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ヌメ革のメンテナンス方法は?艶出しや汚れ落としなどの方法をご紹介!

ヌメ革の財布や靴は、正しく手入れすることで美しい艶と滑らかな肌触りが表現することができます。この記事ではメンテナンスの基本となるクリーム(オイル)の塗り方やブラシのかけ方、水滴によるシワの取り方など解説します。これを読んでヌメ革のお手入れをマスターしましょう。

2019年05月14日更新

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目次

  1. ヌメ革のお手入れ方法について
  2. ヌメ革のお手入れの基本1
  3. ヌメ革のお手入れの基本2
  4. ヌメ革のお手入れの基本3
  5. ヌメ革のお手入れの基本4
  6. ヌメ革のクリーニング方法を紹介
  7. ヌメ革の靴のお手入れについて
  8. ヌメ革の財布のお手入れについて
  9. ヌメ革のバッグのお手入れについて
  10. まとめ

ヌメ革のお手入れ方法について

ヌメ革とは

革といえば財布や靴、バッグなどの製品加工されることが多く、長年世界中の人々に愛されてきた歴史ある天然素材です。革といってもその種類は富んでおり、皮の選定から始まり、ぬめし加工や仕上げ加工といった段階を踏んで革製品として世に流通されていきます。その中でもヌメ革というのは、革製品の基本形であり、顔料や蝋などを使う仕上げ加工がされていない最もナチュラルな状態に近い革のことを指しています。

ヌメ革はお手入れが欠かせない

安価な革製品というのは、動物から皮を剥ぎとる際にもともとの素材が傷もので品質と見た目が悪い状態の皮を、加工技術を用いてオイルレザーにすることによって強引に製品化しているのに対して。ヌメ革は皮のときの状態が高品質なので、加工前の素材の良さをそのまま活かすために、ぬめしと言う皮が固くならないようにするための最低限の加工のみ行われた革製品になります。仕上げにオイルを塗っていないので、水に弱く傷みやすい傾向にあります。

ヌメ革のお手入れの基本1

購入直後のメンテナンス

新品のヌメ革を買って間もないころのメンテナンスは、数ヶ月後や数年後先のメンテナンスよりも重要で同時に難しいといった癖があります。この頃のメンテナンスを怠ってしまうとヌメ革の寿命に影響を与えてしまうので、しっかり正しいメンテナンスをしていく必要があります。

新品ほど水に弱い

まずはじめに、買ったばかりのヌメ革というのは表面に皮脂や革からにじみ出る油などオイルが十分に出ておらず、コーティングともいえる膜が整っていないので、水に濡れたら一発でシミになってしまいます。水滴がついたヌメ革の姿といったら、非常に残念な見た目で、せっかくの高級感も台無しになってしまうでしょう。特に外気に触れやすいバッグや靴を使用時には、雨は避けられないので購入当初メンテナンスは必須とも言えます。

最初は防水スプレーをしておくと安心

まだ表面に膜が張っていないときの革製品には、最初のメンテナンスとして防水スプレーをかけておきましょう。バッグや靴の表面の埃をブラシで丁寧に取り除いたら、全体にまんべんなく専用の防水スプレーをつけてください。防水スプレーは噴射口の目が細かいタイプのスプレーを使用した方が、粒子がヌメ革の繊維の小さな穴にまで浸透しやすくなるので、より防水や汚れ防止効果を実感できます。

ヌメ革のお手入れの基本2

水滴汚れの落とし方

正しくお手入れを行っていても、水による汚れがついてしまうことはどうしても起こりえるものです。うっかりミスで格好悪いシミがついてしまい、汚れ落としを諦めてセカンドショップやオークション等で販売する方もいますが、雨のなどによる水滴の汚れは実は簡単に落とすことが可能なんです。

