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【実釣インプレ】がまかつ「宵姫天 S61L」!ジグ単で飛距離を出したいならコレ!

「宵姫天 S61L」の実釣インプレ!がまかつさんに「宵姫天 S61L」を2か月ほどお借りして、アジングで使用したインプレをご紹介します。外向きのジグ単なら61Lで間違いナシ!かなりおすすめできるモデルなので、気になっていた方は是非チェックしてみてください!
2020年8月27日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

がまかつ ラグゼ 宵姫 天 (よいひめ てん) S61L-solid

シマノ 19 ヴァンキッシュ 1000SSSPG (2019年モデル)

がまかつ 宵姫 ラウンド

「宵姫天 S61L」の実釣インプレをご紹介!

がまかつのハイエンドロッドでアジング!

アジ

がまかつさんに「宵姫天 S61L」をお借りして、2か月ほどアジングで使用したインプレッションをまとめてお届け!61Lのコンセプトに合致する、外向きで流れのあるようなエリアをメインに使用しました。高額ながら使用感は抜群の一本なので、気になっていた方は是非チェックしてみてください!

「宵姫天 S61L」とは

がまかつラグゼのハイエンドアジングロッド

アジ

「宵姫天 S61L」は、がまかつのルアーブランド、ラグゼから展開されているハイエンドなアジングロッドです。抜群の感度、使用感の高さでアジングロッドの中でも特に人気が高く、フィネスを強く意識した構成が多くのアジングファンから支持を集めています。今回ご紹介するS61Lは2018年に追加された長めのモデルで、ジグ単を遠投するような釣りにマッチする1本。0.8gメインではなく、0.8gをアンダーにするような構成の釣りにおすすめのロッドになります。

「宵姫天 S61L」の基本スペック

基本スペックを3つに分けてご紹介!

宵姫天

「宵姫天 S61L」の基本スペックについてです。自重と対応ウェイト、価格、付属品について紹介しています。アジングロッドとしては高額な製品ながら、驚異的な軽さと使い心地のよさで、満足度の高さは間違いナシ。ハイクオリティな付属品も魅力十分です!

①自重は42g!ジグヘッドは0.1gから5gに対応

最も特徴的なポイントは、徹底的に追い込まれた驚異的な自重の軽さ。今回お借りしたS61Lはシリーズの中で最も長く重いモデルですが、42gしかありません。単純な細さだけでなくグリップ、ガイドまで徹底的に軽量化が施された仕上げが、軽快な使用感と感度の高さを生んでいます。ジグヘッドウェイトは0.1gから5gが対応範囲となっていますが、0.8gから2gまでのレンジは抜群に使用感がいいです!

②価格はハイエンドクラス

がまかつ ラグゼ 宵姫 天 (よいひめ てん) S61L-solid

出典:Amazon
出典:Amazon

宵姫天シリーズは全モデル定価が49,000円前後、アジングロッドの中でもかなりハイエンドな部類に入るアイテムです。今回ご紹介している「宵姫天 S61L」も実売価格で48,000円前後とかなり高額。シリーズのインプレ評価はかなり高く満足間違いナシ、アジングファンの欲しいと思うところはほぼ全て持っているロッドですが、価格も相応の一本と言えそうです。ミドルハイクラスから乗り換えても変化の体感、満足度の高さといった部分では十分におすすめできるロッドなので、アジングにハマっている方は是非検討してみてください!

③エンドカバーと専用ハードケースが付属


宵姫天シリーズには専用のハードケース、グリップエンドに装着するエンドカバーが付属。重量感がありデザイン性、色や質感もいいハードカバー、「ポンッ」と高い音がするグリップエンド、どちらもかなり凝った作りになっていて、がまかつらしい高級感のある仕上げになっています。ケースや関連アイテムにこだわりたい方も、満足間違いナシのクオリティです!

