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カンナの花言葉は?花言葉の由来や意味と花の種類などをご紹介!

向日葵などと並んで夏の太陽がよく似合うトロピカルな印象のカンナの花。インドではカンナの赤い花の色は、仏様の傷から流れた血の色だなどという伝説があります。高温多湿の気候にも強いので日本の真夏に楽しむ花にもふさわしいカンナ。カンナの花の情報や花言葉をご紹介します。
2020年8月27日
ティンカー・ベル
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カンナの花言葉、その意味や由来をご紹介

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照りつける真夏の太陽がよく似合うトロピカル風の見た目の花のカンナは、鮮やかな花色が特徴の球根花です。耐暑性、耐湿性に優れていて、高温多湿に強く、日本の真夏に楽しむのにもふさわしい花です。別名「壇特(ダントク)」と呼ばれていますが、その呼び名はインドの釈迦伝説に登場する花であることから由来しています。見た目からの鮮やかに真夏を彩るカンナの花の情報、そして花言葉とその意味も一緒にご紹介します。

カンナの花とは

カンナの花の誕生にまつわるインドの釈迦伝説

カンナの花の由来は、インドに伝わる釈迦伝説から知ることができます。その内容は釈迦の弟子の一人があるとき、お釈迦さまを殺そうと企みました。ある日お釈迦さまが旅に出たときに、山の上で待ち伏せしてお釈迦さまが下の道を通りかかったときに大岩を突き落としました。岩は釈迦の足元に落ちて、砕け散った岩の破片の一つが釈迦の足の指に当たり血が流れたのだとか。その血が大地に流れ込んで、そこから芽を出して咲いた真っ赤な花がカンナの花だと言われています。カンナの赤い色はインドでは仏様の流した血の色。これがカンナの花の誕生に由来する釈迦伝説です。ちなみに悪だくみをした弟子は、この後、地獄に落ちたのだそうです。

カンナの花の基本情報

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カンナのガン産国は熱帯アメリカ(メキシコ全域、全中米、コロンビアやペルーなどの南米の北側2/3の地域)です。またカンナ科カンナ属(ダンドク属)の春植えの球根花です。学名はCanna。赤、オレンジ、ピンク、黄色、白などくっきりした鮮やかな花色が特徴です。耐暑性、耐湿性の高い植物で高温多湿の日本の夏でも育ちやすい花です。庭に地植えしてりや鉢植えや切り花にして楽しむことができる植物です。

カンナの別名

カンナの和名は「花かんな」

カンナの和名は「花かんな」とか、釈迦伝説に由来して「壇特(だんとく)」と呼ばれています。カンナは、園芸品種が1000種類以上あり、実際に流通しているのは鮮やかな原色のものが目立ちますが、系統などの区別はないので、観賞用の植物として、まとめて「花かんな」と呼んでいます。漢字では「曇華」と書きます。

英語での呼び名

カンナは英語では「Canna」「Canna lily」「Indian-shot」「Common garden canna」と英語では呼びます。英語で呼ぶときの「Canna」とは、カンナ属の学名「Canna」に由来しています。英語で呼ぶときの「Canna」とは葦(アシ)を意味するラテン語から由来し、カンナの茎がアシのように中が空洞になった管状であることに由来するという言われています。一方で英語の呼び名はギリシャ語の「Kanna(葉)」に由来しているという説もあります。

カンナの花の見た目の特徴

花弁に見える部分は実は雄しべ


カンナは草丈が1~2mほどで、見た目、背の高い球根花です。茎の頂点に大きな花を咲かせます。カンナの花の見た目は、大きく見た目は花弁に見える部分は、実は雄しべが花弁のように変化した部分で、カンナの本当の花はとても小さくて目立ちません。カンナは花の原色は赤で、原種が20種類ほどある種類のほかに1000種類ほどの園芸品種にはピンクや黄色、オレンジなどの色の花を咲かせる種類があります。

