈川といった都心のいくつかの人気観光スポットで見ることができます。しかも、見ごろの時期の彼岸花が赤いじゅうたんのように一面に広がる畑を訪れると、その鮮やかな色に思わず言葉を失ってしまいます。そんな彼岸花の畑、東京や神奈川などの行きたい人気観光スポットで、ぜひゆっくりと鑑賞しに出かけましょう(当記事記載の情報は2019年7月29日時点のものです)。

東京や神奈川の人気スポットとは?

Photo by T.Kiya

彼岸花の名所は日本全国に点在しますが、とくに関東地方では、東京の主要な公園や植物園、神奈川でもお寺や植物園などで、その華麗な姿に感動することができます。こうした彼岸花で有名な場所を訪れると、敷地も広く、本数も多いため、彼岸花が群生したすばらしい畑の様子を観察することもできます。インスタ映えするフォトジェニックなスポットですのでぜひ行きたいと感じるはずです。

彼岸花とはどんな花なのか

Photo bykazuphotos

彼岸花は、ヒガンバナ科の多年草で、学名をリコリス・ラジアータといい、曼殊沙華の別名で知られています。日本では秋の彼岸の時期に咲く花として知られ、その見ごろは通常、9月中頃から10月にかけてで、印象的な赤い花を咲かせます。彼岸花の特徴として、通常の植物と異なり、まず花が咲いてから葉が伸びていきます。このことから、古くより地獄花や死人花などと呼ばれることもありました。なお、彼岸花の呼び名は、地方によってさまざまで、一説には500を超える呼び名があるともいわれています。

彼岸花の見ごろの時期は?

Photo byshell_ghostcage

彼岸花の見ごろの時期は、例年、9月下旬ごろからです。最近でこそ、夏や晩秋に見ごろを迎える品種もありますが、基本的には秋の彼岸である秋分の日のころに見ごろを迎えます。この見ごろの時期にぜひ行きたい彼岸花の観光スポットを訪れると、深紅のじゅうたんのような彼岸花のあでやかな姿を見ることができます。さらにいえば、彼岸花は雨上がりに咲くため、雨の後に行きたい人気の観光スポットを訪れると、彼岸花が一斉に咲いた姿が見られる可能性が高くなります。彼岸花を見に行く際は、見ごろの時期をねらうことに加えて、雨後のタイミングで行くことを忘れずに。

赤だけではなくほかの色もある

Photo byHans

真っ赤な花が畑一面に咲く姿が実に印象的な彼岸花。そんな彼岸花には白色やピンク色の花が咲く種類もあります。最近では黄色やオレンジ色などの花をつけるものもあり、開花時期も8月半ばごろからのものもあります。秋が近づいてきたら、彼岸花で有名な名所を訪れて、さまざまな種類の彼岸花を見比べてみるのも楽しいです。

関東の彼岸花の名所①霞丘陵自然公園

霞丘陵(かすみきゅうりゅう)自然公園は、JR東青梅駅から徒歩20分か、JR河辺駅から都営バスで塩船観音入口バス停を下車して徒歩10分ほどに位置する公園です。1300年ほどの歴史が刻まれた塩船観音寺の裏からはじまる霞丘陵ハイキングコースの起点になっていて、秋には赤い彼岸花だけではなく、白や黄色の彼岸花も咲き誇ります。

季節を通じていろいろな見ごろを迎える

霞丘陵自然公園は、4月下旬から5月上旬ごろになると、2万本のツツジが咲き乱れる華回廊として知られる人気スポットです。また、初夏の6月には10万本の花ショウブが見ごろを迎え、夏の盛りには、準絶滅危惧リストに掲載されている黄色い花で知られるアサザも顔を見せます。ハイキングコースからは富士山も見え、散策の終わりには岩蔵温泉でゆったりと過ごすことも可能。次の休日に東京からぜひ行きたい観光スポットです。

観光地情報

【住所】東京都青梅市塩船~小曽木

霞丘陵自然公園|公式HP

関東の彼岸花の名所②葛西臨海公園

Photo by Kaydee H

東京都江戸川区に位置する葛西臨海公園は、東京湾に面した都立の公園です。海から秋風を感じるころになると、赤や白の彼岸花が咲くことで知られています。見ごろの時期は、例年、9月上旬から。ちょうど同じころ、コスモスも咲き乱れるので、あわせて秋の美しい花の姿を楽しむことができます。最寄り駅はJR京葉線の葛西臨海公園駅。駅を降りたら歩いて10分ほどで公園に到着します。

