検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

シマノ「19ステラ」ってどう?注目ポイントと歴代モデルとの違いを解説!

今回はシマノ新型リールの19ステラSWをステラの歴史と共に紹介します。19ステラSWに搭載された新技術から、ラインナップまで、口コミの評価もまじえながら詳しく解説します。ビッグゲームに新しいリールの導入を考えてる釣り人必見の記事です!
2020年8月27日
えびこ【えびちゃん】
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

シマノ(SHIMANO) 19 ステラ SW 8000HG 03965

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 08 ステラ SW5000HG

シマノ ステラSW 30000 / 2013モデル スピニングリール / SHIMANO STELLA SW

シマノ(SHIMANO) 19 ステラ SW 10000PG 03967

【送料無料】【シマノ】19 ステラSW 14000XG

【送料無料4】シマノ '13ステラSW 6000HG

シマノ ステラSW30000

シマノ新型リール「19ステラ」登場!

2019年、シマノから満を持して発売された新型19ステラSW。非常に人気の高い13ステラSWからモデルチェンジして発売されたシマノ最新フラッグシップモデルのリールです。今回は新しくモデルチェンジした19ステラSWの魅力に迫ります。従来のステラSWからモデルチェンジし新たに搭載された新技術や、歴史ある従来のステラSWシリーズとの違いなどを、口コミ評価も交じえながら解説します。

シマノ新型リール「19ステラ」とは

シマノ19ステラSWはショア・オフショア問わず、海のビッグゲームを制するために、2019年新しくモデルチェンジしたステラシリーズです。シマノからは「より強く、より堅牢の新次元へ」と銘打って登場した19ステラSW。従来のステラシリーズには搭載されていない数々の新機構を搭載し、よりタフなステラとしてモデルチェンジを果たしました。

シマノ「ステラSW」シリーズの歴史

新型の19ステラSWの前に、まずはステラSWシリーズの歴史を振り返ってみましょう。ステラSWが最初に発売されたのは2001年です。まだ淡水・海水と、リールの使用シーンが細分化されていなかった当時、FWフレッシュウォーター(淡水)、SWソルトウォーター(海水)、ARオールラウンドとラインナップ細分化されて登場した01ステラ。これまでの歴史を塗り替える、衝撃的なリールでした。その後2008年、2013年とモデルチェンジを繰り返し、2019年にシマノから新型ステラSWが登場したのです。

08ステラSW

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 08 ステラ SW5000HG

2008年にシマノからモデルチェンジして発売されたステラSWです。オフショアでの使用も視野に入れ様々なタイプがラインナップされました。エクストラギアタイプが登場したり、ハンドルノブにラウンドノブやエッグ型のノブが採用され、これまでのステラの歴史を大きく塗り替えるリールになりました。

13ステラSW

シマノ ステラSW 30000 / 2013モデル スピニングリール / SHIMANO STELLA SW

これまでのスピニングリールの歴史を大きく覆すことになった13ステラSW。今でも尚その人気は衰えることなく、高い評価を受けているステラシリーズです。30000番という対クロマグロ用の番手が存在するのも、この13ステラSWのみとなっています。

シマノ新型「リール19ステラ」搭載の新技術

新型機構①「インフィニティドライブ」

2019年新型ステラSWに搭載されたシマノの最新技術である「インフィニティドライブ」。今までのシマノのリールに搭載されていた「X-SHIP構造」がより進化した技術です。従来の「X-SHIP構造」からモデルチェンジし、リール中央部に存在するメインシャフトの低摩擦化を実現しました。また、メインシャフト自体が特殊な表面処理仕上げになっており、さらなる低摩擦化を計っています。これらの進化により、19ステラSWではなんと巻き上げ時に釣り人に掛かる負担を30%もカットすることに成功したのです。


新型機構②「ヒートシンクドラグ」

「ヒートシンクドラグ」も2019年に登場したステラSWに初めて搭載されたシマノの新機構です。ドラグ内部はヒラマサやマグロなどの回遊魚とのファイトで高速回転することで高熱を発生させます。この熱がスプールに巻いてあるラインにダメージを与えることで、ラインの耐久度が低下してしまいます。高速回転時の熱を逃すことでラインへのダメージを減らす機構が「ヒートシンクドラグ」なのです。

