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炭起こしで簡単に着火させる方法は?コツや着火剤、バーナーの使い方を解説!

キャンプやバーベキューは炭を使った料理が楽しいですが、火起こしが大変ですよね。特にツーリングなど荷物をたくさん持てないときに炭の火起こしはいろいろな道具が必要になるので大変です。そこで少ない道具でも簡単に火起こしできる方法を紹介します。
更新: 2021年7月11日
揚げ餅
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この記事で紹介しているアイテム

ガスバーナー トーチバーナー イワタニ カセットガス 岩谷 CB-TC-OD ガス1本付き

ロゴス ゲルネンミニパック

火起こし 送風機 手動 ブロワー

練炭バサミ メッキ仕上

火起こしとは

マッチやライターでは熱量不足になるほど難しい

炭火は飲食店でもポピュラーになり炭火焼き専門店などが出てきましたが、実はかなり着火が難しいと言われています。バーベキューも炭を使いますが、ライターやマッチを使って着火するのは無謀です。炭の燃やし方は基本的には着火剤を利用して火を徐々に大きくしていくのがコツになりますが、薪のように簡単にではありません。オガ炭や備長炭はとくにつかないため、バーベキュー初心者に大きく立ちはだかる難関になります。

熱量のあるバーナーでも時間がかかる

ガスバーナーがあれば実は簡単に着火できます。ガスバーナーでつかないということはないで炭を長時間燃やすだけです。燃やすだけで何のコツもなくできるシンプルな方法ですが、時間がかかるため有効な手段とは言えません。前述した炭の中でも特に難しいと言われている備長炭やオガ炭はガスを大量に消費してやっと着くのでガスバーナーで長時間燃やすより着火剤を使用したほうがいいでしょう。

火起こしの道具と使い方1

炭の火起こしに必要な道具とは

着火に直接関係する道具としては焚き付けとなるバーナーや着火剤が必要です。フィールドで集める場合は松ぼっくりなどの燃えやすいものを集めてきてそれらを着火剤として燃やす方法もあります。いずれにせよ炭がつかないのは間違った方法や道具が足りていないことが多いので必要な道具を紹介しますね。下記のいずれかの道具があればバーベキューが楽です。

バーナー

ガスバーナー トーチバーナー イワタニ カセットガス 岩谷 CB-TC-OD ガス1本付き

カセットボンベを装着して使う小型のバーナーでいろいろなメーカーから発売されています。使い方はガス缶をセットしてガス調整のつまみを回してからトリガーを引くだけなので簡単ですよ。トーチともいい高機能なものは逆さでも使えます。炙り料理でも使われていますがメーカーによってはアウトドア専用のモデルが発売されていますよ。

着火剤

ロゴス ゲルネンミニパック

固形タイプとジェルタイプの2種類に分類できます。固形タイプとチューブや小袋(パック)に入ったジェルタイプでは多少使い方が異なりますが、どちらも焚き付けの段階で使っておく道具で、足りなかったからといって途中で(燃えている状態)での継ぎ足しは大変危険です。

チャコールスターター

一番簡単に火がつけられるのではないかと言われているのが、チャコールスターター(チャコスタ)です。オガ炭などを中に入れておくと自然に燃えていくので便利な製品です。使い方はチャコールスターターに炭を入れて、焚き火台の上で火をつけた後にチャコールスターターを置くだけです。10分程度で火起こできますよ。商品によって形や大きさが違うので好みのものを見つけてくださいね。

ブロワー

火起こし 送風機 手動 ブロワー

風送るためどの道具で人間が直接吹きかけるよりも楽と言われていて狭い隙間に的確に風を送れるのであると便利ですよ。色々なタイプがありますが、紹介したふいごはハンドルを回すだけで風を効率よく送れるので火の勢いが落ち着いてきた時に使ってみましょう。無くてもうまく燃えれば大丈夫です。