彼岸花のほかにも見どころが多い

葛西臨海公園といえば、大量のクロマグロが回遊する葛西臨海水族館のほか、鳥類園や大観覧車など、東京の観光スポットとして大人気です。彼岸花などの秋の風物詩を楽しんだら、気軽に立ち寄って有意義な休日にするのもおすすめです。カップルや家族だけではなく、おひとりでものんびりと過ごすのに十分に楽しめるスポットです。

観光地情報

【住所】東京都江戸川区臨海町六丁目

葛西臨海公園|公園へ行こう!

関東の彼岸花の名所③旧芝離宮恩賜庭園

Photo by i-saint

東京都港区にある旧芝離宮恩賜庭園。東京の中心にあって、園内には彼岸花があちこちに点在しているため、畑一面が真っ赤に染まるというのではなく、園内をのんびりと散策しながら彼岸花を見つける楽しみがあります。彼岸花の見ごろは、例年、9月中旬からとなっています。10月上旬ごろまで見られることが多いのですが、彼岸花の開花状況を確認して訪れた方がベター。

アクセス方法はいろいろ

旧芝離宮恩賜庭園の最寄り駅はJR山手線や京浜東北線が乗り入れている浜松町駅。こちらの北口から徒歩1分に位置します。ほかにも、都営地下鉄大江戸線の大門駅や、都営地下鉄浅草線の大門駅から歩いて数分、ゆりかもめの竹芝駅からのんびりと散歩しながら10分で訪れることができます。入園料は一般150円なので、何かの用事のついでに気軽に立ち寄るのも可能。とくに秋の紅葉時期には木々の彩と東京のビル群とのフォトスポットとしてもおすすめです。


観光地情報

【住所】東京都港区海岸一丁目

旧芝離宮恩賜庭園|公園へ行こう!

関東の彼岸花の名所④小石川後楽園

こちらも東京の中心にある都立公園、小石川後楽園。JR総武線の飯田橋駅や水道橋駅、あるいは東京メトロの飯田橋駅や後楽園駅などからアクセス可能なので、東京の中心地で用事があったら気軽に立ち寄りやすいスポットです。小石川後楽園は、江戸初期に水戸徳川家の江戸上屋敷に造られた築山泉水回遊式の日本庭園で、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。例年、彼岸花の見ごろは9月中頃で、整然と整備された美しい庭園というキャンバスに、赤い絵の具で点をつけたように彼岸花が点在するのが特徴です。

秋だけではなく四季折々の姿が魅力

秋の紅葉はほかの名所に劣らず美しく、琵琶湖に見立てられた池に紅葉色が映し出され、色の深みが倍増する絶景が眼前に広がります。また、通天橋と呼ばれる赤い橋が埋もれるように紅葉が重なり、ぜひとも写真に収めたい人気のフォトスポットでもあります。紅葉の美しさはさることながら、春のシダレザクラ、夏の花ショウブ、冬には真っ白な雪のじゅうたんが広がり、東京ではなかなか見られない美しい自然の姿を見ることができます。

観光地情報

【住所】東京都文京区後楽一丁目

小石川後楽園|公園へ行こう!

関東の彼岸花の名所⑤国営昭和記念公園

とにかく広い国営の公園といえばこちら、国営昭和記念公園です。面積はおよそ150haもあり、東京ドームおよそ39個分の広さを誇るともいわれています。園内にはいくつも出入り口があり、その場所によって最寄り駅が異なりますが、彼岸花が咲くふれあい橋あたりへのアクセスがよいのはJR西立川駅のそばにある西立川口です。彼岸花の見ごろは9月中旬から下旬あたりで、当公園では2万株の花畑が見られます。

