ジョンストンズ ストール Johonstons WA000056 CASHMERE PLAINS STOLE 190×70cm カシミア100% 大判ショール 無地
はじめに
大判ストールとは?
その名の通り、幅の広い大きな生地を使ったストールのことです。ストールとは、もともと「肩掛け」として使用されていました。現在では、生地も薄手~厚手のものまで幅広く使用され、定番の防寒に使われるほか、冷房除けや日差し除けなどにも利用されています。柄についてもチェックなどカジュアルなものから、高級な刺繍のものなど、時代とともにバリエーションも増え、ストールのカテゴリ自体も「防寒具」から「装飾品」へと変わりつつあります。今回は、そんなストールの中でも幅広く大きめに作られた「大判ストール」の巻き方やアレンジスタイルをご紹介します!
マフラーとの違いは?
マフラーと大判ストールの違い①定義は?
種類 | 特徴 |
マフラー | 細長い長方形をした防寒具 |
大判ストール | 幅広で長く、体が包めるほどのものも。本来は「肩掛け」とされる |
マフラーと、大判ストールではこのような違いがあります。どちらも、首や肩に使用する防寒具です。これらの生地に大きな差はほとんどありません。マフラーに無くて、大判ストールに有るものは「幅広さ」でしょう。サイズの違いについては次に詳しくご紹介します。
マフラーと大判ストールの違い②サイズは?
種類 | size:幅×全長 |
マフラー | 約25cm×180cm |
大判ストール | 約70cm×190cm |
英国老舗ブランド「ジョンストンズ」のサイズを参考にしています。上記のように、大判ストールの大きさ(幅広さ)はマフラーの約3倍となっています。またこの他に、マフラーより大きめ大判ストールより小さめの「中判サイズ」もあります。(約35cm×190cm)このようにサイズに大きな差がある両者ですが、その見た目の違いはどうでしょうか。次に詳しくご紹介します。
マフラーと大判ストールの違い③見た目比較
トルソーで比較!マフラーの見た目は?
ジョンストンズのカシミア「マフラー」です。見た感じも細めでンパクト、全体的にすっきりした印象です。首全体は覆っていますが、この巻き方では肩まで生地が届いていないようです。
トルソーで比較!大判ストールの見た目は?
ジョンストンズのカシミア「大判ストール」です。前記のマフラーがコンパクトですっきりしていた反面、幅広で大きめサイズの大判ストールは前身頃を全体を覆いボリューミーでリッチな印象です。肩も生地でしっかり隠れています。次は、実際に女性の首に巻いたスタイルで比べてみます。
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女性の首に巻いて比較!マフラーの見た目は?
マフラーが、首元が詰まったニットにもスッキリ・スマートに主張しています。色の配分は、ニットの黒とチェック柄が半分ずつ、または黒優勢といった印象です。
女性の首に巻いて比較!大判ストールの見た目は?
大判ストールが主張しており、よりカジュアルな印象です。色の配分は断然チェック優勢。マフラーと大判ストール、どちらのスタイルもそれぞれ違った印象を受けるこの2種類ですが、シンプルなスタイルにこれらを巻くと、よりこなれ感やおしゃれ感が生まれますね。
大判ストール巻き方①エディター巻き
簡単でありながらも、生地や柄、巻き方もきつめに巻くか緩めに巻くかで、見る側にとって雰囲気が全然違ったものになるという、いろいろお得な巻き方です。
大判ストール「エディター巻き」巻き方手順
それでは基本の巻き方手順をご紹介します。ストールの1/3ほどの長さを片側、残りのもう片方に掛けます。そのあとは、2/3の長さの方の端をもって、首に一周回します。以上で完成です!
