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じゃがいもの皮むきが簡単!手間いらずですぐにできる方法をご紹介!

じゃがいもの皮むきと聞くと、面倒で手間がかかるイメージがありませんか。実は、形でこぼこしたじゃがいもの皮もコツさえ掴めば簡単に皮むきすることができます。定番の包丁を使った方法からレンジを使ったお手軽な方法まで、じゃがいもの皮むきが楽しくできる方法をご紹介!
2020年8月27日
かなえ
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はじめに

じゃがいもの品種

有名なじゃがいもの品種は「男爵」と「メイクイーン」。スーパーにいくと、品種で表示されていることもあるので名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ほかにもキタアカリ、インカのめざめまどの品種が有名です。品種が違うと、見た目だけでなく食感も変わります。なじみのある男爵とメイクイーンを比較してみると、男爵はホクホクした食感。メイクイーンは滑らかな舌触りで荷崩れしにくいという特徴があります。

じゃがいもの効果

じゃがいもには「ビタミンC」と「カリウム」が含まれています。野菜や果物に含まれるビタミンCは熱に弱いものが多いですが、じゃがいもに含まれるビタミンCは熱にも強いのが特徴。そのため、煮物や炒め物で使ってもちゃんとビタミンCを摂取することができます。また、ビタミンCはコラーゲンと一緒に取ると球種率が良くなり、美肌効果があるといわれていますよ。

じゃがいもの選び方

芽が出ていないかチェック

芽が出ているじゃがいもは、皮むきが大変なだけでなく栄養も落ちています。芽に栄養が吸い取られるからです。皮部分が緑色のじゃがいもも選ばないほうが良いでしょう。皮が緑色になっている部分には、芽と同じ有毒成分が含まれているといわれているからです。皮むきを簡単に済ませたいのであれば、なるべく芽が出ていないじゃがいもを選んでくださいね。

料理によって使い分ける

じゃがいもは品種によって、食感や味が変わります。たとえば同じ肉じゃがを作っても、男爵を使えばホクホクした食感でドロっとした仕上がりに。メークインを使うとねっとり食感で見た目が綺麗に仕上がります。肉じゃがや炒めものなど煮崩れを避けたい料理には、メークイン。ポテトサラダやコロッケなど形が崩れてもOKでホクホク感を楽しみたい料理には男爵と料理によって使い方を変えるだけで、おいしさもワンランクアップしますよ。

じゃがいもの皮むき方法を紹介!

野菜の中でも皮むきが面倒なじゃがいも。実はちょっと方法を変えたり、コツを掴むだけで簡単に皮むきできます。刃物に慣れていない料理が苦手な人でも、レンジや茹でる方法でじゃがいもの皮は簡単にむけるのです。定番の包丁を使う方法からレンジを使ったお手軽な方法まで。全部で4つ紹介するので、自分のやりやすい皮むき方法を見つけてくださいね。

じゃがいもの皮むき方法①包丁でむく

包丁を使った皮むき手順

じゃがいもの両端を包丁で切り落としておきます。次に、じゃがいもの真ん中部分をぐるっと1周むきます。最後に真ん中部分から、それぞれ端に向かって皮むきしていきましょう。リンゴの皮むきのようにクルクルむいていく方法は、形がでこぼこしているじゃがいもには向いていません。凹凸があるため、どうしても途中で切れてしまったり、皮が残りやすくなってしまうからです。
 


包丁の使い方がポイント

包丁での皮むきが難しいのは、使い方が間違っているから。包丁の柄は、なるべくは先に近い部分をもつのがポイントです。なるべく包丁を短くもつことで、力をコントロールしやすくなるのでケガの防止にもなりますよ。そして、じゃがいもの真ん中を先にぐるっと1周むいてから、残りの皮むきをするところも重要。でたらめにむくより、順番に皮むきすると効率良く簡単に皮むきができるのです。