入園料金がかかるので要注意

国営昭和記念公園は、年に数日、入園料金が無料となる日がありますが、通常、15歳以上の大人が450円(団体は290円)かかります。無料の日は非常に混雑し、有料の駐車場もすぐに満車となるため、余裕をもって訪れたいです。園内では季節の花を楽しめるほか、春の夜桜、夏の花火大会、秋には彼岸花のほかにはコスモス畑も有名で、冬になるとクリスマスイルミネーションが話題となります。こうしたイベントに合わせてぜひ行きたい公園のひとつです。

観光地情報

【住所】東京都立川市緑町3173

国営昭和記念公園公式ホームページ | 日本を代表する国営公園 「花」「緑」イベント満載の都会のオアシス
国営昭和記念公園(東京都 立川市・昭島市)日本を代表する国営公園 東京ドーム約40倍の広大な緑あふれる都会のオアシス イベント情報、料金案内、園内マップ、花だよりなど、公園に関する様々な情報を提供しています。

関東の彼岸花の名所⑥神代植物公園

Photo by salchuiwt

およそ4800種、10万本の植物が植えられているという神代植物公園。ばら園、つつじ園など、植物を種類ごとに分類し、それぞれの花畑が眺めやすく、植物の知識を深めることができる古い植物園です。京王線つつじが丘駅、JR三鷹駅や吉祥寺駅からバスで20分ほどと、町の中心から少し離れた場所に位置しますが、神代植物公園や隣接する水生植物園に群生している彼岸花の花畑を見ることができます。

水生植物園の彼岸花畑は必見

一般の大人は500円の入園料がかかる神代植物公園。少し外れに位置する水生植物園は、入園料が無料であるだけではなく、彼岸花の花畑が整備され、見学しやすくなっているため、絶対に寄りたい人気の観光スポットとなっています。例年、9月下旬ごろから10月初旬に見どころの時期を迎える神代植物公園の彼岸花。秋の週末にのんびりと季節感を味わいたい方はぜひ訪れてみてください。

観光地情報

【住所】東京都調布市深大寺元町二・五丁目、深大寺北町一・二丁目、深大寺南町四・五丁目

神代植物公園|公園へ行こう!

関東の彼岸花の名所⑦浜離宮恩賜庭園

海水が潮の満ち引きによってふたつの池に入り込み、池の趣を変える江戸時代の代表的な庭園、浜離宮恩寵庭園。かつては海辺の庭園で潮入の様式を用いられていましたが、現在では当公園のみとなっているのだとか。もともとは将軍家の鷹狩場でしたが、歴代将軍家の別邸となり、戦後、東京都の所有物となりました。国の特別名勝および特別史跡にも指定され、四季を通じてさまざまな植物を観察することができます。

東京のビル群を背景とした写真を撮ることも可能

浜離宮恩寵庭園の彼岸花は、9月半ばごろに見ごろを迎えます。園内で彼岸花が見られるのは延遼館跡周辺や旧稲生神社周辺です。アクセスが便利なのは中の御門橋入り口や大手門橋の入り口で、東京のビル群をバックに赤い彼岸花の花畑を見ることができます。赤い彼岸花に混ざって白い彼岸花の姿を見ることも。開園時間は9時から17時まで、入園料は300円です。

観光地情報

【住所】東京都中央区浜離宮庭園

浜離宮恩賜庭園|公園へ行こう!

関東の彼岸花の名所⑧東綾瀬公園


東京の下町、足立区に位置する東綾瀬公園は、東京メトロ千代田線の綾瀬駅近くに位置します。駅から遊歩道沿いを進んでいくと、Cの字の形に緑地が広がっていることがわかります。小さな川が流れ、岩や橋が配され、趣のある小道を進んでいくと、野球場が出てきますが、この野球場にあるせせらぎ対岸の近くで9月半ばごろになると、およそ1万株の彼岸花が小川沿いに群生し、深紅の顔を見せるのです。岩や橋を背景に写真を撮ることもできるので、ぜひその美しい姿を見に訪れたいです。

農業用水を生かしスポーツ施設も充実する公園

園内には野球場のほか、プールなどの施設もあります。非常に広い公園ですので、散策しながら散歩するもよし、お弁当を持ってきてランチをいただきながら週末を楽しむもよし。さまざまなイベントも行われるため、公園を訪れる前にイベント情報なども合わせてチェックしておくと、より充実したひと時を過ごすことができるかも。家族連れの場合、遊具も充実しているため、公園で遊ばせながら季節を楽しむことも可能です。

