ソロキャンプの魅力って？一人だからこそ味わえる新たな発見や楽しみ方を大公開！

ソロキャンプの魅力とは？はじめに

ソロキャンプの魅力は誰にも縛られない自由さにあります。何をするにしてもすべて自分で決められますし、誰かに気を使う必要もありません。その反面、何をするのかを自分で考えなければなりませんし、誰かに頼ることもできないのです。その相反する課題を克服することもソロキャンプの醍醐味。ここでは、ソロキャンプの楽しみ方について紹介します。

ソロキャンプの魅力を探る！

ソロキャンプの楽しみ方は人によって違います。自由な発想で楽しんでこそソロキャンパー。ここではソロキャンプをこれから始める初心者に向け、ソロキャンプの目的別に魅力や醍醐味、使いやすいキャンプ用品を解説します。後半では注意点なども記載しますので要チェックですよ。

ソロキャンパーになれる人はどんな人？

ソロキャンプは特別なキャンプスタイルではありません。しかし、人によっては向き不向きがあります。ソロキャンプを楽しめる人とはどんな人なのでしょうか。

一人で消化できる人はソロキャンパー向き！

感じたことを一人で味わえ、一人で消化できる人はソロキャンプ向きです。美しい景色に出会ったとき、友人や恋人が「きれいだね」というと興ざめしてしまう人はソロキャンパーの資質100％！逆に、感じたことを誰かに共感してもらいたがる人には不向きです。そんな人はソロキャンプでのできごとをSNSで発信することで、消化不良を解消しましょう。

主体性がある人はソロキャンパー向き！

自分で行動を決められる人はソロキャンパー向きです。あれこれと指示や制限を受けるよりも、自分の流儀を基準に行動できる人はソロキャンパーの資質100％！逆に、何をするにもなかまの意向に合わせるのが安心な人はソロキャンパーに不向き。しかし、人に頼りがちな性格をソロキャンプで正すのは大いにありです。

自制心が保てる人はソロキャンプ向き！

衝動だけで行動せず、自分をコントロールできる人はソロキャンプに向いています。ソロキャンプは行動がダイレクトに結果へとつながるレジャーだからです。直観的に正しい方向に判断できるソロキャンパーもいますが、いったん立ち止まって考えてもOK。ソロキャンプにはワイルドな印象が付きまといますが、思いのほか慎重派が多いのです。

初心者にはお試しソロキャンプがおすすめ！

ソロキャンプをしてみたいけど楽しみ方が分からない、一人で過ごすキャンプは寂しいかも、そんな心配は無用です。思い立ったが吉日。お試しソロキャンプで魅力の一部を体感しましょう。これまでソロキャンプと無縁だった人でも、思いのほか楽しめます。なぜなら、初めての経験は新鮮さと達成感を得やすいからです。

お試し日帰りソロキャンプにチャレンジ！

日帰りでのお試しソロキャンプはキャンプ用品がなくてもできるのでおすすめです。レジャーシート、卓上カセットコンロ、やかん、この3つがあれば大丈夫。バーベキューができる公園でカップラーメンを食べるだけでソロキャンプの魅力を体感できます。ついでに昼寝にもチャレンジしましょう。この記事を読んだらすぐに準備して、次の休日にチャレンジしましょう。

お試し日帰りソロキャンプで得られること

お試し日帰りソロキャンプを経験すると、必要なキャンプ用品が見えてきます。「次回のお試し日帰りソロキャンプではタープを導入しよう」という実用的な発想はもちろん、「暇つぶしに読み残しのマンガを読破しよう」といった楽しみ方も思いつきます。

目的に合ったキャンプ用品をイメージできる

ソロキャンプの装備は目的に合ったものをそろえるのが一般的です。目的に合わないキャンプ用品は使いにくいからです。どんな楽しみ方をするのか？キャンプ場での滞在時間は？移動手段は何？これらのことを整理して、ソロキャンプの目的を単純化させると、キャンプ用品の正しい選び方につながります。

ソロキャンプの楽しみ方！のんびり過ごす

キャンプ場でのんびり過ごすことを目的にするソロキャンパーが増えています。家庭で行き場を失ったオジサマのソロキャンプを揶揄するがごとく報道したテレビ局もありますが、思いのほか若いソロキャンパーが多いのも事実。おしゃれな女性ソロキャンパーのインスタグラム画像も多くなってきました。自由なアイデアを盛り込み、自分らしい楽しみ方を模索してこそ、ソロキャンプの醍醐味を味わえます。