大判ストール巻き方②ループ巻き
こちらも定番の巻き方、ループ巻きです。マフラーなどでもよく見かけるこの巻き方は、某TV番組で「一番温かい巻き方」として紹介されたことで注目を集めています。一番温かいといわれるその理由は、折り畳んだ生地の厚さ×首に隙間が空きにくい巻き方なのだからだそうです。
大判ストール「ループ巻き」巻き方手順
さて、そんなループ巻きの基本の巻き方です。大判ストールを縦半分に、さらに長さを半分になるよう折った後、その中心を首の後ろに当て、生地を前へ垂らします。その後、垂らした一方が輪のようになっていますので、そこへもう一方の端を入れ込み形を整えれば完成です。
大判ストール巻き方③アフガン巻き
こちらのアフガン巻きは、もともとはアフガニスタンの人々が、大きめの布を使い砂埃や日差しから身を守るために利用した巻き方と云われています。そのワイルドな見た目から、女性のカジュアル、メンズライクな格好にも相性抜群でスタイルもカッコよくきまります。厚手の生地の大判ストールになるとよりカジュアルな印象です。
大判ストール「アフガン巻き」巻き方手順
アフガン巻きの巻き方手順のご紹介です。まず、前にご紹介したエディター巻きの手順でストールを首に1周巻きます。その際、どちらか一方を短めに残すようにしてください。次に、短く残した方の体の内側にきている端を持ち、反対側の肩の方へ持ち上げ、首元の巻きにいれこんでいきます。この時に残った外側の端が三角の形をして胸の方へ寄ってくるように整えます。そして、最後にもう一方、長く残した方を反対の肩の巻きへ入れ込みます。形を整えれば完成です。
大判ストール巻き方④ミラノ巻き
次はミラノ巻きです。どうみても複雑なミラノ巻き。実は思っている以上に簡単に巻けるんですよ!簡単なのに、凝って見えて、おしゃれに見えるとってもお得な巻き方ですね。
大判ストール「ミラノ巻き」巻き方手順
巻き方手順です。まず、前記のエディター巻きから始めます。一方の長さを短く巻いてください。次にこの短い方を、首に巻きつけた部分の内側から輪になるように、そっと持ち上げます。持ち上げてできた輪に、長い方の端を入れ込み、形を整えて完成です。
大判ストール巻き方⑤ネクタイ巻き風
このネクタイ巻き風は、エディター巻きをアレンジしたとても簡単な巻き方です。生地により印象は変わりますが、画像のような厚めの生地でボリュームをだしてもとてもかわいい巻き方になります。きっとこんなに簡単な巻き方なんだ!と驚かれますよ。
大判ストール「ネクタイ風巻き」巻き方手順
ネクタイ風の巻き方です。まずは前記のエディター巻きから始めます。それから、端を片方ずつ首元の巻いている部分に上から通すように入れ込んでいきます。形を整えて完成になります。
大判ストール巻き方⑥ダブルクロスノット巻き
こちらはダブルクロスノット巻きです。これまでの他のどの巻き方よりもボリューミィです。シンプルなニットやロンTなどのアクセントとしても効果ばつぐんですね。難しそう?いえいえ、こちらも思ったよりも全然難しくないんですよ。
大判ストール「ダブルクロスノット巻き」巻き方手順
それでは手順をご紹介します。まず、前記のループ巻きのようにストールを折り首に当てます。通常なら、片方の輪の中に、もう一方の二本を入れ通すところですが、今回は一本だけ。一本だけ輪に通したら、その輪をねじります。(先に通した一本はねじった輪には入りません)ねじった輪の中に、残った一本を入れ通します。形を整えて完成です。
秋にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ4選
秋にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ①
薄手の大判ストールなら、暑さの残る秋口にも軽く羽織って女性が気になる日差しと冷房を遮るのにとても役立ちます。黒のコーディネートに鮮やかな緑がとても目を引きます。サラッとした薄手の素材で見た目にも暑苦しさを感じさせません。
秋にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ②
肌寒くなってきたら、トレンチコートの出番。広く開いたトレンチコートの首元に大判ストールをかけて風の侵入をふせげます。首から胸元にかけてとても暖かなのは、スカーフやマフラーより大きめな大判ストールならでは。厚手のもの、幅広なものを使うことで冬口まで使えるスタイルです。
秋にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ③
薄手のストールを肩から腕にかけて羽織るようにして角を結び、ボレロ風にアレンジ。秋の上着を着るほどでもない日には、気温に合わせて上着脱いだり着たりを繰り返すより、いざという時には薄手の大判ストール1枚があれば安心です。
秋にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ④
肩から掛けた大判ストールにベルトを巻いて上着風アレンジ。このような使い方も上半身を覆える幅広な大判ストールだからこそできるアレンジです。単色コーディネートに鮮やかなストールを選んで一気に華やかに。ベルトで固定しているので裾もヒラヒラしません。厚手の生地なら冬でも活用できそうです。
冬にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ4選
冬にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ①
暖かい日には、厚手で大きめの大判ストールをさっと羽織るだけでもOKです。タータンチェックのカラフルな大判ストールが黒でシックな装いに華を添えています。クラシカルで上品な、とても女性らしいコーディネートです。
冬にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ②
寒色コーディネートでさらにスマートな印象です。首元から胸元まで全体を覆うこの巻き方はとても暖かいうえ、凝った巻き方という印象から一目置かれるスタイルです。ダウンコート、ライダースに合わせて一層メンズライクに仕上げても格好いいですね。厚手のものだとさらに防寒性大!