「宵姫天 S61L」のグリップ使用感について

特殊なグリップ形状も宵姫天の特徴

宵姫天

大胆にカットされたグリップエンドも、宵姫天シリーズの大きな特徴。全てをワンハンドで行う設計で、自重の軽さを追求しています。初回数投こそ手を離れてしまうのではないかという不安感がありましたが、慣れてしまえば違和感は全くナシ!ライトゲームタックルの扱いが手に馴染んだ方であれば、この部分を心配する必要は無いと思います。自重はもちろん、エンドが当たらない手元の軽やかさはこのロッドならでは!すぐに手に馴染んで、驚異的な軽さと感度でアングラーをサポートしてくれます!

ツーフィンガーでのワンハンドキャストがおすすめ!

ツーフィンガーでリールの足を挟んで、ワンハンドでキャスト。宵姫天はエンドをしっかり掴んでキャスト、というのが構造上難しいので、この部分は事前にイメージを高めておくのがおすすめ。軽くエンドを支えながらキャストする程度であれば、違和感はあるものの両手投げも可能。ロッドの自重自体が強烈に軽いので、片手でもしっかり投げ込めます!

「宵姫天 S61L」のキャストフィールを実釣インプレ!

インプレ:飛距離の伸びを体感

ムツ

シリーズの中で最も長く、外向きのポイントを攻略するために開発された「宵姫天 S61L」。お借りして最も驚いた点は飛距離の伸び方です。特に軽量ジグヘッド使用時は伸びがよく、3gキャロの投入を考えていたポイントで十分な飛距離を得ることができました。ロッドの長さもありますが、軽いジグヘッドのウェイトが竿に乗る感覚は非常に気持ちよく、使用感のよさにも繋がるポイントです。外向きで遊ぶケースが多い、大型漁港の中央付近を狙う、といった使い方であれば、S61Lはかなりおすすめです!

インプレ:ジグ単の遠投なら間違いナシ

宵姫天シリーズのジグ単向けコンセプトと、遠投向けスペックとなる61Lがしっかり合致して気持ちよくキャストが決まる「宵姫天 S61L」。アジングで使うジグ単らしい範囲のウェイト、軽めを遠投するような釣りなら、抜群の使用感が楽しめる1本です。スローフォールで食わせたいけど飛距離も欲しい、外向きのポイントで1.5g前後のジグ単が担当する釣りはガッチリハマるので、身近なポイントでシチュエーションが思いつく方は是非検討してみてください。

「宵姫天 S61L」のロッドアクションを実釣インプレ!

インプレ:グッドサイズを狙っていこう!

メバル

自重、使用感とも鈍重なイメージは全くありませんでしたが、掛けてからはLパワーのセッティング。エステルでドラグ緩めの釣りとはいえ、豆アジを釣っても物足りなさを感じる程度のパワーがあります。せっかく外向きで楽しむなら、20cmオーバー主体、グッドサイズが狙えるポイントに出かけてみましょう!

インプレ:ティップの曲がりは絶妙

ティップの曲がりは絶妙で、沖に入れたジグヘッドをしっかりリフトできる強さと仕掛けが跳ねない曲がりを両立。大胆なセッティングのイメージとは異なる、マイルドな使用感、扱いやすさを感じることができます。もちろんアジングロッド的なテイスト、ベリーのハリを感じることはできますが、ソリッド部分は一本の竿のように柔軟にカーブ。ティップがピンピンというタイプではないです。流れを掴む能力にも長けていて、ラインやジグヘッドが受けている流れの強さを加重感で手元に伝えてくれます。もう一度入れたいと感じるような流れは見逃さない!是非エステルラインで遊んでみてください!


「宵姫天 S61L」の感度を実釣インプレ

感度のインプレを3つに分けてご紹介!

カマス

「宵姫天 S61L」の感度についてです。違和感を感じるような感度、手元に感じる感度、操作性に関する感度について紹介しています。バランスよく全てが備わっているというタイプのロッドですが、他のロッドでは感じにくい抵抗感の変化に対する感度が抜群!マイルドなのに高感度、宵姫天のよさを満喫できるポイントになっています!

①インプレ:違和感の察知に強い!

感度面で最も印象的だったのは、加重感の変化に対するレスポンスのよさ。ジグヘッドが掴んだ潮の流れ、抵抗が抜けるような違和感の察知は非常に快適です。抜群の軽さ、小さな負荷に対しても柔軟に曲がるティップで小さな変化も感じることができる1本。外向きは流れが効いたポイントが多いので、この特性は釣りを楽しくしてくれるポイントでもあります!

