モンベルについて
モンベルの評判
「モンベル」は日本を代表するアウトドアブランドです。通販サイトでもメンズ(レディス)アウトドアウェアの人気ランキングではトップランカーで、モンベルの評価の高さをうかがえます。また、街を歩いていてもモンベルのアウターを着ている若者もよく目にするでしょう。
モンベルの特徴
モンベルはほかのブランドと比べると落ち着いた色合いのウェアが多いと評判です。他社のカラフルなアウターは海外ブランドが多いです。モンベルは、世界で愛される登山用具の開発を、との思いから創業された、日本人が日本に作った日本の会社です。雨が多い日本のような気候に合った製品の開発を進めてきたモンベルだからこそ、色合いも日本向けに開発しているのかもしれません。
モンベルの魅力
年齢を選ばない
最先端の素材を取り入れたり、軽量化にこだわったりと、モンベルは機能性が素晴らしいブランドという認識は登山者やアウトドア愛好家の中でも知られています。一方でコストパフォーマンスもほかのブランドと比べて良いので学生さんから年配の方にまで愛される、というのもモンベルの人気の一つでしょう。口コミでも値段についての好評価はよく見かけます。
安く手に入れる方法がある
コストパフォーマンスの評判が高い、といっても基本的に値引きはありません。
①モンベルクラブの会員になってポイントをもらう
②アウトレットで安く手に入れる
などがさらに安く購入する方法となります。
モンベル推奨レイヤリング
初めてウェアを購入される場合はもちろん、追加で検討中でも「何を買えばいいのか?」がわからない方も多いのではないでしょうか。パウダーシェッドパーカの機能性や評価を紹介する前に、モンベルの推奨レイヤリングを記載します。
アウターレイヤー
一番上に着る服です。雨、風、雪から体を守る役割をします。選び方は運動量や標高、気象条件なども関わってきます。
(例)アルパインクロージング、レインウェア、ダウン、ソフトシェルetc…
ミドルレイヤー
「行動着」と「保温着」があります。汗をうまく透過させる通気性や速乾性が最も必要とされるポイントです。
(例)ダウン、ソフトシェル、フリース、トレッキングシャツetc…
ベースレイヤー
肌を水気なく保つことと、保温性を保つことを目当てとして選びます。こちらも気象条件や発汗量、運動量などに応じて選択します。
(例)ジオライン、スペリオルシルク、スーパーメリノウール、機能Tシャツetc…
パウダーシェッドパーカの機能性
パウダーシェッドパーカーとは
アウターレイヤー、ミドルレイヤーのどちらとしても使用機会があるのが「ソフトシェル」です。パウダーシェッドパーカは、モンベルで最も温かいソフトシェルと評価されています。最も温かい、といってもダウンジャケットのように暑くなりすぎないので汎用性の高いアウターといえるでしょう。
ソフトシェルとは
ソフトシェルの生地は、防風・透湿性フィルムをシェル素材と暖かなフリース地で挟んでできています。つまり冷気の進入を防ぎ、かつ温かさを逃がさない素材といえます。また、伸縮性・耐水性・通気性にも高い機能を誇っているのがソフトシェルです。ただ、防水性においては完全ではありません。レインウェア替わりとしての使用には注意が必要です。
ソフトシェルをアウターとして使うメリット
一つは、ストレッチ性の高さです。動きやすい、ということはスポーツやアウトドアに最適です。もう一つは、透湿性の高さ。発汗量が多いスポーツで着用すると、快適に運動できます。
「ハードシェル」とは
「ソフト」があれば「ハード」ももちろん存在します。ハードシェルはソフトシェルよりも強度の面において優秀です。ソフトシェルがストレッチ性の高さや動きやすさの面に焦点を当てているのに対し、ハードシェルは天候が変わりやすい山や雪山にも耐えるしっかりとした素材といえます。
ソフトシェルの歴史
登山・アウトドアウェアの中でも割と新しいものです。1990年代にはやわらかい素材、保温性、ストレッチ性能のみの機能性しかありませんでした。今、私たちが防風性に優れたパウダーシェッドパーカを着られるのは2000年代以降に進んだ改良の結果です。
パウダーシェッドパーカの高スペック
秘密①「クリマバリア」
ソフトシェルは防風性の高い素材「クリマバリア」を使用しています。クリマバリアを一言で表すと「風に強く蒸れにも強い素材」です。激しい動きにも耐えられることから、ウィンタースポーツに適しているといわれています。実際、口コミでも次はスキーにも使用したいという声が相次いでいます。
秘密②コンシールジッパー
冷気をシャットアウトする「コンシールジッパー」を適用しています。ジッパーのコイルが露出しないので、表面がフラットになります。要は生地と生地のつなぎ目がほぼなくなるので冷たい風が進入しにくいのです。コイルの露出がないため、デザイン性の評判を高く押し上げる要素にもなっているでしょう。
秘密③袖口のベルクロ
袖からの冷気もベルクロでシャットアウトします。ベルクロは別称の「マジックテープ」と表せばわかりやすいでしょうか。袖口のフィット感を調節できるシステムです。
パウダーシェッドパーカを購入前に
パウダーシェッドパーカを選ぶ際
同じモンベルの中でもほかに「ノマドパーカ」が人気商品としてあります。温かさを重視のアウターならパウダーシェッドパーカ、中間着としてのみ使いたいならノマドパーカを購入するのがおすすめです。サイズは日本人用のサイズ表で作られているので普段の服を買う際と大きく変わらず選べます。
購入者の口コミ・評判
過去のレビューを参考に普段のサイズより一つ落としてLサイズを購入しました。 やはりピッタリで薄手ながら風をしっかり防いでくれるライトダウンをインナーにスキーにも使っています。
ワンサイズ下でベストかも? 素材もストレッチ感があり、気楽に使用できます。