じゃがいもの皮むき方法②ピーラーでむく

ピーラーを使った皮むき手順

ピーラーを利き手で持ちます。じゃがいもはまな板の上に置き、手でしっかりと固定。まずは、ピーラーを持っているほう側半分の皮むきをします。次にじゃがいもの左右をいれかえ、ピーラーで反対側の皮むきをしていきます。いきなりじゃがいも全体をむくのではなく、片方ずつピーラーを使うと簡単に皮むきできますよ。

ピーラーの使い方は簡単

ピーラーの使い方は、コツを掴めばとても簡単。一気に動かさず少しずつ皮むきする、力を入れすぎない。以上2点の使い方を意識し、ピーラーで皮むきしてみてください。何度も引っかかってピーラーが動かないというイライラから解放されますよ。普通のピーラーの使い方がマスターできない場合は、ポテトピーラーが便利。芽取りもできるので、じゃがいも料理を頻繁にする人は、1つ持っておくと重宝するでしょう。

じゃがいもの皮むき方法③レンジでチン

レンジを使った皮むき手順

じゃがいもは、軽く洗って土を落としておきます。ラップでふんわり包み、そのままレンジへ。600wで3分レンジでチンし、あら熱がとれたらキッチンペーパーで包み皮むきしましょう。レンジでチンする前に、じゃがいもの真ん中へ2~3mm切り込みを入れておく方法もあります。包丁で切り込みを入れておくと、端からつるんと皮むきできるので、より簡単に皮むきすることができますよ。

レンジで簡単につるっと皮むき

じゃがいもを少量使いたいときは、レンジでの皮むきがおすすめ。ただ、レンジでチンした後のじゃがいもはとても熱くなっています。キッチンペーパーで包んでも触れないという場合、さっと冷水につけてみてください。あら熱も早くとれ、手で触りやすい温度になるので皮むきをしやすい状態になりますよ。同じやり方で、里芋の皮むきもできます。

じゃがいもの皮むき方法④鍋で茹でる

茹でる&冷水で皮むきする手順

鍋にじゃがいもとかぶるくらいの水を入れます。中火で加熱し、沸騰したら弱火に。15分程度茹でる。じゃがいもに竹串が通るようになったらすぐ冷水にとります。すぐ冷水から取り出したら、キッチンペーパーに包みながら皮むきしていきましょう。じゃがいもを茹でるは、じゃがいもの量や火加減によって変わるので、竹串が通るまで調整しながら茹でてくださいね。

大量のじゃがいもは茹でる&冷水が簡単


マッシュポテトやコロッケなど、下準備で茹でる要があり大量のじゃがいもを使う場合、茹でる&冷水にとる皮むき方法が一番簡単です。この方法で注意したいのが、冷水に入れたあと。冷水で完全に冷やすと、じゃがいもの皮は剥きにくくなってしまうからです。大量の皮むきをする場合、冷水につけたらザルにじゃがいもをあげておくといいですよ。

じゃがいもの皮むきが上手くいかない原因

包丁の切れ味に問題がある

包丁でうまく皮むきができない場合、切れ味が悪くなっている可能性が。本来、じゃがいもの皮むきに強い力は必要ありません。スッと包丁が動かせない場合は、一度刃を研いでみてください。包丁研ぎ器は、100均でも簡単に手に入れることができます。またもったいなからといって、じゃがいもの皮を薄く切ろうとするのも失敗する原因。皮が微妙に残り、結局時間がかかってしまうからです。包丁でじゃがいもの皮むきをするときは、厚めに皮むきするのもポイントです。

形の悪いじゃがいもを選んでいる

じゃがいもの皮むきを簡単にしたければ、なるべく形がきれいなものを選びましょう。品種でいうと、男爵よりメイクイーンのほうが簡単に皮むきできます。メイクイーンはでこぼこが少なく、比較的なめらかな形のものが多いからです。さらに大きめのじゃがいもであれば、より皮むきしやすいですよ。

加熱が足りないor冷水につけすぎ

レンジや鍋で茹でる方法で皮むきした場合、加熱時間が足りないと上手く皮むきできないことがあります。きちんと加熱できているか心配であれば、一度竹串を刺して確認してみましょう。スッと竹串が通れば、日が通っている証拠。綺麗に皮むきすることができますよ。またじゃがいもは、冷水につけすぎると皮むきしずらくなってしまいます。手で持てるけど、まだ少し熱いな。と感じる程度がちょうど良い状態です。

じゃがいもの芽取りも簡単!

