はじめに
窓ガラス掃除はくもりの日がおすすめ
簡単に汚れを落としたければ、掃除をする天気も意識してみてください。無駄な労力をかけることなく窓ガラスをキレイにしたければ、晴れの日よりもくもりの日やしとしと雨の降っている日がおすすめ。
適度に湿気のあるほうが、窓ガラスに付着した汚れがゆるんでとりやすくなるからです。そのため、実は梅雨も窓そうじにおすすめな季節の1つ。夏本番がやってくる前に、キレイに掃除しておきましょう。
窓ガラスをキレイに保つための掃除頻度
簡単な拭き掃除は毎月
窓のキレイさを常にキープすることは可能、コツは、毎月そうじをすることです。ただ掃除といっても、何時間もかけたり、洗剤を使う必要はありません。新聞紙やクロスなどで、ちょっと汚れが気になる部分をサッと拭き取るだけでいいのです。
こまめに窓ガラスの掃除をしていれば、洗剤などを使わなくても簡単に汚れを取れるようになりますよ。
本格的な大掃除は年に2回
窓ガラスの大掃除、年に2回が理想的。年末の大掃除で経験があると思うのですが、1年間放置してしまった窓ガラスには、かなりたくさんの汚れがたまっています。頑固になった汚れは、キレイにするのも一苦労。
簡単に取れなくなっているので、窓ガラスの大掃除だけで数時間以上かかりますよね。年末の大掃除を楽にしたければ、年に2回本格的な窓の拭きそうじをしましょう。
窓ガラスをキレイにして得られるメリット
窓をキレイにしていると成功する
ガラスや鏡などがピカピカ輝いていると、風水的に成功するといわれています。たしかに、くもりがないキレイな窓ガラスは見ていて気持ち良いものですよね。汚れた部分の掃除をすると、自分の気持ちや頭もスッキリしてくるもの。
人間関係が上手くいかなくて悩んでいる。嫌なことばかり続く。そんなときときこそ、窓ガラスの掃除をして運気をアップさせましょう。
窓ガラスが汚れる原因
窓ガラスの外側が汚れる原因
窓ガラス外側は、知らない間にどんどん汚れが蓄積されてしまうもの。茶色や白っぽい汚れの正体は、砂やホコリ、雨水などが固まったものです。また、春には花粉や黄砂も汚れの原因になります。
特に黄砂の汚れは落ちにくいので、キレイにするのも大変。放置するほど固まってしまい、簡単にとることができなくなります。そのため黄砂や花粉が多い時期は、こまめに窓ガラスの外側を拭くようにしたいですね。1週間に1度の頻度で軽くふくと良いでしょう。
窓ガラスの内側が汚れる原因
実は、窓ガラスの内側にも汚れが付着していることを知っていましたか。主な原因は、手垢やホコリ、たばこのヤニなど。キッチン付近の窓であれば、気づかない間に油汚れもついています。
ガラスの内側についた汚れは、ほとんどが酸性の汚れ。そのため、水拭きでは簡単に落とすことができません。キレイにするには、アルカリ性の洗剤などで中和させる必要があります。
外側と内側で掃除方法を変えよう
窓そうじは、外側と内側で掃除方法を変えることがコツです。やり方を変えるだけで、窓の汚れは簡単に落ちますよ。汚れがアルカリ性または酸性なのかを見極めることが重要です。なかなか汚れが落ちないからといって、力任せに拭くのはガラスに傷をつけてしまう原因にもなります。窓をを磨くのに、強い力は必要ありません。
窓ガラスをキレイにするコツ、それは外側と内側で掃除方法を変えること。汚れがアルカリ性または酸性なのかを見極めることが重要です。なかなか汚れが落ちないからといって、力任せに拭くのはガラスに傷をつけてしまう原因にもなります。窓ガラスをキレイにするのに、強い力は必要ありません。
窓ガラスの拭き方・磨き方の基本
正しい窓の拭き方・磨き方を覚えよう
まずは、窓ガラス掃除の基本的な流れとコツを押さえておきましょう。効果があるといわれる方法や洗剤を試しても、基本のやり方が間違っていればピカピカの窓ガラスにすることはできないからです。「洗う・すすぐ・乾拭き」以上3つが窓の拭き掃除をするときの基本。それぞれのやり方とコツを紹介していきます。
ステップ1.窓ガラスを洗う
まずは、窓ガラスの汚れの拭き取りから。汚れの拭き取りには、洗剤を使います。特に窓ガラスの外側の汚れは、簡単に落ちないものばかり。普段なかなか掃除ができていないと、水だけではキレイになりません。
雨水や砂、ホコリ、花粉、排気ガスなどの汚れは、放置している期間が長いほど頑固になっています。洗剤などを使い、ガラス表面についた汚れを落としていきます。
ステップ2.窓ガラスをすすぐ
汚れを落とし終わったら、次に水で窓ガラス全体を拭いていきます。水をたっぷり入れたバケツを手元に準備しておき、水拭きですすぐように洗剤を拭き取っていきましょう。水拭きのときに使う布は、使い古したタオルでも十分。
窓ガラスの洗剤を水洗いすることが目的なので、傷つきにくい布をわざわざ用意する必要はありません。周りがびしょ濡れになっても構わない場合、直接ホースで水洗いする方法もあります。
ステップ3.乾拭きで仕上げる
最後は、窓ガラスを乾拭きして仕上げていきましょう。洗剤を使い、水ですすぐだけでも窓ガラスの汚れは落ちます。しかし水拭きだけの状態で終わると、水の跡が残ってしまうため乾拭きする必要があるのです。マイクロファイバークロスで拭き取ると、糸くずがつくことなくキレイな仕上がりになりますよ。
窓ガラスの外側の拭き方・磨き方3選!
