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ユムシは何が釣れる?狙える魚と仕掛けをまとめてチェック!

ユムシで釣れる魚とおすすめの仕掛けをご紹介!ユムシのつけ方動画も紹介しています。単価はやや高額ながらエサ取りに強く、釣れればデカイ大物餌!ブッコミ釣りが好きな方、真鯛を投げ釣りで狙ってみたい方は、是非チェックしてみてください!
更新: 2023年6月1日
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目次

ユムシとは?

ユムシ出典: https://shop.r10s.jp/t-port/cabinet/esa-iki/yumushi.jpg

ユムシは、海釣り向けの釣り餌です。手軽に遊べる五目釣り向けの「アオイソメ」、「オキアミ」ほどポピュラーな餌ではありませんが、餌の取り扱いが豊富な釣具店であれば水槽に入っていることもしばしば。

地域性が強く頻繁に使う地方、ほとんど使わない地方に分かれますが、大物釣りの餌としては非常に実績の高い餌になります。どんな釣りで使うのか、どんな魚が釣れるのか気になる方は、是非チェックしてみてください!

入手自体は意外と簡単

ユムシの入手は意外と簡単。通販で購入できるほか、釣具店を通して餌屋さんに注文を入れればほとんどのケースで入手することができます。価格は流通状況やサイズによって変化しますが、概ね一匹150円程度。

単価は高めですがエサ取りに強い餌なので、岩イソメ等を頻繁に付け替えることを考えるとコスパはそれほど悪くない餌と言えるかもしれません。

近縁種のコウジは高価

ユムシそっくりな釣り餌に「コウジ」、「本コウジ」と呼ばれる虫エサがあります。こちらはユムシに近い種類の生き物で、やや色が黄色く大きいのが特徴。国産を「本コウジ」としているショップが多く、釣りエサとしてはコウジの方がよく釣れる、食いがよいエサと言われています。

こちらは数が少なく入荷はまばら、欲しいと思ってもタイミングによっては手に入らないケースが出てくる餌です。価格は一匹250円前後とかなり高額!ユムシの釣りにハマったら、「コウジ」、「本コウジ」もお店にないかチェックしてみましょう!

ユムシで釣れる魚

ユムシで釣れる魚についてです。特に有効とされているターゲットを3つに分けてご紹介します。サイズが大きい餌なので、ターゲットも大物メイン!

接岸のタイミングに合わせて、投げ釣りで狙うスタイルがポピュラーな餌となっています。ターゲットを絞ってポイント選定、ユムシを餌に大物を狙いましょう。

①カレイ・ヒラメ

ユムシは砂地に生息している生き物なので、カレイやヒラメにとってナチュラルで食べやすい特餌になります。どちらの釣りも餌や仕掛けを目立たせることが重要な釣りなので、ボリュームのあるユムシはかなり有効。

体液による集魚効果、フグに齧られても残る餌持ちのよさも高く評価されています。砂地で大物狙いなら、ユムシを試してみましょう1

②クロダイ・真鯛・スズキ

ユムシは鯛族にも人気。サーフ、磯どちらにも登場するクロダイや真鯛にとっても、ユムシは非常に魅力のある餌になるようです。石鯛やスズキといった魚も混じるグループなので、鯛族狙いなら仕掛けは強めに!タックルの強度もしっかり検討して、掛けたら獲れる構成で釣りに臨みましょう!

③根魚全般


アイナメやカサゴ、ハタ類にとってもユムシは御馳走。サーフ隣接エリアはもちろん、磯から投げ込むようなスタイルでも人気の高い釣り餌です。

夜釣りが有効なターゲットでもあるので、捕食行動が活発になるタイミングを狙って仕掛けを投入しましょう。ユムシの集魚効果、シルエットがあれば、アピール力はバッチリです。

ユムシの保存方法について

温度管理に注意しよう

ユムシの保管方法についてです。高温に弱い生き物なので、温度管理には注意が必要。12℃前後の状態をキープする必要があります。

海水に入った状態であれば、そのまま冷蔵庫に入れても2日程度まで保管が可能なので、釣行計画と相談しながら購入を検討してみましょう。体内に水を含んで暮らしているので、海水無しの場合は保管が難しいです。

発泡クーラー+エアポンプがベスト!