カンナは葉の見た目も魅力的

カンナは鮮やかな花の見た目も目を引きますが、葉の見た目も魅力的で、葉も観賞して楽しむことができます。葉の見た目は30~60cmほどの大きさで、大きな楕円形をしています。それがすーっと立ちあがる姿が美しいのがカンナの見た目の特徴の一つでもあります。葉は種類によって緑色、銅色(赤黒くツヤのある色)、茶と黄緑のストライブ、白と緑のストライプなどの種類があります。花の色も鮮やかで綺麗ですが、個性的な葉も魅力があり、大きな葉を光に透かして見ると、葉を通して見れる光線がこれまた美しく見えるのは、カンナを育てた人だけが知る醍醐味です。

カンナの花の種類

カンナの種類は約1000もある

現在カンナの原種は20種類ほどあるといわれ、そこから園芸品種が作られており、それらの種類を含めると、約1000種類ほどの種類があるといわれています。芸品種は主にフランスで作られているほかイタリアやイギリスなどでも作られているそうです。フレンチカンナ、イタリアンカンナなどは素人では見た目では区別のできない品種もたくさんあります。草丈が40cmくらいに短い矮性種の種類もあり、2m以上の高性種の種類もあります。

フランス系の園芸種のフレンチ・カンナ

日本で見かけるカンナはこの種類の多くです。草丈が1.5mくらいです。フランス系のカンナは大きな花を咲かせます。フレンチ・カンナの中にも種類があり、その代表的な種類が「アメリカン・レッド・クロス」という種類です。緑色の葉に真っ赤な花を咲かせます。そのほか白い花を咲かせる「ユーレカ」や黄色の上に赤い斑点のある「アンアーファン」などの種類もよく見る種類です。

イタリア系の園芸種のイタリアン・カンナ

イタリアン・カンナは草丈が2mを超える高性種で、フレンチ・カンナよりも花が小さいのが特徴です。花弁に似た雄花の部分が筒状になっており、反転して花を咲かせます。花はラン系の植物の花によく似た花です。性質は強く、育てるのには手間はほとんどかかりません。野生状態でもよく育つ種類です。

 

葉が美しいカラーリーフ・カンナの種類

カンナという植物は葉も魅力的だとお話ししましたが、葉の色が美しい種類も多く、葉の美しいタイプの種類を特に「カラーリーフ・カンナ」と分類して呼び分けています。葉が美しいカラーリーフ・カンナの中にも種類があります。たとえば「カンナ・オーストリア」は草丈が40~50cmと短い矮性種のカンナです。葉はシックな銅色の美しい葉で、水辺での栽培にも向いています。また「カンナ・ダーバン」という種類は、最初は葉が燃えるような赤い縞模様なのですが、生長すると緑色の縞模様に変化していく面白い特徴があります。草丈は100~150cmくらいで生長するとダイナミックになっていきます。

カンナの花の咲く季節は

開花の時期は6~10月で季節は初夏から秋

カンナは季節が春になったら球根を植えます。花の咲く時期は6~10月、季節は初夏の初めから秋の時期です。高温多湿に強いので日本の真夏の季節でもあでやかな花を楽しむことができる花です。多年草なので季節が冬になったらそのままか、もしくは球根を掘り起こし春に植え替えをします。


カンナを上手に育てるポイント

カンナという植物は丈夫で育てやすい!

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カンナを上手に育てるポイントは、土壌はそれほど選びませんが、しいて言うなら、水はけがよい土に十分に緩効性の肥料を元肥を与えて植え、日当たりの良い場所で育てるのがポイントの一つです。鉢植えなら3cm、庭に地植えするなら6cmほどの深さにします。土の表面が乾いたらたっぷりと水を施しますが、湿った状態が続くと球根が腐ってしまうので注意してください。追肥は1~2か月に1回程度、液肥を既定の分量の水で薄めて(最初は薄めにしてする)与えましょう。背が高くなるので、早めに支柱を立ててあげると、倒れる心配もありません。

カンナの植え付け時期や剪定方法

2年に1度は球根を堀りあげ植え付けなおす

カンナは多年草の植物なのですが、冬の時期、10℃を下回るようなら球根を掘り起こして、新聞紙などに包み翌年の春まで保管し、春になったら(4~5月の時期)植え付けします。10℃を下回らないような地域では、植えたままにして冬越しすると、翌年また新芽が出てきます。ただ2年に1度は球根を堀り上げて乾燥保存するようにするとより上手に花を咲かせます。