まず初めは窓ガラスの外側の掃除法について解説致します。窓ガラスの外側窓ガラス外側の掃除方法は、「洗剤を使うやり方」「クエン酸を使うやり方」「スクイジーを使うやり方」の3つの方法があります。外に触れているところはかなり汚れている場合が多いので、飛び散っても大丈夫なようゴム手袋やマスクをつけて行ってくださいね。
窓ガラスの拭き方・磨き方①洗剤を使うやり方
洗剤を布につけて窓を拭く
外についている汚れを簡単に落としたければ、洗剤を使う方法がおすすめ。洗剤を使う際に覚えておいてほしいのが、必ずタオルにスプレーしてから使うということ。窓に直接スプレーすると、跡がつく原因になってしまいます。
洗剤を染みこませたタオルで拭くほうがムラが出ません。キレイに仕上げたければ、洗剤をタオルにつけてから拭きそうじしましょう。
1枚ずつ手早く掃除する
初心者にありがちなのが、最初からすべての窓を拭いてしまうというミス。「全部の窓に洗剤をつけてから水で拭きとる」という方法は、間違っているんです。効率が良いように感じますが、余計に汚くなってしまう場合もあります。一度に全部拭こうとしないよう、気を付けてみてくださいね。
窓ガラスの拭き方・磨き方②クエン酸を使うやり方
クエン酸と水を混ぜてスプレーをつくる
最初に、クエン酸スプレーを作りましょう。作り方はとても簡単。水200mlを入れたスプレーボトルにクエン酸小さじ1を加え、シャカシャカと振り混ぜるだけです。完成したクエン酸スプレーの使い方は、シュッと直接スプレーするだけなので簡単。
スプレー後は少し時間をおき、クエン酸スプレーと汚れが馴染んでから拭き取るようにしましょう。
水垢や雨水の汚れに効果的
クエン酸スプレーは、水垢や雨水の汚れに効果を発揮します。水垢や雨水には、カルシウムやマグネシウムが含まれています。このカルシウムやマグネシウムはアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うと、中和してキレイに汚れが落ちるというわけです。
窓ガラス外側の水垢やくもりが気になる場合、ぜひクエン酸スプレーを使って掃除してみてくださいね。
窓ガラスの拭き方・磨き方③スクイジーを使うやり方
上から下へ動かして水切りする
スクイジーの使い方は簡単。ゴム部分を窓に密着させ、上から下へ動かすだけ。たっぷり水を含ませた雑巾で窓の汚れを浮かせ、窓に残っている水滴をスクイジーで拭き取っていきます。
一番下まできたら、その都度ゴムについている水は拭き取りましょう。窓から離すときは、真横にスライドさせます。布だけを使う方法より、跡が残らずキレイに仕上がりますよ。
コツは途中で動きを止めない
スクイジーは、上から下までなめらかにゆっくり動かすのがコツ。途中で動きを止めてしまうと、跡がついてしまうからです。動かしている最中に引っ掛かる場合は、ゴム部分の角度を少し変えてみてください。窓に対し垂直に当てるより、少し斜めに傾けたほうがスムーズに動かすことができますよ。
窓ガラスの内側の拭き方・磨き方3選!
