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カーゴバイクとは?大きい荷物を運搬できる自転車の特徴や購入時の注意点を解説!

ヨーロッパでは日常的なアイテムとして親しまれている「カーゴバイク」。自転車でありながら荷物の運搬能力が高く、車よりもエコで値段も手頃なので、日本でも注目が集まっています。カーゴバイク未体験の方のために、カーゴバイクの魅力と、購入の際の注意点などをまとめました。
更新: 2021年12月10日
こうぼ
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この記事で紹介しているアイテム

ヴァクセン 20インチ カーゴバイク

可変カーゴバイク サラマンダー

バーレー キャリア トラボーイ

キャプテンスタッグ コンタナ FDB206

カーゴバイクとは

出典: https://www.rakuten.ne.jp/gold/fairtrade/wike/sala07.jpg

「カーゴバイク」と呼ばれる自転車をご存知でしょうか。カーゴ(cargo)=積み荷、という名前の意味からもわかる通り、一般的な自転車に比べて、荷物の運搬能力が高いのが特徴の自転車です。

荷台や自転車自体の形は様々あり、使用用途やデザインの好みに応じて自分にあった一台を選ぶことができます。また、既存の自転車にアクセサリを取り付けることで、自作カーゴバイクを作ることもできます。日常でも、サイクリングなどのレジャーにも、マルチに使えるカーゴバイクの魅力をご紹介します!

カーゴバイクが人気の理由

車を持っていない人におすすめ!

トランク 荷物
Photo by State Farm

車を持たない人であれば、大きな買い物袋などをどう持ち帰ろうか、悩んだことがあるのではないでしょうか。かと言って車を買おうと思っても、値段や維持費用から、購入するのは簡単なことではありません。

カーゴバイクの中には、車のトランクに引けを取らないくらいの大きな荷物を運搬できるモデルもありますし、自作すれば安い費用で抑えることもできます。節約しつつ、荷物に関するストレスを解消したい人に、ぜひ検討して欲しい自転車です。

便利なだけじゃない!お洒落なデザイン多数

単に「荷物がたくさん運べる自転車」と聞くと、カゴが大きいだけなのでは?野暮ったい感じ?といったイメージを持つかもしれません。しかし今時のカーゴバイクは、デザイン性が高いタイプや、普通の自転車とは一風変わった構造のタイプなどが、豊富に販売されています。機能性を確保しつつ自分の好みにフィットする、かっこいいモデルを探してみましょう。

環境にもお財布にも優しい

カーゴバイクは、環境意識の高いヨーロッパでは、既にとてもポピュラーな乗り物です。完全手動のタイプだけではなく、充電式の電動アシストバイクもありますが、それでも燃料を消費して走る車より省エネであることは確かです。

値段の上がり続けているガソリンを節約するためにも、そして運動不足解消の為にも、生活に自転車を取り入れることは、充分なメリットが感じられるのではないでしょうか。

カーゴバイクの活用法(普段使い)

通勤や買い物に

カーゴバイク 通勤

もちろん普通の自転車と変わらずに、普段使い用の自転車として使うことができます。ただし、荷台や車体が大きな構造のゴツいタイプのカーゴバイクだと、小回りが効かず扱いにくいと感じる人もいるでしょう。

通勤にも使われる方は、荷台が車幅からオーバーしないスマートなタイプを選ぶようにしたり、カーゴバイクはサブで使う2台目の自転車として検討してみるのもいいかもしれません。

子供の送り迎えに

子供を乗せながら、一緒に荷物を運ぶことができる大容量タイプの自転車もあります。お子さんと荷物を合わせると重さがあって大変だと感じる方には電動タイプ、重い荷物の運搬による転倒が不安な方には、三輪車タイプのカーゴバイクもあります。

また、いかにも”ママチャリ”な見た目の自転車に乗るのに抵抗を感じるママ・パパには、スタイリッシュなデザインの自転車を選べるのが嬉しいポイントです。

カーゴバイクの活用法(アウトドア・レジャー)

子供とのサイクリングに


パパも子供とお出かけしやすい自転車

子供を連れてちょっと遠出したいけれど、ロードバイクだと子供を乗せられず、ママチャリだと雰囲気が出ない感じがして、サイクリングそのものが休日のアクティビティの候補から外したことはないでしょうか?