それぞれ防風性、ストレッチ性について満足がいった旨の口コミを投稿されています。気になるのはお二方とも「普段のサイズより一つ落として」購入されたり、「ワンサイズ下でベストかも?」という感想を持たれている点です。サイズ感に不安があれば店舗の近くにお住いの場合は試着してみたほうがいいかもしれません。
パウダーシェッドパーカの価格帯
モンベルの他のパーカーやジャケットが1万円弱から1万円台前であることを考えると、パウダーシェッドパーカの値段は「1万円台後半+税」と少し高めの設定です。しかしながら、性能は同社のソフトシェルのうちで最高峰なので金額に見合った満足を得られることが期待できます。
街着としてのパウダーシェッドパーカ
最強の街着
パウダーシャッドパーカは防風・防寒として他と比較してもベストな街着になります。綿製品ではないので強いです。しかもモンベルは軽量化にもこだわっているので、肩も凝りにくいといえます。
特に寒い地域に住んでいる場合
ユニクロさんやGUさんのダウンやフリースでは少し物足りないと感じられている場合はとても満足のいく街着となります。山登り用のダウンと比較すると不足に思うかもしれませんが、街着として使用するなら問題ないはずです。特に寒い地域にお住いの方は、ネックウォーマーを合わせたりソフトシェルの下にタウンユースのフリースなど温かい服を合わせることで対応されるとより温かさを感じられることでしょう。
街着としての口コミ・評価
防風性が高く蒸れないので冬場の自転車に乗る際は大活躍します。 軽くて薄い(良い意味)ので非常に使い勝手が良いです。
ダウン系と違って電車で汗も掻かなくなり気に入りました。 もう一着購入して現場仕事にも使いたいです。
自転車に乗っていても、電車に乗っていても大活躍していることがわかります。電車に乗られている方も、動きやすさを感じられているのでしょう。仕事中も使えると判断されているようです。
手入れ方法
街着として使用するなら洗濯の頻度も上がってきます。洗濯水は40度まで。洗濯機を使う場合は弱コースです。脱水機の使用はできます。一度脱水してから、モンベルのODメンテナンスシリーズで撥水加工の上、もう一度脱水にかけましょう。
スキーウェアとしてのパウダーシェッドパーカ
「パウダーシェッドパーカ」という名前
「パウダーシェッド」のネーミングからも「粉がつかない」イコール雪が付きにくいパーカである、という意味と推測されます。登山はもちろんですがスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツのシーンで真価を発揮しそうな名前です。袖にもリフト券を入れられるくらいのポケットもついています。
他のパーカとの比較・評判
パウダーシェッドパーカは、スキーで風を切って滑っても平気なくらい温かいと評価されています。温かくなりすぎると前を開けたり、わきの下のピットジップを開けて調整ができます。他のパーカ系アウターである「ノマドパーカ」は程よく風を通してしまいます。冬山では体が冷えやすく、スキーウェアとして購入する場合は用途が全然違いますので間違えて選ばないようにしましょう。
スキーウェアとしての口コミ・評価
軽くて機能的です。スキーと普段のアウターとして活用しています。
上下のアンダーウェアに同じモンベルのジオラインMW、 上の中間着にパタゴニアのR1ジャケット(薄手のフリースです)、 アウターとしてパウダーシェッド、下はスキーウェアといういでたちでした
スキーウェアとして活用する際も「アウターレイヤー」「ミドルレイヤー」「ベースレイヤー」の概念を取り入れて使用されているようです。防風・透湿性はもちろん評判がいいのですが、軽さはスキーをするうえでとてもありがたいことでしょう。
ウィンタースポーツアウターとしてのパウダーシェッドパーカ
ウィンタースポーツに最適
モンベルの「商品説明」にも堂々と「ウィンタースポーツに最適」と謳われています。スキーやスノボだけでなく、スノーシューやバックカントリーなどもウィンタースポーツに含まれます。スノーシューやバックカントリーなどはハイクアップするときと、休憩時や滑走時の寒暖差が大きくなります。ウィンタースポーツにはストレッチ性、防風性、保温性、透湿性、すべてが必要です。パウダーシェッドパーカの機能性を考えれば「最適」と言っても過言ではないでしょう。
その他冬の使用シーン
ウィンタースポーツではありませんが、冬期のサイクリングやマウンテンバイク、ランニングにもおすすめです。極寒の雪吹きすさぶ冬山登山は別にして、要は「寒い時期に寒いところで体を動かす際」全般に使えるといえます。ただ、バイクウェアとして着るのは強度の問題からおすすめいたしません。
まとめ
パウダーシェッドパーカの「機能性」「用途」「口コミ」についてご紹介しました。用途に関しては口コミにあったように「仕事着にも使いたい」など、ユーザーそれぞれの使用法が出てきてもおかしくありません。パウダーシェッドパーカの購入を迷われている方は一度気軽にモンベルの店舗かオンラインショップを覗いてみてはいかがでしょうか。
モンベルの他のアウターが気になる方はこちらもチェック!
今回は山登りやアウトドアシーンでアウターレイヤーとしてもミドルレイヤーとしても使えるパウダーシェッドパーカについてご紹介しました。モンベルにはほかにも優秀なアウターがたくさんあります。検討段階では何を選べばいいのか難しく感じますが、「どのレイヤリングで使いたいのか」「どういった用途で使いたいのか」がはっきりすると「これだ!」と思うものに巡り合いやすいでしょう。ご自身の目的にあったアウターと出会えることを願っています。
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