既成概念にとらわれないこと！

キャンプ場でのんびり過ごすソロキャンプなら、既成概念にとらわれない楽しみ方がおすすめです。野外で作る料理にキャンプの醍醐味を感じる人は多いのですが、ソロキャンプならコンビニ弁当ですませても問題ありません。普段からしていない料理に時間を割くのはナンセンス。ストレスの原因になりますし、失敗した時の痛手が大きいですね。見栄えを気にするのも正しい楽しみ方ではありません。

のんびり過ごすソロキャンプの醍醐味

キャンプ場でのんびり過ごす派のソロキャンプでは、自分のために時間を過ごせるのが醍醐味です。気遣いが必要な同行者がいませんので、自分のペースでキャンプを楽しめます。空腹を感じたら食べ、眠気を感じたら寝る、趣味の雑誌や書籍を持ち込むのもあり、映画やドラマをスマホやタブレットで楽しむのもありです。普段自宅でしている暇つぶしをキャンプ場ですると、思いのほか初心者でもソロキャンプを楽しめます。

非日常に逃避できるのも魅力

日常から非日常へと逃避できるのもソロキャンプの醍醐味です。知っている人が一人としていないキャンプ場に身をおくことで自分をリセットし、素直な自分を見つけてみましょう。あなたが知らないあなたをあなたの中に見つけられたなら、これからのあなたにプラスになること間違いありません。暇つぶしで持ってきた小道具よりも、キャンプ場の夜風の方がはるかにあなたらしさを引き出してくれます。

のんびり過ごすためのソロキャンプギア

のんびり過ごすソロキャンプでは、快適さを重視してテントサイトをアレンジをします。キャンプ場で過ごす時間が長いので、キャンプ用品は携行性よりも過ごしやすさや使いやすさを優先するのがおすすめ。ソロキャンプ用よりもファミリー用のキャンプ用品のほうが使いやすいですね。ソロキャンプを楽しむのが目的ですので、キャンプ用品は多めに持って行っても問題ありません。

のんびり過ごせるテントやタープは？

のんびり過ごすソロキャンプなら、テントはフロアサイズが2×2メートルの3人用が使いやすいですね。ファミリー用のスクリーンタープは大柄ですが、一人でも簡単に設営できます。キャンプ場で過ごす時間が長いので、収納寸法や重量にこだわらず、大きめのものを使いましょう。テントやタープは収容人数が多いものほど設営時間が長くなってしまいますが、誰も待たせていないのでゆっくりと確実に設営しましょう。

使いやすい料理の道具をそろえる

のんびり過ごすソロキャンプでの調理道具も使いやすさを優先します。コンロは登山用よりも家庭用卓上カセットコンロが便利。鍋やフライパンも家庭用が使いやすいですね。ソロキャンプ初心者にとって、慣れない場所での料理は難しいからです。ただし、破損しやすいものは避けたほうが無難。プラスチック製のランチプレートは何かと重宝します。

のんびり派におすすめキャンプギア

のんびり過ごしたいソロキャンプで便利なキャンプギアを紹介します。先述したとおり、のんびり過ごすソロキャンプでは収納サイズや重量よりも使い勝手を重視するのがベスト。思いのほかホームセンターで入手できる安価なキャンプギアも使いやすいですね。今回紹介するテントとタープ以外にも、封筒型シュラフ、マット、ランタン、卓上コンロ、家庭用の小さい鍋やフライパンなどをそろえましょう。

フィールドキャンプドーム200

フィールドアのフィールドキャンプドーム200はのんびり過ごしたいソロキャンパーにおすすめのテントです。吊り下げ式のインナーテントは一人でも設営しやすいのがメリット。風が強い日にはフロアをペグで地面に固定してから立ち上げられます。初心者は構造が単純で設営がしやすいものを選びましょう。

スクリーンキャノピージョイントタープⅢ

タープはもっとも重要なキャンプギアだといえます。のんびり過ごすソロキャンプでは、テントよりもタープの下で過ごす時間が長いからです。コット（キャンプ用ベッド）を追加してスクリーンタープの中で寝るのもOK。家族や友人とのアウトドアでも重宝しますので、持っていても存しないキャンプギアです。

ソロキャンプの楽しみ方！一人旅の宿代わり

一人旅での宿代わりにするソロキャンプも楽しいですね。ソロキャンプで利用しやすいフリーサイトは料金が安いのもメリット。バイクや自転車での一人旅では人気の宿泊形態です。もちろん自動車での一人旅でも快適！車中泊では得られない居住スペースの広さが魅力です。

