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コバエの幼虫を退治・撃退!おすすめの殺虫剤や対処・駆除方法をご紹介!

夏の家のリビングやキッチン周辺を飛ぶ目障りなコバエ。放っておくと、シンクの中に気持ち悪い卵や幼虫の姿を見ることに。コバエ対策では、まずコバエの撃退から始まり、卵の除去に生き残った幼虫を退治していきます。ここではコバエ駆除について気になる情報をお届けします。
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
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この記事で紹介しているアイテム

「setsuden_led」

コバエがホイホイ

業務用コバエジェット

コバエの成長サイクルについて

暖かくなってくると家の中を自由に飛びまわる小さい黒点が1つ2つ、目障りで鬱陶しいと黒い点の正体はコバエです。コバエの寿命は1ヶ月から2ヶ月と言われており、その生涯で300個~500個ほどの卵を産むとされています。そんな繫殖力の強さもあってか、春から秋にかけては全てを駆除することはなかなか難しいものです。

コバエの成虫になってから1日で卵が産める

コバエは、卵→幼虫→さなぎ→成虫の順番で宙を飛ぶ虫に進化してきますが、卵から成虫になるまでの期間はわずか2週間程度です。さらに驚きなのがサナギから成虫になったあとは、たったの24時間後には新しく卵を産める状態に成長するのです。このようにコバエは凄まじい繫殖力を持っているので、放っておけば家の中がコバエだらけになってしまいますね。では次にコバエの幼虫の発生場所について解説していきます。

コバエの幼虫の発生場所とは

気づけば目の前を何度も何度も不規則な飛び方で飛んでいるコバエ、彼らの幼虫は一体どこから発生するのでしょうか。コバエの卵の発生場所が分かれば人や動物によって簡単に卵が除去されてしまうので、やはり目につきにくい所に発生しているのが特徴です。

屋内での発生場所

屋内でコバエの幼虫が発生する主なスポットは、生ごみと湿気の多いところです。台所のシンクの中や三角コーナーだったり、ゴミ箱の中の残骸(特に香りの強いソースやタレ)だったりすることがほとんどです。餌となる生ゴミがない洗面所や浴室の排水口にも発生することがあります、これはコバエは水分があるだけでもしばらく生存することができ水辺を好む習性があるからです、また人の皮脂や髪の毛が餌となる場合もあります。

屋外での発生場所

屋外では動物の糞の中やゴミ回収BOXの中などコバエのエネルギー源になる物質が多くある場所か、観葉植物を育てるときに使用する植木鉢の中の土や水が張る受け皿の中にも、コバエは卵をうみつけ幼虫を発生させます。植物の周辺に卵を産むハエは主にキノコバエと呼ばれる種類のハエに限定されます、屋内で植物を育てている場合は、部屋の中にもキノコバエが住み着いてしまうので注意が必要です。

コバエの幼虫が増殖する原因とは

まず親となるコバエが卵を大量に産むことができる環境があることが、結果的に幼虫を増殖させる原因に繋がります。単純な構造としてはコバエの活力となる生ゴミを溜めておかないことです、コバエは腐敗した生ゴミの香りにつられて誘発されますので、第一の原因はゴミの処理方法にあります。ゴミ箱にフタがついていなかったり、ゴミを捨てるスパンが長かったりすると、熱い時期はあっという間にコバエが卵を産む原因となってしまいます。

幼虫が増殖する原因は気温も関係する

コバエはもちろん、コバエの卵も気温は暖かい方が生き延びやすい傾向があります。25度を越えると成虫は活動的になり、卵はというとなんと親に産み落とされてから最短で12時間で孵化します、なので夏という気候がコバエや幼虫にとって最高の成長条件にあたります。生ゴミによる原因はある程度の対策で解消できますが、時期的な原因はどうしようもできないので、コバエや幼虫を完全に撃退することは簡単なことではありません。


コバエの幼虫を全滅させよう!対策術を紹介

ちょっとやそっとの対策では、手ごわいコバエや幼虫を撲滅することは出来ませんが、コバエの生態を知って可能な限りの対処法を実行すれば完全に家から追放することも可能です。ここからは、成虫のときのコバエ対策から卵の除去まで、コバエの幼虫をこれ以上繁殖させないための技を分かりやすく解説していきます。記事の最後にはおすすめの殺虫剤も紹介するので、これを読んでコバエの幼虫を根こそぎ退治していきましょう。

コバエの幼虫対策1:成虫の侵入を防ぐ

もっとも手早いかつ効率的な幼虫対策は、原因の根源から潰していくことです、つまり多くの虫の生命が誕生しだす季節である4月の上旬くらいから対応を開始していくことが重要です。いかに屋内にコバエの成虫を侵入させないかが勝負です、コバエをはじめとする虫を部屋の中に入れないためにできる策は2種類あります。

扉や窓からの侵入を阻止する

コバエはわずか0.1ミリメートルのすき間があれば、そこを潜り抜けてさまざまな住居へと侵入することができます。まずは網戸や出窓にがたつきが無いか確認してください。網戸に穴が開いていたり、劣化によって大きな隙間が空いていればサッシを新調されることをおすすめします。網戸は30メッシュ以下の目の細かいものを選択して、玄関ドア付近や網戸の周辺には虫除け殺虫剤を仕掛けておくと安心感が増します。