湿ったウエスで全体を拭きあげる

ヌメ革の水によるシミ汚れを除去するには、なんと湿らせたソフトウエスで拭るだけで、シミを簡単に消すことができるのです。厳密には汚れを落とすのではなく、シミを全域に馴染ませて水痕を目立たなくさせるというべきでしょう。基本的にヌメ革についた傷や汚れは落としにくかったり、完全には落とせないこともありまうすので、水痕の対応の考え方としては湿った布で拭きあげてシミの境界線を無くすといったお手入れが現実的です。

失敗しない為のコツ

雑巾は水分を含めすぎると、ヌメ革が水分をたくさん吸収してしまうので変色が悪化するという逆効果になることがあります。雑巾はきつく絞って水気を十分に飛ばしてから使用するようにしましょう。

ヌメ革のお手入れの基本3

深みのある色に変化させよう

ヌメ革の特徴は仕上げ加工にオイルをさしたり、表面に薬品をぬった傷や変色防止のコーティング加工がされておらず、工場出荷時では艶はなく色は薄いベージュであることがほとんどです。艶出しをしていく前に、まずは色を深みのあるブラウンに変化させていくお手入れをすることが一般的です。意図的に変色させる方法は至って簡単です、日のあたるところに干して紫外線を浴びせることで叙情にヌメ革らしい色味の濃い茶色に変色していきます。

まずは3週間太陽の光に浴びせよう

3週間も日光にさらしていれば、新品のとき色合いに比べてだいぶ味わい深く変色しておくでしょう。ただし日の光に浴びせると言っても、紫外線は革製品を始めとするさまざまな物を劣化させるデメリットもあるので、光にさらす前には必ずクリームを全体に塗ってから干すようにしましょう。また干す場所は屋外ではなく室内の日が当たるところに置いておきましょう、紫外線と並んで外気もヌメ革を劣化させる要因になります。

ヌメ革のお手入れの基本4

クリーム(オイル)とブラシを使った艶出し

ヌメ革製品の基本中の基本ともいえるお手入れが、クリームや馬毛ブラシを使った艶出しです。艶出しの効果は、見た目がマイルドになって美しいだけでなく、水や油の汚れからヌメ革を守ってくれるので絶対にやっておきたいお手入れの1つです。ヌメ革は普通に使っているだけでも、人の指先から出る皮脂や皮の中からにじむ油分によってツヤツヤに艶出しすることが可能ですが。テカリ具合を均一にして整ったツヤを作るにはクリームとブラッシングが必要です。

クリーム(オイル)は少量ずつ使う

まずはヌメ革についた表面の埃をよく払い落としたら、クリームをしみ込ませたウエスでヌメ革をもれなく磨いていきます、このときクリームのつけすぎは不自然な艶出しになってしまう危険があるので少しずつ様子を見ながら量を調節していきます。クリームを塗り終えたら、このままでも煌びやかな光沢が出来上がりますが、さらに美しさを増すために馬毛を使ったブラシで優しく触れていきます。

ブラッシングの重要性

「ブラッシングなんて埃よけ程度の手入れでしょ?」という認識から、あまりブラシでの手入れに注力しない方も少なくありませんが、実はブラッシングこそメインと言っても過言ではないお手入れの基本になります。もちろん小さなゴミをかき出すといったクリーニング面での効果もありますが、馬毛の細くて柔らかい毛質がヌメ革の細かい隙間に入り込んでいくので、ウエスで伸ばしただけでは届かないところまで、オイルをいきわたらせる効果も期待できるのです。

ヌメ革のクリーニング方法を紹介

手についた汗や油によってヌメ革に目立つシミが付着してしまった場合、クリーナーを使用したクリーニングを行います。クリーナーによるクリーニングはお手入れするうえで頻繁にする対応ではなく、夏季では3ヶ月に1度、冬季ではワンシーズンに1回ていどの間隔でクリーニングしていきます。クリーナーの使い過ぎはヌメ革を傷めることにもなりえるので、メインのお手入れとしてはクリームやブラシを扱うことをおすすめします。