観光地情報

【住所】東京都足立区東綾瀬一・二・三丁目、綾瀬三・五・六丁目、谷中一丁目

東綾瀬公園 | 東京都東部7公園
墨田区、江東区、江戸川区、荒川区、足立区と東京都の東部地区に位置する7つの都立公園についてご案内します。 猿江恩賜公園を紹介しています。

関東の彼岸花の名所⑨日比谷公園

日本初の近代的な洋風の公園として、開園110年以上も経つという日比谷公園。園内には音楽堂や結婚式場、テニスコートなどがあります。そんな歴史ある日比谷公園で彼岸花が見られるスポットは、公園の北西に位置する三笠山という築山のあたりと、テニスコートの西側のあたり、また、北東側に位置する心字池のまわりでも、本数は少ないものの、可憐な赤い顔をちらつかせます。見頃は9月半ば過ぎから10月のはじめごろです。

東京の中心に位置する行きたい観光スポット

日比谷公園は東京の中心に位置するため、フラッと行きたい観光スポットとして人気です。東京メトロでは霞ヶ関駅や日比谷駅すぐで、JRでは有楽町駅から徒歩10分弱と、さまざまな交通手段で訪れることができます。入園料は無料、常時開園しているため、近くに用事があったら気軽に立ち寄るもよし、彼岸花の見頃の時期を見計らって訪れるもよし。彼岸花の咲いているスポットを探しながら散策してみましょう。

観光地情報

【住所】東京都千代田区日比谷公園

日比谷公園|公園へ行こう!

関東の彼岸花の名所⑩府中市郷土の森博物館

東京都は府中市にある郷土の森博物館。園内にはプラネタリウムや展示室などがあり、さまざまな遊びができる総合施設です。こちらの庭園では四季折々の花を楽しむことができ、しかも公式サイトで花ごよみを知ることができます。ちなみに、園内で彼岸花が見られるのは川崎平右衛門広場のあたりで、およそ8000本ほどのあでやかな姿を見学できます。

紅白のコントラストを見に行きたい方はぜひ!

彼岸花は、例年、9月半ばすぎから月末あたりに見ごろを迎えます。そのころになると、赤と白の彼岸花がコントラスト美しく彩るばかりか、ハギや秋の野草などの姿も見られ、真っ赤に染まる紅葉とともに美しい秋の風景に包まれることでしょう。アクセス方法は、武蔵野線や南武線の府中本町駅、京王線や南武線の分倍河原駅から徒歩20分、それぞれの駅よりバスも運行されています。

観光地情報

【住所】東京都府中市南町6-32

府中市郷土の森博物館|公益財団法人府中文化振興財団
公益財団法人府中文化振興財団

関東の彼岸花の名所⑪日比谷花壇大船フラワーセンター

大船観音で知られるJR東海道線や横須賀線の大船駅から徒歩15分ほどに位置する日比谷花壇大船フラワーセンター。かつては神奈川県立フラワーセンター大船植物園という名称で知られていました。紅白はもちろんのこと、黄色い彼岸花も楽しめる有料の公園です。花の見頃は9月半ばごろから下旬にかけて。総数は500本ほどですが、さまざまな色の彼岸花を楽しめるのはとても嬉しいです。時同じくしてコスモスなども園内に咲きはじめ、秋の美しい情景を楽しむことができます。

さまざまなイベントも見に行きたい

当園では、フラワーコンサートをはじめ、植物に関するさまざまなイベントや講座が開催されています。子どもも存分に楽しめるイベントも盛りだくさんですので、家族連れもぜひ足を運びましょう。また、鎌倉までもさほど遠くはないので、せっかく神奈川まで足を運んだついでに立ち寄るのもおすすめです。

観光地情報

【住所】神奈川県鎌倉市岡本1018

神奈川県立大船フラワーセンター
神奈川県鎌倉市にある大船フラワーセンターのWebサイトです。ご利用案内や園内ガイド、アクセス情報などを掲載しておりますので、お越しの際の参考にもぜひご利用ください。

