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フロックスとは?その特徴や種類をご紹介!フロックス属ってなに?

かわいらしく小さな花で種類も沢山あるフロックスという花をご存知でしょうか?実は私たちもよく見るあの花もフロックスの仲間なんです、今回はフロックスの育て方や増やし方病気に関する事をご紹介します。比較的育てやすい花なので、初心者の方でもチャレンジしやすいです。
2020年8月27日
Sora007
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目次

フロックスってどんな花?

フロックスとは小さい花で仲間が67種もあり咲く色や咲く場所もバラエティー富んでいて、観賞植物として人気のある花です。
フロックスには一年草と多年草の2種類の園芸品種が販売されています。比較的育てやすい花なので初心者の方でもチャレンジしやすい花としても人気があります。

フロックスの分類と開花時期

フロックスはハナシノブ科フロックス属に分類される植物で、開花時期は品種によって異なりますが、主に3月~11月と長い期間楽しめるのも特徴的な花です。

フロックスの種類・品種

①キキョウナデシコ(ドゥラモンディ種)

この種類のフロックスは暑さに弱いので夏前には枯れてしまう花です。
一年草は種を蒔いてから花が咲くまでの期間が短いのと開花後の手入れなども必要ない為初心者の方には育てやすい種類です。暑さに弱い種類もありますが今は交配しつくられた種類もあり暑さにも強く秋頃まで楽しめる種類のフロックスもあります。
ブーケのように花同士が寄り添って咲くのが特徴的なフロックスです。色はピンク・白・赤・紫などの色があります。

②クサキョウチクトウ(パニキュラータ種)


クサキョウチクトウ(別名オイランソウ)このフロックスは多年草で数年そのまま植えていても花が咲く種類です。草丈が長く1メートル程の高さになる為花壇に植える際は他の花よりも後ろに植えるとより華やかになります。宿根フロックスとも呼ばれておりカラーバリエーションも豊富で赤・白・ピンク・紫・がありますが最近では複色系といって1つの花に複数の色を含む種類もあります。

③ツルハナシノブ(ストロニフェラ種)

この品種のフロックスは地面を這うようにして咲くのが特徴的な花で、グラウンドカバーとして育てる種類です。基本こまめな手入れを必要としないので初心者の方に人気の種類です。
ストロニフェラ系とディバリカタ系の品種があり見分け方としては葉が細く長いのがディバリカタ系の品種で葉が丸みを帯びているのがストロニフェラ系の品種です、色も紫・白・ピンク・ブルー系があります。

④シバザクラ(スプラタ種)

シバザクラは名前の通りさくらの花に似た花を咲かせる花でグラウンドカバーとして育てられる事が多い種類です、春の満開期になるとまるで花の絨毯を敷いたようになりとても綺麗でこちらのフロックスの品種も園芸種の中で人気の高い花です。小さなフロックスの花が密集して咲くので色も映えるピンク・薄紫・白・赤とあり複数の色と合わせて植えるととても綺麗です。

フロックスは品種によって育て方が変わってくる

フロックスと言ってもその種類は多く品種毎にフロックスの育て方が異なります。どのように異なるのか簡単にまとめました。

ドゥラモンディ種

キキョウナデシコ(ドゥラモンディ種)を育てるのに適しているのが日当たりがよく風通しのよい場所が良いです。暑さに弱く寒さにも強くないので西日が当たらない場所を選ぶのが良いです。咲き終わった花はこまめに摘み取るようにしましょう、そのままにしておくと病気になってしまう可能性もあります。水をあげる時に花の状態を見てあげるのが良いです。

スプラタ種


シバザクラ(スプラタ種)は日当たりがよく風通しの良い場所を好みます、グラウンドカバーと言って地面に這うように咲く花は絨毯を敷いたようにも見える植え方がとても人気で園芸品種として人気のある花ですが、踏まれてしまうと花が弱ってしまうので花壇など踏まれない場所に植えてあげましょう。

ストロニフェラ種

ツルハナシノブ(ストロニフェラ種)を植えるのに適した場所は日向を選び水捌け良い場所に植えます。寒さに強く耐暑性もありますが、それほど強いわけではないので西日に当らない場所に植えるのが良いです。

パニキュラータ種

クサキョウチクトウ(パニキュラータ種)は元々熱帯植物なので暑さにはとても強いですが寒さにはとても弱いです、日当たりの良い場所に植えてあげないと葉や花が落ちてしまいます。日当たりが悪いと病気でなくてもそのような現象が起こりますので十分な日が当たる場所を選ぶのが良いです。

フロックスの増やし方

フロックスは株分けと根伏で増やす事が出来ます。株分けのタイミングはは3月~5月か10月の植え替えの時。根伏での増やし方は植え替えの時に株を掘り上げ根に付いた土を洗い落とし、その中から元気のある根を選び12センチ程の長さにカットして用土を入れた箱などに寝かせ埋めます。その後、水やりを欠かさず、半日陰の場所で発芽するまで育てます。

フロックス属とは?どんな病気になりやすい?

このフロックス属は種類がいくつもあるのが特徴的な花でもあります。他の呼び方でクサキョウチクトウと呼ばれますが同じ花の種類です。


フロックスがなる病気

フロックスの品種によって病気になりにくい種類もありますが、共通して注意するのはうどんこ病とアブラムシです。多年草か一年草かでも変わってきますが、この2つの病気には注意しましょう。
放置しておくと他の花にまで病気が感染してしまう恐れがあります。見つけたら早めに対処しましょう。

上記の画像がうどんこ病になった葉です。このような葉を見つけたら被害が大きくなる前にすぐ取り除いてください。

まとめ

フロックスには一年草と多年草があり品種によって育て方も違えば咲く花の形や草丈の高さも違い非常に華やかで見て楽しめる花で、育て方も複雑な事はなくその種類にあった場所をきちんと選ぶ事が重要です。
初心者の方でも気軽に育てられるのもフロックスの魅力でもあります。詳しいフロックスの育て方の記事もあるのでそちらも是非ご覧ください。

フロックスを育てる詳細が気になる方はこちらをチェック!

これからフロックスを育てようかなと思っている方の為に役に立つ情報が詳しく書いてあります。