ソロキャンプは一人旅に不向き？

ソロキャンプは一人旅に不向き？答えはキャンプ場によりけりです。キャンプ場のチェックインやチェックアウトの時間が一人旅の自由さを制限する可能性があるからです。キャンプ場のチェックインの時間が厳しかったり、予約が必要だったりすると、一人旅でのソロキャンプの自由さを損ないます。旅先の夕景を楽しんでからキャンプ場入りしたいなら、チェックイン/チェックアウトフリーの無料キャンプ場がおすすめです。

一人旅ソロキャンプの醍醐味

連泊するほど魅力を感じられる

一人旅ではベースキャンプに連泊するほどソロキャンプの醍醐味を感じられます。ルート上のキャンプ場をつないで距離を稼ぐのが一般的ですが、連泊すると設営と撤収の時間を省けるからです。また、設営と撤収をする時間帯は景色がもっとも美しくなる時間帯と重なります。連泊すればフォトジェニックな時間帯を忙しく過ごさなくてもいいのです。

一人旅でのソロキャンプは出会いも魅力！

一人旅でのソロキャンプでは予期せぬ出会いにも期待できます。一人旅をしているソロキャンパーを見つけたら「どちらからこられたのですか？」「今日は収穫ありましたか？」と丁寧に声をかけてみましょう。地図を片手に暇つぶしするよりも実り多い情報収集ができます。キャンプ場で出会った旅人と何十年もの付き合いをしている人は思いのほか多いですよ。

一人旅ソロキャンプでのキャンプギア

一人旅でのソロキャンプでは目的を明確にしておくのがおすすめです。一人旅が目的なのか？それともソロキャンプが目的なのか？を決めておくと、キャンプ用品を厳選しやすくなります。一人旅が目的ならコンパクトに収納できるキャンプ用品が必要です。ソロキャンプが目的なら重量や収納サイズよりも、使いやすさを重視するほうがテントサイトでのんびり過ごせます。

一人旅で使いやすいテントやタープ

一人旅でのソロキャンプなら、フロアサイズが1.2×2メートル前後の1.5～2人用のテントがおすすめです。収納寸法だけでなく、設営寸法もコンパクトですので、設営と撤収がしやすくなります。ポール2本で設営するタープはコンパクトに持ち運びできますが、キャンプ場での滞在時間を考えると必要性が低いですね。前室が広いテントで事足りる場合がほとんどです。

料理の道具もコンパクトに！

一人旅でのソロキャンプで料理をするなら、登山用品のコンパクトなキャンプ用品をそろえましょう。燃料の確保が難しそうな地域への一人旅なら、CB缶（家庭用カセットガス）を燃料にするコンロやガソリンストーブがおすすめ。2つか3つのセットになったクッカーセットも便利です。初心者には手入れしやすいステンレス製がおすすめ。それぞれにフタがついたクッカーセットは、フタをお皿として使えるので重宝します。

一人旅派におすすめキャンプギア

一人旅でするソロキャンプでは移動手段に合わせてキャンプギアをそろえます。徒歩や自転車での一人旅なら登山用のキャンプギアがおすすめ。バイクでのソロツーリングなら、重量よりも収納サイズを重視します。構造が単純であるほど使いやすく、耐久性がいいですね。近年人気のワンタッチテントを自転車やバイクに積載すると、フレームとテント生地が擦れて傷みますので注意しましょう。

バンドック ツーリングテント

バンドックのツーリングテントはコストパフォーマンスが高いソロキャンプギアです。グラスファイバー製のポールは柔軟性に優れていますので、初心者でも扱いやすいですね。フライシートの耐水圧が1,000mmと低めですが、警報レベルの大雨が降らない限り大丈夫。前室がテントの前後にありますので、出入り口と荷物置き場を分けられます。徒歩や自転車での一人旅では、重量が負担になるかもです。

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

イワタニのジュニアコンパクトバーナーは幅広いジャンルのアウトドアシーンで活躍しているキャンプギアです。燃料は家庭用卓上コンロと同じですので、旅先で切らせても簡単に入手できます。抜群の耐久性に評価が高いですね。火力コントロールがしやすいので、白米を炊くときにも便利。低温時はガスボンベを手で温めると火力が安定します。