冬にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ③
暗めの色になりがちな冬のスタイル。明るめカラーで全体をまとめれば冬も明るく過ごせそうです。大判ストールに洋服、靴とさりげなく白とベージュのカラーでまとめられています。大判ストールはくるっとに女性の首に巻いただけでも、その厚手のボリュームからさらに華奢に見せてくれ、小顔効果も絶大。着るものを選ばずカジュアルスタイルからオフィススタイルにまで幅広く使えるアレンジです。
冬にお勧めの大判ストール巻き方アレンジ④
大判ストールの「幅広」「厚手」「大きめ」を最大限に活かしたスヌード巻き。女性の華奢な首にぐるぐる巻きつけたこのスタイルはまさに見た目の可愛さと防寒、どちらをとっても「王道」ではないでしょうか。こちらの女性のようにふんわり巻けば上品に、すこししっかり目にコンパクトに巻けば少しカジュアルに。巻き方は同じでも色々とニュアンスを変えられる大判ストールは必須アイテムですね。
薄手の大判ストールおしゃれな使い道3選
薄手の大判ストールおしゃれな使い道①
薄手の大判ストールならベルト代わりに取り付けるだけで、いつものコートに変化をつけられます。後ろで巻くだけではなく、前に回して結んでもとても可愛くなるのではないでしょうか。もちろん寒くなれば、はずして首に巻いて使用してもいいのが大判ストールの嬉しいところですね。
薄手の大判ストールおしゃれな使い道②
いつものパンツスタイルに薄手の大判ストールを腰から巻いてスカート風アレンジ。ますます華やかでおしゃれに見えます。色とりどりの大判ストールで何通りものパターンを試したくなるアレンジです。また生地が薄いので2枚使いでもアレンジが広がりそうですね。他に比べて生地が大きめな大判ストールだからこそできる、腰から下を覆ったスタイルです。
薄手の大判ストールおしゃれな使い道③
全体的にピンクと白でまとめられ、はつらつとした印象のスタイルです。アイテムひとつずつが1色なのに対し、頭に巻かれた大判ストールはその2色が入っており、さもすればうるさくなりがちな多色で大き目な大判ストールでも、逆にすっきりとオシャレに使用されています。
大判ストール巻き方まとめ
大判ストールの巻き方やアレンジ方法、マフラーとの違いを今回はご紹介いたしました。巻き方がよく分からないといわれる大判ストールですが、やってみると意外に簡単、そして普段のファッションにひと巻きするだけで簡単に「こなれ感」や「おしゃれ感」が。スタイルに合わせて生地の厚みや大きさを選ぶこと、そして全体の色のバランスも大きなポイントです。その日に合った1枚を選んで、毎日のコーディネートに大判ストールを加えてみてくださいね!
他にもファッションアイテムが気になる方は、こちらもチェック!
今回は大判ストールの巻き方やアレンジ方法などをご紹介しましたが、他にもファッションアイテムが気になる方はぜひ下のリンクもチェックしてみてください。今流行りのスタイルがたくさん載っていますよ!
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