火起こしの道具と使い方2


バーベキューを安全にするための道具

火傷防止やマナーとして必要になる道具を紹介していきます。例えば革を使った耐火性能のある手袋や焚き火台などは必要になる道具です。炭は火がつきにくいが、一度燃えだすとなかなか消えないのでバーベキューを長く楽しめるます。消火するときも消えない特性があるため大変です。

炭つかみ

練炭バサミ メッキ仕上

炭つかみ、トングといわれる道具も必要です。組んだ炭をコンロの上に広げるときなどに使いますよ。バーベキューをするなら食品用のトングだけではなく炭用の専用のトンがあったほうがいいでしょう。

火消し壺

炭を安全で簡単に消化するための道具で使用済みの炭も、火消し壺で消火すると次回また使えるようになります。構造的には酸素を遮断してこれ以上燃えないようにするだけなので土鍋などでも代用できるのですが、専用のものが持ち運びしやすく軽いのでおすすめですよ。燃焼には「酸素」が必要というのは大切なポイントで炭に火がつかない原因にもなります。使い方は炭をいれて蓋をして放置するだけです。

炭の燃やし方と着火方法

火起こしの方法を覚える

炭を使うときの手順の確認をしてみましょう。焚き火をするときとよく似ていますが、用いる道具で多少燃やし方が変わってきますよ。基本的にはバーナーで燃やし続けて力技で強引にするより着火剤で小さな火をおこし焚き付けを作ってから炭を燃やしすほうが簡単です。

火起こしの動画を紹介

一般的な方法は着火剤を下にして、炭を組んでいき火をつけてから大きな炭を加えていく方法です。この燃やし方が基本となります。最初は砕けたり折れたりしている小さな炭を使うことで少しでも燃えやすくし、小さな炭が燃えて火力が出てきた頃に燃えにくいオガ炭などを加えていきましょう。小さな物から大きなものへと燃やすのがコツです。

ジェルタイプは炭に塗る

間違いやすいのですがジェルタイプの正しい燃やし方は炭の上に垂らす(塗って)使います。固形は下、ジェルは直接塗る違いがあるので注意してくださいね。紙などの薄いものは組んだ炭の隙間に入れるなどいろいろなコツや燃やし方があるので紹介していきます。

炭が難しい理由

木より燃えにくい

そもそもなぜ難しいのかと言うと、木が酸素が不十分な状態で燃焼して炭化できる炭は燃えやすい物がなくなっている状態なります。食物繊維のセルロースは燃えやすいですが木炭となった状態では殆どなく低温で着火でできない炭素が残るため、燃えだすにはに莫大な熱量が必要になります。これが炭の火起こしが難しい原因の1つで、大きな熱量を与えるためには空気通り道を確保した積み方が必要になってきます。

隙間が空いていない


つかない理由として大きな要因となるのが積み方です。炭を隙間を開けずにきれいに積みすぎていたり、量が多いと酸素が足りなくて消えることがあります。空気が入りやすいように平らに積むのではなく立体的に積むのがポイントですよ。炭がつかないのは燃焼に至るまでのエネルギー料と酸素が足りていないので両方の条件を満たした燃やし方すれば大丈夫です。

炭の火起こしのコツ1

バーナーだけを使ったやり方

確実な方法にはなりますが、時間はかかる上スマートではない力技のため、あまりおすすめしません。バーナーだけを使う燃やし方はどうしてもつかないときなどにおすすめします。コツは特に無いのですが、燃えにくいものなので全体を燃やそうとせず1本に集中して火をつけるようにしましょう。炭火焼き専門店などの業務で着火する時に主に使われる方法でオガ炭だろうと備長炭だろうと、バーナーを長時間使えばつかない炭はありません。

バーナーだけ使うメリット

時間がかかるというのが最大のデメリットですが、メリットとしてはコツもなく簡単で、着火剤を使わないので着火剤の臭いを気にしなくてもいいというのがメリットです。新聞紙やダンボールなども本来は着火剤ではないのでインクの臭いなどが気になるという方も多いのではないでしょうか?そうした心配なくバーベキューを楽しめる燃やし方が、バーナーのみを使って1本、1本つけるやり方です。燃えにくいオガ炭も確実につきますよ。