ソロキャンプでの暇つぶし策

自由に過ごせるのがソロキャンプの醍醐味なのですが、初心者にとって何をしてもOKという答えは理解できないはず。事前に何をするのかが決まっている人は別として、決まっていない人はキャンプ場で決めるのがおすすめです。事前の暇つぶし対策はほどほどに。ソロキャンプは暇つぶしが必要なほど退屈ではありません。

何をするのか悩んだらキャンプ場散策！

何をするのかが決まっていないソロキャンプ初心者は、暇つぶしにキャンプ場の散策をしてみましょう。キャンプ場を利用する人が何をしているのかを観察してもいいですし、キャンプギアの盗み見をするのも勉強になりますね。手馴れたソロキャンパーを見つけたら、どんなキャンプギアを使っているのか教えてもらうのもOK。ネット上でキャンプギアの情報収集ができなかった時代は常套手段でした。

何をするのか悩んだら子供に学ぼう

子供は何もないところで遊びを見つける天才です。ファミリーキャンパーを見つけたら子供を観察し、何をすると楽しいのか研究してみましょう。落ちているもの、地形、草木、生き物など、子供は大人よりも珍しいものを見つけるのが得意です。子供が遊びを暇つぶしだと思っていないのを見習うべき。珍しいものを見つけたらカメラで撮影するのも楽しみ方のひとつです。

何をするのかを悩んだら脱初心者

余りある時間をどう過ごすか？暇つぶしについて心配するソロキャンプ未経験者は多いですね。しかし、暇つぶしの心配をする必要はありません。ソロキャンプは全て一人で作業をしなければなりませんので、思いのほか忙しいのです。何をするのか悩むほど時間を持て余すようになったら、初心者から脱した証拠だといえます。ちなみに、ベテランソロキャンパーは暇つぶしの心配などしません。余りある時間にこそ、ソロキャンプの醍醐味があるからです。

自由だからこそルールやマナーは重視すべき！

自由な時間を過ごせるのがソロキャンプの醍醐味ですが、それ以上にルールやマナーを尊守しなければならないことも知っておくべきです。「自由と権利を主張するならば、義務と責任を果たさなければならない」これは社会で生きていくうえでの約束事であり、もちろんキャンプ場でも求められる姿勢です。

ソロキャンプでは誰も教えてくれない

ソロキャンプではルールやマナーを教えてくれる人がそばにいませんので、ルールやマナーについての感受性を高める必要があります。テントの設営やキャンプ料理は場数を踏めば自ずと上達します。しかし、ルールやマナーに関するセンスは自ら学ぼうとする気持ちがないと身につきません。また、自分をコントロールする能力を高めるには相当な訓練が必要です。

ソロキャンプでの注意点は？

渚園キャンプ場（浜松市）
キャンプ場内の喫煙に関する注意看板

ソロキャンプにはキャンプ場を利用する上での注意点と、ソロキャンプならではの注意点があります。キャンプ場を利用する上での注意点はチェックインの時点でスタッフから説明を受けますので、確実に守るようにしましょう。チェックアウトの時刻、テントサイトでの直火の使用、消灯時間、ゴミの処理などについての説明はしっかり聞いておきましょう。ご時勢柄、喫煙に関するルールを設けたキャンプ場もありますので注意が必要です。

ソロキャンプならではの注意点

ソロキャンプでは頼れる人がいませんので、となりのキャンパーに挨拶をするのがおすすめです。テントを設営する前に「お世話になります」と一声かけるだけでOK。防犯対策になりますし、困ったときの救援も得やすいですね。また、家族や友人にソロキャンプをする期間や場所を知らせておくことも重要。災害時には救助の一助になります。

ソロキャンプの魅力とは？まとめ

ソロキャンプは単に一人でキャンプをするだけでなく、心の奥底にある何かを追求するのが醍醐味です。何をするのかではなく、自分に中に何があるのかを見極められるストイックなキャンプ。そんな精神性の高さは言葉で表現できるほど簡単なものではありませんし、ソロキャンパーの多くはソロキャンプの魅力を伝えることに価値を感じていません。なぜなら、ソロキャンプは何をするのかも自由なら、何を感じるのかも自由だからです。

ソロキャンプが気になる人はこちらをチェック！

ソロキャンプの装備について紹介した記事もチェックしてください。ソロキャンプはキャンプギアの選択肢が多いのも魅力です。ソロキャンプ初心者を脱すると便利な道具に飽きてしまい、コツが必要なキャンプギアを使いこなすことに喜びを感じるようになる傾向にありますね。

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