では、このヒートシンクドラグ、いったいどれくらいの熱量のカットができるのでしょうか。画像のグラフを見ていただければお分り頂けるように、なんと約30%もの熱量カットに成功しているのです。従来のステラとの違いは一目瞭然です。

ドラグが熱を持つことで発生するデメリットには「ドラグ力の低下」という点も挙げられます。シマノはヒートシンクドラグ搭載によりドラグ力の低下も防ぐことに成功しました。高速回転時に発生する熱ダレによるドラグ力の低下を、ヒートシンク機構により約半分にまで抑えることができます。

新型機構③「Xプロテクトforラインローラー」

2019年以前のシマノのリールにも搭載されていた「Xプロテクト」。これはリール内部への海水の侵入を限りなくカットするシマノの技術です。従来のモデルと19ステラSWで大きく違い、「ラインローラー」へXプロテクトが採用されています。ラインローラー部分に搭載されたXプロテクトにより、ラインローラー内部のベアリング部への海水侵入をブロックすることができます。過酷な環境下での釣りでもベアリング性能を長く維持していくことができるリールがステラなのです。

シマノ新型リール「19ステラ」の各モデルをチェック!

それではいよいよ実際に19ステラのラインナップを細かく見ていきましょう。ここではステラSW8000、ステラSW10000、ステラSW14000と番手ごとに分けてそれぞれの違いや性能を紹介します。また合わせて、釣り人の口コミ評価も掲載しますので、どの番手を買うか迷った時には参考にしてください。19ステラSWはまだまだラインナップが少ないですが、今後さらに細かくラインナップが充実していくようですので、現行のモデルでは存在しない番手を購入予定の場合は少し待ってみるのもいいかもしれません。

シマノ新型リール19ステラ「8000HG」/「8000PG」

シマノ(SHIMANO) 19 ステラ SW 8000HG 03965

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

おかっぱりからオフショアまで、幅広く回遊魚を狙うことができるバーサタイルモデルのステラSWです。以前のステラと違い、スプール周りを小径化させることで回転性能が向上しています。また13ステラSWから50gの軽量化に成功し、さらなる操作性アップを実現しました。

ヒートシンクドラグが搭載されていない

19ステラSWの8000番モデルにはヒートシンクドラグが搭載されていません。シマノの開発スタッフによると、19ステラSW8000番モデルは自重の軽量化を最優先させるために、ヒートシンクドラグは搭載しなかったとのことです。

口コミの評価


ショアジギングをメインとした釣り人の口コミ評価が多く、その評価も非常に高いです。スプール周りの小径化による巻き心地の良さも実感できるようです。また言うまでもなく、釣り人の所有欲を満たしてくれるリールとなっています。

MHクラスのショアジギングロッドに合わせて追加しました。 実用性だけで考えるなら、クラス下のツインパワーと価格程の差異は無いと感じます。 もちろん、突き詰めていくとステラSWの方が良いのは言うまでもありません。 巻きは旧型と比べてみても誰でもわかるぐらい軽くなっていますね。 やはり、フラッグシップの製品ですから、オール金属製や防水処理からくる高級感や信頼性、最高の道具を使っているという所有欲を満たしてくれる点が大きいと思います。

シマノ新型リール19ステラ「10000PG」

シマノ(SHIMANO) 19 ステラ SW 10000PG 03967

19ステラSWのなかで10000番クラスは、現在パワーギア(PG)タイプのみがラインナップされています。ゴリゴリに巻くパワーが求めらる深場のジギングなどの釣りにおすすめのステラです。19ステラ8000番のモデルと比較しても自重が45gしか増えていないのも嬉しいところです。

ヒートシンクドラグ搭載

19ステラSW8000番には搭載されなかったヒートシンクドラグですが、19ステラ10000番以上のクラスにはヒートシンクドラグが搭載されています。ゴリゴリに巻いた後、魚が急に走り出してもしっかり対応することができます。また、どの19ステラSWも共通ですがドラグノブが大きく深くなったことで、ファイト中のドラグ調整もよりスムーズに行えるようになりました。