酸素と海水温度をキープできる保存方法は、発泡クーラー+エアポンプ。活かしバッカンで海水を頻繁に入れ替えるような方法もおすすめです。釣り場で海水をすぐに補充できる状態であれば、保管は意外と簡単!常に冷たい海水の中で過ごせるように管理しながら、ユムシの状態を維持しましょう!

ユムシを使った釣り方3選

ユムシを使った釣り向けの仕掛け、タックルをご紹介。基本はブッコミ釣り、ターゲットに合わせてタックルや仕掛けの強度を調整するような使い方がおすすめです。

本命、特に大型のみが釣れて他はほとんど釣れないというタイプの餌なので、複数本の竿出し、じっくり構えて待てる長時間釣行で、大型魚の回遊を待ちましょう。

1.堤防ブッコミ釣り

堤防からのブッコミ釣りについてです。メインとなるターゲットはスズキ、クロダイで、サーフや磯ほどの強度は必要なく、気軽な道具立てで遊べます。釣れる魚のサイズに合わせて、ユムシは少し小さめを選んでおきましょう!

堤防のブッコミタックルをチェック

CBプロフィット遠投セット 3-530

出典:楽天

竿は磯竿、投げ竿どちらでもOK。10号程度のオモリまで扱えるものが準備できると快適に遊べると思います。道糸はナイロンの3号、リールは2500番や3000番がおすすめ。PE1号にルアーロッドの組み合わせでもかなり近い構成になるので、お持ちの釣り具をチェックしながら検討してみましょう!

中通しオモリで準備が簡単

ゴム管入リ ブッコミ シルバー8

出典:Amazon

中通しオモリを使ったシンプルな仕掛けをご紹介。道糸、リーダーに中通しオモリを通してサルカンを接続、糸付き針を結ぶだけで準備完了です。オモリの重さは釣り場の流れ次第ですが、遠投する必要はないので5号から10号程度で調整してみましょう!

丸セイゴ針で遊んでみよう

オーナー OH丸せいご 糸付 白 13号-3

出典:Amazon

針は丸セイゴ、12号前後を使うのがおすすめです。堤防から狙えるスズキ、カレイ、クロダイにバッチリ対応できる針なので、魚種が選べない場合はこのタイプの針から始めてみましょう。アオイソメを使ったブッコミにもそのまま流用できます!

2.サーフブッコミ釣り

サーフブッコミのタックルと仕掛けについてです。ドラグ付きのリールを選ぶ、ロッドはヘビーなオモリをキャストできるものを選ぶといった点が道具選びのポイント。

仕掛け自体は誘導天秤+1本針で非常にシンプルです。真鯛、クロダイ、セイゴに対応。太軸のハリを選んで、大物に対応しましょう。

サーフブッコミタックルをチェック

サーフ向けのブッコミタックルについてです。30号クラスの投げ竿にドラグ付きの投げリールを組み合わせた構成がおすすめで、オモリ負荷はポイントに合わせて選べるとベスト。

長時間入れっぱなしにする釣りなので、安定感のある重さのオモリに対応できるモデルを選びましょう。ラインは流されにくいナイロン、強度を重視して4号以上をおすすめします。

オモリは遊動式テンビンがおすすめ

オモリは絡み防止と食い込みを両立できる誘導式天秤がおすすめ。25号程度を目安に、釣り場の潮流やロッドのオモリ負荷と相談しながら選んでみましょう。道糸にナイロンの力糸を接続、遊動部分を通し、サルカンからハリスを出して針を結べば完成です!