関東の彼岸花の名所⑬小出川沿い

神奈川県藤沢市には、およそ3kmに渡る小出川沿いに彼岸花が群生しています。彼岸花の見ごろの9月末ごろには、小出川彼岸花まつりも開催されるほど、神奈川県内では有名な彼岸花の人気スポットです。アクセス方法は、小田急線か相鉄線か横浜市営地下鉄の湘南台駅から慶応大学行きのバスに乗って慶応大学駅で下車し、徒歩10分ほど。小さな遠足気分で行きたい彼岸花の観光名所です。

ほのぼのとした自然の中に凜と咲き誇る彼岸花


小出川沿いの彼岸花は、周囲には高い建物が見えず、頭を垂れる黄金の稲も近くで見られるような自然に囲まれた中で咲き誇る姿を見せてくれます。小出川は非常に小さな小川ですが、近くには簡易トイレや休憩所などもあるので、安心して観賞することができます。

観光地情報

【住所】神奈川県藤沢市遠藤5566

小出川 | 観光スポット-大庭・遠藤・御所見 | 藤沢市観光公式ホームページ【いつでもおいでよ!藤沢市・湘南江の島】
藤沢市観光協会が発信する、神奈川県藤沢市(湘南・江の島エリア)の公式観光情報サイトです。イベント、ショッピング、宿泊、グルメ情報が満載。オススメの観光スポットやモデルコースもご紹介しています。

関東の彼岸花の名所⑭常泉寺

神奈川県大和市にある常泉寺。縁結びのご利益があるとして知られる古いお寺です。かながわの花の名所百選に指定されていることからもわかるように、境内には四季折々の花々が咲き、趣深く厳かな雰囲気の中で、赤や白の彼岸花を楽しむことができます。常泉寺の彼岸花は9月半ばを過ぎると見ごろを迎え、石仏などといっしょに姿を見せる彼岸花の写真などを撮ることができます。ちなみに、当寺は彼岸花の関東三大名所のひとつとも呼ばれているのだとか。

彼岸花のころには秋の花もちらつかせる

常泉寺の開門は9時、閉門は16時半で、高校生以上は300円、小中学生は150円の拝観料が必要となります。アクセス方法は、小田急江ノ島線の高座渋谷駅を下車し、徒歩10分弱。彼岸花のころにはハギ、オミナエシ、ワレモコウ、ススキなども咲き、美しい秋の花の様子を満喫できます。彼岸花の後にはネリネが咲き、赤やピンク、白などのあでやかな花が顔をちらつかせます。

観光地情報

【住所】神奈川県大和市福田2176

常泉寺|公式サイト

関東の彼岸花の名所⑮東慶寺

神奈川県鎌倉市にある東慶寺。鎌倉時代に創建された古い寺院で、縁切りの寺院として知られてきた寺です。明治時代より縁切りの寺法は廃止されましたが、その後、門下に世界に禅を広めた鈴木大拙を拝するなど、世界的にも知られる寺です。そんな東慶寺では、可憐な花々があちこちに楽しめ、彼岸花も赤色だけではなく、白色の花も観賞できます。

彼岸花の観賞の後は鎌倉散策へ行きたい

東慶寺での彼岸花の観賞が終わったら、のんびりと散策することが可能です。北鎌倉から鶴岡八幡宮のあたりまでは趣のある寺院が点在するため、さまざまな観光ルートがあります。時間や体力に合わせて秋の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

観光地情報

【住所】神奈川県鎌倉市山ノ内1367

北鎌倉 松岡山東慶寺
北鎌倉 東慶寺。初春の梅、初夏の花菖蒲など四季折々の花が咲く。坐禅会や茶道・香道等の体験教室も開催。

関東の彼岸花の名所を楽しもう

Photo byT_Murakami

彼岸花の見ごろの時期となる秋が訪れたら、ぜひご紹介した人気の観光スポットへ訪れましょう。見ごろの時期ならではのすばらしい自然の様子を間近に見ることができます。観光とあわせて、旬の料理を楽しんだり、この時期ならではのイベントなどに参加して、充実した休日を過ごしたいです。

彼岸花が気になる方はこちらをチェック!

Photo byshell_ghostcage

今回は彼岸花の名所についてご紹介しましたが、彼岸花の特徴や育て方などが気になる方は、こちらのサイトもぜひチェックしてみてください。彼岸花に対する理解がより深くなるはずです。