口コミの評価

ステラならではの巻きの滑らかさでキャストし続けても疲れず、魚をかけても圧倒的なパワーでねじ伏せることができる、まさに理想のリールに仕上がっています。パワーギア(PG)だけあって、通常クラスの青物であれば余裕で巻いてくることができるので、オフショアでの釣りで活躍すること間違いなしです。

滑らかさ、パワーどれも文句無しです 6キロほどの青物なら軽く上がります

シマノ新型リール19ステラ「14000XG」/「14000PG」

【送料無料】【シマノ】19 ステラSW 14000XG

19ステラSWシリーズでラインナップされている中では一番大きなモデルとなっています。大型回遊魚やGT、マグロのキャスティングゲームにはエクストラハイギア(XG)モデルを。ジギングでのビッグゲームではパワーギア(PG)を選ぶと良いです。オフショアの釣りをオールラウンドにこなすことができるステラなので、船釣りが多い釣り人におすすめのモデルです。

13ステラSWとの比較

6000番以下のモデル

【送料無料4】シマノ '13ステラSW 6000HG

19ステラSWには8000番より小さいモデルがラインナップされていません。現行のステラSWシリーズで8000番より小さいモデルである、4000/5000/6000番のラインナップされているのは一つ前のモデルである、13ステラSWです。

6000番以下の14ステラSWは買いなのか?

8000番以下のステラSWの購入を考えた場合、14ステラSWの購入も視野に入ってくるかと思います。14ステラSWも「X-SHIP」や「Xプロテクト」を搭載しており、現行の19ステラSWとも十分張り合える性能です。しかし、仮に今後19ステラSWの8000番以下の新型のステラSWが登場した場合、おそらくスプール周りの小径化により大幅な軽量化が実現したモデルとなることが予想されます。緊急で必要でない限り、今後のラインナップに期待して待つのも選択肢のひとつです。


18000番以上のモデル

シマノ ステラSW30000

こちらも同じように、18000/20000/30000番のモデルは19ステラSWではまだラインナップされておらず、現行でラインナップされているのは13ステラSWになります。このクラスのリールが必要な釣りは限られてきますが、口コミの評価も高いステラシリーズだけあって、大型クラスのラインナップが待ち遠しいです。

18000番以上の14ステラは買いなのか?

こちらもやはり6000番クラスの14ステラSWと同じように、新型のステラSWシリーズのラインナップを待った方が賢明です。前述したように、シマノの最先端テクノロジーの結晶である「ヒートシンクドラグ」は、間違いなくオフショアでの大型魚を狙った釣りには欠かせないものです。また、船上で波をかぶるシーンも多いオフショアフィッシングにおいて、Xプロテクトが施されたラインローラーも非常に魅力的。これらの技術が搭載されていない14ステラSWとの性能差は明らかです。

シマノ新型「19ステラ」を動画でチェック!

最後に2019年モデルのステラSWの実釣動画を見てみましょう。この動画では、オフショアキャスティングで19ステラを使用しています。動画中でも語られているように、高い負荷がかかった時にも軽く巻くことができるパワーを秘めています。また、ヒラマサが真下に突っ込んでいくシーンでも、ドラグを締めることでしっかり魚の動きを止めることに成功しています。20kgクラスのヒラマサをリールパワーで制御することができるリール。2019年シマノの新型ステラSWの口コミ評価が非常に高いことにも頷ける性能です。

最後に

夢のビッグゲームで数多くの歴史を作り上げてきたステラSWシリーズ。今回は新しくモデルチェンジした19ステラSWを紹介しました。シマノの最先端技術が盛り込まれ、より多くの大型魚をキャッチすることができるようになった19ステラSW。皆さんもこのリールで、夢の魚を釣り上げてください。

大型魚を狙うリールが気になる方はコチラもチェック!

オフショアで大型のヒラマサやカンパチ、マグロを狙うビッグゲームには欠かせないリール。19ステラSWシリーズ以外にも魅力的なリールが各メーカーから発売されています。気になる方は是非合わせてチェックしてみてください。