花が終わる時期や葉が枯れる時期に剪定を行う

花が咲き終わる季節になると、種ができてしまい球根に栄養がいかなくなってしまうので、枯れた花はその付け根から切り落としてしまいます。そして葉っぱが完全に枯れる季節を迎えることには、株元から5cmくらいのところで茎を水平に刈って剪定しましょう。 

カンナの花言葉と意味について

その花を象徴する花言葉とは

中世のヨーロッパでは、花言葉は男女がお互いの気持ちを確かめ合うのに大切な役割をしていたそうです。男性は花言葉に気持ちを託しては、恋人に花束を贈り、花束を贈られた女性もまた気持ちを花束に託して、相手に意味のある花を花束にして花束を贈ったそうです。そんな習わしが伝わり、花言葉にメッセージや感謝の気持ち託して花を贈る習慣が現代にも広まりました。

花言葉を知っておくと花束を贈るときに便利

自分の気持ちを表現でいる花を探して、花束に添えて花束を贈る習慣は現在の日本も盛んに活用されています。その植物を象徴する花言葉とは、ギリシャ神話や各地の伝説や風習にちなんだ言葉や、その花のイメージになぞられた言葉が花言葉に選ばれてその植物を象徴する言葉として付けられています。ただ必ずしも良い意味を持っているとは限らず、マイナスのイメージの言葉もあります。ですからその花の象徴となる花言葉を知っておくと、花束を贈るときに、大切な人に失礼なこともありません。

カンナの花言葉と意味1


さて、真夏を代表するカンナの花の花言葉は「情熱」「快活」「笑顔」が付けられています。「情熱」というカンナの花言葉の意味は、真夏に咲き、真っ赤に燃え上がるような鮮やかな花色を意味しています。「快活」という意味は花弁が大きく華やかな姿から、若い恋人同士のように明るく元気な意味があります。「笑顔」という意味は、カンナ種がとても堅いことで赤ちゃんをあやすガラガラのおもちゃに使われたことから、楽しい笑顔をもたらすという意味があります。

カンナの花言葉と意味2

カンナは「命の再生」という花言葉も持ち合わせています。この意味は第二次世界大戦で広島に原爆が投下された後、焼け野原の広島で、翌月には芽を出し真っ赤な花を咲かせ命を吹き返したカンナの花姿に、人々が生きる勇気と希望を見出したことが由来して平和の象徴としての意味を持った言葉です。

カンナの花言葉と意味3

カンナは英語で「paranoia」「suspicion」という花言葉が付いています。英語の「paranoia」は妄想、「suspicion」は疑いという意味です。これらの意味はカンナの鮮やかな花色のイメージになぞられてつかられた花言葉で、鮮やかで幻想的なことから妄想という意味を持つ言葉が付けられたといわれています。

 

カンナの花言葉と意味4

カンナの花には「不遜」「反逆の罪」というマイナスなイメージの花言葉もあります。これらはカンナの花の誕生伝説から由来してきた花言葉です。「不遜」とは思いあがっていることや、おごった気持であること、そのような態度であることを意味しています。カンナを添えて花束を贈るときには、相手によってはちょっと気を付けたい言葉ですね。

カンナの花束!贈ってみませんか

https://www.photo-ac.com/main/detail/473974?title=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%80%80

日本の真夏でも育てやすいカンナの花。庭に地植えしたり、鉢植えで楽しむほかに、切り花として飾っても良し!鮮やかな色が特徴のカンナは元気の出る花言葉をたくさん持ち合わせいるので、花束にして贈っても喜ばれる花です。贈る相手によってはマイナスイメージの言葉もありますが、それでも見た目もハツラツとした印象の明るい花です。カンナの花の花言葉にメッセージを託し、大切な人への花束はぜひカンナの花を添えてみてください。

カンナの情報をもっと知りたい方はこちらもチェック!

カンナの花の付いての情報をもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください。カンナの情報が掲載されています。情報をたくさん集めて、カンナの花を上手に育ててみてください。