ユムシ針をチェックしよう

ささめ針 NM−05サーフ真鯛ブラックM

出典:Amazon

大物も期待できるサーフの釣りには、各メーカーから展開されている丸セイゴベースのユムシ針がおすすめ。ご紹介している針は、ささめの「サーフ真鯛」。軸が長く太軸、ストレート形状で掛けやすいといった特徴を持っています。8号程度のハリスを1.5m程度結んで、1本針で実釣に臨みましょう!

3.磯ブッコミ釣り

こちらもブッコミ釣り、磯から真鯛やアイナメを狙う道具をご紹介します。サーフよりも流れが強いケースが多いので、オモリは30号クラスを選ぶのがおすすめ。

不意の大物に対応できる太軸の針を用意して挑みましょう。急深の堤防、磯隣接のサーフでも、これからご紹介するセッティングをおすすめします。

タックル

ラインは強度重視のPE2号がおすすめ。リールはドラグ付きでPE2号が200m程度巻けるものが必要になります。磯で流されない重さのオモリが必要になる釣りですが、サーフほど遠投は必要ないので、ロッドは扱いやすい長さ、硬さのものを選びましょう。ヘビーな遠投磯竿でもOKです!

捨てオモリ

仕掛けは三又サルカンを使った胴付き仕掛けがおすすめ。こちらも道糸にナイロンの力糸を接続し、ハリス、捨て糸とサルカンに接続するシンプルな構成で楽しめます。ハリスは6号から8号、捨て糸はワンランク細いものにするのがおすすめ。オモリは流されにくい6角30号が人気です!

太軸のユムシ針をチェック


大物向けのユムシ針、マルフジ「シーフォース エボルヴ」をご紹介。こちらも釣れる魚のサイズ、ユムシのサイズに合わせて号数を選ぶのがおすすめです。マルフジはブッコミ、投げの大物釣りにかなり力を入れているメーカーなので、針選びに迷った方は是非チェックしてみてください!

ユムシはまるごとつけるのがおすすめ

ユムシのつけ方を紹介している動画です。ミミズ通しを使った丁寧なつけ方が紹介されています。1匹丸ごと付けることで動き、ボリュームが出るので、カットせずに丸ごと付けるつけ方がおすすめ。1本針、エサ取りに強い特性から、この状態であれば長時間投入し続けても弱りにくく長持ちします。

ミミズ通しを使うことでかなり手早くセットできるようになるので、つけ方に迷う方は是非このつけ方を試してみてください!コウジもこのつけ方でOKです!

ユムシを使った釣りを動画でチェック

クロダイ釣り

チョン掛けのようなつけ方、投げ以外のタックルを使って、ユムシでクロダイをゲットする動画です。潮通しのよい堤防であれば、遠投は必要なく投げ以外のタックルでもバッチリ楽しめます。

ユムシでアタった場合は大型であるケースがほとんどなので、根掛かりやラインブレイクに注意しながらファイトを楽しんでください!

投げ真鯛

ユムシを使った投げ真鯛の動画です。遠投磯竿4号、5号に25号オモリを組み合わせた構成で、入れたら待つブッコミスタイル。カサゴ、真鯛、クロダイと様々な魚種が登場!ユムシは大型が接岸する春から夏にかけての夜釣りにピッタリです!

ユムシで大物をゲット

真鯛をメインにサーフから磯まで、大物に強いユムシ。ゲストが混じって遊べる釣りにはなりにくい餌ですが、アタれば大きいというのがユムシの魅力です。やみくもに投入しても結果が出にくいので、大物実績の高いポイント選びも重要!投げ真鯛、カレイ、ヒラメの釣果情報をチェックして、ユムシの大物釣りに挑戦してみましょう!

投げ釣りが気になる方はこちらもチェック!

投げ釣り向けのロッド、リールが気になる方は、下記のリンクをチェック!シマノの投げ釣り向けリール8選と、おすすめ投げ竿10選をご紹介します。

ユムシ釣りに使うなら、パワーも考慮しながらモデルを選べるとバッチリ!手軽さとブッコミを考慮した設計が魅力のダイワ「キャスティズム」がおすすめです。投げ竿10選に登場するので、気になる方は是非そちらもチェックしてみてください!