カーゴバイクは、両者の特徴を良いとこ取りをした乗り物なので、休日の自転車でのお出かけの選択肢を広げてくれるでしょう。また渋滞する道や、駐車場を探し回るなど、車でお出かけの際のストレスも、自転車でなら解消してくれるかもしれません。

アウトドア・レジャー先でのカート代わりに

キャンプ
Photo by iandeth

キャンプやバーベキューなど、屋外でのアクティビティには、重い道具や材料が必要な場合が多いのではないでしょうか。また、現地でも駐車場からの移動距離が長かったり、思いの外歩く距離が長かったりするものです。

そんな時にカーゴバイクが一台あれば、荷物の持ち運びが快適になります。近場であればそのまま自転車で、車の場合はサイクルキャリアを取り付ければ、旅先にも自転車を連れて行くことができますね。

カーゴバイクに関する、交通ルールの疑問

交通ルール
Photo byElasticComputeFarm

構造的に普通の自転車よりも大きいモデルもある為、カーゴバイクのユーザーは、一般の自転車と同じように道を走行していいか迷ってしまうかもしれません。

日本の道路交通法で決められた”自転車”とされる乗り物の大きさは、全長190cm、幅60cm以下と定められています。このサイズの範囲内であれば、普通の自転車と変わらず使うことができます。購入の際のサイズの基準としてみてください。

カーゴバイク 郵便
Photo byTomasz_Mikolajczyk

しかしながら最近では、宅配業者が配達を自転車で行なっていたり、個人でも大きな自転車に乗っている人もいます。また牽引用アクセサリなどを付けると、大きさ制限は案外簡単に超えてしまうものです。

基準を超えて大きい自転車は特に、歩道を走行すると歩行者の邪魔になってしまいますので、車道の左端を走行するよう、交通ルールを守った走行を心がけましょう。

カーゴバイクの種類

荷台の位置

一般的なのは、前かごや、後輪の上部に荷台が付いているタイプです。そのほかには、前輪と後輪の間、フレームの間の部分が荷物が置ける構造のものもあります。

このタイプは荷物スペースを増やしながら、自転車自体のサイズがコンパクトに収まる点でオススメです。

また荷台スペースを自作する場合は、取り付けタイプのカゴや布製のものなど、様々な荷台拡張用アクセサリが販売されていますので、自転車の形に合った、走りの邪魔にならないものを探してみてください。

電動カーゴバイク

電動自転車
Photo by nylon300

重い荷物や子供を乗せて走るのは、体力に自信のない方にはハードルが高いと思われるかもしれません。そんな方は、走行をサポートしてくれる電動自転車を検討してみてください。

数こそは多くはありませんが、カーゴバイクの中にも電動タイプのものもあります。次の製品紹介にて、電動タイプのバイクも紹介しておりますので、参考にしてみてください。

おすすめのカーゴバイク(日本製)

WACHSEN/ヴァクセン

ヴァクセン カーゴバイク

女性でも日常的に使うことができる、コンパクトでスタイリッシュなカーゴバイクです。写真のように、前後に荷台スペースがあり、スマートでありながら運搬能力も確保されています。

日本の交通法基準をクリアした、コンパクトなカーゴバイクが販売されているのが、日本製の特徴の一つです。お値段も手頃なので、気軽に導入しやすい一台です。

ヴァクセン 20インチ カーゴバイク

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon

キャプテンスタッグ


出典:amazon.co.jp

こちらも導入しやすい、手頃なお値段の一台です。一般的な後の荷物スペースに荷物を積みこめるカーゴバイクとなります。

積載量はかなりアップしつつ、自転車の幅自体は膨らまないので、機動性を確保したモデルと言えます。通勤通学にも利用したい方には、ピッタリの自転車です。前後の荷台は別販売となっているので、オプションパーツをチェックしてみてください。

キャプテンスタッグ コンタナ FDB206

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

STROKE Cargo Trike

ストローク カーゴトライク出典: https://stroke-design.com/2019/01/28/new-cargo-style/

普通自転車のサイズに収まるコンパクトな構造でありながら、大容量のカーゴスペースを兼ね備えた、三輪タイプのカーゴバイクです。これまで紹介したバイクとは、ちょっと変わったゴツイ雰囲気が特徴的です。

こちらは電動自転車ですので、大容量の荷物でも楽に運搬することができそうです。現在試作段階で、2021年以降に販売開始予定とのことで、発売が待たれます。

STROKE:電動アシスト三輪自転車(カーゴバイク)の詳細情報 | カーゴバイク[STROKE Cargo Trike]三輪- コンパクトサイズの電動アシスト三輪自転車_Cargobike
STROKE Cargo Trikeの諸元表。日本の普通自転車サイズに適応した荷物を運ぶ電動アシスト三輪カーゴバイク。