クリーナー(ムースタイプ)の扱い方

クリームを塗るときの工程と同様に、まずブラシや手を使ってヌメ革についた細かい埃を取り除きます。表面のゴミを落としきったら、次にクリーナーを布に少量しみこませて、布で汚れた部分を軽くなでるようにしてクリーナー液をしみ込ませて下さい。コツは汚れた部分の周辺も不自然にならない程度に液剤を馴染ませることです。一カ所だけ重点的に汚れを落としてしまうと、まばら模様に仕上がってしまうのを防ぐためです。

【注意点】クリーニングをすると艶が失われる

クリーナーでクリーニングしていくと、ヌメ革の油分が削ぎ落されていくので最後の仕上げに艶出しを行っていきます。乾拭きでクリーナーを残りなく拭いきったら、クリームを塗って仕上げにブラッシングします。クリームとブラシをかける時間を調節しながら、お気に入りの艶になるまで磨いていきましょう。これでクリーニングの一連の流れは終了です。

ヌメ革の靴のお手入れについて

ヌメ革の靴のお手入れでは、防水スプレーを1週間に1回はかけておくべきでしょう。雨が降っている日は着用を避けます、晴れている日でも湿気を含んだチリなどが靴に付着してジワジワとダメージを与えることになるので、やはり定期的な防水スプレー加工が必要不可欠です。毎日同じ靴を履かないということも1種のお手入れ方法になります。1日履いたら1日履かずに外気や日光に当てないように休ませることも、長く使うためのポイントとなるでしょう。

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アメダスの防水スプレーは液を噴射するノズル部分のこだわりが強く、液剤を超微粒子の細かいミストにして発射することができます。文中でも解説したように防水加工にとって大事なことは、ヌメ革の小さな隙間まで液剤をまんべんなくいきわたらせることです。靴に隙間なく成分が届くので、一般的な防水スプレーよりもコーティング効果が期待できます。

ヌメ革の財布のお手入れについて

ヌメ革の財布は手に持つシーンが大変多く予想できるので、手垢が付着して衛生的にあまりよく思われないところが懸念すべき点でしょう。だからといって油落としのクリーナーをやみくもに使用してしまうと、大事な財布の寿命が縮んでしまうことも。お財布のお手入れで重要なポイントはブラッシングをマメに行うことです。

お財布はブラッシングケアが基本

革の財布のケアでは、油落としなどのお掃除は3カ月に1回程度にとどめておき、基本は大小の2つのブラシを使ってヌメ革を優しく愛ぶ(なでる)ことです。ツヤに関しては皮脂による注油で十分事足りるため、特別ツヤツヤに仕上げたいなど好みがなければ、追加でクリームを塗る必要もないでしょう。

ヌメ革のバッグのお手入れについて

革のバッグで気にかけていきたいことは湿気対策です。それは使用することで劣化していく問題よりも、使っていないときに湿気のこもりやすい環境に置くことで、湿った空気がバックの中に溜まってしまい隅にカビが生えるという問題の方が深刻です。革のバッグは使い方だけではなく保管方法に関しても、湿気対策をするなど丁寧に扱う必要があります。

ヌメ革バッグを長期保管するときの注意点

毎日もしくは2日~3日に1回ていどの高頻度で革のバッグを愛用している方は、保管方法にそこまで注力する必要はないでしょう。しかし1週間に1回かそれ以上部屋のどこかに眠らせていることが多い場合は、しまう前にしっかり汚れを落としたり乾燥材を入れたりして、カビが増殖しやすい環境を作らないことが大事。防カビに効果的なケア用品なども上手に併用して大事な、革バックを守っていきましょう。

まとめ

高級な革製品は手入れに手間をかければ、かけた分だけ上品な質感に変化していきますが、逆にケアを怠っていれば粗末な一品へと成っていくでしょう。変化の加減を調製していくところが革製品の楽しみでもありますね。ヌメ革の基本となるメンテナンスは、防水スプレーで汚れ防止、クリームとブラッシングでの艶出しすることが一般的です。クリーナーは革の汚れ度合いに合わせて使用していきましょう。

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