ここからは窓ガラスの内側の拭き方をご紹介します。窓ガラスの内側の拭き方・磨き方は、「重曹を使うやり方」「新聞紙を使うやり方」「セスキスプレーを使くやり方」の3つ。どの方法も経済的で環境にも優しいやり方。安心してできる窓拭き方法なので、小さなお子さんと一緒にそうじを楽しんでも良いですね。
窓ガラスの拭き方・磨き方①重曹を使うやり方
水に溶かした重曹とぞうきんを使う
水500mlに対し、重曹大さじ2を加えて混ぜておきます。この手作りした重曹洗剤を、雑巾につけ拭いていくだけ。水は重曹と混ざるとアルカリ性になるので、その性質を使い窓についた汚れを落としていきます。この重曹の性質を使うやり方は、手垢など酸性の汚れがつきやすい窓ガラス内側に効果がある方法です。
重曹で網戸もキレイにできる
重曹があれば、窓ガラスだけでなく網戸もキレイにすることができます。網戸を掃除する場合、重曹は粉のまま使います。100均などで手に入るメラミンスポンジに重曹の粉をつけ、網戸をこすっていきましょう。ゆっくり上から下へ動かすようにして拭き取ると、網戸についた汚れがキレイにとれますよ。
窓ガラスの拭き方・磨き方②新聞紙を使うやり方
水と新聞紙でも窓はピカピカになる
新聞紙を使う窓拭き方法は、昔から定番の方法ですね。効率良く作業を進めたければ、先に新聞紙をくしゃくしゃに丸めておきましょう。1つの新聞紙ボールを作るのに、1面分がちょうど良い大きさです。
丸めた新聞紙をつくり、水や洗剤で濡らしたものと乾いたもので磨く。この作業を繰り返し、窓をキレイにしていきます。汚れがひどいときは、ぬるま湯を使うと汚れが浮きやすくなりますよ。
新聞紙のインクのおかげで洗剤いらず
新聞紙で窓の汚れが落ちるのは、インクに含まれる成分のおかげ。。汚れが落ちるだけでなく、ワックスのようにツヤも出してくれるので一石二鳥。そのため窓ガラスの水拭きを雑巾でする場合、仕上げだけでも新聞紙を使うことをおすすめします。
窓ガラスの拭き方・磨き方③セスキスプレーを使うやり方
セスキ炭酸ソーダでスプレーをつくる
セスキスプレーは、セスキ炭酸ソーダ小さじ1を水500mlに加えてつくります。掃除したい窓に、直接スプレーをかけて使います。スポンジを使って汚れを落としたら、水拭きと乾拭きで仕上げましょう。セスキスプレーに、好みでアロマオイルを2~3滴加えると、好きな香りに癒されながら楽しく掃除することができますよ。
窓ガラス内側の汚れにはセスキスプレーが効く
セスキ炭酸ソーダは重曹と同じアルカリ性。そのため、酸性汚れが多い窓ガラス内側の掃除に向いています。アルカリ性の力で、酸性の皮脂汚れを分解してくれるのです。重曹との違いは、よりアルカリ性が強く洗浄力も高いところ。そのため内側の汚れがひどい場合、重曹よりもセスキスプレーがおすすめです。
窓ガラス掃除におすすめのアイテム
おすすめアイテム1.ペットボトルプラススリムブラシ
ペットボトルに取り付けて使うブラシです。窓のサッシ部分は、汚れがたまりやすいのに掃除がしずらいですよね。そんなサッシも、ペットボトルプラススリムブラシがあれば、簡単に掃除をすることができます。少量ずつ水を出しながらブラシでこすれば、固まった汚れもきれいにスッキリ。手を汚さずサッシを掃除したい人にもおすすめです。
おすすめアイテム2.ペットボトルプラス結露取りワイパー
冬になると困るのが窓ガラスの結露。結露は放置しているとカビが発生する原因にもなり、とてもやっかいですよね。そんなときに活躍するのが、ペットボトル型の結露取りワイパーです。使い方は、スクイジーと同じように窓ガラスの上から下へ動かして使います。布で拭くより簡単でキレイに結露がとれるので、1つもっておくと重宝しますよ。
おすすめアイテム3.窓用おそうじシート
窓用おそうじシートは、面倒くさがりな性格の人におすすめのアイテム。わざわざ洗剤を使ったり水拭きしなくても、シートでサッと拭くだけで窓ガラスの掃除をすることができるからです。明らかに汚いよごれはキレイに拭きとることができます。
ただどうしても拭き取った跡は残ってしまうので、とにかく簡単に窓ガラスの汚れを落としたいという人向けです。
窓ガラス掃除のコツ
コツ1.窓を水拭きしたら素早く拭き取る
窓ガラスそうじをする上で一番大切なコツは、水拭き後の拭き取り。いかに素早く水けを拭き取れるかが重要です。洗剤や水が乾いてしまうと、汚れが落ちるどころか余計にこびりついてしまうからです。
プロと大して変わらない方法で掃除しているのに、窓ガラスにどうしても跡が残ってしまう。その原因は作業スピードが遅いからかもしれません。水拭きから乾拭きまでの間に時間がかかりすぎていないか、意識しながら掃除してみてくださいね。
コツ2.頑固な汚れは洗剤に頼る
ある程度の汚れであれば、クエン酸や重曹などでキレイにすることはできます。しかし、中には思ったように汚れが落ちない場合も。そんなときは、窓ガラス専用の洗剤に頼ってしまいましょう。
頑固な汚れには、やはり窓ガラス専用の洗剤が一番効きます。時間を無駄にしないためにも、汚れの程度によっては最初から洗剤を使うことも検討してくださいね。
窓ガラスの拭き方・磨き方/まとめ
窓ガラスは簡単にピカピカにできる
窓ガラスをピカピカにする極意は、水拭き後に時間をあまりかけず乾拭きすること。洗剤などでせっかく汚れが落ちても、乾拭きまでに乾いてしまうと、跡が残って見た目が汚くなってしまうからです。水拭きが乾く前にサッと乾拭きできれば、簡単にプロと同じようなピカピカ窓に仕上げることができますよ。
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