おすすめのカーゴバイク(ヨーロッパ製)

こちらからは日本製ではなく、ヨーロッパ製のバイクの紹介となります。ユニークな構造で個性的な自転車が多くあります。また、子供を乗せることが考えられた構造の自転車が多いことも特徴の一つです。

輸入品となるため、日本のものよりもお値段は高くなりますが、日本の通販サイトで販売されているものもありますので、ぜひチェックしてみてください。

ワイク・サラマンダー

ストローラー カーゴバイク

こちらの自転車は前方に子供を乗せるためのベビーカーが搭載されたタイプです。歩いて移動するときには車体を折りたたんで、ベビーカーへと形を変えて使用できるのが特徴です。

普通であればお出かけの際には、ベビーカーを持っていくか、自転車で移動するかは二択で、どちらかしか選ぶことはできませんが、その両方の選択肢を叶えるのがこの自転車と言えます。

動画からわかるように、女性でも簡単に変形させることができそうです。また、お子さんを自転車から下ろしたりする手間も省くことができます。販売サイトによれば、今後電動のタイプも販売の予定があるそうです。

可変カーゴバイク サラマンダー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

BULLITT(ブリッツ)

ブリッツ カーゴバイク出典: https://www.amazon.co.jp/BULLITT-%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84-CLASSIC-EBBUBLK-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B00OZ5GNZC/ref=lp_3367137051_1_8?srs=3367137051&ie=UTF8&qid=1564065711&sr=8-8

ブリッツはデンマーク製のカーゴバイクで、前輪とハンドルポストの間に大きな積荷スペースがあるのが特徴のカーゴバイクです。

積載スペースが、大きく一つにまとまっているため、大容量のスーツケースなど、大きい荷物も運ぶことができます。また、子供を乗せるためのアクセサリや、フレームカラーも豊富に揃っているので、ぜひチェックしてみてください。

BULLITT取り扱いストア
ヨーロッパの輸入自転車を取り扱っている、ユーロバイクさんのウェブストアです。

”自作”もできるカーゴバイク

荷物付き自転車
Photo by ketou-daisuki

すでに自転車を持っている人で、値段やスペースが気になって新しい自転車の購入に手が伸びない人は、自分の自転車にパーツを取り付けることで、自作カーゴバイクを作ってみるのはいかがでしょうか。

自作と言っても難しいことはなく、販売されているパーツを取り付けるだけで、簡単に作業完了させることができます。ここでは自作派にオススメのアイテムを紹介します。

キャリア トラボーイ


キャリアトラボーイ イメージ

キャリアトラボーイは、シートポストに取り付けるだけで大きな荷物も運べる、自転車用トレーラーです。取り外しが簡単なので、使わないときには取り外せて邪魔になりません。また、普通の自転車では運ぶことができない、スーツケースなどの大型荷物を運ぶのにも適しています。

バーレー キャリア トラボーイ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

リアキャリアバッグ

一番手軽な自作の方法は、自転車に取り付けるタイプのバッグを購入することです。値段的にも、一番安く済むと言えるでしょう。ご紹介しているリアキャリアバッグは、荷台に取り付けるタイプですが、自転車のフロントバーや、シートポストに取り付けるタイプなど様々な種類があります。

ロックブロス リアバッグ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

取り付け型 ベビーカー

ベビーカーを自転車に取り付けるという、新発想のけん引アイテムです。三輪なので、走行時の安定感も確保されています。簡単に取り外しができるので、普通のベビーカーとして使うこともできますし、荷物を運ぶ際にも運搬能力がとても高いのが良いポイントです。お子さんは2人まで乗せることができます。

バーレー ハニービー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

まとめ

サイクリング
Photo by Kuruman

カーゴバイクは日常生活からアウトドア・レジャーまで、様々なシーンでの活用が期待できます。まだまだ日本では認知度が高いとは言えないカーゴバイクですが、車を持たない暮らしや、エコに気を遣う人も増える今の時流にマッチした乗り物と言えるでしょう。皆さんもぜひ、自分の生活にピッタリな一台を探してみてください。

カーゴバイクが気になる方はこちらをチェック!

当記事で紹介したカーゴバイクの他にも、「暮らしーの」では荷物の多いサイクリストにオススメの自転車や、自転車用アクセサリを紹介しています。自転車の購入を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。