炭の火起こしのコツ2

紙を使っったやり方

紙を使ってする方法もポピュラーな方法でTVで紹介された「西岡式」が有名です。炭を適当に組むのではなく新聞紙をねじって薪のようにしてから新聞紙を組んでいくのコツになります。やり方は棒状にした新聞紙をキャンプファイヤーと同じ井桁状に組んでいきます。井桁型というのは火が大きく起こる組み方になりますよ。新聞紙が組めたら新聞紙を取り囲むようにい炭を並べ最後は新聞紙に着火するだけです。

崩すのは炭が燃えてから

失敗しないコツとしては全てのやり方でも言えることですが。新聞紙などの着火剤が燃え尽きたから広げるのではなく炭自体に火がついてから広げないとせっかく立体に炭を積んだ意味がなくなります。石岡式で説明すると新聞紙の周りを炭で取り囲むことで、煙突と同じ働きをして常に酸素を取り囲む状態になるからです。この状態を崩してしまうと結局は燃えにくくなるので慌てず炭がしっかり燃えてから広げましょう。

炭の火起こしのコツ3

形状が整っているからできるやり方

燃えにくいですが高級炭のように長く燃え続けるオガ炭は、原木から作られた炭ではなく製材した時に出るおが屑を形成して作っている炭のため形がきれいに整っています。さらに爆ぜることが少なく安価で、燃えにくいというデメリットよりもメリットが多いのが特徴です。オガ炭の燃やし方としては形がきれいなので燃えやすい用に立体的に井桁を組んでいって真ん中で着火剤などを燃やしていきましょう。高く組むというのがコツになります。

燃えやすい炭を利用る方法

もう一つのコツは着火剤として燃えやすい黒炭を使う方法もあります。チャコールスターター(火おこし器)があれば、つけやすいので持ってる方は使ったほうがいいでしょう。

炭の火起こしのコツ4

着火剤のタイプに注目


使い方は前述したように固形は下、ジェルタイプは上です。ただしパックに入ったものは下に置き中身を取り出さずにパックごと火をつけて使います。コツは特に無いのですが、ジェルタイプは継ぎ足して使わないことが大切です。燃え広がったり爆ぜたり大変危険ですよ。

固形タイプを使ったやり方

固形タイプ使った方法は一番下に着火剤を置き炭をやはり立体的に組んでいって着火剤を燃やすだけです。あとは基本的には風を送らなくても燃えていきますが状況によって変わるので火の勢いを見ながらふいごなどを使ってくださいね。炭に燃え移る前に風を起こすと燃えづらいと言われています。炭を燃やすにはゆっくり高温で燃やし続けるのが大切です。

ジェルタイプの着火剤を使ったやり方

ジェルタイプは炭に直接塗って、塗った部分に着火させていきます。塗る時は一箇所だけではなく数箇所からまんべんなく塗っておくと着火させやすくなりますよ。またかなり贅沢な方法になるのですが、固形とジェル両方を同時に使うことで簡単になるので自身がないという方は試してみてはいかがでしょうか。着火剤自体は100円ショップにもあるので固形のいいものを買ったらジェルは100円ショップという方法でもいいでしょう。

炭の火起こしのまとめ

空気の流れと立体的に高く積むのコツ

フリー写真素材ぱくたそ

簡単に火起こしができるチャコールスターターのように立体的に高く組むのがポイントになります。そしてつかないのは熱量が炊いていないということなので燃えやすいものを使って長く炭を燃やしてみてください。煙突のように組めない場合はきっちり並べるのではなく適度に風が入るように並べましょう。バーナーを使えばつきますが時間がかかるので着火剤などをうまく使うと時短できますよ。

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