電気の明かりに一工夫

ご存知のとおり虫は暗闇のなかでは、明るいところへ飛び込んでいく習性があります。夜間はカーテンを閉めて過ごされることは基本中の基本ですが、実は他にもできる明るさの対処方法があります。光にはそれぞれ波長が存在しており、虫が好む周波数というものがあります。通常の蛍光灯やLEDには虫が集まってくる性質ががありますが、特殊なLEDランプを使えば虫が近寄りにくくなります。

玄関前の明かりは虫を寄せ付けない

「setsuden_led」

とくに多い侵入経路は夜間明かりのついた玄関から、人が家に入るときです。入り口の照明を虫が好まない波長の明かりにするだけで、家の中にコバエが入るのを阻止することができるでしょう。

コバエの幼虫対策2:既にいる成虫から撃退

既に目の前には大量のうっとおしいコバエの集団がいて、もう手に負えない状況の場合は卵や幼虫を探し出して駆除することも大事ですが、先決すべきは今飛んでいるコバエ退治からです。彼らを先にやっつけておかなければ、次から次へと産卵されてしまうので、まずは親から退治します。

置き型のコバエ撃退アイテム

コバエがホイホイ


アース製薬のコバエがホイホイを、コバエが発生しやすいゴミ箱周辺や水回りに設置しておくだけで屋内に飛び交うコバエを駆除することができます。薬品を噴射させないので、食品の近くにも置けて効率よく親バエを捕まえることができるでしょう。家の中に潜むすべてのコバエは取り切れないので、必要に応じてバルサンなどのくん煙の殺虫剤を併用されることをおすすめします。

コバエの幼虫対策3:卵の発生源を除去

卵の状態で発見できれば、幼虫になるまえに除去することで幼虫の大量発生を食い止めることが可能です。ゴミ箱の中であれば、そのままゴミをこまめに捨てるだけすみますが、植木鉢の中や排水口に産み落とされた卵は直接除去する必要があります。

生ゴミは凍らせる

生ごみを溜めておかないということは、おそらくほとんどの方ができている対策と思います。とはいえゴミの日は週に2回しかないので、その間にハエの卵が孵化してウジ虫が湧いてしまい完璧な対策は困難です。家庭で出た生ごみを一時的に凍らせておくというコバエ発生の対策術があります。ビニール袋やタッパに生ものを入れて冷凍庫でゴミの日まで保管するシンプルな方法です。空きスペースがある方は夏の間だけ試されてみてください。

植木鉢の受け皿に水を溜めない

キノコバエにいたっては、植物の周りに好んで住み着く習性があり、土の中や受け皿の水辺に卵を産み付けます。基本的な対処は受け皿の水をきちんと捨てることです、土は植木鉢の底に石を詰めるなどして、水はけを良くし通気性を高めてあげることでハエが住み着くのを防げます。最も効果的な駆除方法は無機質の土を使うことです、有機成分がない土にはハエはよってこないので、可能な範囲で対処方法を使い分けて下さい。

コバエの幼虫対策4:卵が孵化したら

60度以上のお湯をかける

チョウバエの場合は、食べ物がないところでも水分が豊富であれば卵を産みつけることがあります、代表的なところでは風呂や台所の排水口の中です。幼虫のサイズは5ミリに満たない小ささなので、排水口のゴミに紛れている状態では肉眼では見逃してしまうことも。そんなときはとっても簡単にできる撃退方法として熱湯をかけることが挙げられます。60度以上のお湯でコバエの幼虫は死滅するので、夏場は定期的にお湯を流すようにします。

幼虫にも効く殺虫剤を使う

業務用コバエジェット

キッチンの戸棚の中やゴミ箱の隅など、熱湯をかけることができないところに現れた幼虫には、専用の殺虫剤で撃退していきましょう。市販で売っている成虫のハエ用の殺虫剤では幼虫には効力を発揮しないこともあるので、必ず幼虫にも効果的な殺虫剤を選ぶようにしてください。

コバエの幼虫対策5:おすすめ殺虫剤の紹介

ゴミはまめに捨てたり凍らせたりする、外からの侵入を防ぐ、などなど基本的な対処でも十分コバエの駆除には貢献できますが専用の殺虫剤があればより安心です。最後に、コバエおよび卵や幼虫に効くおすすめの殺虫剤を紹介します。


排水口の中の幼虫退治

排水口コバエ退治

出典:Amazon
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コバエの発生源が排水口にあると確認できた場合は、排水口に直接投げ入れるタイプの殺虫剤がおすすめです。殺虫成分が強烈な泡となり勢いよく排水口ではじけるので、排水トラップの裏側など熱湯が届かない場所に産み付けられた卵から孵化する幼虫にもアプローチします。

ゴミ箱の消臭力

出典:Amazon
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蓋つきの防虫効果を備えたゴミ箱でも、夏の暑さと生ごみが腐敗するスピードには勝てません。そんな日に便利なアイテムはゴミ箱の中に設置するタイプの消臭剤です。親のコバエをゴミ箱に寄せ付けないので、幼虫が生まれる卵をつけられる条件が整いません。ただし効果には限界がありますので、こまめなゴミ捨ては引き続き継続する必要があります。

まとめ

コバエが家に発生したら早めの駆除・対処が大切です。幼虫退治はもちろん同時進行で卵の発見と除去、親となるコバエ退治もしっかり行っていきたいですね。発生する原因をきちんと把握して、それに合わせて適切な撃退方法をとってコバエおよび卵や幼虫の除去をしていけば、虫が活発化する暑い夏でも屋内のコバエに翻弄されることもなくなるはずです。大量に発生して手に負えなくなる前に早いうちから対処していきましょう。

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