芽取りが必要な理由

じゃがいもの芽には、ソラニンやチャコニンという有害物質が含まれています。その有害物質を食べてしまうと、嘔吐や下痢、腹痛、めまい、呼吸困難などの中毒症状があらわれ、最悪命を落としてしまう場合も。じゃがいもの芽に含まれる毒は、茹でる炒めるなど熱を加えても消えることはありません。そのため、包丁などでしっかり芽取りをする必要があるのです。

簡単!じゃがいもの芽取り方法

芽取り方法1.包丁でえぐる

じゃがいもの芽取り方法といえば、包丁でえぐりとるのが一般的。包丁を使えば、深い部分まで確実に芽取りできます。包丁の使い方は、柄を短めにもち刃の根本部分でぐっと深めに刺します。包丁を持っている手の親指でコントロールすると、うまく芽取りができますよ。

芽取り方法2.スプーンを使う

レンジや茹でて冷水で皮むきしたじゃがいもは、スプーンを使った芽取りが簡単です。じゃがいもが柔らかくなっているので、スプーンでもサクサク芽取りができますよ。スプーンを使った芽取りは、包丁のように力加減の調整が必要ありません。そのため、お子さんでも安全に芽取りをすることができますよ。

芽取り方法3.つまようじでとる


新じゃがなど皮つきのままじゃがいもを食べたい場合、つまようじを使った芽取り方法が便利です。小さな芽で、包丁だと身もたくさん取れるし面倒。そんなときは、つまようじが大活躍します。つまようじの使い方は、芽の隙間にさしてクルっと回すように動かします。すると、簡単に芽取りをすることができますよ。

じゃがいもの保存方法

皮むきしたじゃがいもは冷蔵保存

皮むきしたじゃがいもは、冷蔵保存が基本。そのままラップで包んで保存すると、酸化が進み赤黒い色へ変わってしまうので、水にひたしてから冷蔵保存するようにしましょう。じゃがいもが空気に触れないようポリ袋に入れ、空気を密閉して保存すると良いですよ。

皮むきしたら冷蔵で3~4日保存可能

皮むきしたじゃがいもの保存期間は、水にひたした状態で3~4日程度。ただ、水に入れておく時間が長いほど、じゃがいもの栄養素と味はどんどん落ちてしまいます。そのため、じゃがいもを美味しく食べたいのであれば、皮むきしたら早めに調理して食べるのがベストなのです。どうしても皮むきして保存したい場合は、冷蔵よりも冷凍がおすすめ。一口大に切って冷凍しておけば、煮物料理のときなどにサッと使え時短にもつながります。

じゃがいもの皮むき方法/まとめ

じゃがいもの皮むきは簡単!たのしい!

じゃがいもの皮むきは、決して難しくはありません。ほかの野菜に比べてると、ちょっと形はでこぼこしていますが、正しい方法を知っていれば簡単に皮むきできるんですよ。ちゃちゃっと皮むきしたい場合は、包丁やピーラーを使った方法で。刃物を使わず簡単に皮むきしたい場合はレンジや茹でて冷水にとる方法で。自分が好きな方法で、ぜひじゃがいもの皮むきをしてみてくださいね。

じゃがいもレシピが気になる方はこちらもチェック!

じゃがいもの皮むきが簡単にできるようになると、もっとじゃがいも料理を作ってみたいと思ってきませんか。よるごはんに作りたい定番料理から、ちょっとおしゃれなメニューまでまとめた記事もあります。じゃがいもの皮むきをマスターしたら、ぜひ参考にしてくださいね♪