②インプレ:小さなコツンもしっかり伝達

メバル

しっかり曲がるティップを持ったロッドですが、手元に来るアタリもしっかり伝達してくれます。ティップはある程度入る、手元への伝達もバッチリ、と2つを両立している点は、ハイエンドにふさわしい特性と言えそうです。手元に伝わる感覚が好きな方も、是非期待して試してみてください!

③インプレ:操作は1g程度からが快適

ジグ単を外向きに遠投する、という条件で、操作が快適になるウェイトは1g程度からだと感じました。港内の釣りであれば0.8g以下でも楽しめそうですが、特におすすめできるウェイトは1g、1.5g、2gです。他モデルとしっかり差別化された、61Lらしい感度バランスが非常に魅力的。自分がアジングをするポイントは基本真っ暗、ジグ単で飛距離を出す、フロート遠投で50カウント程度待つといった攻め方が効くポイントが多いので、十分なパワーがありつつ感度十分な61Lのセッティングは非常に快適でした!

「宵姫天 S61L」とリールの組み合わせについて

「ソアレ CI4+ C2000SS」で満足できるセッティングに

ソアレ

今回組み合わせたリールはシマノの「ソアレ CI4+ C2000SS」。自重はカタログ表記で160gのリールです。61Lは宵姫天の中では重め、42gということもあり、使用感としては十分なバランスが得られたと感じています。S54FL等、30gクラスのモデルには少しでも軽いモデルを組み合わせるのがおすすめですが、S61L、S510MLの40gモデルには、このクラスのリールでバッチリです!

軽さを追求するならリールもハイエンド!

シマノ 19 ヴァンキッシュ 1000SSSPG (2019年モデル)

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

更に軽いリールを求めるなら、145gの「19 ヴァンキッシュ 1000SSSPG」や150gの「18イグジスト FC LT1000S-P」をチェック。ハンドルやリールスタンド等、簡易なチューニングで+10g程度は簡単に追加できるので、好みに合わせて手元の自重を調整できる点も大きなメリットになります。ワンハンドで投げるという動作が必要になるロッドなので、180gオーバーのリールは避けながらモデルを検討してみてください!

「宵姫天 S61L」はこんな釣りにおすすめ!


外向きのポイントを攻めよう!

海

コンセプト、ベストなジグヘッドのウェイト帯から、釣り場は水深、流れのある外向きのポイントがベスト。重めのジグヘッドを選びやすいシチュエーション、遠投やジグヘッドの操作にパワーが欲しいようなポイントにベストマッチな1本です。テトラの外側を狙うような釣りに投入しましょう!

釣り方はいつものスタイルでOK!

がまかつ 宵姫 ラウンド

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

釣り方はアジング定番のリフト&フォールスタイルでOK!流れの中でも適度なパワーでジグヘッドをリフト、流れの変化を伝えてくれるティップと感度が、カレントゲームをより面白いものにしてくれます。流行中のマイクロジグもバッチリ、使い分ける一本としてもおすすめです!

「宵姫天 S61L」でアジングを楽しもう!

飛距離アップで沖を攻略!

アジ

適度なパワーと抜群の飛距離で、ジグ単の釣りを外向きのポイントに持ち込める、がまかつ「宵姫天 S61L」。キャロやフロートには無い繊細さと、ジグ単ならではの釣り味を楽しめるハイクオリティーな仕上がりです。釣り方がハマるポイントであれば、釣り味、性能とも文句無し!ハイエンドを複数所有している方にも、是非試してみてほしい1本です!

アジングが気になる方はこちらもチェック!

アジングが気になる方は、下記のリンクをチェック!がまかつラグゼの「宵姫ワーム」、アジング用プラグのクリアブルー「アジクト」、ダイワの「パワーアップパウダー LS」をご紹介します。選択肢は少なめですが、「宵姫天 S61L」はアジング向けのプラグを遠投するような釣りにもおすすめです!